明日の合戦は我が武門、起こるか起こらぬかの瀬戸際。
いわば、功名が辻である。
亀山城に攻め入る、功名を立てるために一番乗りで。
その前夜、吉兵衛は一豊に、主とはどういう物かを説く。
いわば、功名が辻。
の、ひと言が吉兵衛の口から出た時、思わず画面に釘付けになってしまった。
これからの戦で何が起こるか分かっているだけに。。。
ひとつ、家来どもには、熱き燃ゆるようなお言葉を。
静かに説く吉兵衛の表情。
互いに笑いながら、でも、まだ未来を語る二人に、
古くから充分に解り合っている、愛情に満ちた素晴らしい主従関係を見た。
翌日、吉兵衛は一番乗りを果たし、一豊に功名を持たせて散っていく。
一豊の腕に身を委ねて息絶える場面、
過去を振り返る映像は何もなかったが、
私の目には、あの初めて河原で千代と一豊が出会った時の
若き日の父子のような仲良い主従の姿が確かに見えた気がしたのである。
五藤吉兵衛為浄は弟、為重と共に山内家に仕え、天正11年、伊勢亀山城攻撃の際、
討死した。享年31。
その後、弟、為重は兄に代わって五藤家の家督を継ぎ、山内家の家老となった。
五藤家は幕末まで代々山内家の家老を勤めている。
今日の武田鉄矢さんの演技には、気迫が感じられました。
金八よりも、「白夜行」で常に桐原を追いつつ見守っていた笹垣を思い出した。
やはり、「吉兵衛の恋」は必要なかった気がします。
一豊と吉兵衛の親子の愛情にも似た主従関係に、女は不要。。。
ただ、一豊の号泣で終われば良かった。
そんな風に思いました。
・功名が辻 第二十五話
コメント
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>この回の吉兵衛には本当に泣かされました。
>最後の手紙のシーンはもう反則と言ってもいいくらい。
亡くなる場面とか、走馬燈のように過去が蘇ってきたもん。。。(; ;)
寂しくなりますね~。
>吉兵衛のぬけた山内家は大丈夫でしょうか?
>この人に代わる誰かが現れるのですか?
史実では、記事中に書いたように、五藤家は兄弟で
仕えているので、
この後は弟が主になります。
現在残っている五藤家の方は、弟の方の子孫です。
。。。でも、ドラマ中には出てきてないので。。。
今後はどうなるんだろ(?_?)
ドラマとは言え、五藤家の人が誰も出てこなくなっちゃったら
クレームが来るんじゃないのかな。。。(^_^;)
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もおう明後日には次の便がやってきますね。
この回の吉兵衛には本当に泣かされました。
最後の手紙のシーンはもう反則と言ってもいいくらい。
吉兵衛のぬけた山内家は大丈夫でしょうか?
この人に代わる誰かが現れるのですか?
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>吉兵衛にこのセリフを言わせるところがニクいなぁと思いました。
ちょっと背筋がゾクゾクしましたよ。。。
タイトルがセリフになってカッコイイとは、初めての体験。
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吉兵衛にこのセリフを言わせるところがニクいなぁと思いました。一豊様の号泣はもらい泣きしますよね~★
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>ふーみんとの恋バナはなくても一豊との熱い主従関係を感じるだけで涙・涙でした。
私も。。。
と言うか、私的には、そっちの方が涙でした(; ;)
もしも、フーミンとの恋バナが、もっと前からの物だったら、
感情移入も違ったかも。
亡くなる前回にいきなり出てこられて「恋人だ」と
言われても。。。(^_^;)
一豊と吉兵衛の歴史は、もっと長いですもんね。
私の中でも、それだけ物語が脹らんでしまうわけです。
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>おっしゃるように魂の演技をされていたように感じました。
>懸命に生き抜いた人間が死んでいくシーンは辛いものがありますね。
>あの主従関係は、最高に感動でした。
最後まで一豊を思い、一豊のために死んでいく愛情に
涙しました。
武田鉄矢さん、さすがの演技です。
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>吉兵衛の本当の年齢が31歳、というのは、ドラマでは設定を変えていた、ということですか?
私が持っている本では31歳(らしい)です。
ただ諸説あるみたい。
祖父江新右衛門(正しくは勘右衛門らしい)と五藤為浄、為重兄弟は
一豊の最初の家来ですが、生年没年は正しく記載された
物はないらしいです。
吉兵衛なんて、一豊より年下だと言う説もあるんです(^_^;)
>最後の晩の吉兵衛と一豊の語らいは、静かで暖かく、どこか寂しい感じもあり、とてもいい場面でしたね。
私もあの場面が好き。
あれがあったから、亡くなる場面も生きるんですよね。
今回は演出も役者さんの演技も見事でした。
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>同感です。前回の「吉兵衛の恋」なくても十分に今回の作品は成功してると思います。
私はそう思ってしまいました。
でも、たきの存在が吉兵衛の最後を華やかにした、
と思えば。。。まぁ、仕方ないのかなぁ。
私は別に主従の愛情だけで良かったと思うんだけど(^_^;)
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>なるほど~、僕は白夜行を見ていなかったんですが、あの時の武田鉄矢はこんな感じだったんですね。。。
命を賭けて子を諭し、見守る父のような存在でした。
>壮絶なきちべーの最期、本当にお見事でした。
>来週から寂しくなりますねぇ・・・。
本当に。
この人の代わりになるのが千代、と言うのが悲しい。
一豊は父を失った子供のようなものですね。今。
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>涙がハラハラと出てきたね。
うんうん。。。
なんかね~親子愛のようなモンだね。あれは。。。
>石垣を登っていく姿に、こんな原始的な戦を繰返して、今があるんだなぁ~とか。
それは思った。
兵だって、百姓から集められたりするじゃない?あの時代は。。。
そんな人たちが、あんな過酷な事をやらされたのか、とか、
原始的だよね。ホント。
ウチの子には到底ムリ(>_<)すぐ死んじゃいそう。
>ばあちゃんが一言いったんだ。
>『戦争は嫌だ・・・・・』って。
>いつの時代も戦はたくさんの涙を流させるよね。
そうだね。
時代は臣下しても戦争を無くすことは難しいね。
そして、周りの人はいつの時代も泣くんだよね。
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同感!
