昭和15年10月。戦争が長期化する中で、常子(高畑充希)たちの会社は次第に閑散としていく。
青柳商店も森田屋も例外ではなく、宗吉(ピエール瀧)は給金をしばらく待って欲しいと、君子(木村多江)たちに頭を下げる。
仕入れがままならず、注文も売上も減少の一途だという。
そんな折、常子は多田(我妻三輪子)に相談にのってほしいと言われ、ビアホールに行く。
そこで突然、時世を憂う男たちに不謹慎だと絡まれてしまい…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第11週「常子、失業する」 第61話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
いや、本当に簡単に。
そして、その前に。
「重箱の隅をつつく」という言葉は「どうでもいいような細かい事ばかりを論い、本質を見ず、口うるさく小言をいう」事を揶揄するたとえだが…つまり、重箱の中に突かなきゃ済まない物ばかりが詰まっている場合はすでに「隅を突つく」とは言えないと思うのだった。
むしろ…ちょっとキラキラした物が隅にしか落ちていないのを一応、一生懸命探してたまにつついているつもりですがなにか。
今日の場合は、滝子さまに物申すキヨシと隈井のジイのシーンはちょっと良かった。
一生懸命、家の事を考えているのはキヨシも同じ。
闇価格での販売に手を出そうと相談する清を一喝する滝子さま。
お縄にでもなったら200年守ってきた青柳の信用はガタ落ちさ!
女将さん…。
生意気申しますが、清さんは間違っちゃいねえと思います。
今年に入って3人も兵隊にとられ、うちもかなり混乱しています。
青柳の看板を背負ってるのは私だよ。
私に従ってもらう。
もちろん、言っていることはこの場合滝子さまの方が圧倒的に正しいんだけれどもね、見つからなければ他人と同じことをやって生き延びようと考えるのが人間。正しさだけじゃ生きていけない時もある。
誇りだけじゃ生きていけない…誰も意見できない当主って点では、ちょっと昨日の北条を思い出した。
ま、朝ドラなので…この場合は正しい滝子さま×間違ったキヨシって構図で、もしかしたら逮捕されちゃったりする可能性もあるのかなぁ。
お願いだから清だけはいつまでも純粋なトンチキ枠に……。
さて…
後は今日はもう重箱いっぱいのツッコミ所だよ。
すっかり仕事が減ったらしく、喋ったり指の練習したりのゆとりですがなにか状態なタイプ室。
このままじゃ、この中の誰かがクビを切られるかも…。
やめて下さいよ。
だって、どう考えても真っ先にクビを切られるのは女からだわ。
「女だから」切られるというよりも、ゆとりだから切られると思うんですよ、タイプ室。
そんなのご時世じゃなくても当然…。
不景気なのは会社だけではなく、食材が足らなくなり弁当屋が立ち行かなくなりそうな森田屋さん。
すまねえ!
今月の給金しばらく待ってほしいんだ。
え~~~…クビかと思ったら、それか。
なぜ、ここまで雇い主なのに下僕のように小橋家に使われ、すき焼きの匂いだけでご飯たべさせられた森田屋が従業員に頭を下げなければならないのか、イミフーー。
しばらくって…いつまでですか?
えーー…上からーーー?上からなのーー?
いや、今までどおり賄いは用意する。
だから…せめて給金だけでも…。
分かりました。
本当かい?
私も同じ気持ちです。
なんなの…なぜ賄だけは出すとか言っちゃってんの?
あんたら、そろそろ迷惑だから実家に帰りなさいよ。
すぐ隣なんだから…。
あの…これからビアホールでもどう?
行きたいところですが、今ちょっと贅沢はできなくて。
元々、贅沢なんてできないはずですが…。
それにたくさんの兄弟を食べさせている多田さんはもっと贅沢できないはずじゃ…。
弟の事で相談がしたかったんだけど。
と言う言葉に釣られて、ビアホールに行く女2人連れ。
あのね…戦前だよ。
で、当然のように、
いいご身分だなあ!女のくせにビールで乾杯か。
おねえちゃんたち、さては職業婦人様か?
