【小さな巨人】第5話 感想(というより芝署編まとめ)

警視庁のプライドです。
これで99%ではない!100だ!

あなたはもう警察官ではない!
犯罪者だ!!

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小さな巨人 第5話 裏切り上司を100%、クロにする!芝署編、完結!

 
  
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香坂よ……きこえますか…あなたのこころに直接語りかけています………
ほんとうに……100ですか………それで100だといえるのですか………


ってことで、毎回毎回、この人たちが一体何を追っているのかよく解らなくなっている『小さな巨人』芝編最終回である。

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今さらだけど、事件の概要はこうだ。

風見京子という女性がビルの屋上から転落死した。
警察は事件ではなく自殺と断定。

風見京子は生前、「風見エレック社」で防犯カメラのシステム開発を行っていた。
そのデータがいつの間にか「ゴーンバンク社」へ渡り、特許申請まで行われていた。
それを知った風見京子の父親は真実を糾明するためにゴーンバンク社社長・中田和正を誘拐する。

この誘拐事件は人質が無事に解放され、風見が事故で意識不明になることで一応解決した。

しかし、ここから風見京子が生前に中田和正の息子・隆一と交際しており、データは隆一が盗んだと思われることが判明。

京子の死亡時に防犯カメラのデータが改ざんされていた事も解り、死亡事故は自殺から殺人事件の様相を帯びてくる。

捜査班は犯人が隆一であろうと確信するものの確証はつかめず。
おまけに警察内部に捜査状況の内通者がいるらしいことも判明。

突き止めた結果、内通者は三笠署長である事が解った。
大きな声で自供もしているのにそれを録音もしておかない香坂!

三笠はインサイダー取引の顧客である事を隠すために一連の事件の隠ぺいに力を尽くしていたのだった。

さあ、どうする、香坂!!(レコーダーの使い方覚えろよ)

…ということで…ふぅ……今さら書き出してみると結構大変な内容の事件を追っていたらしいはずなわけだが…

何せドラマ自体は「誰が主人公を陥れたのかーー」「誰が内通者なのかーーーー」や「敵gagagagaーーー」や「必ず落としてみせるーーー」や「100にしろーーーー」や「きさまぁぁぁ」「仲間だぁーーーー」「顔芸ーーーーーー!!!」などで盛り上がりすぎて、京子さんのために事件を解決しようとしているのか、てめえらの盛り上がりのために解決しようとしているのかサッパリ解らなくなるのだった。

いつもいつもみんなで揃って何か探してるしね…。

みんなで揃って何か探したり隠したりするの大好きだよね、このスタッフ。

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何を探しているのかというと、京子さんが転落した時に持っていたデータが入ったUSBの欠片だっていうんだけどね。

そして、この欠片を署長が隠していたということが、隆一が突き落とし署長が隠蔽していた証拠だと言うんだけどね…

とても100%の証拠になるとは思えない。
署長が隠してたからといって署長が拾った証拠にもならない。
ツメが甘すぎなんじゃ。

みんなで見つけて犯人が確定してばんばんざい!!
みんな爽やかに喜んでたけどさ。

きみたちが本当にやりたい仕事は何なんだ!!
事件を解決して国民の皆さまのお役に立つことなのか。
署内の派閥に勝つことなのか。
 カマキリ先生

 

結局、三笠署長は異動になっただけで処分は下されず。

半沢班だから、こんな結末で苦さを残したつもりなのかも知れないけれども、事はそんなに単純じゃなくてよ。

一企業の中の派閥うんぬんじゃなくて人の命がかかっている警察事件もので、国民の税金で成り立ってるはずのお仕事ドラマがこんな結果でいいはずないだろうが!!

 

いや、刑事ものでもそんなドラマは山ほどありますが、どれもそれなりにもっと事件自体の重みを感じる内容ですよ。

だから、こいつらゲスだな…悔しい悲しい切ない暗闇……そう思えるんじゃん。爽やかに平井堅とか流してる場合か。

警察の威信を守る為に署長の犯罪は隠蔽するって…どういう桜吹雪会だよ

ああ…そういう事かな。
次回の冒頭で署長が桜吹雪会に消されてたりしたら、それはそれで神。

ってか、面白かったよねぇ…『クロコーチ』。シミジミ…

 

