これは
とんびとタカが旅をする物語だ。
人から「とんび」と呼ばれた父親と「タカ」と言われた息子の物語だ。
だけど、本当はどちらが「とんび」で
どちらが「タカ」だったんだろう。
とんび 第10話
クズの孫を庇って荷物の下敷きになり、救急車で運ばれたヤス。
旭は急ぎ故郷に戻り、病室を見舞った。
親父は?
大丈夫よ。ちょっと縫ったりしたけど。
骨折もないし元気なもんよ。
と、たえ子姉ちゃん。
病室のヤスは、頭に包帯を巻いていたが、元気な様子だった。
こ…こんくれえのことでいちいち来んじゃねえよ!
と言いつつも、実は不安そうなヤス。
万一のための再検査を医師から申し渡され、何か他の病気なのではないかと
ビクビクし始めたのだった。
ねえちゃん…あのよ…。
通帳と実印は、仏壇の裏にあっから。
はあ?
もし、俺に…もしものことがあったらよ…。
とか言い出すヤスに失笑するたえ子。
会社で、お父さんをこっちに呼んだら?と小林に言われた旭は、
絶対来ないと思います。あの人は。
と答える。
そんな頃、ヤスには東京の本社勤務の話が来ていた。
本社の研修センターの講師をしてほしいという、萩本常務からの指名だった。
考えてみます。
と、返事をするヤス。
照雲は、
どこで死ぬのかねぇ。アイツは。
と、少し寂しそうに言った。
しかし、再検査の結果が本当に何ともないと知ると、ヤスの考えは一変する。
東京勤務は絶対に嫌だと断りを入れたのだ。
しかし、本社ではもう話が出来ていて今さら断られると困る。とにかく一度東京へ
来てほしいと言う萩本の意向で、東京へ行かなければならなくなったヤス。
ヤスが東京に来ると聞いて、健介は大喜びした。
由美は、
お義父さんさ、こっちで同居してもらうことできないのかな。
と、言い出した。
えッ?
お義父さんだって、いつまでも健康なわけじゃないだろうし。
何かあったとき市川くんがそばにいた方が心強いだろうし。
私も安心だし。…転勤の話あるんなら。
ほ…本気?
何で?
だって…あの面倒くさい人だよ。
楽しいじゃない。
由美は屈託ない。
旭が、仕事も断るみたいだし、よほどの理由がないと同居しないだろう、と言うと、
由美は打ち明けた。
あのね。理由になるかどうかは分からないんだけど……。
そして、ヤスは東京本社にやって来た。
もちろん、断るためである。
大きな本社を下から挑戦するように見上げるヤス。
萩本常務に笑顔で迎えられて、まず、
いや~、ホント驚きましたよ。
私ら労働者の汗水たらした金が、東京でこんな立派な常務室ときれいな秘書に
化けてるとは。いや~。お釈迦様でも思いませんでしょうな。
と、嫌味で挨拶。
相変わらずだねぇ。
と苦笑する萩本常務。
早く社長に会って話を断りたいヤスだったが、萩本常務は社長は今日は研修センター
に行ってるから自分たちもそっちへ行こうと言い、研修センターを見せても、
なかなか社長に会わせてくれない。
研修センターを見ている内に、ヤスは若者のダラダラした荷積みにイライラしてきた。
いつの間にかヤスは若者に説教し、萩本常務が現場に戻ってきた時には
現場はみんなキビキビと動いていた。目を見張る常務。
だからヤスさんに講師をしてもらいたいんだよ。
はあ?
ヤスさんは、たぶん、この会社の誰よりも安全の大切さを知ってるよね。
そうだよね?
初めてその意味を知るヤス。
荷積みのいい加減さのせいで大切な妻を失ったヤスだから…。
僕はね、これはヤスさんにピッタリの仕事だと思うんだ。
真面目に考えてみてもらえないかな。
…俺は、こんなゴミゴミしたところでは生きていけません…。
まあまあまあ。
東京もそんなに悪いとこじゃないよ。
萩本はそう言うと、「その先の信号で止めてもらえます?」とタクシーを止めた。
銀座のど真ん中。
ヤスさん、ここで降りてくれる?
