ギリギリのとこにおって、自分じゃどうにもならんで…
つらかった。
あの火を見てたら、父親も母親もあの女も、全部消えてったんよ。
自分を縛るもんは誰もおらん。
そう思って上向けた。
大げさかもしれんけど、成瀬くんが火で私を救ってくれたって思った。
Nのために 第9話
2004年。都内のマンションの一室で殺人事件が起きた。
被害者は会社員の野口貴弘と、その妻・奈央子。
警察はその場に居合わせた西崎真人を容疑者として逮捕した。
事件の現場には犯人・西崎真人の他に杉下希美、成瀬慎司、安藤望の
三人が居合わせていた。
西崎真人は事件直後、弁護士にこう話している。
「すべてはNのために」
2015年。
希美は倒れ、病院で目覚めた。
ベンチで座って休んでいると、小さな子供が何か持ってきて手渡す。
四葉のクローバー。
ありがとう…。
と微笑んで受け取り、すぐに小さな坊やにそれを返す。
でも、これはボクが持ってて。
自分にはもう必要のない物だと思った。
涙が溢れる。
青景島を出るフェリーに乗ろうと桟橋に向かっていた成瀬は、高野からの電話で
足止めされた。
帰るとこ引きとめてすまん。
何かあったん?
夏恵が…おらんなった。
何で?
すぐ見つかるけん…。みんなも捜してくれとるし。
心配いらん。
心配そうな表情の成瀬に高野は夏恵が書いた手紙を渡す。
「もっと早くにこのことを伝えられていたら、どんなによかったかと思います」
そこに書かれていたのは14年前の火事の真実だった。
「さざなみに火をつけた人のことです」
「その人が誰かを知っていて、今まで隠していました」
成瀬と父の周平が火の中に残っていると聞き、夏恵は火の中に飛び込んだ。
グッタリ座り込む周平を助け出そうと起こしたが、周平は動かなかった。
何で助けに来たんぞ!
死なしてくれや。
周平の側に転がるオイル缶を見て、夏恵は全てを察した。
放火して自殺し、息子に生命保険を残したい。
自分の全てだった店を売った男が絶望の中で取った行動。
「泥沼でもがくような周平さんを見ていられなかった」
「周平さんに疑いがかからぬよう放火の事実を隠し、証拠品から指紋を
拭き取りました」
「警察官の妻でありながら犯人隠避罪、証拠隠滅罪という二つの重い罪を犯しました」
真実が知れたら多くの人に迷惑をかける。
夫の仕事を奪ってしまう。
どうしても言えなかった真実が重しになって夏恵は声を失った。
書いてあることはホントやと思う。
成瀬は高野に手紙を返した。
全て解っていた。
あの日、成瀬は希美から奪ったオイル缶を持って海へ向かっていた。
家を出る前に暗い過去を全て捨てたかった。
缶を黒い海に投げ捨てて、さざなみに向かった時、炎が上がっているのが見えたのだ。
お前は…分かっとったんやな。
うすうす分かっとって最後まで聞けんかった。
俺が疑われとったし、それでええと思った。
希美ちゃん…お前がやったと思うてかばったんやな。
そう。希美は成瀬が放火したと思っている。
成瀬はその思いをそのまま受け止めた。
あんとき車ん中で、希美ちゃん何を言うたん?
