新次郎(玉木宏)は、いなくなっていたはつ(宮崎あおい)を探しあてる。はつは、あさ(波瑠)には絶対居場所を言わないで欲しいと新次郎に頼む。その頃、あさは大阪商人たちの寄合で、五代才助(ディーン・フジオカ)の商売への熱い思いを聞き感心する。京都の母・梨江(寺島しのぶ)から、あさの実家の今井家が新政府の仕事のため、東京へ行くという文が届く。そしてあさも、いよいよ新しい商いへと動き始める。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第5週「お姉ちゃんに笑顔を」 第28話
※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)
はつと一緒に荷車引いていた眉山栄達、新次郎はんを見た途端に車放ってサッサと逃げていくとか何なん!?
まだ「山王寺屋」プライドに支配されているんだろうが、そもそもあんたがシャッキリしてれば起きなかったことなのにね~。惣兵衛はんは「お前のせいや!」とお菊を指し、お菊はんは「疫病神」とおはつを指すが、この家をダメにしているのはこの舅だと思われ。
何でここが?
適当に歩いてただけだすのや。
しもたなぁ、おはつさんに会えんねやったらあさの用意してた荷物持ってきたらよかった。
はつを探してくれていたのは本当だろうが、「必死に」「駆けずり回って」いたわけではなさそうなノホホン感。この人の基本に「楽しむ心」があるからな。ある意味、僧侶かってくらい達観したキャラ。
施しは要りまへん。
と、強張った顔で言い、会った事は あさには言わないでくれという はつは、あさの立場や気持ちを考えて…というよりも、やはり多少でも闇はあるのだ…と思いたい…←どうしても はつの闇を推奨したい(ごめんね、基本がブラックなもんで(爆))
天秤棒を肩に掛けた姿で、
へえ~加野屋はんはまだご無事だすのか?
ほんなら今度酒などちそうしてもらわんとな!ハハッ。
と、今までになく明るく笑う惣兵衛さんも、決して吹っ切れて明るくなったワケじゃないで…。たぶん。
新次郎はんが必死でやっても引けなかった荷車を片手で押す姿は逞しいけれども…
まだまだ闇だらけや、この男。
さて…椅子とテーブルという完全洋風スタイルな本日の大阪商人・寄合。
主宰はもちろん五代はん。
儲けとはそう簡単にできるもんやない。
まず焦る事なく根底からBusiness→ビジネスを変えていく事です!
…何を…変えていくて?
五代ルー語にざわつく寄合。
Company→カンパニーや。
まずは世界を相手にできるBig→ビッグなCompany→カンパニーをこの大阪に作るんです!
五代様のお話は大きすぎて私ら大阪商人にはちんぷんかんぷんでおます。
そうね。ルー語だからね。
別に、これについて「まだ訳語が出来ていないから」「商売に関する言葉を知らないから」とかいう立派な解釈を付けて差し上げる必要はないと思うのね。ルー語はルー語だよ 。
もっとも、確かに外国語が日本に入りたての頃、日本語にできない言葉が多々現れたので外国語と日本語がごちゃ混ぜになるという事態は起きている。
で、ルー大柴語のような文章が小説にも現れるのだった。
それには平生香奩体(こうれんたい)の詩を読んだり、sentimental(サンチマンタル )な、fatalistique(ファタリスチック)な明清(みんしん)の所謂いわゆる才人の文章を読んだりして、知らず識しらずの間にその影響を受けていた為めもあるだろう。
森鴎外「雁」
まぁね…でも、五代さんの場合はビッグだぜビッグ!←これ訳せなかったらすでに日本人じゃないやん 普通にそういうキャラを楽しめばいいと思うのよね。
でも、この人がまだまだ大阪を仕切るのに未熟だってことは語られたね。
あ~ぁ。噂どおりのお方やなぁ。
と、雁助さん。
何がだす?
そやから、あのお方はお武家様のくせに西洋かぶれでお商売ばっかりやったはるいう噂て…
…何でだす!?
何で若奥さん、こんなとこでそんな事してはんのだす?
寄合の間、手元でチクチクと縫い物続ける あさである。
テーブルの方が隠して縫いやすくて良かったね。
すんまへん。なかなか縫い終わらへんもんやさかい。
はぁ~…相変わらず大きな縫い目だすなぁ。
そうだすか?
