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【ど根性ガエル】第10話(最終回) 感想

今、言ったよね。ひろし君。
自分は要らない存在なんじゃないかって。

何だい!それそんなわけあるかい!
自分の居場所が見つからない、生きている価値がない。
だから自分は必要ない。
それは間違ってるよ。

居場所が見つからなくてもね、生きてていいんだよ。
役に立たなくても生きてていいんだよ。
生まれて来たんだから生きてていいんだよ。

 

ど根性ガエル  第10話

    ど根性ガエル

 

あのTシャツにボンヤリ移った黄色い痕だけ残して、ピョン吉が消えてしまってどれくらい経ったのか。

ひろしはいつものようにヘラヘラ笑いながら母ちゃんと朝ごはんを食べ、ゴリラパンに出勤してピョン吉パンを焼き、憎まれ口を叩く。

みんなが自分に気を使っているように感じるのがとてもイヤだ。

俺に気ぃ使うのやめろ!
分かってんだからな。お前らが何考えてるかなんてよ!
心配とか気ぃ使われんのとか、嫌なんだよ、俺は!

 

なーーんか解るわ~これ。
あちこちからお悔やみとか言われるのがチョー苦手。 
気を使われた時にどう返せばいいのか解らないの。

でも、

どうもでやんす! あっ…先輩。大丈夫でやんすか?

大丈夫だよ!

心配で来てくれたのかい?

そういうわけじゃないでやんす。

違うのかよ!

 

気を使われないのもまた嫌なの(爆)
面倒くさいよねぇ、人間の心は。 

 

五郎がひろし家に来たのにはワケがある。
町内では今、密かに泥棒騒ぎが起きているのだった。

しかし、その内容は「牛乳箱に牛乳がない」とか「梨を取られた」とかピョン吉パンが1個だけ…とか、とても控えめなのね。まぁ、控えめだろうが大金だろうが泥棒は泥棒だからね。

事件に大きいも小さいもないって青島くんも言ってた。←何の話……

いつものように騒々しい町の中で、ピョン吉が居ない事にみんなが慣れていく。

お前…どこ行っちまったんだよ。

独り夜空に語りかけるひろし。
カエルを見るとピョン吉に見えてしまうひろしの母ちゃん。

家族だけが空いた時間と心の穴を埋められない。

そんなひろしの気持ちに皆は気づいている。
だから励ます会を開いてあげる。
当然イヤな顔をされる。

それでも懐いて行くのがこの町の人たちのイイところ。

ガキの頃からず~っと一緒だった不思議な生き物「ピョン吉くん」がいなくなってしまった。ねぇ!寂しいけれど、これからはど根性で1人で生きて行くんだ…。そうやって ひろし少年は大人になって行くのでした~。

そういうふうに思ってんだろみんな。えぇ?

いつものようにみんなに突っかかるひろし。

 

俺もよ~、そういうことかと思おうとしたんだけどよ。
でも、やっぱおかしいわ。

おかしいって?

だってよ~!
何で俺が大人になるためにピョン吉が いなくなんなきゃいけねえんだよ!えぇ?
ピョン吉は俺のために生きてたっていうのかい?

そりゃ失礼ってもんだ。「ピョン吉」っていう生き物に対してよ。
カエル仲間守るためにど根性で俺に張り付いてよ。えぇ?
そしたらおめぇ、今度は俺のために生きて俺のために死んじまうっていうのかよ!

それはおかしいだろ。

 

…んじゃあ、ピョン吉はどうなってしまったんで…?

知るか~!んなもん!
何度考えたって全然分かんねえ。
でもよ、つまんねぇだろうが。このまま終わりなんてよ。えぇ?
そういう話は本の中だけで十分だぜ!

