神の舌を持つ男 試写会行ってきたリポート
7月4日。
都内某所で行われた完成披露試写会に行ってきた。
登壇者は主演の向井理、木村文乃、佐藤二朗、そして、堤幸彦監督と脚本の櫻井武晴。
特別に駆け付けたということで、主題歌を担当する坂本冬美。
これね。
司会は「王様のブランチ」でお馴染みの鈴木あきえちゃん。
とても可愛い。これだけでも得した気分。
堤監督から終始「ブランチ」「ブランチ」と呼ばれてました(笑)
登壇者は客席の間を通って登場。
最初は…あれは本当に転んだのか狙ってコケたのか今でも解らない。
ステージに上る前に通路で向井くんがちょっとコケて、その後の文乃ちゃんも同じところでコケ、二朗さんどころか続く監督と脚本家までコケて見せるというシャレっぷり。
歓声を受けて、挨拶前から会場は盛り上がった。
で、テレビに出ていても解る事だけれども、向井くんの顔が本当〜〜に本当ーーに小さいの(笑)(そして二朗さんの顔がデカいの(笑))
挨拶も笑いに包まれ、キャストも監督も強気の冗談が利く間がらという雰囲気。
向井くんは『SPEC』で、文乃ちゃんは『イニシエーション・ラブ』で、二朗さんは『TRICK』などなどで…堤監督とはお仕事済みの気安さかなと。
あきえちゃんから、ドラマの説明を求められて、
(向井)ひと言で言うと、よく解らない、荒唐無稽なドラマ。
(堤)感動作。
(向井)…感動作…ではない。
(堤)感動作ではない?(笑)
こんな感じでキャストの挨拶に監督がツッコみ入れていく。
監督は、向井くんについて、「可愛さは全然要求しなかったのに、凄く可愛い。」と。
(向井)嫌われたくないという一心で出たのが「かわいい」(笑)
劇中では毎回ふんどしシーンがあるとかで、ふんどしで朝5時から自転車に乗って走ったとか。
お疲れ様です。
向井くんの顔の小ささにもビックリしたけれども、文乃ちゃんがもう本当に本当にビックリするほど可愛い。
(木村)こんな賑やかで楽しいイベントで嬉しい。
とっ挨拶。
会場には文乃ちゃんのファンがいっぱい。←私もその1人だがな。
手作りのパネルを作って来ている方もいらして、人気の凄さがうかがえる。
監督には「イニシエーション・ラブ」のワンシーンから自分のこういう面を見つけて貰えたんだなぁと思って光栄だというような事を言っておられました。
衣装が毎回変わるということで、とても楽しみ。
二朗さんは汗が凄くて終始「汗」と言われてた(爆)
顔の大きさも指摘され、
(佐藤)日本のドラマ史上最高の、遠近法…。
まぁ、向井くんと並ぶとそうなっちゃうよね。
(堤)起きてよ。
(佐藤)いや、起きてますよ。こういう顔〜こういう顔〜!
姿形をツッコまれ続けて、ロクにドラマ宣伝できない二朗さんでした。
「仏って呼ぶな!!」って言ってた(爆)
いやいや、宣伝はしとかないと…秋からヨシヒコだから。
堤監督は、「TRICK」のヒットと共に「芸能界に革命を起こす」と紹介されると、
ありがとうございます。
ありがとうございます。
「TRICK」の話は止めてください。
えっ…なんで〜〜。。
この作品は30年近く温めて来たそうで、形に出来る事になって本当に嬉しいのだとか。
(堤)もうこれで仕事を止めてもいい。
これで終りにします。
(向井)来年のスケジュール入ってましたよね。(笑)
(櫻井)30年も温めていたならもっと形のある物にしておいて欲しかった。
(堤)僕が温めたフワッとした物を形にしていただきました(笑)
後ほど、このドラマについて、
(堤)何年でも続けられる準備のあるものでございます。
と、おっしゃっていたので続けるつもりでいるらしい(笑)
まだまだ辞めないでください。
撮影については、季節が夏なのに冬の撮影である事を誤魔化したり隠すために工夫しているとか、そういうお話も聞かせていただきました。(1話に早速その「誤魔化しセリフ」が入っているのだった)
この舞台挨拶はLINEライブで中継されていたのだが、中継が終わってからも「ここからは、ぶっちゃけで」と、会場用に少し話したりネタ晴らししてくれた皆さん。
ここだけの話だから、とケンカ(芝居)を始める監督と脚本家。
(櫻井)言いたい事ですか。いくら何でもあのギャグはひどすぎる。
とクレーム…内容は、ここには書かない方がいいのかな、たぶん。