大したことやないよ…。
奨学金の申請書を手渡して、希美は成瀬にささやいた。
「成瀬君なら、どんなことやってできるよ」
俺が暗い方、向かんようにそう言うてくれた。
杉下は俺を守ってくれた。
スカイローズガーデンの事件のあと、またお互い会わんようになって
杉下が どんな気持ちでおったんか、ようやく分かった。
10年前、それぞれに大事な相手がおったそうやな。
俺は杉下やった。
お前の「N」は希美ちゃんやったか。
なのに会わなくなった…。
連絡先を貰ったけれども、希美は電話に出なかった。
成瀬にとって、今、希美は青景島と東京よりも遠い存在になっていた。
西崎は事件以来初めて父親に会っていた。
父は、児童を虐待するような女に息子を渡した事を後悔していると言った。
犯罪を犯してしまった人間が社会で生きていくのは楽なことじゃない。
覚悟してます。
事件のことで世話になった人間には恩を返すといい。
そして、ときどきは帰って来いと言ってくれた。
街はクリスマスだ。
クリスマスのイルミネーションで飾られた家。
中ではしゃぐ子供が窓から見える。
家族。
西崎が持てなかったもの。
そして、希美が持てなかったもの。
西崎は考える。
「世話になった人間には恩を返す」
安藤に会った。
安藤は今でも杉下のためならば崩れ落ちそうな吊り橋を渡ると言った。
大した話じゃない。
ただ…あの日がなければ杉下は幸せになっていたんじゃないかなとか思うと
胸が痛む。
これからだよ。
西崎さんも、杉下も、俺も。
これから…
それは、希美にはもう無い。
あの事件の時。
希美はインターホンで叫んでいた。
助けて…助けて成瀬くん!
今、希美は誰を呼んでいるだろう。
西崎は成瀬に電話を掛けた。
もう一度、杉下を助けてやる気はないか?
杉下本人は誰の助けも必要としていない。
だが、あるいは成瀬君ならと思ってね。
…相変わらず回りくどいですね。
単刀直入に言おう。
杉下は…。
いつでもホスピスに入れるようにすっかり片付いた部屋で、希美は久しぶりに
成瀬からの電話を受けた。
今、下におるんやけど。
ベランダに出て下を見た。
成瀬が立っている。
何で成瀬君がおるん!?
島に帰っとった。これ、うどん。
ありがとう……。
やけど、何で成瀬君がここにおるん?
西崎さんが教えてくれた。
10年ぶりに成瀬と2人で話した。
海辺の遊歩道を並んで歩く。
島はどうやった?
変わらんよ。
さざなみの放火事件も解決つきそうや。
希美は息をのんで成瀬の横顔を見た。
みんな俺を疑っとったけん、杉下が庇ってくれて助かった。
どういうこと?誰がやったん?
もうこの世にはおらん人や。
恨みごと言いたくても言いようないけんな。
成瀬くんやないんよね?
ないよ。
ほうよね…。
違うんよね…。
私、とっさに嘘ついてしまったんよ……。
「罪の共有」
それは勘違いだった…。
成瀬はやっていなかった。
ギリギリのとこにおって、自分じゃどうにもならんで。
つらかった。
あの火を見てたら…
父親も母親も、あの女も。
全部消えてったんよ。
自分を縛るもんは誰もおらん。そう思って、上向けた。
大げさかもしれんけど、成瀬くんが火で私を救ってくれたって思った…。
言ってしまってからハッとする。
大事な家が焼けたのに、何てことを考えていたのだろう。
しかし、成瀬は微笑んでいる。
そんで。上には行けた?
ほうねえ…。
私、欲しいもんはそんなにない。
食べるもんがあって、帰るウチがあって、それを誰にも取られんなら…
それでええんよ。
どん底におる気がして、そっからはい上がる出口がうんと上に見えたんやね。
手が届かんくらいの。
ずっと上に。
成瀬は今は神楽坂のフレンチで働いているという。
この春には東京を出て島へ帰ると。
島でオープンする店に誘われた。
地に足のついた所で、人の思い出に残るような料理作れんかなと思って。
ええね。
成瀬くんらしいね。
一緒に、帰らん?
ただ…
一緒におらん?