とにかく。
香坂くんは次回から豊洲暑へ移動。
芝署のメンバーともお別れだよね。

しかし紅一点の存在を維持したいためか。ロクに活動もしなかった芳根ちゃんは関わって来るらしい。へぇーーーーボーーー…

終了したばかりの朝ドラキャストを取り込むのはヒットドラマ祈願キャスティングのお約束。

前年ヒット映画『シン・ゴジラ』から現大河から前朝ドラからこのスタッフの常連から…たくさん役者を揃えてみて、それはそれで成功しているのかもしれない。

現にハセヒロ目当てでここまで見てきたわけだし。

でも、もう無理かな。
派閥だけ描きたいなら普通の企業ものにすればよかったのにと思うし、刑事ものとしての魅力が脚本に乏し過ぎるし、何よりも今までのこのスタッフのドラマ自作パクリじゃないか。内容。汗.gif

 

視聴率は13%台を維持して好調なようだけれども、ここで新章に突入して大きな巨人なんかをキャスティングすることが悪い方に影響しないといいですね。。

↑何か捨てゼリフみたいになったけれども、ハセヒロを人質に取られているだけに(ぉぃ…)ほんと残念。

次は良い作品を選んでねーーー!!

裏切り上司はなんと香坂(長谷川博己)の恩師・三笠署長(春風亭昇太)だった!
真犯人をかばい、犯罪に加担しながらも三笠が100%クロだと言える、あと一歩の証拠を押さえらない所轄刑事ら。
そこで、100%の証拠を見つけるべく、三笠が不在の隙を狙って「奇襲」をかけることに!
だが、元捜査一課長の三笠のガードは堅く、目的の証拠に辿り着けない香坂たち。
一方、三笠は自分が捕まらない為のある手を打っており…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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※キャスト

香坂 真一郎 … 長谷川博己

山田春彦 … 岡田将生
渡部久志 … 安田顕
三笠洋平 … 春風亭昇太
小野田 義信 … 香川照之

三島祐里 … 芳根京子
中村俊哉 … 竜星涼
東山智之 … 加治将樹
石倉 慎之介 … 丸一太
神尾 梢 … 夏緒
杉本 学 … 池田鉄洋
藤倉良一 … 駿河太郎
片山昭三 … 神尾佑
柳沢 肇 … 手塚とおる

香坂美沙 … 市川実日子
香坂敦史 … 木場勝己

謎の女 … 佐々木希
中田和正 … 桂文枝
五十嵐 仁 … 堀尾正明
中田隆一 … 加藤晴彦
風見康夫 … 長江英和
風見京子 … 富永沙織
佐川勇人 … 好井まさお

※スタッフ

脚本 … 丑尾健太郎、八津弘幸(脚本協力)
監修 … 福澤克雄
演出 … 田中健太、渡瀬暁彦、池田克彦
プロデュース … 伊與田英徳、飯田和孝

音楽 … 木村秀彬
主題歌 … 平井堅「ノンフィクション」

コメント

  1. 日曜劇場『小さな巨人』第5話

    『裏切り上司を100%クロにする!芝署編完結!』「さよなら所轄・芝署最終決戦!犯人逮捕」内容殺人の容疑者・中田隆一(加藤晴彦)の情報を流していた裏切り者を香坂(長谷川博己)たちは、小野田(香川照之)課長と考え、追いつめる。しかし、小野田では無かった。香坂の恩師・三笠(春風亭昇太)署長だった。疑惑をかけられ憤る小野田は、捜査一課を動かすが、証拠が見つからない。香坂たちも明らかに犯罪に加担しているはずだが、証拠が見つからず苦戦する。そんなとき、山本アリサ(佐々木希)の自首したとき、撮影した証拠品の写真に…

  2. 小さな巨人 第5話

    内通者を暴く「罠」を張った香坂(長谷川博己)と山田(岡田将生)の前に現れたのは、芝署署長・三笠(春風亭昇太)でした。 しかし、確証がなく逮捕するまでには至りませんでした。 香坂たちは、小野田(香川照之)から「内通者が所轄のトップにいれば捜査情報が漏れる恐れがある。所轄は待機」と命じられてしまいます。 それに、小野田は自分が疑われたことにも腹を立てていますが、今は一旦、休戦す…

  3. 「小さな巨人」転落した男の逆襲5ついに決定的証拠を手にした香坂は三笠署長を落とし事件は解決したが警察組織の権力の前に左遷された

    「小さな巨人」第5話は三笠署長の関与を立証するために決定的な証拠を探し出した香坂たちだったが、証拠を発見する事ができない。そこで香坂は作戦を変えて三笠署長を誘導して証 …

  4. 小さな巨人 #05

    『さよなら所轄・芝署最終決戦!犯人逮捕』

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