と、絡まれる常子たちであった。
美子が編んだ大事なマフラーを踏みにじられて、相手を平手打ちしてしまい暴力沙汰になっちゃうビアホール…カオス。
まーーこう言っちゃナンだけど自業自得以外の何者でもないよねーー…。
一部の人には叩かれるんだろけど、「くせに」って言われても仕方ないよねー…。
同じような歳の男性が兵隊に取られてる時に女がビアホールだって~~ボーーー。
自らケンカ売りに行ったようなモンですよね、これ。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
田所竜子 … 志田未来
梢(カフェ「浪漫」) … 佐藤仁美
木戸稔 … 白洲迅
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
花山三枝子 … 奥貫薫
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
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西田さんはNHKでは『ママさんバレーでつかまえて』と『実験刑事トトリ』を書いていらっしゃいます。
私は「トトリ」はイマイチ乗れなかったのですが「ママさんバレー」は面白かったです。
ただ、あれはシットコム形式(奥様は魔女みたいな笑い声が入る)のドラマでちょっとコントっぽかったのですが…。
私は日テレで書かれていた『妖怪人間ベム』がとにかく大好きで。
だから期待していたんですよね~どうなんでしょうねぇ……。
>ただ陳腐なだけならまだ良いけど、見ている私の気分を害されるような展開…。
あーー解ります~。
陳腐なものを15分毎日見るのも疲れますが、腹が立つものを見るのはもっと疲れますよね^^;
全く、どうしたもんじゃろーのー……
ビアホール>『とと姉ちゃん』第61話
いきなりビールを飲む常子の姿が―時は昭和15年ちょうど20歳になった年なのでせうでも、ただでさえお金に煩い小橋家で20歳になったからってビールを飲む機会があったのか?今回初めて…
ビアホール>『とと姉ちゃん』第61話
いきなりビールを飲む常子の姿が―
時は昭和15年
ちょうど20歳になった年なのでせう
でも、ただでさえお金に煩い小橋家で
20歳になったからってビールを飲む機会があったのか?
今回初めて飲んだ様には見えなかったし
ピエール仕込みか?
でも、彼は日本酒党じゃ?
自分が下戸なもんで
何だか気になってしまっただす(笑)
…ひじゅにですが何か?
…
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あの……西田さんという脚本家さんは、今迄、評価されるようなドラマを書いた実績があるからこそ、抜擢された…んですよね?向井理さんの頼みをきいてあげての、情絡みの採用だったんじゃないかと、最近私、疑ってしまって……。今日、火曜日のクビ話や森田屋での話……。どうしたら、こんな陳腐な物に出来るんだろう??ただ陳腐なだけならまだ良いけど、見ている私の気分を害されるような展開…。ピエールさんの熱演も、みつきちゃんの天才的な泣きの演技も、全く共感を呼ばないんだけどな…。ア!どうでもいいけど、みつきちゃんが、下半身デブに見えてしまう、あのスカート、替えてあげたいって思ってしまいました!
とと姉ちゃん 第61回
『常子、失業する』内容戦争の影響で、常子(高畑充希)の勤める会社も仕事が激減。いずれクビに。。。という噂もあった。森田屋、青柳商店も例外ではなく。。。。。。
そんなある日のこと、宗吉(ピエール瀧)から給金を待って欲しいと頼まれる。
そして常子は、同僚の…
【とと姉ちゃん】第60~61回(6/11土~6/13月)感想と視聴率
多田(我妻三輪子)、今まであまり深く常子と絡みませんでしたが、ようやく絡んで沢山
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>「ちかえもーん」青木さんと優香さんのニュースにびっくり!うれしい!
ねーー!!!
最高に幸せな気持ちですよ。
ちかえもん婚ですもんねぇ…お2人の幸せそうな写真もツイッターで見ました(*´艸`*)
>もう、わかったからはやく次の段階に進んでほしいです。
何か大騒ぎしないと次へ進めないんですかね。
しかも、全然主人公に同情も共感もできない作りだし…
>美子、かかはタダ働きじゃないよ、食費にいくらかかってると思ってるんだ。
全くですわ~。
なぜそこまで頑なに実家に戻らないのか、もう不思議が過ぎて恐いレベルっす
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「ちかえもーん」青木さんと優香さんのニュースにびっくり!うれしい!
「とと姉ちゃん」今週は次に行くための話ですよね。
もう、わかったからはやく次の段階に進んでほしいです。
せめて森田屋さんは一刻も早く自発的に出てあげて~。
美子、かかはタダ働きじゃないよ、食費にいくらかかってると思ってるんだ。
常子が徹夜する電気代だってばかにならない。
大黒柱というのは衣食住のお金を払ってから言ってほしいものです。
とと姉ちゃん (第61回・6/13) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第11週『常子、失業する』『第61回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
昭和15年10月。戦争が長期化する中で、常子(高畑充希)たちの会社は次第に閑散としていく。青柳商店も森田屋も例外ではなく、宗吉(ピエール瀧)は給金をしばらく待って欲しいと、君子(木村多江…