【お天気お姉さん】第3話 感想

古来、天候を制する者が世界を制すると言われてきた。

この物語は、人々の命と安全を守るため気象予報に人生をかけた
一人の天才お天気お姉さんの物語である。

 

お天気お姉さん　第3話

　

 

簡単なあらすじこみ感想のみで～。

 

今日も相変わらず安倍晴子に入れ込み、掲示板書き込みしている三雲さん。
完全に安倍晴子ヲタクになってる。　

すると掲示板には次々と

うるさいジジー。
ジジー。ジジー。ジジー。

と続くのだった…。

その後には次々と安倍晴子の悪口書き込み。　

喪黒。喪黒。喪黒。

 

「喪」？ 「喪」とはなんだ？
喪… 喪… 喪…。

仕事にならない三雲さん。　

 

その頃、豪太は亀岡と八木と一緒に車で移動していた。

外を歩く怪しい風体の男をボンヤリ見ていると、怒られる…

それより、青木。
お前、交通課の交通監視カメラの映像、すごいスピードで見て人を識別出来るらしいな。

え？ あ…はい。
でも誰でも出来ると思いますけど…。

それが仕事にもっと役立たないだろうか、と思った途端に急ブレーキをかける八木。

 

女が赤信号を飛び出して来たのだった。…と、その時、八木は思った。

外に出ると、女は3人を睨んできた。

私を殺そうとしたでしょ…。

怯えた様子が豪太には気になった。

 

八木が信号無視を怒鳴りつけると、女は青信号だから渡ったのだと言う。

嘘をつくな！

嘘じゃありません。

 

そこへ、安倍晴子がいつものように突発的に現れるのだった。

現在の気象状況は晴れです。
日射角度はおそらく高度16度程度。方位89度程度です。

つまり、朝の太陽は低く、信号機のフードの下から太陽光が電球に当たっていたと
考えられます。
そういう場合、車の中からは全てのライトが点灯しているように見えるのです。
それで青信号だと錯覚したのでしょう。

は？そんな事…。

疑似点灯現象です。
ＬＥＤの信号機ではこのような事は起こりません。
疑似点灯現象が起こるのはこのような電球式の信号機だけです。

申し訳ありませんでした。

と、運転してたわけでもないのに女に謝っちゃう豪太。

納得すんなよ。

先ほどより太陽光が高くなってしまいましたが、明日の朝同じ時刻に実験をしたら
納得すると思いますよ。

では。

 

自転車に乗って去っていく安倍晴子。

何様なんだよ。あいつは。

お天気お姉さんです。

 

こんな事があるんだ…初めて知った。恐いね。

ってか、八木さん。
自分のミスでおまけに叱りつけたんだから、女の人に謝ろうよ。　

女は小渕早苗(市川由衣)。
どうも、ストーカーに狙われているらしい。

しかし、豪太がわざわざ追って行って事情を聞いてもなぜかストーカーに遭っている事を
言わない。

 

今回は全体的にストーカーの話。

その後、今度は早苗の会社でデスクに放火されるという事件が起こる。

火を最初に発見したのは、早番で出勤していた早苗だった。
消火しようとして火傷を負う早苗。

事情を聞きに行った豪太と遠藤だったが、この時も早苗はストーカーの事を言わない。

早苗は少し前まで竹内隼人（山本浩司）という男と付き合っていた。
コピー機のメンテナンスのために竹内はこの日も早苗の会社に来ている。

これが、ストーカー男。

しかし、早苗が被害届を出さないと、警察も取り調べることが難しい。

 

そして、その時、早苗にホレちゃったらしい豪太と遠藤が我先にと自分の携帯の
番号を紙に書いて渡す…。

要するに、たぶん、ストーカーされやすい体質っぽい。　
この時の豪太と遠藤もすでに変だし。
　　

あれは ナンパか？え？
警察官が 一般市民に電話番号を教える。これは、やりすぎだ！

遠藤さんも教えましたよね？

何のために１１０番があると思ってる？

でも遠藤さんも教えましたよね？

あの女は危険だ。気をつけろ。

教えましたよね？ 遠藤さんも…

 

中坊か。　　

 

