クラスになじめない三女・美子(根岸姫奈)のため、美子の学校に乗り込む常子(高畑充希)。しかし、その行動が裏目にでてしまい、ますます仲間外れに…。そんな中、近所で火事が発生。常子は男性陣に交じりバケツリレーに加わるも、全く役に立てず邪魔者扱いされてしまう。何かと因縁をつけてくる玉置三兄弟にばかにされる常子。美子は、その様子を見てますますとと(=父)が恋しくなり、常子に八つ当たりをしてしまう。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第2週「常子、妹のために走る」 第7話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
出かけていたので、ごくごく簡単に。
子役時代が(美子以外)終り、お話自体は大人のステップ上がってる感じ。
時は昭和10年。ととが亡くなって4年。
常子@とと姉ちゃんは高等女学校の4年、鞠子は3年生。
美子は尋常小学校の4年生らしい。
かかは、
「竹蔵の会社から遺族援助を受けつつ女工としても雇用され、布の品質を検査する「検反」という仕事をしてなんとか一家を支えていました」
という事。
とりあえず……
家計はOKということらしい。←ここは大事。
常子は明るい性格で学校の人気者。
鞠子は学内で認められる秀才。
「竹蔵が亡くなってから長女の常子は小橋家の戸主となり、父の期待どおりたくましく成長していました」
ということで、お話自体はごくごく日常を描くだけだが、今回は常子が「戸主」であることが強調された感じ。
明治民法で制定された男系「戸主」を家のルーツとしていたイエ制度では、男親の血筋を辿った子ども(基本は男子)が相続していった。
子どもが未成年であろうが、家を継ぐという意識を本人が持てる程度の成長があれば戸主となった。
配偶者である妻ではなく「子供」であることがこの制度の特徴。
妻には本当に何の権利もない法律だったのね。
これが廃止されたのは何と戦後。昭和22年。
(でも、現代でも妻の「権利」のことを言えば、例えばどんなに姑の介護に人生の時間を奪われようが「息子の配偶者」に財産相続権はない。すごい法律だよね、これ。なのに未だに介護は嫁がやればいいと多くの家が思っているという…この恐さ)
ま、そういう事は置いておいて…
前回、こんな幼い子どもに「とと」を託すとは…
と書いてきたが、法律的には常子はそれを請け負うだけの「大人」と認められたという事である。
で、常子と鞠子はすくすくと明るく正しく育っていたが、あの可愛かった美子はすっかり暗い子になっていたらしい。
美子よ…何があったのだ。
最初は仲よくしてたんだけど…。
でもみんなお家のこと話す時、かかの話や ととの話をするの。
でもウチには ととがいないから話せる事がないの。
でも美子にも とととの思い出あるでしょ?
話せば減ってくばかりでなくなっちゃうよ。
とととの思い出はもう増えないもん。
何も話せないから話さないようになって一人になっちゃった。
いいなあ、みんな ととがいて。
大丈夫だ美子よ…
あと何年かすれば ととや兄が居ない子でいっぱいになるからね、この国は…
(いやいやそういう話じゃないぞ…)
どうしたもんじゃろのぉ…。
の末、
で、美子を笑わせようとする とと姉ちゃんであった。
それは眼球に刺激を与えるので止めた方がいいっす……。(そういう話じゃない)
美子の弁当を持って来ちゃって、小学校に走る とと姉ちゃんの図…。
で、明日へ。
うーーん…
2週目にして無難で普通のホームドラマになったな~。
ところで、
どうしたもんじゃろのぉ…。
は、長すぎて流行る気がしないから止めた方がいいのではーー。
聞くたびにどうしても「妖怪どうしたろうかしゃん」を思い出してしまう、わし…。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
とと姉ちゃん(part1) [ NHK出版 ] |
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コメント
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>お母さんとピクニックに行った第1話だけ
緑豊かな原っぱなんですけど後は
石造りの閉塞感の強い建物やら荒涼とした南米の大地とか
延々と続く。
映像がとても美しいドラマなのでなるべくロケ多様でお願いしたいですが朝ドラでそれは難しいんでしょうな~。
とりあえず染物干し櫓はずっと使われるようでそこは楽しみ。
これから戦争なんですよね。
ととも兄も居ず、たぶん叔父さんも兵隊には行かなそう(年齢的に)な気がするからあまり本格的には描かれないかな
とと姉ちゃん 第7回
『常子、妹のために走る』
内容父・竹蔵が亡くなって4年。常子(高畑充希)は、小橋家の戸主。。。“とと”として奮闘していた。母・君子(木村多江)妹・鞠子(相楽樹)そして美子(根岸姫奈)それぞれ頑張っていた。
ある日、美子の担任の先生が小橋家にや…
とと姉ちゃん (第7回・4/11) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第2週『常子、妹のために走る』『第7回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
クラスになじめない三女・美子(根岸姫奈)のため、美子の学校に乗り込む常子(高畑充希)。しかし、その行動が裏目にでてしまい、ますます仲間外れに…。そんな中、近所で火事が発生。常子は男性陣…
おはじき婆>『とと姉ちゃん』7話
玉置三兄弟登場!ウザい登場の仕方だったけど取り合えず真ん中の子が気に入ったわだって、顔を見るだけで笑えるんだもん>こらこら…ひじゅにですが何か?「そうだよね~辛いよ…
おはじき婆>『とと姉ちゃん』7話
玉置三兄弟登場!
ウザい登場の仕方だったけど
取り合えず真ん中の子が気に入ったわ
だって、顔を見るだけで笑えるんだもん>こらこら
…ひじゅにですが何か?
「そうだよね~辛いよね」by常子
↑美子の気持ちにまず同調してから
アドバイスをする、とと姉ちゃんの図ぅ
なんだけど
我が家の猫の掛かりつけの動物病院では
診察中に猫が声をあげ…
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>2週目にして無難で普通のホームドラマになったな~。
「母をたずねて三千里」みたいなものでしょうか。
お母さんとピクニックに行った第1話だけ
緑豊かな原っぱなんですけど後は
石造りの閉塞感の強い建物やら荒涼とした南米の大地とか
延々と続く。どうせ
>あと何年かすれば ととや兄が居ない子でいっぱいになるからね、この国は…
花の乙女の青春時代が暗黒期か。
どのくらいの匙加減で描くのか。