酔客に絡まれ、美子(杉咲花)からもらった大切なマフラーを踏みにじられる常子(高畑充希)。
その窮地を救ったのは、偶然通りかかった少女・お竜(志田未来)。
警察が乱入し、事情を聞かれた常子は、勤め先をポロリと口にしてしまう。
翌朝出社すると、突然の解雇宣告を受ける。
人員削減したい会社側の思惑と不祥事が重なり、多田(我妻三輪子)が保身のため、常子にすべての責任を押しつけたのだ。
常子は上司に激しく抵抗するが…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第11週「常子、失業する」 第62話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
突然時代劇のように乱入してきた、不良少女ご一行に救われるものの、警察に捕まり、騒ぎを起こしたかどで会社をクビになる常子である。
物語の流れとしては、
身内の縁故採用をしたい所に厄介事を起こした女子社員がいたのだから、会社の思惑通りに運悪くヒロインがハマってしまった…
という所だろうが…。
どうしても「社会の闇」とか「男女差別」とか、そういう風には見えないのね…。
・大手の会社としては「社名が出てしまった事件の当事者」だから切る。
・仕事がなくてお茶飲みしているくらいの部署なのだから切る。
・エヘン!だから切る……(違)
どれも筋が通っている気がするけれどもな。
戦前、女性が2人で長居するのには相応しくないビアホールという場所。
この記事の中で、ビアホールに勤めるマネージャーは「戦前ビヤホールなどに女性同士で二、三人でも連れだって入ろうものなら、お客さんはもちろん、従業員でもびっくりして一せいに見つめたものです。それがいまでは、時間によっては女性の方が多いときだってあるんですから、そんなことを考えると今昔の感がします」と語っている。
「女のくせに」「職業婦人さまだぞエヘン!と思ってるんだろ!」と言われても当然なんじゃないですかね…。
「女性客だけで来るというような場所では無かった」裏には当然、金額的にお高い場所だったという事情だってあるわけで、
待って下さい。
私がクビになったら誰が家族を支えていけばいいんですか?
母はお給金を止められて妹たちの学費も稼がなきゃいけないんです!
私が稼がないと家族を養えないんです!
とか、
私は辞める訳にはいかないの!
私のお給金がなかったら幼い妹や弟は食べる事すらできない!
とか言う困窮した2人が行ったのかと思うともう……(苦笑)
そもそも先に手を出したのって事実じゃなかったっけ…
向こうはガーガー怒鳴ったりはしていたけれども、叩いたのは常子だもんね。
(まーー…正当防衛なわけだが、実際、目撃者としては「先に手を出した」と言えると思う…)
しかし、このベタなキャラは一体何なのだろう。
何所に居たの?
どうして突然助けに来たの?
ああ…また私の好きな俳優さんが大やけどの予感……。
森田屋さんがこんな大変なことになっている時にビアホールさまなんぞに行ってきて小橋家にしか謝らないその姿勢がもう…何だか虚しいよね。
だから言われるんですよね。
すき焼きも別だしね~。
(でも、歯磨き粉や美子探しは当然のようにさせられるけどね~~)
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
田所竜子 … 志田未来
梢(カフェ「浪漫」) … 佐藤仁美
木戸稔 … 白洲迅
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
花山三枝子 … 奥貫薫
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
クビ>『とと姉ちゃん』第62話
実際よりは腹黒キャラになるのが“ひじゅに劇場”
なのに多田さんったら
昨日の“まんま”
以前から西田のことを“まんま”だと言い続けてはきたけど
ここまで“まんま”とは思わなかった(笑)
つまり、面白味がないっちゅーことですが
↑“まんま”を言っちゃった
…ひじゅにですが何か?
「私達の家のことですから」by照代
↑やっぱ
この間…
クビ>『とと姉ちゃん』第62話
実際よりは腹黒キャラになるのが“ひじゅに劇場”なのに多田さんったら昨日の“まんま”以前から西田のことを“まんま”だと言い続けてはきたけどここまで“ま…
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>舞台の端で出番待ちしてました。
宋吉まつさんのケンカも常子の「ただいま帰りましたー」きっかけではじまりましたって感じでしたね。
時代劇っっ!?と思いましたわ――!
森田屋の騒動はもう小橋家に出て行ってほしいあまりの茶番劇なのかも~!
これでもしも照代さんの出先が外へ働きに行っていたとかだったら、本当ーに小橋家って何なのと思いますわ。
>たとえば多田さんは最初「弟が5人」ていってましたよね。
でも昨日は「下の5人」ていって浮かべたイメージには女の子も赤ちゃんもいました。
今日は「小さい弟や妹」って。赤ちゃんがいるってことはご両親は健在ってことですよね。
多田さんの言うことは嘘ばかりってことなのかも知れません。
(あるいは脚本は嘘ばかりってことかも……)
>一番ひどいの多田さんのお父さんなんじゃ?
もしかしたら、お母さんがダンナをとっかえひっかえ…←妄想が…
私は「ヤバ妻」をオンタイで見ているのですが面白かったですよ。
今期の火曜は充実していましたが、面白いドラマは被らせないでほしいなぁ。
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>何所に居たの?
>どうして突然助けに来たの?
舞台の端で出番待ちしてました。
宋吉まつさんのケンカも常子の「ただいま帰りましたー」きっかけではじまりましたって感じでしたね。
多田さんの「この気持ちあなたならわかってくれるわよね」は
「(せっかく朝ドラ出演が決まったのにこの脚本…こんなセリフ言わされるなんて)」に聞こえました。
そう思って見ると常子が泣いたのも…。
それにしてもこのドラマへんですよね。複数の人が同時進行で作っているみたいです。
脚本の全体像を知らないひとたちが部分だけ読んで作っているみたい。
たとえば多田さんは最初「弟が5人」ていってましたよね。
でも昨日は「下の5人」ていって浮かべたイメージには女の子も赤ちゃんもいました。
今日は「小さい弟や妹」って。赤ちゃんがいるってことはご両親は健在ってことですよね。
年が離れているからもしかしたらお母さんは違うのかもしれないけど
常子が働き始めたここ数年で弟たちが増えているってことで一番ひどいの多田さんのお父さんなんじゃ?
まあ詳しく観てもしかたないし突っ込むつもりもないですけれど変だなーと思うことが多いです。
ところで今日は「ヤバ妻」と「重版出来!」最終回ですね。
裏表じゃなく一時間ずれてくれてたら嬉しかったのに。両方とも楽しみです。
とと姉ちゃん (第62回・6/14) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第11週『常子、失業する』『第62回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
酔客に絡まれ、美子(杉咲花)からもらった大切なマフラーを踏みにじられる常子(高畑充希)。その窮地を救ったのは、偶然通りかかった少女・お竜(志田未来)。警察が乱入し、事情を聞かれた常子は、…