まだどっか行くんですか?
ヤスさん。ホントに東京も悪くないよ。
えっ!ちょっと!
ヤスだけ下ろしてタクシーは走り去ってしまった。
…信じらんねえ…これが常務のすることかよ。
人ごみの中で茫然とするヤス…。
しかし、助けは現れた。
由美が「偶然」通りかかったのである。
お義父さん?どうしたんですか?こんなところで。
実は、旭一家は萩本にも協力してもらってヤスを家に泊めるための計画を実行中だった。
怪しみながらも由美に付いて家まで来たヤス。
会社から帰って来て「何!親父、来てたの?」と、驚く旭。
すべて演技だった。
夜、差し向かいでヤスと飲みながら、旭は話を切り出した。
こっちで一緒に住みませんか?転勤の話あるんでしょ?
萩本さんから聞いたよ。
まあ…あっ、やっぱり今日のわざとかお前!萩本さんとグル…。
やっと気づく。
60も見えてきて、今さら理屈で住むとこなんか決められねえよ。
と、ぶつぶつぼやくヤスに旭は言う。
由美さんに子供が生まれるんだ。
えッ?
健介も複雑な気持ちになるだろうし、俺は健介一人でいいって言ったんだけど
由美さんがどうしても親父とお母さんの血をひく子供を残してあげたいって。
由美さんも健介も親父と一緒に暮らしたいって言ってるんだよ。
考えてみてくれないかな。
ヤスは翌日早く、広島に帰った。
出勤すると、葛原がぼんやり座っている。
本社によるリストラが決行され、葛原はその候補に入ったのだった。
ウチの営業所、リストラ進んでなかったじゃないすか。
そこにウチの嫁のことがあって、理由をつくっちゃったみたいっす。
と、情けなく笑う葛原。
ヤスは常務に掛け合うと言ったが、葛原は、自分が外されたら誰かがリストラになる。
と言うのだった。
「夕なぎ」で東京の事を聞かれ、ヤスは照雲やたえ子に研修センターがズタボロで
自分の手を必要としている事を語った。
そして、由美に子どもが生まれることも。
じゃあもう行かない理由がないじゃない。
と、たえ子。
…けどよ…こっちも俺がいなくなると色々困んだろ?
例えば?
電球をかえるときとかよ…でっかいゴミ出すときとかよ…。
やっちゃんいる方がよっぽど手間かかるわよ。
店を出たヤスに照雲は言う。
たえ子さんは俺がみとるから。
坊主なんて、そのためにいるんだからさ。
体壊したら幸恵が手伝ってくれるだろうし、たえ子さんのことは慕ってる人は
いっぱいいるし。こっちは何とかなるよ。
けどよ…。
たえ子さんだって、自分がヤスの幸せを邪魔したって負い目は作りたくないと思うよ。
行きなよ。ヤス。
息子のためだけに頑張ってきた人生じゃない。
東京行って、向こうでよいよいになってさ、息子と嫁と孫に囲まれて死になよ。
ヤスには、それが一番似合ってるよ。
仏壇の美佐子に相談する。
行っていいかな。おかあさん。
そして、ヤスは決心した。
荷物を整理し、家を売り、家具も片づけて東京行の準備をした。
みんながヤスを手伝ってくれた。
東京に立つ前日。
みんなが集まってくれて、ヤスの送別会。
思い出話に花を咲かせながら、いつも憎らしい事を言ってくる尾藤も目を潤ませる。
懐かしいことが、たくさんヤスの胸に蘇ってきた。
たえ子は言った。
幸せ者ね。やっちゃんは。
東京には、葛原がトラックで送ってくれた。
回り道して美佐子と暮らしたアパートに寄る。
更地になっていた。
ここで、毎朝美佐子に見送られて仕事に行き、旭が生まれ…。
そして小さい旭と2人で暮らした。
何もかもが懐かしい思い出。
東京に着いて、ヤスはいくつも立ち並ぶ高いビルを見上げた。
交差点の真ん中で立ち止まり、通り過ぎる人たちを見た。
旭も由美も健介も歓迎してくれた。
明日見に行く家の相談をしてくる旭にヤスは突然謝った。
すまん…旭。すまん…。
俺、やっぱり、ここには住めねえ。
旭は微笑んだ。
頭上げてよ。
こうなるんじゃないかと思ったよ。
やっぱり、田舎のみんなが心配?