※※※
泣きっぱなしだった。
音楽に歌に、セリフに…役者さんたちの表情に。全部持っていかれた。
どん底に沈み込んだ人間の苦しさを理解して火の中で必死にその犯罪を揉み消そうと
した夏恵は、成瀬を庇って必死に嘘をついた希美と重なる部分がある。
希美は自分の家に火を点けようとし、成瀬は自分の家に火を点けた。
どん底の中から這い上がるための「罪の共有」。
全ては希美の思い込みだった。
それでも希美は良かったんだ。
燃える家を見て、希美は成瀬はやったと思った。
そして、自分も何をしても這い上がれると思った。
希美が言っていた通り不謹慎な話だが、放火が希美を解放した。
希美が上へ上へと望んだのは、自分の足元が沈み過ぎたから這い上がり
たかったんだね。
ただの向上心や野心ではなく。
沈み込んだ闇が深すぎたんだ。
全ては親のせい。育ちのせい。
あの親たちは、今、どうしているのだろう。
ホスピスに入ろうとしていた希美を成瀬は救いに来た。
泥沼に沈み込む位置では無く、最期に引っ張り上げるために。
冬の海は寒い。
病気の事には何一つ触れず、希美にマフラーを掛けてやる成瀬の優しさに泣いた。
ただ…。
希美は、成瀬のこの優しさを受け入れないかも知れない、と思った。
西崎の言う通り、
「杉下は誰の助けも必要としていない」
一人で死んでいくつもりなのだから。
2004年。
「N作戦2」は予定の変更から始まった。
奈央子からのSOSを得て、西崎はレストランスタッフとして潜入する予定を
変えて花屋として先に入ることにした。
そしてクリスマス当日。
花屋は激混みで時間通りに行かず、希美は野口への将棋指南で時間を
稼ぎ切る事が出来なくなって、ついに野口が勝つ手を教えてしまう。
それから知るんだよね。
この勝負で安藤が負けると僻地へ飛ばされるのだと。
安藤を守るために。
希美はたぶん、言ってしまったのだ。
野口が将棋どころじゃなくなるような事を。
西崎が今、奈央子を連れて逃げ出そうとしているという事を。
そのとき考えていたのは
大切な人のことだけだった。
その人の未来が明るく幸せであるように。
みんな一番大切な人のことだけを
考えた。
希美は「安藤望」のために野口に計画を漏らした。
希美は安藤のことを好きだったんだ。
たぶん、何事もなければ安藤と結婚していたのだろう…とは先週も書いた
気がするけれども…本当に好きだったんだね。
自分を高い所に連れて行ってくれる人。引っ張り上げてくれる人。
それを「愛」と思いこんだだけかもしれなくても。
希美は「望」のために。
成瀬は「希美」のために。
西崎は「奈央子」のために。
だったら、安藤は何だったのだろうか。
嫉妬や欲のためにチェーンを掛けたわけではなくて?
「N」のためにチェーンをかけたの?
正直、2004年の事件はもうあまりどうでもいいのだけど、これ野口を殺した
犯人は奈央子だよね。
西崎は奈央子を庇っているのだと思う。
そして奈央子は自殺か相討ちか…。
夫婦喧嘩に巻き込まれたって結果になりそうな気がする…。
(そして西崎…自分が巻き込んだ計画に遅刻しないで~・泣)
安藤は西崎に頼まれて密室にするためにチェーンを掛けたのかも知れない。
西崎は成瀬に希美の病気を伝え、安藤には伝えなかった。
最期には成瀬が希美を看取ってくれればいいと個人的には思っている。
けれども、安藤にも幸せになってもらいたい。
来週は最終回。
たぶん、今期一番のめり込んだドラマの終わりだ。
どんな結末でも受け入れるけれども、希美が幸せな気持ちで過ごせる
最終回であってほしいな…。
高野(三浦友和)と再会した成瀬(窪田正孝)は、15年前のさざなみ放火事件の
真実を知ることに。
一方、病院に運ばれた希美(榮倉奈々)は、主治医の多田(財前直見)に、ある決意を
打ち明ける。
そんな希美の前に、成瀬が現れ・・・。
遡ること10年前、希美、成瀬、西崎(小出恵介)は、クリスマスイヴに奈央子
(小西真奈美)をDV夫から救う作戦を立てる。
そして当日、野口宅へ訪れた希美は、思いがけない窮地に立たされる。
希美が窮地に立たされていた時、成瀬、安藤(賀来賢人)、西崎もそれぞれスカイローズ
ガーデンを目指していた。
まもなく彼らが野口宅へ到着する。
希美は考え抜いた結果、ある選択をする。