ふーみんとの恋バナはなくても一豊との熱い主従関係を感じるだけで涙・涙でした。
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くう さん
こんばんわ!
吉兵衛ラストでしたね。
おっしゃるように魂の演技をされていたように感じました。
懸命に生き抜いた人間が死んでいくシーンは辛いものがありますね。
あの主従関係は、最高に感動でした。
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吉兵衛の本当の年齢が31歳、というのは、ドラマでは設定を変えていた、ということですか?
新右衛門はいかにもご隠居という感じだったけれど、彼ももっと若かったのかな・・・???
最後の晩の吉兵衛と一豊の語らいは、静かで暖かく、どこか寂しい感じもあり、とてもいい場面でしたね。
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いつもどもです、
同感です。前回の「吉兵衛の恋」なくても十分に今回の作品は成功してると思います。
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こんにちは!コメントありがとうございます☆
なるほど~、僕は白夜行を見ていなかったんですが、あの時の武田鉄矢はこんな感じだったんですね。。。
壮絶なきちべーの最期、本当にお見事でした。
来週から寂しくなりますねぇ・・・。
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涙がハラハラと出てきたね。
石垣を登っていく姿に、こんな原始的な戦を繰返して、今があるんだなぁ~とか。
武士になった人はいつも死と隣り合わせだなぁ~とか。
これならば貧しくとも農民のほうが家族は安心していられるなぁ~とか。
ばあちゃんが一言いったんだ。
『戦争は嫌だ・・・・・』って。
いつの時代も戦はたくさんの涙を流させるよね。
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>多分ね、吉兵衛になんにもスポットが当たらないで
>終わるのがかわいそうだったから、恋話を持ってきたと思う。
私もそれは思った。
吉兵衛は、そこにいるだけで、一豊にとっては
力になるのにね。
>それにしても今日の功名が辻が
>一番よかった。
そうかも。自然に泣いたもん。感動した。
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多分ね、吉兵衛になんにもスポットが当たらないで
終わるのがかわいそうだったから、恋話を持ってきたと思う。 それにしても今日の功名が辻が
一番よかった。
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>なるほど!記事を拝見させてもらって気づきましたが、今日の一豊に諭すシーンは白夜行の笹垣みたいでしたね。
笹垣も吉兵衛も、命賭けてますから。。。
金八は命は賭けてない(^_^;)
>笹垣は何とか助かったけど、吉兵衛さんは・・・。個性的なキャラだったのに残念です。
本当ですね。次回からはグッと寂しくなります。
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こんばんは!
>金八よりも、「白夜行」で常に桐原を追いつつ見守っていた笹垣を思い出した。
なるほど!記事を拝見させてもらって気づきましたが、今日の一豊に諭すシーンは白夜行の笹垣みたいでしたね。笹垣は何とか助かったけど、吉兵衛さんは・・・。個性的なキャラだったのに残念です。
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>同感です。自分には子はいないけど
>笹垣は亮司を
>吉兵衛は一豊を
>自分の子のように思い、彼に幸せになって欲しかった。
今、ikasamaさんの記事を拝見しに行ったら
「笹垣」と書いてあったので、思わず嬉しくなってしまいました(^.^*)
私も、主従の親子のような愛情に打たれました。
亡くなる場面は、親を失う一豊の悲しみが伝わってきたシーンでしたね。
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>今日の武田鉄矢さんの演技には、気迫が感じられました。
>金八よりも、「白夜行」で常に桐原を追いつつ見守っていた笹垣を思い出した。
同感です。自分には子はいないけど
笹垣は亮司を
吉兵衛は一豊を
自分の子のように思い、彼に幸せになって欲しかった。
自分の命に代えても。
それだけに30分以降はただ涙するばかりでした。
。・゚・(ノД`)・゚・。
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>一豊さまかわいそ~に。。
>今後頼りになるのは千代だけですねえ^^;
このドラマだと、そういう感じですかね。。。
まだ祖父江親子がいますが。。。
>金八節はもう聞けないんですね。。
今までの説教シーンが懐かしく思えます(; ;)
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>僕も、第一回の草むらのシーンを思い出してしまいました、、、それも含めて涙がこみあげてきて、、、。
亡くなるシーンに変に回想を入れたりしなかったのが
換えって良かったと思いました。
おかげで、ホンキで泣けました。。。
もう出てこないのは、寂しいですね。
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一豊さまかわいそ~に。。
今後頼りになるのは千代だけですねえ^^;
金八節はもう聞けないんですね。。
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僕も、第一回の草むらのシーンを思い出してしまいました、、、それも含めて涙がこみあげてきて、、、。もうあの長話は聞けないのですね、、、。