それもあるけどな。
「けど」?
俺が…俺は、お前の親だからだ。
俺がここに来たらよ。
お前が逃げてくる場所がなくなるだろうが。
うまくいってるときはいいよ。
けどよ、長い人生何が起こるか分かんねえじゃねえか。
東京で暮らしていけなくなったら、お前どうすんだよ。
俺までここに来たら、お前、ケツまくって逃げるとこなくなるじゃねえか。
俺だって、ここにいたら楽しいと思うよ。
健ちゃんがいて、もう一人生まれて、お前がいて、由美ちゃんがいて…。
けど…
俺は、親だから。
行けねえんだよ。
寂しくなくなるからって、ここに来たらいけねえんだよ。
親だから、遠くで笑ってねえといけねえんだよ。
ヤスが東京に来た時には、何だか漫画世界から出てきたはらちゃんみたいに
可哀想な気持になってしまった。
あんな静かで良い所から、こんなゴチャゴチャした所へ…。
東京だって都心から離れれば畑だらけだし、こんなゴタゴタしない所に
住めるよ~。
…と、思っていたけど、ヤスが帰りたい気持ちはそんな事だけじゃなかった。
親だから。親だから遠くから見てなきゃいけない。
遠くで待ってなきゃいけない。
こんな事言う人、初めて見た。
なかなか子供から離れられない親が多いのが現状。
子どもを見守れない。一緒にいたいと願ってしまう。
そうしないと自分も不安だから。
旭が東京に出るときは、あんなに拗ねたヤスだったのに…。
これは、本当にヤスの親としての成長物語。
「とんび」の成長物語だった。
家族を大切にし、周りとの繋がりを大切にする人間ドラマ。
毎回、泣いた。…今日も泣いた。
役者さんが本当に素晴らしくて。
内野聖陽さんと佐藤健くんは今さらだけど…。
特筆すべきは、照雲さんの野村宏伸さん。
いや~…デビューの「メイン・テーマ」が懐かしいよ~。
いい役者さんになったなぁ…。
ラスト30分は、離れて暮らすヤスと旭の別エピソードで、描かなくても良かったかも
…とは思うけれども、旭に親としての覚悟を見せて綺麗にまとまった。
下の子ども・康介が生まれて寂しい健介がヤスを頼ってくる話。
照雲さんがヤスに嫉妬していたという話も微笑ましい。
照雲さんはヤスの方が海雲和尚に似てしまったと言っていたけれども、人の気持ちを
常に察している事。その人の心に響く話が出来る事。優しい性格。
照雲さんは和尚にそっくりだよ。
海でヤスが旭に話したことが、親の在り方の意味を示して心にしみる。
ヤスが旭を育てて学んできた事。
一個だけよ、親がどうしても子供にしてやらなきゃいけねえことがあんだよ。
それはな…子供に寂しい思いをさせねえってことだ。
寂しさってのはよ、雪みてえにチロチロチロチロ降り積もって、いつの間にか
心をガチガチにするんだってよ。
だから、親は海にならねえといけねえ。
海になって笑ってなきゃいけねえんだ。
海には雪は積もんねえから。
それに対して旭は、ヤスは海だったと答える。
今まで見守り、育ててきてくれたヤスへの最高の賛辞。
俺さ…自分が不幸だなんて思ったこと一度もないんだよ。
普通にずっと、あったかかったから。
だから、親父は俺の海だったんだと思うよ。
ありがとう。
お父さん。
これは、ヤスと旭と、そして亡き美佐子の物語。
この家族が周りに助けられて、生き続けてきた物語。
これからも、ヤスは故郷で故郷の人たちに囲まれて生きていく。
旭は東京で自分の家族を育てる。
本当に温かくて良い話だった。
もう、それしか言えない。
※コメントレスが追い付いてませんが、すいません。
でも、いただいた分は有りがたく楽しく読ませていただいてます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
平成11年(1999年)冬。ヤス(内野聖陽)は走っているフォークリフトの積荷の下敷きに
なりそうになった葛原の嫁(橋本真実)の孫を助けようとして、代わりに
下敷きになってしまう。
茫然とする葛原の嫁、社員たちは必死に荷物を退かし、ヤスは救急車で病院に運ばれる。
事故の知らせを受けたアキラ(佐藤健)やたえ子(麻生祐未)は急いで搬送された病院へ
向かう。父と子、「とんび」の30年間の物語が終わるー。
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2013年4月期・春クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表
