「全員が天ぷらを揚げられる。
全員がいいダシを取れる。
そして、全員がお客様とじかに接することができる。」
それが、あのレストランの役目なんじゃないかと思ってな。
「高校生レストラン」第6話。簡単感想で。
いつものように、調理場でみんながそれぞれの持ち場を訓練する中、
米本が作った味噌汁にダメ出しした後、村木は全員を集合させた。
そして、次回の営業から持ち場の配置換えを行う、と発表する。
今まで調理場をやっていた者は、坂本も含めて、ほとんどがホールへ移動。
ホールを持っていた者は、調理場へ回された。
張り切る者、ガッカリする者。・・・戸惑う生徒たち。
星野 そんな落ち込むなって。
先生もきっと俺らのために配置換えしてくれたんやと思うで。
でも、ホールなんてやったことないし。
俺だって初めてや。一緒に頑張ろうに。
そんな中でも、坂本は冷静。
米本は複雑な表情だった。
翌日、それぞれは新しい持ち場の訓練を始めたが、米本は欠席。
その日から、米本は調理クラブに顔を出さなくなってしまう。
先生のせいじゃありません。
ウチ自身の問題なんです。
ウチ・・・料理が好きなんかどうか分からんようになって来たんです。
ウチは、坂本先輩やみんなと料理するんが楽しかっただけなんです。
料理始めたんも、お父さんに美味しいものを作ってあげたかっただけやし。
みんな、プロの料理人を目指してどんどん先に進んでます。
せやけどウチは・・・。
結局は、村木に味噌汁の味を否定された事が、料理に対する米本の気持ちを不安定にさせ・・・
村木自身も、味噌汁には各家庭の「お袋の味」があることに、自分の家庭で気づき・・・
ロボットのように味を身体に染みこませる事だけが料理ではないと、
人を教える立場の人間として、また1つ気づく。
生徒たちも、配置換えの重要さを自ら理解した。
こう書いちゃうと、「何だ、何でもとんとん拍子なんじゃん」と思うかも知れないけれども、
そういう事に、ちゃんと自分で気づいていける人って、人間ができてる人だよな、と私は思うのだ。
大抵の高校生は、
「なんだ、あの先生、何で才能のあるオレがホールに行かなきゃなんないんだよ」
と反発心を持つだけで終わり、
大抵の教師は、
「お前らはオレの言う通りにだけしてりゃいいんだよ」
と上から目線でしか生徒を見れずに終わる。
人の考えを尊重できる人たちがいるドラマというのは、見ている方にも
いっぱい気づかせてくれる事があるのである。
また、もう1つのエピソードとして、権力で娘の配置を換えさせようとした父親が、
ホールで頑張る生き生きした娘の姿を見ることで、村木の意図を理解し、
また、村木は、親友が影で動いてくれているから、今の自分がある事を知る。
という物もあった。
支え、支えられ、学び学ばされ、何も自分1人の力で動いているのではないのだと、
そういう事を改めて教えてくれた話。
しかも、そういうエピソードが全く押し付けがましくないのも、このドラマの素晴らしいところである。
教師も、生徒も、生徒の親も、みんな、触れ合うことで成長していく。
今回も、温かいストーリーだった。
※そして、神木くんギャルソン姿に萌え~・・・の回
「高校生レストラン」公式サイトでは「今週のメニュー」とレシピが紹介されているのだ。
お腹すくけど、ぜひ見てみてね
※キャスト
村木 新吾 – 松岡昌宏
岸野 宏 – 伊藤英明
吉崎 文香 – 板谷由夏
村木 遥 – 吹石一恵
岩瀬 厚一 – 平田満
佐藤 圭作 – 河西健司
戸倉 正也 – 金田明夫
都甲 仁美 – 柴本幸
村木 定俊 – 原田芳雄
坂本 陽介 – 神木隆之介
米本 真衣 – 川島海荷
五十嵐 利基 – 深澤大河
亀山 志保 – 藤井武美
川口 育枝 – 堀本雪詠
川瀬 真奈美 – 三吉彩花
河田 圭悟 – 椿直
佐々木 浩典 – 中田晴大
清永 正太郎 – 中根大樹
高木 小百合 – 藤原令子
田村 翔太 – 秋元龍太朗
鳥羽 裕子 – 梶原ひかり
長江 彩那 – 村上友梨
仲田 俊平 – 中島広稀
中原 唯 – 小松美月
中村 幸一 – 野村周平
名張 洋二 – 坂本優太
畠山 恵 – 疋田英美
深山 由佳 – 沼倉花菜
星野 佳世 – 大野いと
細川 里美 – 柚りし菓
松下 幸成 – 板倉輝
水野 健太 – 持丸加賀
御浜 明日香 – 藤田絢子
宮沢 真帆 – 能年玲奈
宮下 剛 – 草川拓弥
村中 亮 – 鈴木龍之介
山崎 美穂 – 西崎あや
横山 茜 – 角池恵里菜
【送料無料】高校生レストランひみつのレシピ |
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コメント
高校生レストラン 第6話
「レシピvs母親の味」 高校生レストランもようやく軌道に乗ってきたある日、新吾(松岡昌宏)が厨房とホールのスタッフを入れ換えると言い出した。 レストランはあくまでも部活動であり、教育の一貫として、生徒たちに平等に機会を与えるためだった。 しかしそれぞれの持…
高校生レストラン 第6話
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翌日、新しい配置での練習がスタート。
しかし、真衣(川島海荷)の姿がない。
やはり、厨房から外されたことがショックだったのか。
生徒たちは、慣れない…
高校生レストラン
高校生レストラン
土曜 21:00 日本テレビ系
2011年5月7日~
【キャスト】
松岡昌宏、吹石一恵、神木隆之介、川島海荷、板谷由夏、伊藤英明 ほか
[公式サイト] http://www.ntv.co.jp/kouresu/…
高校生レストラン #6
今回もいいお話でしたね~
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実践につながる教育の場ですし、
配置換えは必要ですよね。
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伝説のギャルソン誕生!?(高校生レストラン#6)
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高校生レストラン (第6話 6/11) 感想
5/7から日テレで始まったドラマ『高校生レストラン (公式)』の第6話『レシピvs母親の味』の感想。
冒頭から脚本家の交替が判る秀逸な仕上がり!
これまでは事件発生状態の次は結論の演説大会だけで、村木(松岡昌宏)と生徒たちの葛藤などは二の次になってい?…
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
このドラマ、押し付けがましくないんですよね。
方言の力もあるんじゃないかなぁ。
主役はあくまで生徒達だし。
そういうのがすごく「いい味」になってて、どの役も生きてますよね。
見てて癒しになります。
こういうドラマもやっぱ事件ばっかじゃなく必要ですよね~(^^)
ドラマ「高校生レストラン」第6話 感想「レシピvs母親の味」
感想こそ週末は忙しくて書いてませんが、見てますよ~♪
毎回丁寧にテーマを絞って困難と、結果を見せてくれる、しっかり起承転結が出来た脚本だし、何より生徒ひとりひとりが、方言をしゃべって、存在をしっかり見せてるなぁと。
まさにみんなが主役のレストラン。
…
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高校生レストラン 第6話 レシピvs母親の味
『レシピvs母親の味
内容
“平等に機会を与える”
レストランが教育の一環ということ、吉崎(板谷由夏)の提案もあり、
厨房とホールのスタッフの配置換えを、部員たちに告げる新吾(松岡昌宏)
仲田俊平(中島広稀)長江彩那(村上友梨)中原唯(小松美月)
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