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【松本清張ドラマスペシャル 砂の器】テレビ朝日二夜連続放送

sunanoutsuwa

簡単感想まとめのみで。

本当は3月12日・13日二夜連続放送予定だったドラマである。

キャストが豪華だったのと、2004年版のTBSドラマが名作だったので、
どんな風に焼きなおしてくれるか楽しみにしていた。

松本清張氏の原作は既読、1974年の松竹映画は未見です。

 

はっきり言ってしまうと心に残る名作とはほど遠かったので、
Twitterにメモしていた事をそのまま列記します。

 

・一夜目の感想

オリジナルキャストである、女記者の存在が邪魔。(中谷さんは好きですが)。

「音楽家」のイメージが強い玉木くんが、音楽家が出てくる作品で刑事をやっている違和感も大きい。

三上さんがナレをやっている意味も解らない。主役のナレで一人称進行の方が違和感ないと思うのに。

 

2004年のTBS版は和賀の過去と現在の捜査を交互に進行していたような気がする。
だから引き込まれる部分が大きかったのでは。
こっちは捜査をダラダラ描いているので退屈感が否めない。

あと、やっぱり若手刑事を主役に持ってくるのは苦しい気がする。
主役はベテラン刑事がやって、若手はサブの位置でイケメンが可愛く
活躍している方が安心感があると思う。

 

・二夜目の感想

 

なんか・・・ダメだ・・・。
親子に対する差別の理由が浅すぎる。和賀の過去の描写が薄い。

原作どおりの設定では放送できないとしても、TBSの方はもっと差別に対する憎しみを
感じる描写が濃かった。豪華キャストがもったいない。

 

えっと・・・こんな感じ。
追記する事は特にない。

 

この手の作品は、過去を掘り起こすシーンがとても大切なのだ。
子役時代の苦悩が丁寧に描かれれば描かれるほど、登場人物の苦悩が見ている者に伝わるのである。

TBSのドラマはそこが出来ていた。
今回のドラマは出来ていなかった。
その差が大きい。

 

「4時間だから・・・」

と言うのは理由にならないと思う。

未見だが、2時間でまとまった1974年版の映画は名作だと言われているのだから。

 

また、上にも書いたけれども、差別の理由が軽いと思う。

原作は「ハンセン氏病」差別だが、そこは現代では描きにくいのだろう。

※「ハンセン病」については、Wikipediaで→

2004年版ドラマでも同じように、松本清張氏の家族からの要望で、
差別の理由は差し替えられている。

謂われない本浦家の村八分、それによる母親の死、そして父親は村に放火し、
和賀を連れて放浪の旅に出る・・・

親子の宛てのない旅路が切なく悲しく、けれども美しく描かれた。

その割合が大きかったからこそ、見ている者も和賀の行動に同情し、
全てが発覚した時は、その悲しさに涙した。

 

今回のドラマでは、和賀の行動は身勝手な殺人にしか見えなかった。

吉村の取調べで、スルッと落ちちゃう所は・・・

ええ、これで落ちちゃうの

としか思えなかった。

 

かと言って、刑事ドラマとしての謎解き部分は良かったかと聞かれたら・・・

それも、うーん・・・って感じ・・・

原作でもね、「カメダ」から「亀嵩」に至る過程は・・・どきどきしたのに・・・

 

軽いイケメン刑事ドラマに納まっちゃったという感想でした。

映画の方、これから見てみたい。
TBSのドラマも見直したいな。原田芳雄さんの千代吉、素晴らしい存在感だった。

 

    

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※キャスト

吉村 弘…玉木宏(幼少期:澤畠流星)
山下 洋子…中谷美紀
今西 栄太郎…小林薫
田島…西村雅彦
中山…合田雅吏
刑事…橋本一郎
黒崎…大杉漣
辰井…榎木孝明
和賀 英良…佐々木蔵之介
関川 重雄…長谷川博己
田所 佐知子…加藤あい
田所 重喜…小林稔侍
三浦 恵美子…紺野まひる
律子…藤井ゆきよ
三木 謙一…橋爪功
桐原 小十郎…米倉斉加年

第一夜ゲスト

山田…今井雅之
名曲喫茶エデンマスター…蟷螂襲 
BARボヌールバーテンダー…デビット伊東
すみこ…松島紫代
駅員…松永吉訓
鑑識…窪田弘和 
監察医…藤沢徹衛
技師…河西健司
秋田県亀田北警察署長…平泉成
秋田県亀田北警察署員…澤田誠
旅館女将…まつむら眞弓  
酒蔵の店主…福本清三
桑原…かとうかず子
川野 英造…森本レオ
成瀬 リエ子…吉田羊
宮田 邦郎…山口馬木也
三木 彰吉…原田龍二
吉村 妙子…杉山優奈

第二夜ゲスト

刑事…井上肇
婦人警官…中山京子
家政婦…前川恵美子
引越し業者…谷口高史
上杉…小林隆
看護婦…高橋知代
澄子…烏丸せつこ
支配人…六平直政
社長…立川三貴
医師…北川肇
住職…山田明郷
田中…木下ほうか
課長…細川純一
三木謙一の妻…鈴川法子
本浦 秀夫…青木淳耶
本浦 千代吉…山本學
お妙…江波杏子

ナレーション…三上博史

 

 

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コメント

  1. ミンミン より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    Q10にコメントして、いらいです。おひさしびりです。
    2004年度のドラマ版は、殺人、犯しちゃったら!追われても仕方がないじゃんと!そこにさめてしまったのを覚えています。
    病気になったことは何の罪もないのに・・・
    一番の感動どころが描けない・・
    他に役者さん熱演もふくめ見所とか、いいところがあったものさえ台無しになってしまったことを、思い出しました。

  2. より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    野村監督の映画「砂の器」を是非にとも観てください。
    そうしたら中居版「砂の器」に感動してる自分が恥ずかしくなりますよ。
    ホントにホントにホントに名作で、それ以外の「砂の器」の駄作加減に厭きれますよ^^;

  3. 砂の器

    なんと、これが5回目のテレビドラマ化なんですってね。松本清張作品でも、もっとも人気のある代表作のひとつ

    それだけに新機軸をもたせるべく、事件を、新米の吉村刑事(玉木宏)の視点で描き、

    オリジナル・キャラとして、野心家の女性新聞記者に、中谷美紀を配し…

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