【キャスト】
市川安男…内野聖陽
市川旭…佐藤健 (少年時代/五十嵐陽向(3)、荒川槙(6)、福崎那由(11))
坂本由美…吹石一恵
幸恵ゆきえ…加藤貴子
照雲…野村宏伸
葛原鉄矢…音尾琢真
尾藤社長…ベンガル
萩本…高橋和也
市川美佐子…常盤貴子
たえ子…麻生祐未
海雲…柄本明
【スタッフ】
プロデュース … 石丸彰彦
演出 … 平川雄一朗、山室大輔、中前勇児
脚本 … 森下佳子
原作 … 重松清
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コメント
沖の鴎ととんびと鷹はどこで散るやら果てるやら(常盤貴子)
「書店員ミチル」が終了して2013年彼岸の谷間である。 久しぶりだなー。 冬ドラマはカレンダー的には成人式ドラマだったり、節分ドラマだったり、バレンタインデー・ドラマだったり、…
とんび 第10話 最終回
クズの孫を助けて怪我をし、入院したヤス。軽いノリの主治医から再検査、と言われて青ざめます。めんどくさいスイッチが入りました(笑)。<続きは本家記事でご覧ください。>※本…
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最初にちょっと言わせてください
ヤスの怪我はたいしたこと無くて、すみました。ドラマの展開的にはよかったです。
でもちょっと待ってください!あの下敷きになり方は、それですむ描写じゃはっきり言ってないです!!生身の体の限界を超えた不死身な描写って、わたしは交通事故を経験してるし、性格もあまのじゃくだし、はっきり言ってしらけるのです。最近観た映画でも・・・このドラマで、こういう描写をしてほしくなかったです。母親がなくなっている展開を思えば、なおさらそう思います
ただそこの感情を抑えれば、なかなかいい最終回だったです。
最終回前にキャラを変えられた、くず嫁さんと違い(そこもわたしおこってるのかなあ??)最後までぶれなかった、たえ子さん、照雲さん、演じる役者さんの演技の素晴らしさは言うまでもなく、ヤスが帰ってきたときの喜び方といい、家出した健介への説得といい、こんなに思ってくれてる人たちと、共にあってこそのヤスです
時代の移り変わりと共に、成長という微妙なルックスの変化もさりげなく魅せてくれた健くんの演技、最後は父親の顔になってると!感激しちゃった。ファンの贔屓じゃないよね・・
またしばらく、ドラマで健くんみれないのが、さみしいなあ(苦笑)
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脇を固める役者も抜群でした。
野村宏伸とかめっちゃ久しぶりに
見たんですが
すっかり坊さん役が似合う感じになってて
次の仕事はもう坊さん役しか
来なくなるんじゃないかと(笑)
しかし、温かくて良い話でしたねー。
久々に心温まりました。^^
とんび ・最終話
とんび 最終話。
前回衝撃的な事故と思いきやヤスは無事。
また釣られるところでした。
由美は結婚してもアキラのことを「市川くん」
労働者の汗水たらした金が・・・
「良いじゃないですかお父さん」「綺麗な秘書を雇ってウハウハ」「親だから遠くで笑っ
労働者の汗水たらした金が・・・
「良いじゃないですかお父さん」「綺麗な秘書を雇ってウハウハ」「親だから遠くで笑ってねえといけねえんだよ」「とんびのような鷹鷹のようなとんび」死ぬ死ぬ詐欺ドラマTBS系「…
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いいドラマでしたね。
ヤスが東京に行く時皆が送別会をやってくれて、あんなにヤスのことを大事に思ってくれる人々がいるのに「ヤス東京に行かないでここにいなよ」とテレビに向って喋っていました(笑)
健介がヤスのことをヤスっさんって呼ぶのが好きだったな。
その健介がヤスの所に一人で行って、怒られると思ってたのにヤスに怒られなくて。
麻生祐未さんの演技も素晴らしかったです。
毎週楽しみにしていたので寂しいです。
再放送してくれないかな・・
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こんにちは。最初はみんなが言うほど好きな作品ではなかったのに、終盤にさしかかってからジワジワやられました。