 

ひろしは小さい頃に絵本を読んで泣いたのだそうだ。
仲良く一緒に暮らしていた弱っちぃ男の子とカバの「ばーくん」

最後のお別れがひろしには許せなかった。

「何でずっと一緒にいちゃいけないんだ。
いいじゃないか、大人になってもず~っと一緒でいいじゃないか。
大人になるのにばーくんがいなくなるなら大人にならないぞ、俺は」って。

へぇ~。

でね、私に「母ちゃん、続き書け」って言って。
「そんなのできないよ」って言ったら「じゃあいい。俺が書く」って。

 

ひろしは言ったのだ。

おれは終りは嫌いだ。だから終わらせない。

それは…
「はらちゃん」世界を終わらせたくなかった私たちのこと…

そうだよね…
少年時代を終わらせて大人になる。いつまでも子どもじゃないんだから。
…と人は誰でも「あきらめ」と共にそう思う。

けれども、どうして終わらせなくてはならないのだろう。
大事な物がいつまでもこの手の中にあったっていいじゃない。

その上で大人になったっていいじゃない。

最終回はそんな夢を叶えて見せてくれた。

 

私、ピョン吉はすぐそこらで生きてるんじゃないかって気がするんだ。

と、母ちゃんは言う。
母ちゃんには解るのである。

本の世界が終わらないことが。
だって…母ちゃんは矢東薫子だもんね。

 

ピョン吉がひろしのTシャツに張りついたあの日の出来事を再現することにしたゴリライモ、五郎、京子ちゃん…仲間たち。

しかし、そこに意外な偶然が起きる。

町の泥棒。
ひろしに瓜二つ…だが背中にヘビが張りついた泥棒とひろしが出くわしたのだ。

 

ピョン吉と出会ったあの日の再現。
ひろしにケンカをしかけ、投げ飛ばすゴリライモ。

潰されそうな仲間たちを救うために前に出る黄緑のカエル………

 

かくして。
ピョン吉は再びひろしの胸に帰ってきた

   ど根性ガエル10

ピョン吉に抱きつく(決してひろしに、ではない)ゴリライモが微笑ましすぎる~~
   
泣いたよ。
特にピョン吉を迎える母ちゃんの表情に。

帰って来たんだねぇ…ピョン吉。

うん…。
フフフ…。おいら帰って来ちまった。
…いいのかな?

 

何言ってんだよ。
いいに決まってんだろ。

 

そう。いいに決まってるんだよ。
生きてたんだもん。

大事な人を失くした多くの人がさ、きっと羨ましくも微笑ましくもこのシーンを見ていたと思う。

 

…で…

ここで終わりかと思いきや、あと一押しするのが『ど根性ガエル』なのである。

なぜかというと、たぶん、ひろしは

イイ話っぽく終わるのは嫌い…だからさ。 

 

ピョン吉が戻る時にもその場にいた、町の泥棒…ひろしにそっくりなヘビ。

やつは不安そうな顔でヘビの子どものようにヒョロヒョロと走り、隠れながらチビチビ泥棒を繰り返してついにひろしの家へやってきた。

初めは母ちゃんが人質にされ、みんなで押しかけた結果、京子ちゃんが人質にされたわけだが、この町の女は強い。黙って人質になんかされてない。

結果、逆に捕まってしまうのだった。

多勢に無勢な上に弱そうだし、話を聞いてやろうという母ちゃん。
まぁ…自分の息子とここまでソックリじゃな…気になるよね。

しかも、彼の名前は「ひろし」。

 

僕はここと同じような下町で育ちました。
本当に、こことよく似てて。
父を子供の頃亡くして母と2人で。

子供の頃はそれなりに楽しかったんですけど、勉強も他のことも何やってもうまく行かなくなって。
だんだん取り残されたみたいになって。
ダメなヤツになってったんです。

幼なじみだった好きな女のコとも口も利けなくなって。
でも何とか頑張って営業の仕事に就いたんです。

で、今言った 好きだった女のコと仕事先で偶然会って。
ちょっと いい感じになって結婚したいな、なんて思ったんですけど…まぁ、それも言えなくて。

そのうち会社の業績も悪化して自分の成績も悪くなって。
それで家を出てどこにも行くとこなくて現在に至る…です。

 

つまり…これ、ひろしじゃん!!

