鈴子(宮本信子)に誘われ洋食屋「すずふり亭」に入る実(沢村一樹)。
緊張の中、手ごろなハヤシライスを頼み、料理長の省吾(佐々木蔵之介)たちは手際よく調理を始める。
鈴子は、実が建築現場で働いてきたことを聞き、東京の街を作ってきた自分を誇りに思ってほしいと語りかける。
実は東京に来て初めて心を開いて話せたと感動するのだった。
美味しかったと店を出る実に、鈴子は「東京を嫌いにならないで」とあるものを手渡す。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ひよっこ」第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」 第4話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
今日は多くの家庭の夜ご飯がハヤシライスになるよね……。
マカロ ニグラ タン
に惹かれて「すずふり亭」へ入った実。
すごいですねぇ。
洋食屋さんなんて初めてだから、どうしたらいいか分がんなくって。
と言う実に、店主の鈴子さんは丁寧にメニューを説明し、お薦めし、ビーフシチュウはちょっと高いからハヤシライスを…と言う実を馬鹿にせず明るく注文を受けてくれる。
恐らく、こういう地方の出稼ぎの人もたくさん見てきているのだろう。
厨房の人たちも明るく注文を受けて丁寧に料理し、田舎者を馬鹿にする空気なんてない。
(ホールの高子だけはちょっと気になるけれども…た、たぶん、キャストのせいで何か引っかかるように見えちゃうだけよね。きっと優しい人よね!。
霞ヶ関っつうところのビルの現場にいます。
あっ、でも、あれなんです。
オリンピックやる国立競技場の現場にもいたこどがあるんですよ。
自慢にはなんねえんですけど。
と言う実に鈴子さんは自慢してくれと言うのだった。
いいんですよ。自慢して下さい。
「あれは俺が造ったんだ」って。ね? そうして下さい。
そうだよね。
「ここ俺が作ったんだぞ」と言っていいと思うよ。
地面に残る仕事ができるって、幸せな事。
食べ終わって店を出る前に、鈴子さんは実にポークカツサンドを持たせてくれた。
東京。
東京、嫌いにならないで下さいね。
奥茨城に着くと、バス停で子どもたちが待っている。
抱きつく ちよ子と進。
2人の後ろで微笑む みね子。
バス停から歩いて家に着く頃には外はもう真っ暗。
親子で歩くロケーションの素晴らしさ。
実は風呂よりもご飯よりも、まず、畑の土に挨拶した。
あぁ…。いいなぁ土は。土はいいなぁ。
茨城の土だ。
はあ~いい匂いだ。
今日も人が優しくて。
…恐いくらい優しくて。
泣いたわ……。←もう情緒不安定。
でも『おひさま』も最初の1週間はずっと泣いたからね。
安心はできない(爆)
お父さん…。
お父さんはここで畑や田んぼしたいんだよね。
そうだよね。決まってるよね…。
ここで生まれて育ったんだもんね…。
決まってるよね…
念を押すような みね子のモノローグが微笑ましい再会の陰を匂わせる。
みね子は今、不安なのね。
東京に好きな人たちを持っていかれるのが不安なのね。
そして視聴者的には、このとびきり温かい日常が崩れる不安を……
ちょっと待っているのだった。
とりあえず、すずふり亭で文明開化した実がそのまま蒸発しなくて良かった。
※キャスト
谷田部 みね子 – 有村架純
谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代
谷田部 茂 – 古谷一行
助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
角谷きよ – 柴田理恵
助川正二 – 遠山俊也
益子次郎 – 松尾諭
牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介
井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
語り – 増田明美
※スタッフ
脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良
主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html
ひよっこ(Part1) [ NHK出版 ]
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ひよっこ(上) [ 岡田惠和 ]
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コメント
巨炎さん
>バスの中から現れないオチが待っているのかとチョイ、ヒヤヒヤ。
私も!
降りてこないのではーー!!と思ってしまいました。
とりあえず帰ってくれて良かった^^
>そもそも説明臭いといえば「梅ちゃん」が、それに加えて
無理に笑いを取ろうとする仰々しい演出の数々でトラウマモンでした
梅子の事はもうあまり覚えてないんですよ(笑)←トラウマだから記憶喪失になっている
視聴率は徐々に上がってきたようで。伸びてほしいですね^^
【ひよっこ】第4話(4/6木)感想と第3回視聴率最高♪
第3回の関東の視聴率は、第2回の18.8%より上がって、19.7%♪初回の19.
ひよっこ 第4回
内容故郷へ帰る途中、実(沢村一樹)は、牧野鈴子(宮本信子)が営む洋食屋“すずふり亭”の前で足が止まる。鈴子の勧めで店に入りハヤシライスを注文。鈴子の息子で料理長の省吾(佐々木蔵之介)が手早く調理をはじめる。そして目の前にやって来たハヤシライスに驚きながら舌鼓を打つ実。その満足げな実の顔を見た鈴子は、省吾に。。。。 敬称略 メインの話が進んでいるようで進んでいなくても。 …
ひよっこ (第4回・4/6) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式) 第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』『第4回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 鈴子(宮本信子)に誘われ洋食屋「すずふり亭」に入る実(沢村一樹)。緊張の中、手ごろなハヤシライ…
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春は皆が待ち望んでいる 明るく喜ばしい季節 …というイメージがあるけれど 何故か私は落ち着かないんだよなあ ソコハカトナク浮かぶのは焦燥感 …これまた勝手なイメージ? …ひじゅにですが何か? 「東京、嫌いにならないで下さいね」by鈴子 昨日の宗男叔父さんの言葉を裏付ける様に 東京の人々の温かさが示される。 イカニモ慣れていなそう…
>すずふり亭で文明開化した実がそのまま蒸発しなくて良かった。
バスの中から現れないオチが待っているのかとチョイ、ヒヤヒヤ。
すずふり亭の会話はやっぱり説明臭く感じますが、
みね子が話の中心にくると、そうでも無くなるのが妙な作劇。
そもそも説明臭いといえば「梅ちゃん」が、それに加えて
無理に笑いを取ろうとする仰々しい演出の数々でトラウマモンでした。
そっちに視聴率で負けているのは、「カーネ」と「別品」の差ですね。