【カエルの王女さま】第7話

ここに何があるのか知らないけど、過去にすがったって何にも得られない。

そうだ。こんなとこ何の意味もなかった。
これからは自分たちの力でやるしかない。

 

「カエルの王女さま」第7話

 

　　　

 

ちょー簡単感想で。

 

市長の前で、「県大会で優勝する。」と大見得を切ってしまった倉坂。

 

おお、優勝。
しかしながら合併する安見市にも全国的に有名な合唱団がある。
彼女らは3年連続優勝を誇る強豪チームだそうじゃないですか。

今年はさらに全国制覇を目指し、ドイツ国立ベルリン合唱団の指揮者ファインバッハを
わざわざ招聘し、指導を仰ぐとか。

それでもシャンソンズが優勝できると？

かま掛けるように言う市長に

もち…。もちろんです。

視聴者もあらあらと思いながら、もー予測通りの展開を見守る…。　

 

そこまで言うなら、きっと優勝できなかったときのことも考えているんでしょう。
1つの市に2つの合唱団は不要ですし。

もちろんです。
もし優勝できなければ、シャンソンズは即時解散します。

ほらね・・・。　
とっても思惑通りに引っかかってやる倉坂なのだった。

 

素晴らしい。実に素晴らしい！

さすが、ブロードウェイにたった一度出たことがあるスター。

皆さん 聞きましたか？

シャンソンズは、優勝できなければ解散するという意気込みです。
この町の希望の光に期待しましょう。

 

とってもベタだ。　

そもそも、1つの市に合唱団が2つあって何でいけないのさ。あってもいいじゃん…。
1つの高校や大学にも部だのクラブだの同好会だのと、いくつもあったりするよねー。

それに、そんな正統派が参加する合唱コンクールで「シャンソンズ」が優勝しちゃうとしたら、
それはとっても無理があると思うの。

こんなのが出てきたら審査員だって審査に困るわ。

 

・・・とか、長々とツッコんでしまうくうなのでした……。　

 

でも、あれあれ、逃げ道はありそうな市長の言い分です。

優勝できなければ解散するという「意気込み」です。

って事は・・・
もし、優勝できなくても「意気込みはあった」ということで……。

逃げられない？あ～そうでちゅか…。

 

とりあえず、そんなこんなで今週も「シャンソンズが出来るまで。」の続きです。

 

夫の浮気が明確になって、忠子さんは家出してしまいます。
居場所は東京らしい。

シャンソンズは現在1人でも欠けたら痛い状況であるわけで、おまけにみんなに
秘策はあると言ったものの当然秘策なんかない倉坂。

 

お前、優勝なんてはったりこいて大丈夫かよ。
あいつらな、お前に名声がないことが分かった上でついてこようとしてんだよ。

もし優勝できなかったら、あいつらお前のせいで夢や目標を失う。

それだけは忘れんなよ。

一希に言われる。
当然、正しい言われようです。

 

そこで倉坂が目を付けたのが、パリオペラ座公演も成功させて凱旋帰国した三宅光矢。
これが、元彼だったようで……。

プロデュースしてもらおうと、みんな引き連れて東京に行く。

もちろん、忠子を連れ帰るのも目的。

まぁ、当然、元彼にはそんな何の実入りにもならない仕事は断られる。

頭まで下げたのに良い返事のなかった事に苛立ちながら眺める東京タワー。

そこに、同じようにここを「思い出の場所」としてタワーを眺める忠子。

 

実は、結婚式挙げられてないんです。

父が反対してて。
私、それを強引に押し切って籍入れちゃったんで。

だから、ここでプロポーズされて以来、愛を伝え合うとか誓うとかしたことがないの。

そんなもん。
結婚式なんかしなくたって、誓いたいときに誓えばいいんじゃないの？

私はあなたみたいにアメリカかぶれじゃないんです。
ああいう田舎ではそういうことは大事で…。

田舎かぶれよりましでしょうよ。

ここに何があるのか知らないけど、過去にすがったって何にも得られない。

そうだ！こんなとこ何の意味もなかった。
これからは自分たちの力でやるしかない。

シャンソンズが県大会で優勝するためには誰一人脱落者を出しちゃいけない。
帰るわよ！ホームタウンに。

 