みんな口々に ひろしBを責めていたが、つまりこれは、ピョン吉と出会わなかった…「ど根性」がないひろしなんだよ!!

何でさ、そのコにプロポーズしなかったのよ。
結婚したいと思ったんでしょ?

とひろしBを責める京子ちゃん。
それ、誰に言ってる
身を乗り出すゴリライモとひろし。

 

えっ?ええ。
でも…。

「でも」じゃ ない!
だったら、しなさいよ!プロポーズ。
好きなら好きって言い続けろよ。
勝手に諦めんな!
ど根性出せよ!

あんたにね…いや、今の時代に足りないのは「ど根性」だよ!

 

これか…。

本当にそうなんだよね。

「頑張れって言わないで」が通常営業になりつつある現代。
頑張る人を応援すると責められる現代。
頑張る人を取り巻く環境がなぜかブラックだと言われる現代。

「ど根性」は昭和の果てに去りつつある。

ピョン吉は「ど根性」そのもの。

ただし、脅迫観念が作る特攻的ど根性ではなくて、純粋な自分への挑戦と、それを応援する眼差しの大切さ。

だから、京子ちゃんに「ど根性が足らない」と言わせながら、このドラマは母ちゃんには「自然にそこにいろ」と言わせる。

 

居場所が見つからなくてもね、生きてていいんだよ。
役に立たなくても生きてていいんだよ。
生まれて来たんだから生きてていいんだよ。

ピョン吉は今年の夏、そんなことばっかり言ってたよ。
「おいらがいないほうがいいんじゃないか」
「おいらは もういらないんじゃないか」って。
そう言ってたよね?

うん。

 

そんなことばっかり考えてるから剥がれちまうんだよ。
自分でお話を終わりにするようなこと考えちゃダメなんだよ。

 

自分が存在できる範囲で、みんなに応援されながら精一杯生きる。
居なくなることは考えない。

誰かのために頑張り応援され応援できる世界に生きることが幸せなのだと。

この町の人たちは、ずっとそれを当たり前に受け止めて生きて来たんだね。

ひろし2号はピョン吉…=ど根性に袖を通して笑顔になり、自信を貰って何処かへ帰っていった。
応援と根性のなかった自分の世界にね。

 

楽しいな! ひろし。

おう!

俺はよ、ピョン吉!

おう!

 

終わらせねえぜ!絶対によ!

 

あーー何だか色々と納得したね。
河野Pが関わった過去のドラマの集大成だね。

創作世界の中に住む肯定と永遠『泣くな、はらちゃん』

死なない記憶『Q10』

生まれて来たのだから存在し続ける『妖怪人間ベム』

他にもたくさん。木皿作品にも続くメッセージ。

生きていてもいいんだなって思う。生まれて来たものはずっと死なないなと思う。

第2話にリンクした河野Pのインタビュー記事「なぜ今、ど根性ガエルなのか」

これの答えをきちんと貰えた最終回だった。

 

Tシャツの中にちょこんと存在する正しいど根性の姿を忘れずに明日を生きる。
みんな頑張ろう!!

そう思える世界。

 

次作を楽しみにお待ちしています。

 

【おまけ】
リアル・ドラマ版ど根性ガエルその後……番外編。
『ど根性ガエルの娘』第5話:『ど根性ガエル』を描かなくなった父と、忘れられない出会い


ピョン吉はいなくなった…。
町では、いろんな家から少しだけ食べ物が盗まれるという不思議な事件が続発。
もしかして犯人はピョン吉??どこかで生きている???

一方、ひろし(松山ケンイチ)は、自分とそっくりな男と出会う…。
さらにその男はなぜかピョン吉がいなくなったTシャツを着ていて???

