【七瀬ふたたび】第2話

12年前、研究所に?

 

 

ああ。

 

一緒に遊んでくれればいい。

 

そう言われて・・・

 

 

あんたは一度だけ来た。

 

あの実験の後、俺はどんどんおかしくなっていった。

 

 

あんたの父親のせいだ。

 

 

電車の崖崩れ事故を逃れたせいで、七瀬は周囲に

 

気味悪がられるようになり、老人ホームを辞めた。

 

 

七瀬は、かつて父と一緒に天星電機で研究をしていたと言う、

 

東泉大学の準教授・漁を訪ねる。

 

 

そこで、父はテレパスの研究をしていた事を知る。

 

友達・瑠璃の勧めで東京に住む事になった七瀬を

 

電車の中で出会ったテレパスの少年・朗が訪ねてくる。

 

 

人混みに出ると、色々な声が聞こえてきてしまう七瀬。

 

お姉さん、全開になってるんだよ。

 

だから雨が入って来ちゃう。

 

 

雨が降ってる時は、窓を閉める。

 

 

朗は、聞こえてくる声をコントロールできているようだった。

 

どうして、私たち、こうなったのかな。

 

 

わかんない。

 

魚の声は聞こえてこない。

 

 

静寂に包まれる水族館・・・
マジックを売り物にするバーで働く恒介は、

 

通り魔事件の事で相変わらず高村刑事に追われていた。

 

 

ある日、次の通り魔事件が見えてしまった恒介は

 

 

「赤い服の女が襲われる」

 

 

と言う無記名の投書を警察に送ったが、

 

高村は犯人を追わず、恒介の所へ監視にやってきた。

 

 

仕方なく自分が現場に向かった恒介だったが事件は起きてしまい、

 

恒介は追ってきた高村に逮捕されてしまう。

 

どうして赤い服の女を捜さなかったんだ!

 

 

と、刑事を責める恒介。

 

 

取調中に、七瀬が襲われる光景を見た恒介は

 

 

七瀬が襲われる!

 

 

と、刑事に訴えた。

 

 

見えるのか・・・?

 

七瀬は心の声を読むことで通り魔に近付き、

 

襲われそうになった所を高村に助けられた。

 

 

高村は見えない力を信じざるを得なくなった。

 

今までは聞こえてくるだけだったけれど、

 

夕べは自分から覗こうとした。

 

心の中を覗くことを武器にした。

 

 

こんなにイヤな気持ちになるとは思わなかった。

 

結局、未来は変えられなかった。

 

2人とも、何を落ち込んでいるの?

 

 

と、朗。

 

 

でも、死ななかったんでしょ。逮捕されたでしょ。

 

そうだな・・・お前の言う通りかもしれないな
      

 

なぜ、浩介は通り魔を追うのだろう。

 

自分がどうなるかは知っているはずなのに。

 

 

そして、未来は変えられない事も知っているはずなのに。

 

 

と、思っていたが、どうやら2人が動いた事で

 

未来は変わったようだ。

 

 

自分たちの能力を「バケモノ」と言われ、

 

力を持つことに悩んでいた七瀬と恒介だったが、

 

力を使う事で役立つ事もある、と知ったようである。

 

 

そして、テレパスと言う能力を信じるようになった高村刑事も

 

今後、何かと味方になってくれるかも。。。

 

恒介は、七瀬の父親の実験台だったらしい。

 

 

七瀬も。。。

 

 

では、朗の能力は、どうやって目覚めたのだろう。

 

研究所に呼ばれた子供たちの年齢とは、明らかに合わないし。。。

 

 

まだまだ謎がいっぱい~

 

 

七瀬と一緒にいても、心の声を放たない友達、

 

瑠璃の存在が何となく救いになっていた。

 

 

邪気のない人って事なんでしょうね

 

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コメント

  1. くう より:

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    >>では、朗の能力は、どうやって目覚めたのだろう。

    >たしか1年前にご両親が亡くなった時からって

    >言ってたから、その点については七瀬と同じですね。

    でも、七瀬はたぶん、父親の訓練を受けていたから

    こうなったんですよね。。。

    違うかな(^^;ゞ

    訓練を受けていたメンバーと、実子の七瀬がテレパスだとして

    朗は年齢的に当時のメンバーのはずはないから、

    突然変異なのかなぁ。。。

    >でも、たとえバケモノと言われても

    >自分のこの力で誰かの役に立ちたいという思いが

    >七瀬にも恒介にもあったんでしょう。

    恒介なんて、救えないとあきらめたような事を

    言っていながら、いつも現場に行っちゃうんですもんね。。。

    確かに、特殊な能力は忌み嫌われるよりも役だった方がいいです。

    今回は、ちょっと救われた結末になっていてホッとしました。

    >多分、一番こういう人をバケモノだと恐れるのは

    >今回のような殺人犯とか

    >浮気をした人なんでしょうかね(笑)

    そうかも~。。。

    でも、私も読まれるのはイヤだ~!

    だから、そういう人がいたら、避けてしまうかも(^^;)

  2. くう より:

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    >朗は父親の隠し子なのかなぁ?

    隠し子!そりゃ大胆な説だけど、有り得たりして。。。

    何せ、原作をスッカリ忘れちゃってるのよ(^^;)

  3. くう より:

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    >ほーーんと、まだまだ謎がいっぱいで、

    >楽しめそうですわぁ~♪

    うんうん♪

    まだテレパスも全員出てきてないしね~。

    >柳原加奈子さん、いいですよね!

    >仕事をやめたわけも、素直に聞かないでくれましたし。。

    瑠璃が七瀬を東京に誘うシーンで、ウルっとしました。

    柳原加奈子ちゃん、良い役貰ったね(^.^)

  4. ikasama4 より:

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    面白くなってきましたねぇ。

    >では、朗の能力は、どうやって目覚めたのだろう。

    たしか1年前にご両親が亡くなった時からって

    言ってたから、その点については七瀬と同じですね。

    その昔、さとりって妖怪がいて、そいつは

    人の心を読むという事で怖れられたのですが

    古来よりそういう能力を持つ人を妖怪として

    怖れていたみたいですが

    それは今も昔も全く変わらないのかもしれません。

    でも、たとえバケモノと言われても

    自分のこの力で誰かの役に立ちたいという思いが

    七瀬にも恒介にもあったんでしょう。

    多分、一番こういう人をバケモノだと恐れるのは

    今回のような殺人犯とか

    浮気をした人なんでしょうかね(笑)

  5. お気楽 より:

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    朗は父親の隠し子なのかなぁ?

    なかなか面白くなってきました。

  6. 霞@気まぐれ日記 より:

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    PASS:
    ほーーんと、まだまだ謎がいっぱいで、

    楽しめそうですわぁ~♪

    柳原加奈子さん、いいですよね!

    仕事をやめたわけも、素直に聞かないでくれましたし。。

    七瀬としてもあんな友達がそばに居たら、

    「あぁ~、心の底から救われる~」

    って感じでしょうね。。

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