あたたかい愛情やお話だけでなく、やっさんのメンドクサイ性格とか、笑える部分もあってよかったです。
照雲さんの話し方と人間性がなんだか好きで好きで。
あまり、ああいう人物いない気がします。すっかりトリコになってしまいましたW
旭の現代話、SPでみてみたいです。
悲しくてせつなくて苦しくて泣くことは、よくあるけど、あったかくて泣いたのは初めてかもです。
ドラマ「とんび」 第10話(最終回) 感…
親の役目-----------。PCの初期化で、カスタマイズに時間がかかってしまい、時間がちゃんと取れないので、まずは感想だけ。あらすじは夜に追記します。最初から最後まで本当に丁寧に親…
とんび 第10話(最終話)
最終話「終幕~父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物」2013年3月17日 平成11年・冬。 ヤス(内野聖陽)は走っているフォークリフトの積荷の下敷きになりそうになった…
とんび 第10話(最終回)
『終幕〜父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物』
内容
平成11年。
安男(内野聖陽)は、葛原の嫁(橋本真実)の孫を助けようとして
荷物の下敷きになってしまう
日曜劇場 「とんび」 最終話
いや〜いい最終回だったんじゃないですか〜
ヤスには、やっぱりあの海のそばの町が似合っているよ。
ずっとお世話になったみなさんと一緒に、ゆっくりと年をとっていけばいいさ …
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こんにちは。
素直によいドラマでしたが、終わってしまいましたね。
来週からはヤスや、この人たちに会うことがないんだと思うと少しさみしいです。
前半は怪我の後遺症を恐れるあまり奇妙な行動をするヤスや、
ガンコ親父東京へ行くの部分は、ひたすら大笑いしながら見てました。
結構よかったなと思うのは、急に湿っぽくなるヤスのお別れ会。
みんなヤスが好きなんだなとあったかい気分になりました。
前回不評だった葛原の嫁の行動のため、葛原がリストラされそうになるとか、東京の旭の家でのヤスを見ていると、たぶん葛原に仕事をを譲って自分は戻ると言い出すんだろうな、と思いながら見てました。
最後は健介のことを通して、親としての思いがヤスから旭へ継承されていくのが実感できました。ただ、親が海にならなければ、と言うヤスに親父は海だったと旭が言うのは少しベタで言いすぎかなとは思いましたが・・・
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健介殴った時点でちょっと「うーん」と思っちゃった自分がいます…ドラマでは良い感じで終わったけど、
所詮連れ子なわけですから、実子のほうが可愛く成長していくように見えちゃうのは仕方ないし。
島野さんをおもんばかって子供をつくらなかったヤスのパパとは
違うんですよね~、旭は。
なにげに暗雲のたちこめるラストだったと思いますw
とんび #10 最終回
『終幕~父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物』
とんび 第10話(最終話)「終幕〜父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物」
第10話(最終話)「終幕〜父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物」
JUGEMテーマ:エンターテイメント
とんび 最終回
ヤス(内野聖陽)は、走行中のフォークリフトの積み荷の下敷きになりそうになった葛原(音尾琢真)の孫を助けようとして、代わりに積み荷の下敷きになってしまいます。
葛原の妻
とんび 最終回
いかにも、日曜の夜にむく、ぽかぽかと温かい人情物語であり、不器用・親父、ヤス(内野聖陽)の子育てを通した成長物語。
常盤貴子、ここのところ、健気な良妻役が続いてますね
「とんび」父と子の愛情を注いだ先に立派な父親の姿がそこにあった
「とんび」最終話はヤスが積荷の下敷きとなって病院に運ばれたがヤスは検査の結果無事だった。そんなヤスに東京転勤の話しとなり、ヤスは頑なに断るもアキラの根回しで東京へ行く …