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【家族の旅路 家族を殺された男と殺した男】第1話 感想

もう諦めてるんです。

亡くなった津村先生のお力で3回も再審請求することができました。

ご存じのとおり、3回とも棄却されました。

けど、それが私の運命だって悟ったんです。

まして、あなたに。
浅利先生に思いもかけない言葉いただいて。

ただこうやって30年ぶりにお目にかかれただけでも…
たとえ明日召されたとしても悔いありませんから。

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【家族の旅路 家族を殺された男と殺した男】第1話

 
  
 kazotabi-op

「オトナの土ドラ」枠といえば、ツッコミだよね……。

と、思っていたわけだが、意外なことにガチ真面目な感じでビックリ(いいのか、それで)

なんせ冒頭シーンが凄かった。

犯人視点のカメラワークで、何をされているのか映っていないのに何をされているのか察せられる恐ろしさ。

自分が殺されているようだった。

こんな本格的じゃ、ツッコめないじゃないか!!(だから、いいのか、それで……)

肝心のミステリーの方は、輪郭だけでもボンヤリと「犯人わかりた」な雰囲気だった。けれども、そもそも公式のトップキャッチも「私は一体何者なのだ」である。

だから、恐らく謎を追う話なのでは無くて、人間ドラマなんだろうなぁ。

とりあえずは、ツイッター上げで。

 kazotabi1-大富家

 kazotabi1-養父

 kazotabi1-面会

唯一ツッコみ所と言ったらエンケンさんのヅラと、自分の母親のせいで両親が殺された祐介に弁護を依頼しに来る河村礼菜の非常識すぎる態度かしらん……。

両親を殺した柳瀬光三にただ面会したい目的で再審請求しろとか、頭おかしいのかと思ったら、とりあえず母親の余命がないから死ぬ前に行方不明の兄を探したいと。

まぁ、何かしてあげたい気持ちは解るので何とも言えず。もっとも、この子の場合は母親に「謝らせたい」のが目的らしいが。

「殺された女性の義兄である養父に「豊かな環境で光男を育ててやるからユウスケを捨ててこい」と言われて捨ててきた」とつぶやいたけれども、それ以上に、タッキー@祐介が光男だとすれば人質を取っていることにもなるんだよね。いつでも赤ちゃんを殺せる「養父」という位置で。

連ドラの方向としては、いつ位に主人公が自分を光三の息子だと知るのか、そして育ててくれた養父を犯人だと知るのか、知った後でどうするのか……その持って行き方かな。

(※ちなみに以上の話は全て私の妄想であり、別にネタバレではありません。原作は未読)

それにしても、いつもながらエンケンさんの表情にはやられるわ。あんな悲しい目で見られたら、もう絶対に冤罪だって解ってしまう(泣)

刑事に語っていた「羨ましくなっちゃったんでしょうね」というのは本音なんだろうな。自分の子も祐介くんみたいに豊かにしてあげたくて。

癌が治ると解っていたら、もっと違う考えも浮かんだかも知れないのに。

どうか最終回までエンケンさんが無事でいられますように。

レビューは続けるかどうか未定。続けるとしても実況上げで。


弁護士の浅利祐介(滝沢秀明)の元に、河村礼菜(谷村美月)という女性が訪ねて来る。

祐介は赤ん坊だった30年前、両親と祖父を殺害されたという過去があったが、礼菜はその事件の犯人として服役中の死刑囚・柳瀬光三(遠藤憲一)に会ってほしいと切り出す。礼菜は、事件以降行方不明になっている柳瀬の子供をある理由から探していて、祐介が頼みの綱なのだと告げる。

「冗談じゃない!」怒りを覚え、祐介は礼菜を追い返してしまうが…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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※キャスト

浅利祐介 … 滝沢秀明
柳瀬光三 … 遠藤憲一
澤田陽一郎 … 片岡鶴太郎
河村礼菜 … 谷村美月
河村あかね … 横山めぐみ
浅利孝信 … 益岡徹
浅利由美子 … いしのようこ
桜井良太 … 長谷川純
花木重彦 … 目黒祐樹

※スタッフ

脚本 … いずみ玲
演出 … 国本雅広
プロデュース … 西本淳一、大久保直実、坪ノ内俊也
主題歌 … 滝沢秀明「記憶のカケラ」
音楽 … 羽岡佳
原作 … 小杉健治「父と子の旅路」

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