NHK朝ドラ【あさが来た】　第53回　感想

新次郎（玉木宏）ははつ（宮崎あおい）のもとを訪れていた。新次郎とはつは、寂しいもの同士、共感しあっていた。そして二人は…。九州の炭坑のあさ（波瑠）は、無理して必死に働いていたが、休むようにカズ（富田靖子）に言われる。治郎作（山崎銀之丞）が現れると、あさに向かって意外な言葉を口にする。そして、あさは…。その夜、眠っているあさの目の前に現れたのは…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第9週「炭坑の光」　第53話

　　　

 

※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します～～。(テンプレだす)

 

昨日の記事に”大阪の恩人、五代友厚を女子のためみたいに描いて「Ｙａｈｏｏ！　みんなの感想」が荒れるんじゃ…”ってな事を書いたけれども、見に行ってみたら案外問題になってなかった(爆)(もっとも、あそこはNHKドラマのネガティブ感想はほぼ削除される所だからね　)

その代り、しつこくしつこくdisられていたのは時系列問題だった(笑)

まぁ…確かに…
若干やっちまった感はあるのだった。

第43回の祖父の危篤回で、あさは「10年ぶり」に実家へ帰った事になっているし、母のセリフでもその後、嫁入りして10年…というものがあったのに、第48回で よのさんに「ああ、今年で正太郎が亡うなって8年だすよって、榮三郎は、じき16だす」って言わせちゃったんだよね。

白岡家の長男が亡くなったからと嫁入りを遅らせたので、実家に帰ったのが10年ぶりならば、長男が亡くなってからも10年経っていなければならなかった。

もっとも…
よのさん発言は全て よのさんのボケのせいである…と言う事もあり得るので…

と、思ったけれども、これがまた「８年の方が正解」っぽいので残念過ぎる。　

 

あさが生まれたのが1849年。榮三郎くんは7つ下の設定なので1856年生まれ。
(ちなみに史実の義弟は5つ年上である)

嫁入りしたのは、あさが15歳…喪中で はつよりも嫁入りが遅れたので16歳の時。1865年。

48話は「去年には国立銀行条例が制定されました」という五代すんのセリフがあるので、1873年（明治6年）。

つまり、8年…が正解らしい。

ちなみに、現段階は1874年（明治7年）。
榮三郎は18歳と昨日言っていた。
7つ上のあさは25歳。
新次郎は11上だから36歳。
あさの弟・久太郎は24歳。はつは27歳。
はつの長男らぶりんは明治4年生まれだから3歳。

こんな感じ？

 

(正直、それほど拘りはないが…自分のためにも一応整理しといてみた　)

ちなみに、明治民法が制定される前は「お酒は20才になってから」という法律は無かったので、榮三郎くんは別にビールを飲んでもいいーーーーんだす。新次郎はんは、自分は飲んでいたに違いない。　

 

こんな事で記事が長くなったわ……いいのか、いいんだす…。

今日は自分的にはそれほど書きたい事がないんだす……。

今日のような回に感動したりホッコリできたりするかどうかで、純粋な朝ドラファンかどうかが分れるような気がする。自分的には今日の回は苦手範疇の朝ドラらしい朝ドラである。　

 

開始5分は、自分的にはあまりどうでもいい恋愛匂わせ話である。
新次郎はん…相手は妊婦である。それ、進んだら朝ドラ超えて昼ドラになるからっっ！

ここで思ったのは惣兵衛はんは、きっと はつの漬物を売りまくって帰って来るんだろうな～ということだけ。おらが妄想している和歌山発・はつのお漬物で再興だぜ山王寺屋…が実現しつつある……←するのかよっっ。

 

お三味線のはっぴょーかいはやけに人が少なくてお気の毒…。
ってか、このまま新次郎さんがミュージシャンになっちゃいそうで心配です。

ここでは、

五代様が言わはるには異国の社交場にはこのビールいうお酒が必ず置いてあんのやて。

へえ～…社交場に…。

と美和が反応したのを見て、まさか、この人、誰かお偉いさんの奥方に納まって、どこかのミワーと一緒に鹿鳴館でダンスするんじゃないだろうな　ｼｬｰｰｰ……と、思ったくらい。
　　

 

実際、この時代、社交に慣れている芸妓さんを妻に迎えるお偉い人は多かった。
「鹿鳴館」は有名だけれども、実際はドレスを着慣れずスタイル悪くてダンスもドタドタしている日本人は海外の人たちにとっては物笑いの種にもなっていたようで…これを打破するための洗練された芸妓さん獲得みたいな裏話。　

 

この後の
「その夜は、誰もが何か寂しさを抱えてそれをそっと抱き締めて眠るような…そんな静かな夜でした」

は、どういう意図で差し挟まれたのかよう解らず……。

誰かが死んじゃうフラグでも立つのかと思った。

後ろ半分は炭坑でみんなから好きやねん…いやいや、もとい「おおきに」言われる おあささまが描かれるわけだが…

 

我儘っち言うとは自分のやりたいよう勝手気ままに動く者の事っちゃ。
あんたはどっちかいうたらその逆たい。
自分の事はほったらかしで…。
もっと自分を大事にせえ！

 

…と言われるわけだが、あささんが「人のためにばかり…」は、ごめんなさい、ちょっと違う気がする。

まぁ…本人が「人のため」と思い込んでやっているのは確かだけれど。
　　　

 

ちょっと主人公上げすぎる気がするのね、すいません。
もっとも、脚本はその逆の意図で書かれている可能性もある。(そう願いたい)

収穫は照れてカワイイ親方と、大泣きがカワイイ亀助はん……

乙女は主人公以外のところにあるのね、よく考えたら、このドラマ。　

 

そして、静かな寂しい夜…を破る

グッドモーニング～～！

 

何しに来たんだ…本当に妖精だな、五代すん。　

 

　

　　
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よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

　　
※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠（子役期：鈴木梨央）

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい（子役期：守殿愛生）

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史（子役期：吉田八起→河崎脩吾）
白岡千代 … 小芝風花
白岡正太郎 … 木内義一

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子

雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎（子役期：二宮輝生）

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄

福沢諭吉 … 武田鉄矢
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

 

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト　http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

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