笑と涙と驚きの、感動の最終回!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 


※キャスト

ひろし … 松山ケンイチ
ピョン吉 (声)… 満島ひかり
京子ちゃん … 前田敦子
五郎 … 勝地涼
梅さん … 光石研
町田校長 … でんでん
よし子先生 … 白羽ゆり
ゴリライモ … 新井浩文

京子ちゃんのおばあちゃん … 白石加代子
ひろしの母ちゃん … 薬師丸ひろ子

(子役)
ひろし … 髙澤父母道
京子ちゃん … 松本来夢
五郎 … 山﨑光
ゴリライモ … 菊池宇晃

※スタッフ

脚本 … 岡田惠和
演出 … 菅原伸太郎、狩山俊輔
プロデュース … 伊藤響(チーフ)、河野英裕、大倉寛子
音楽 … サキタハヂメ

原作 … 吉沢やすみ「ど根性ガエル」
オープニングテーマ … 「ど根性ガエルのテーマ」
エンディングテーマ … ザ・クロマニヨンズ「エルビス(仮)」

公式サイト http://www.ntv.co.jp/dokonjyo/

 

【ど根性ガエル】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話(最終回)


コメント

  1. ピョン吉たちの16年後・・・

    ドラマ「ど根性ガエル」を見ました。

    日テレにて 土曜9時にやってました

    漫画やアニメの実写化は多く最近ありますが・・・
    まさかのど根性ガエルって!

    まぁ 日テレってけっこう多い気もしますね
    特にこの枠はベムやぬ〜べ〜や怪物くんなどもあったし

    そういう意味で…

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >原作ありのドラマだからいなくなったりはしない、

    原作から16年後という理由にわざわざ設定した理由が命の終わりなのかなとストレートに思っていたんですよね~。
    (たぶん原作者からの注文は今さら特にない気がするので(笑))

    >民王もそうでしたが劇中歌もよかったです。

    そうですね。
    ドラマに音楽は大事です^^

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >ピョン吉が戻ってきてよかったです。
    エンディングもね!
    みんな温かくていいドラマでしたね。

    そうなんですよね~。
    いいドラマでした。じんわりーーーー(ノ_-。)

    >新井さんもぴったりの役でこれからはこういった役も増えてくるのでしょうね。
    満島さんのピョン吉の声は絶品でした!!

    新井浩文さんは最近ちょっとクズ度が減ってきているので、ゴリライモの良い人キャラを最後にここらでまた一発ドーーンと恐いやつを(笑)

    満島さんは声優オファも増えそうですね!

  4. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >もう一人のヒロシにも、頑張って貰いたい。

    彼こそが現実の世界に居そうなヒロシだもんねぇ。
    大抵の人はピョン吉を持っていない…だからこその今、ど根性ガエルなんだってよく解ったわ。

    >梅さん、今から結婚選定だなんて、よしこ先生白髪になっちゃうよ。

    白髪になるまでギリギリを楽しんでいたいのね^^;
    もう勝手に楽しんでーーーって思うわ。
    面白かった!

  5. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    うん。いい最終回だったよ。
    河野Pがインタビューで言っていた通り続きそうだしな^^

    >ゴリライモが言っていたように、どんな奴でもちゃんと生きられる世界、かあちゃんが言っていたように自然にそこにいられる世界、そうあって欲しいと思ったよ。

    だよね。
    みんなを受け入れてくれる優しさがあったよね。
    テーマとしてはいつもの河野Pでいつもの岡田脚本だったわ。
    本当にいいドラマだったわ。

  6. 「ど根性ガエル」最終回 ☆☆

    うわー死ぬ死ぬ詐欺だったwそして予告のヒロシそっくりな男は、本当にただのそっくりさんw ただし『ピョン吉と出会わなかったヒロシ』で、自分に自信がなく居場所もなく告白もで …

  7. ゆう より:

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    原作ありのドラマだからいなくなったりはしない、
    どう戻してどう終わらせるかなーと思っていました。
    戻ってきてからの「もう一人のひろし」のところ
    私も木皿脚本を思いだしました。
    民王もそうでしたが劇中歌もよかったです。

  8. kyom より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ピョン吉が戻ってきてよかったです。
    エンディングもね!
    みんな温かくていいドラマでしたね。
    新井さんもぴったりの役でこれからはこういった役も増えてくるのでしょうね。
    満島さんのピョン吉の声は絶品でした!!