このやり取りにめっさウケた。
上方商人への提案に好感触を得られなかった五代くんは軽く落ち込む。
大阪商人には困ったもんや。
なんぼ才覚あっても家のしきたりに縛られて新しい事に手を出さない。
新しい事だすか。
そらなぁ…心意気は伝わるものの、あの演説では内容が伝わらん。
「新しいもの」は内容がハッキリ解らなければみんな手を出すのは恐いよ。
しかも、ここに来ているのは周りが何軒も潰れた地獄を見てきたばかりの生き残りなのだから。
しかし、
この大阪を世界に知られる町にする事がこれからの私の使命です。
と言う五代はんの熱い気持ちは雁助はんにも伝わった。
五代様のお話は確かに大きすぎる話ではございましたけど、そやけど、わてはあのお方が大阪を思てくれてはる気持ちに嘘はないようにお見受けしたんです。
よその人がそこまで大阪の事を思てくれてはるのに、こっちが何にもせんという訳にはいきまへんなぁ。
そうですわなぁ。
ふふふ~~。大旦那さんが雁助さんを あさのお付きにした効果はもう出ている。
仕事ができる奉公人に外の世界を見せる…って大切な事ですな。
「新しいこと」に思いを馳せる あさの元へ京のお母はんから文が届く。
そこには、今井家が正式に新政府の仕事を請け負う事になり、東京移転を考えているという事が書かれていた。
実家は「新しいこと」を始めようとしている…。
新しいことへの憧れとともに、自分が育ってきた大切で思い出深い実家が無くなってしまうというノスタルジー。
思い出の中にはいつも はつが居る。
ここの回想シーンが甘くて可愛くて本当に懐かしくて。泣けたわ。
「はつの様子を知りませんか?私も知り合いを通して捜してもろてますが、いまだに消息が分かりません。何で助ける事ができひんかったんかと後悔の気持ちばかりです。どうぞあなたは新次郎さんをよう支えてお家をお守り下さい」
お母はんは はつを探している。
お父はんが借金を断った時も、お母はんは本当にオロオロしていたもんなぁ…。
それでも、お母はんはこの時代の妻だから夫に強く逆らう事はできなかったんだよね。
…というか…夫の言うままにしていれば何もかも上手く行く…と考えるのが当時の女性か。
そんなお母はんが「あなたは新次郎さんを支えて」と言う。
支えるだけでは一緒に考えて生きていくことは出来ないんだけどね。
お母はんとしては、他にどう書けばいいのか解らなかったのだろうという事は想像つく。
このお母はんと はつがいつか再会できるといいなぁ。
再会できますように。
「新しいこと」として「石炭」を考え始めた あさ。
決して はつを忘れたわけではなく、留まっていては2人とも進めないと解っているから。
本日の萌え場。
ほんまにもう…あんたっちゅう女子は…。
新次郎さんと呑む惣兵衛さんは、ホントやけに穏やかで…
だから、やっぱり普通じゃないと思う。
【関連記事】
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※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡正太郎 … 木内義一
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起)
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代友厚 … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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【あさが来た】
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コメント
縫い物>『あさが来た』第28話
今日の「萌え」どころは
やはり雁助さんでせう
漫才でよく聞くイカニモイカニモな口調ではなく
ちょっとクールに流れる様にツッコミを入れる様子とか
あさ&五代さんのシーンでの
入口から身体を半分覗かせている様子とか(笑)
(次点は白蛇さんだすなあ)
…ひじゅにですが何か?
「何でだす?」by雁助
あさも新次郎さんも人探しの才能…
縫い物>『あさが来た』第28話
今日の「萌え」どころはやはり雁助さんでせう漫才でよく聞くイカニモイカニモな口調ではなくちょっとクールに流れる様にツッコミを入れる様子とかあさ&五代さんのシーンでの入口…
あさが来た (第28回・10/29) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』『第28回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
新次郎(玉木宏)は、いなくなっていたはつ(宮崎あおい)を探しあてる。はつは、あさ(波瑠)には絶対居場所を言わないで欲しいと新次郎に頼む。その頃、あさは大阪商人たちの寄合で、五代才助(ディーン・フジオ…
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>逃げたくなるのはわかるような気がします。見られたくないですもの。
見られたくないのは解りますが、あれ置きっぱなしにしてったら はつが1人で動かせないじゃないですか(爆)
自分の事しか考えてない人だなぁと思いましたわ^^;
>一つ安心したのは今井家がはつを探しているのをわかったことです。
それ、私も思いました~~!
時代的には1人助かっているから1人はあきらめようとかいう話が出てきそうな部分はありますが、やはり子どもの生死は気にしていてほしいですもん。良かったですわ。
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> この家をダメにしているのはこの舅だと思われ。
逃げたくなるのはわかるような気がします。見られたくないですもの。
栄達さんは先代に認められて婿になった人ですから、少なくとも丁稚や番頭としてなら有能だったと思います。
とは言ってもこの人は見せ場も少ないですし存在感が薄いですね。
一つ安心したのは今井家がはつを探しているのをわかったことです。
山王寺屋を助けることはできなくても、はつを見殺しにしないで欲しいですから。
惣兵衛は母親に背中を差し出した時点で、気持ちがすっきりしたのかもしれません。
あさが来た 第28回
内容
毎日のように、あさ(波瑠)に行き先を告げず、店を出ていく新次郎(玉木宏)
実は。。。。はつ(宮崎あおい)を捜していたのだった。
そして新次郎は、ようやく居場所を突き止めるが。。。。。。。。
一方、五代(ディーン・フジオカ)が作った寄合所に
雁助(山…
「あさが来た」第28回★ビッグなカンパニー
連続テレビ小説「あさが来た」
第28回(10月29日)
新次郎(玉木宏)は、いなくなっていたはつ(宮崎あおい)を探しあてる。はつは、あさ(波瑠)には絶対居場所を言わないで欲しいと新次郎に頼む。その頃、あさは大阪商人たちの寄合で、五代才助(ディーン・フジオカ)の商売への熱い思いを聞き感心する。京都の母・梨江(寺島しのぶ)から、あさの実家の今井家が新政府の仕事のため、東京へ行くという文が…