それが悲劇の始まりだった。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2015年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
杉下希美・・・榮倉奈々
成瀬慎司・・・窪田正孝
安藤望・・・賀来賢人
西崎真人・・・小出恵介
野口貴弘・・・徳井義実
野口奈央子・・・小西真奈美
杉下晋・・・光石研
杉下早苗・・・山本未來
宮下由妃・・・柴本幸
成瀬周平・・・モロ師岡
成瀬瑞穂・・・美保純
杉下洋介・・・葉山奨之
桐野繭子・・・伊藤裕子
池園和幸・・・山中崇
広田公之・・・福田転球
高野茂・・・三浦友和
高野夏恵・・・原日出子
野原兼文・・・織本順吉
※スタッフ
脚本 … 奥寺佐渡子
演出 … 塚原あゆ子
プロデューサー … 新井順子
音楽 … 横山克
原作 … 『Nのために』湊かなえ
主題歌 … 『Silly』家入レオ
公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp/
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コメント
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終わってしまいましたわね~…。
>このセリフに 杉下が安藤を好きなのはわかってるけど、というニュアンスを感じたんだけど・・・どうですか?
そういう事でしたね。
希美が1人ぼっちにならなくて済んで、私はそれだけでもう幸せです。
視聴者のほとんどが望む結果になったのではないかなぁと。
いいドラマでした^^
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くうさん&皆さん同様 成瀬のセリフに泣けました。最高に美しいシーンでした。
今までの丁寧な描写があってこその、だったし このための今までだった気にすらなりました。
で、何回もリピしてたら このセリフに 杉下が安藤を好きなのはわかってるけど、というニュアンスを感じたんだけど・・・どうですか?
10年連絡をとらなかったのは そのせいなのかなって・・・
最初は 成瀬が希美が刺したと思ってて 放火の時の希美とおんなじことをしたのかなーと思ったけど。(わたしも刺したのは奈央子自身じゃないかと思ってます。)
くうさんと同じく事件のことは見守ろうという気持ちのほうが強くなってて それより希美のこの先が気になってます。
成瀬といっしょにおってほしいけど 島でというのがひっかかる。わたしだったら 父親がいるあの島はイヤだから(心の狭い人間なもので^^;;) でもひとりにはなってほしくないです。
どちらにしても今夜全てがわかる・・・わかってしまう。終わるのが淋しいです。
Nのために #09
公式サイト(終了) 2014年。希美(榮倉奈々)は、医師の多田(財前直見)から余命1年と
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ウチが切っ掛けで見てくれたなんて嬉しいです~!
ほんと、私もドはまりなんですよ~。
>私もやられましたぁー 何度巻き戻したことか。。(恥
希美に成瀬君がいて、ほんとに良かった。。。泣泣
窪田くんだからこその自然な演技がまた泣かせるんですよね(;_:)
でも希美は断っちゃうんだろうな~って予感もします…。
>謎の部分は、私的には、あとは安藤のチェーンだけです。難しそうだけど、納得できる理由があるといいな。
ですよね。
あれは想像する事しか出来ないですよね。今のところ…。
どんな真実があるのか安藤がどういう気持ちだったのか知りたいですね。
最終回に期待します~!
SECRET: 0
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こんにちは! もうドハマリしてます(笑)
見始めたのは、実はくうさんレビューのおかげなんですよ。あまりに熱が籠っていたので、見てみようかな、、、という気になり。。。ほんとありがとうございましたm(__)m
>ただ…
>一緒におらん?