  9. 紫花浜匙 より:

    SECRET: 0
    PASS: 984e0037bc680040c3165a33fc64e091
    良い終わり方だったのかな。
    根性なくても図太さはあったヒロシだったけど、
    悲しい事が起こっても、仕事してる姿には少々驚いた。成長したね。

    もう一人のヒロシにも、頑張って貰いたい。
    梅さん、今から結婚選定だなんて、よしこ先生白髪になっちゃうよ。

    ギャンギャン喋る口調の台詞が、聞いててしんどかったんだけど
    (ボリュームの調整が難しかった)
    ピョン吉たちに久しぶりに会えて楽しかった。

  10. Akira's VOICE より:

    ど根性ガエル

    今年の一位でやんす!

  11. ど根性ガエル 第10話(最終回)

    「消えた!?復活!?ピョン吉の未来」

    内容
    ピョン吉(声・満島ひかり)がいなくなっても、
    ひろし(松山ケンイチ)は、落ち込む様子も無く、いつも通り過ごしていた。
    そんな、ひろしを、母ちゃん(薬師丸ひろ子)たちは心配するが。。。
    そんななか、街で、少量の食べ物…

  12. ど根性ガエル 第10話(最終話)

    第10話「消えた!?復活!?ピョン吉の未来」2015/9/17 放送 ひろし(松山ケンイチ)は、ピョン吉(声・満島ひかり)がいなくなった後、落ち込む様子も見せずに淡々と日々を過ごしていた。町では、いろんな家から少しだけ食べ物が盗まれるという不思議な事件が続発。もしかし…

  13. トリ猫家族 より:

    「ど根性ガエル」 第10話(最終話) 消えた!?復活!?ピョン吉の未来

    「楽しいなあ!ひろし!」
    「おおっ!俺はよ、ピョン吉!」
    「おう!」
    「終わらせねぇぜ、絶対によ!」
    「お〜う!どうした、遅いぞ!ひろし!」
    「分かってるよ!」
    「根性 根 …

  14. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いい最終回だったよね。
    20分ぐらいでピョン吉が戻ってきたから、さて、これからどう見せてくれるつもりだい?とドキドキわくわくしながら見守っていたよ。
    ゴリライモが言っていたように、どんな奴でもちゃんと生きられる世界、かあちゃんが言っていたように自然にそこにいられる世界、そうあって欲しいと思ったよ。
    そうだよね、私も頑張れって言わないようになってしまっているよ。なんだか言う方も言われる方も過敏になってるというか、心と言葉が分裂しちゃって収拾つかなくなっているような・・
    そんな中での「ど根性」だもんね(笑
    もっとシンプルに自然にやっていっていいんだよと言われているようにも感じたよ。

  15. 【ど根性ガエル】最終回(第10話)プチ感想と視聴率

    【最終回の視聴率は9/24(木)追記予定】 「消えた!?復活!?ピョン吉の未来」

  16. お前のシャツの下の人生(松山ケンイチ)帰ってきたぞ帰ってきたぞ(満島ひかり)ど根性不足の時代に(前田敦子)

    生前の世界からこの世へ。 この世から死後の世界へ。 現実もフィクションである以上・・・虚構の世界とシンクロすることはままある。 「セクシーボイスアンドロボ」の時のように幻にならなくてよかったよ。 どうしても人間は連想する生き物であり・・・先週と今週の間にペルー人による連続殺人事件が発生するなんて奇遇

  17. ど根性ガエル (第10話 最終回・9/19) 感想

    日テレ系『ど根性ガエル』(公式)
    第10話/最終回『消えた!?復活!?ピョン吉の未来』の感想。
    なお、原作漫画:吉沢やすみ氏の『ど根性ガエル』は数巻は既読、過去のアニメ版も見た記憶あり。

    ピョン吉(声=満島ひかり)が消えてしまった。しかし、ひろし(松山ケンイチ)はみんなに気を使われるのが嫌で、平静を装う。同じころ、町内では少しだけ食べ物を盗む窃盗事件が多…

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