おばあちゃん、あれ、なに?
あれは、さだまさしさんですよ……
(そういうことだよね)
祥子に促されて自分の「行きたい」という気持ちをめぐみに告げた舞(浅田芭路)は、海の校外学習に参加する。舞を案じて気を揉(も)むめぐみ。そんな中、生徒の一人がはだしで海に入り、オコゼを踏んでしまう。周りはパニック状態に。舞は海から出ようとするが転んでしまい、怪我をしてしまう。一方、めぐみと祥子は手作りのジャムを車で運搬している途中でその騒動に遭遇する。めぐみは、車を降りて一目散に舞のもとへ駆けていく…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第1週「お母ちゃんとわたし」第5話
感想
熱は出なかった。
けれども小さなケガはした。
お母ちゃんには、それを「体験」として受け止められない。
一人で帰って大丈夫?
かすり傷でも許せない
舞ちゃんは大阪にいる間は遠足などに参加したことが無かったのかな。
いつも、めぐみさんがついて行っていたのかな。
島のみんなが見てくれとる。
と祥子さんに言われても、自分の心配で手一杯な めぐみさん。
ジャムの配達でたまたま校外学習の海岸を通り、騒ぎが起きていることを知る。
オコゼには毒がある……
それを踏んでしまった耕平くん。
めぐみさんが心配するのは、そっちよりも自分の娘のかすり傷。
家に帰ってからも会話がかみ合っていない。
心配せんでよか。耕平は大丈夫。今頃元気にごはんば食べちょる。
ホンマ?
よかった……。
耕平くんのことを心配する舞と、それを元気づける祖母。に対して、
来たばっかりなんやし、もっと慎重に考えなあかんかったね。ごめんな、舞。
耕平くんは舞ちゃんのせいでケガをしたわけではないし、舞ちゃんは自分が転んだことを気にしているわけではないのに。
これを見て、祥子さんからついに通告されてしまう めぐみさん。
めぐみ、帰ってくれんね。
舞は預かるけん。
うちの子やけん、うちがなんとかする
舞はお前に遠慮ばして、自分の気持ちば言えんとさ。
自分が離れた方がいいことを理解して、島を去って行く めぐみさん。
そして、それを受け入れる舞ちゃん。
舞ちゃんのこの決断は実は意志ではなく「あきらめ」だった。
本当はお母ちゃんと一緒に居たいよね。
私と一緒にいてたらお母ちゃんしんどそうやから。
お母ちゃん、私にここ残ってほしいて思てる。
そやから帰られへん。
帰らないで、というワガママすらも言えない性質になってしまっているのよね。
離れるのは大事なことのように思うけれど、めぐみさんのケアの方も必要な気がするなぁ。
それは、夫が考えることか。
とりあえず、舞は島に残り、自分の意志を伝える勉強を始める。
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舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
『舞いあがれ!』各回リンク