私もやられましたぁー 何度巻き戻したことか。。(恥
希美に成瀬君がいて、ほんとに良かった。。。泣泣
このドラマって、展開は予想通りになっても、そこに思いがけない切ない理由がくっついているから、すごいなーって思うんですよね。それぞれの行動がちゃんと納得できる。そこがとても好きです! 謎の部分は、私的には、あとは安藤のチェーンだけです。難しそうだけど、納得できる理由があるといいな。
そして、、、どうか希美が幸せに最期を迎えられますように。。。!
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>大切な人だからこそ病気のことも知らせたくない、
そういう事なのかな…そこまで安藤に愛があるのかな…。
>慎司と希美の関係はなんだろうね。
慎司にとっては愛情なんだろうけど、希美にとっては恩人のようであり、同志?
そんな朝市みたいな位置づけ…(;_:)
だとしたら希美は島には帰らないな…。
ほんと、両親には全く言わずに終わるんだろうかね。
そーいえば、弟はどうしているんだろう。
>私的には慎司に見守られて最後の時間を過ごして欲しいけど、
もし安藤のことが本当に好きなんだったら素直になって欲しい気もするわ~
それは確かにそうだ。
最後くらい自分の幸せのために心の中全部ぶちまければいいと思うの。
安らかな最期を迎えさせてあげたい…。
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>島に一緒に帰ろうと言った後の長い沈黙のあと、絞り出すように出た「ただ… 」が、ほんとに素晴らしかった。あそこで話が終わってもいいとさえ思いました。
私もです…(だからセリフ上げもそこで切ってしまいました^^;)
>予告のように「みんなありがとう」の心境になるために、安藤も強引に何かしたのではないか?と思ってます。
チェーンを掛けたのは自分のためではないですよね。
たぶん誰かのために…西崎かなぁと思っているのですが…。
来週は本当に寂しいです。
映像もストーリーも素晴らしいドラマでした。
最後まで見守ります。
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ただ、一緒に…
って言うのはとっても成瀬くんらしいですよね~。
無理強いのない優しさ(;_:)
>取り巻く状況は厳しいけれど、みんな誰かのためを思って行動してる。温かいです。
そうですね。
そのやり方は必死過ぎて他者への影響が大きすぎましたが、それぞれが
それぞれのNのために何かやった事は確かですね。
切ないですね…。
Nのために「最終章~前編~今夜事件の幕が開く!」
14年前の火事事件。「さざなみ」の放火疑惑に関しては、成瀬(窪田正孝)のお父さんが自棄になって火をつけ、高野(三浦友和)・妻・夏恵(原日出子)さんが駆けつけ、真相を知り、警官の妻としては、あるまじき行為として、証拠を操作。その罪の意識ゆえんに、「声を失った」んですね。その事実を、杉下希美(榮倉奈々)に告げた、成瀬… 胸キュンでした。そして、引っ張りに引っ張った、10年前の事件希美は、セレブ夫…
Nのために 第9話
第9話「最終章〜前編〜今夜事件の幕が開く!」2014年12月12日 2014年。希美(榮倉奈々)は、医師の多田(財前直見)から余命1年と宣告されていることを誰にも告げない決意を固めていた。 同じ頃、青景島に帰省していた成瀬(窪田正孝) が東京に戻ろうとしていると、高…
「Nのために」第9話 感想
料亭「さざなみ」に放火した犯人が分かりました。
それは2004年の野口夫妻の事件とは全く関係ないものでした。
希美は成瀬が火をつけたのだと勘違いし、高野に一緒にいたと答えます。そして車の中の成瀬に言った言葉は「どんなことだってできるよ。」でした。
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今回も1時間があっと言うまでびっくりしたよ(笑
希美のNは安藤だったね。
大切な人だからこそ病気のことも知らせたくない、
自分の側にひっぱりこみたくない。
屈折しているけど、それが希美の愛情なのかな・・
慎司と希美の関係はなんだろうね。
慎司にとっては愛情なんだろうけど、希美にとっては恩人のようであり、同志?