最後には監督が「どうもすいません。」と櫻井さんに土下座を。
(櫻井)監督の土下座は見慣れてるんで。
面白い小芝居を(笑)たくさん見せていただいた後、最後の挨拶を。
(木村)笑えるだけじゃなく、実は日常に隠れているものを気づかせてくれるポイントがあります。
人間ってこうだったって思える部分のある作品です。
(堤)いいじゃないか、木村。イイこと言ったぞ(笑)
向井くんも、
隠された大事なメッセージが隠されている、(監督と脚本家に)この人たちは確信犯だ。
人間というものを見せてくれる中毒性のあるドラマだと思う。
というような話で閉め。
そうね。
堤監督作品は、今までもそういう作品だったと思う。
いつも、どこかしら人間の痛さを描く話ではあるよね。
第1話も早速そういう話だった。
「放送前なので内容は話さないでください」
というお約束の下で行われている試写会なので、感想のみ。
たまに語ってしまうけれども、正直、劇場版『SPEC』以来ギャグネタに走り過ぎて「人間の深い部分」に辿り着けなくなってしまっている気がしているこのPのドラマ。
だから私は「ロイド」も「ヤメゴク」も見てないんですよね。
ネタが仕込まれすぎて煩くなってしまったの。
この試写会に行かなかったら、このドラマもスルーしていた可能性はある。
けれども、見て良かったわ、今はホントにそう思っている。
面白かったから。
何せ、キャラがいい。
監督が挨拶で言っておられた通り、向井くんがとてもカワイイ!!
ちょっと子供のようなキャラで、変といえば変なのだけれども嫌いになれない部分が多い。
あのメガネがそう思わせているのだとしたら、メガネって凄い。ホント。
文乃ちゃんの甕棺墓 光(かめかんぼ ひかる)はウザいキャラではあるんだけれども、やはり天然文乃力がウザさに勝るのだった。
それに、文乃ちゃんはこういうキャラは初めてのような事を言っていたけれども、これは私の愛するゲビヤマくんに限りなく近いキャラじゃないか!
『変身インタビュア』ファンとしては嬉しいことこの上ないわ〜〜。
二朗さん@宮沢寛治は、ここでは割と抑えめだと思う。
ボケじゃなくてツッコみなのがいいのかな。
ツッコみの量もセリフも的確なので、入って来ると気持ちいい。
天然可愛い蘭丸、天然漫画女の光、だらしないツッコみ宮沢。
この3人の掛け合いが楽しいドラマだった。
ストーリーは、とあるSPECホルダーの主人公が温泉地に辿り着くとコナンくんのように事件が起きるという2サスみたいな感じ。
1話完結なので見終ってスッキリする。
あまり見つからなかったが、小ネタもストーリーの邪魔にはならない。
主人公はSPECホルダーだけれども、旅館が舞台という事も手伝って、雰囲気的には『TRICK』が近い。
アアいうネタも、どちらかというとTBSよりもテレ朝金曜ナイト枠っぽい(笑)
初回を見終って、本当に面白かったよと申し上げておきます。
放送開始は今週の金曜日8日22時から。
小ネタ探しのために私ももう一回見たい。
よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
朝永蘭丸 … 向井理
甕棺墓 光 … 木村文乃
宮沢寛治 … 佐藤二朗
朝永平助 … 火野正平
朝永竜助 … 宅麻伸
ミヤビ … ???
第1話ゲスト
高藤 美鈴 … 片平なぎさ
高藤 茂 … 菅原大吉
板倉 肇 … 石倉三郎
石原 宗明 … 大河内 浩
水沼 健一 … 飯田基祐
犬養 孝 … 佐伯 新
渡 文夫 … 池田 大
門倉 太一 … 吉永秀平
刑事 … 生島勇輝
仲居 … 氏家 恵
※スタッフ
脚本 … 櫻井武晴
演出 … 堤幸彦、伊藤雄介、加藤新
プロデューサー … 植田博樹、楠千亜紀
音楽 … 荻野清子
主題歌 … 坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
公式サイト http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/
女は抱かれて鮎になる[CD] / 坂本冬美
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