「過去」に縋ったりくよくよ悩むのではなくて、「今」のために前を向こうという話。

過去の栄光とか、過去の思い出とか、過去の仲間とか恋人とか…
ではなくて、今できる事をせいいっぱいやる。

それって、このドラマ自体のテーマでもあると思うんだけどね。
ま、「念には念を」の回。
(念には念念念の回、くらいかも　)

 

背中を押されなければ前を向けなかった忠子さんのために、みんなで結婚式を開いてやる。

シュガーの「ウェディング・ベル」。ちょっと素敵なショークワイア。

玲奈さんの「くたばっちまえ！」が、感情こもり過ぎて素晴らしかった。

(「ウェディング・ベル」って確か歌の中に人の声が入ってるとかいう心霊現象が
話題にならなかったっけ……？きのせいか？いや、この話題は明日のドラマ向け)

 

さて、白紙の五線譜と共に倉坂に贈られた三宅からのメッセージ。

真っ白い五線譜にメロディーを書くことからステージは始まるんじゃないかと思ってます。
ホントのオリジナリティーは、そこからしか始まらない。

 

これを受けて、

この世界に星の数ほどある曲の中で、私たちを輝かせる私たちにふさわしい曲は何か。
それは…

オリジナル曲です！

と言う決断に至ったらしい倉坂…。

作詞作曲は何の承諾もなしに一希に一任されたのだった。

 

え…ゼルエルで大丈夫なの？　

 

今日は、一希とアヒルちゃんの川原デートを目撃した忍ちゃんの嫉妬(どっちに？　)がツボだった。

忍ちゃん、確実にそういう方向に……。
　

 

【第7話の楽曲】

・TOKIO（沢田研二)

　　　

・DOWN TOWN（エポ）

　　　

・M（プリンセス・プリンセス）

　　　

・ウエディング・ベル（Sugar）

　　　

　　　　。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

夫・哲郎(小泉孝太郎)と玲奈(片瀬那奈)との過去について知ってしまった忠子(石田ゆり子)
は家を出てしまう。あわてふためく哲郎。

由芽市では安見市との合併、ゴミ処理場建設市民説明会が行われ、ついに澪(天海祐希)は
議会が条例を再検討するために必要な署名2000名分を集めたことを報告する。
その場に集った人々の心にも確実に澪の言葉は響いていた。

そんな状況を前に、市長の井坂清忠(岸部一徳)もだまっていない。
合唱コンクールの県大会優勝候補である安見市女声合唱団は優勝に向けドイツ・ベルリンから
合唱団の指揮者を招請したと伝え、シャンソンズに勝算はあるのかと澪に迫る。
市長の挑発にのって澪は県大会で優勝できなければ解散すると断言してしまう。

実際には何の秘策もなく頭を抱える澪に、追い打ちをかけるように一希(玉山鉄二)の
「あんたのせいであいつらは夢や目標を失う」という言葉が突き刺さるのだった。

そんな中、テレビを見ていた澪はかつて日本で属していた劇団でのパートナーであり
元恋人だった三宅光矢(石井竜也)がパリ、オペラ座での公演を成功裏におさめ、
東京での凱旋(がいせん)公演のため日本に戻ってきたことを知る。

そこで澪はある秘策を思いつき、シャンソンズには刺激を受け感性を磨くためと伝え
東京に向かうのだった。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

 

※公式サイトはちゃんと私のために(ぇ…　千葉雄大くんの連載コラム
「忍くんのシャンソンズな日々」を設けてくれているのだった…わかってらっしゃる

　　　　　

 

よろしければ→【2012年4月期・春クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

 

　　
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【キャスト】

倉坂澪 – 天海祐希
井坂忠子 – 石田ゆり子
野々村まひる – 大島優子

馬場みぞれ – 大島蓉子
皆川玉子 – 菊地美香
羽田南 – 福原美穂
高垣忍 – 千葉雄大
乾一希 – 玉山鉄二
桜井玲奈 – 片瀬那奈
桜ママ – 濱田マリ
井坂哲郎 – 小泉孝太郎

森香奈絵 – 久野綾希子
井坂清忠 – 岸部一徳

 

 
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