10年前の事件の時、慎司には素直に助けて!って言えたみたいだし。
私的には慎司に見守られて最後の時間を過ごして欲しいけど、
もし安藤のことが本当に好きなんだったら素直になって欲しい気もするわ~
来週、ついに最終回。さびしいのう・・・
みんなに幸せになって欲しいよ。
Nのために 第9話
「最終章〜前編〜今夜事件の幕が開く!」
内容
2014年。
痛みのため街で倒れてしまった希美(榮倉奈々)
医師の多田(財前直見)から、家族に知らせないのかと問われるが。。。。
そのころ、島にいる高野(三浦友和)は、慌てていた。
妻・夏恵(原日出子)が、書…
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こんにちは。
昨日の成瀬くんの告白は涙、涙でした。島に一緒に帰ろうと言った後の長い沈黙のあと、絞り出すように出た「ただ… 」が、ほんとに素晴らしかった。あそこで話が終わってもいいとさえ思いました。
来週だけど、安藤にも幸せになってほしいです。
たしか成瀬くんは、吊り橋のたとえ話では、相手が望むなら行く でした。
予告のように「みんなありがとう」の心境になるために、安藤も強引に何かしたのではないか?と思ってます。
とにかく来週で終わってしまうことが寂しいです。
Nのために #09
『最終章~前編~今夜事件の幕が開く!』
「Nのために」第9話★“N作戦II”始動
「Nのために」第9話
2004年12月24日事件当日、希美(榮倉奈々)は、野口(徳井義実)に将棋で安藤(賀来賢人)に勝つための対策を教えている一方で、奈央子(小西真奈美)を守るための“N作戦II"の連れ出し役・西崎(小出恵介)の到着を待ちわびていた。だが、この対局に勝ったら、安藤を僻地に赴任させると野口から聞いた希美は…東京に戻るためフェリーを待っていた成瀬(窪田正孝)に、高…
Nのために九話&玉川区役所 OF THE DEAD十一話感想
■Nのために九話
ま、まだ引っ張るのか~(苦笑)
事件飛び越して10年後とか結構やっちゃってるから、もう今更事件の真相どうでもいいような。なんて(笑)
高野(三浦友和)の追い求めていた真相、やはり主人公達ではなかった。なっちゃんはだから口を閉ざしていたんだろうね。じゃあ、彼の、高野の今までの苦悩は、むしろこの物語での立ち位置が、まったくなんだったんだ??(汗)
SECRET: 0
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>一緒に、帰らん?
>ただ…
>一緒におらん?
このことばがもうたまらなく優しいですよね。私も涙、涙、でした。
取り巻く状況は厳しいけれど、みんな誰かのためを思って行動してる。温かいです。
でもそれが微妙にかけ違って行ってしまう。せつないです。
Nのために (第9話・12/12) 感想
TBS系『Nのために』(公式)
第9話『最終章~前編~今夜事件の幕が開く!』の感想。
なお、原作:湊かなえ『Nのために』は未読。
東京に戻るためフェリーを待っていた成瀬(窪田正孝)に、高野(三浦友和)が姿を消した夏恵(原日出子)の置き手紙を見せる。そこには、 14年前に起きた成瀬の実家の放火事件の真相が記されていた。一方、希美(榮倉奈々)が病気であることを知らない安藤(…
花は花は花は遅かった(榮倉奈々)
いつの時代だよ。 1967年の第18回NHK紅白歌合戦で聴きました。 なにもかも・・・なつかしいな。 山本リンダ(初)は「こまっちゃうナ」を歌ったぞ。 なんだかんだ・・・NHKだな。 榮倉奈々は「瞳」のヒロインだしな。 窪田正孝は「花子とアン」の朝市だしな。 賀来賢人も「花子とアン」の安東吉太郎だし