でも、彼女明らかにおびえてるのに絶対何も喋んないんですよ。
何でなんだろう？

と、蜜代に話す豪太。

かばってんのよ。男を。

だってもう別れてるんですよ？

別れたって一度惚れた男は警察には売れないわ。

さすがに解ってる…？女と男の機微…。
で、蜜代さんと三雲さんの間にもかつて何かあったみたい。

そして、放火事件の話を詳しく聞いた安倍晴子は何か思いついたらしい…。

 

翌日、火事のショックで会社を休んだ早苗の部屋へ昼休みに訪れた同僚・暁美(平岩紙)が、
外から早苗の部屋のベランダが燃えているのを発見。

合鍵で部屋へ入り、慌てて消火するという事件が起きた。

ここへ来て、ようやく早苗は警察に連絡するのだった。

しかし、竹内は放火の容疑を否認。

放火なんてしてません。
俺は早苗が好きなんです。早苗と結婚したいんです。

だからストーカー行為をしたんだな？

ストーカーじゃない！

 

ストーカーには自覚がないんだよね…。
自分はストーカーなんかじゃなくて見守ってあげているだけだとか思ってる。

俺の念が炎になって、あっちこっち飛んでいったんだろう。

とか言い出す竹内…。

 

しかし、放火は竹内の仕業ではない……とは、視聴者の大半が解るはず。
何のために早苗の同僚に平岩紙さんがキャスティングされてるんだか。　

 

端折りますが、結果、放火はいわゆる「火を放つ」方法で行われた物ではなかった。

会社のデスクはガラス製の置物が窓辺に移動させられていたせい。
ベランダは水が入ったペットボトルのせい。

直接の犯人は太陽。
指摘したのは、もちろん晴子。

太陽光がこのペットボトルに当たって屈折し、この一点に焦点を結んで火が出たんだ
と思います。

それって小学校の時に虫眼鏡に太陽の光を当てて紙を燃やしたあれですか？

そうです。このペットボトルがレンズの役割を果たしたんです。

収れん火災です。

 

竹内には、ペットボトルを置きに部屋に入る事なんかできない。
できるのは、合鍵を持っている暁美。
早苗の会社のシフトを把握しているのも暁美。

 

って事で…。
トリックはこんなもん？って感じですが、意外だったのは暁美の目的。
ストーカー・竹内が好きで早苗と完全に別れさせるためかと思ってた。

まさかの百合展開とは・・・・・・。…ぇ…流行ってる？　

 

苺のビニールハウスで早苗と収れん火災心中しようとしている所を安倍晴子に突き止められる…
という結末。

 

お礼にと、たんまり貰った苺を壇蜜@蜜代がめっさエロく食べているのに、その前に座ってる
男2人が何の反応も示さないのが可笑しすぎる。　

いや…本当に今回の事件は信じられない事ばっかりでした。

あの放火犯は許されないけど、男と女でも女と女でも男と男でも、愛の重さに
変わりはないと思ったね。

この会話に晴子が珍しく反応。

愛に重さってあるんですか？

驚く2人。

三雲さんは、わざわざ立ち上がって、晴子に向かって愛の重さを説く…。

 

安倍さん。愛の重さは量れません。
しかしですね、量れないものにこそ尊い価値があったりもするんです。

量れないもの、予測出来ないものが嫌いな安倍さんにこんな話したら、嫌われちゃうかも
しれないけどでも、僕はあえて今、それを言わずにはいられないんです。

 

しかし、晴子はいつものように無表情に苺を貰って去って行ってしまうのだった…。

三雲さんがせっかく、一生懸命遠まわしに告ったのに。　

 

関ジャニ∞の主題歌「へそ曲がり」のはっちゃけた明るさが、三雲さんのキャラと
被って可笑しいのだった。

ストーリーの内容はそれなりに苦々しいんだけど、ラストで明るく持ってくるから
爽やかな歌がハマっちゃうんだよね。

まぁ、キャラづくりの上手いドラマです。
この辺は、やはりさすが大石静さん。

トリック自体よりもキャラクターの楽しさやセリフの掛け合い、小ネタで盛り上がる。

金曜ナイト枠にピッタリな出来。

 

今回はテレビ局でもストーカーネタ…。

ゴミまで漁られてプライバシーを曝される女子アナ。
今はツイッターだのフェイスブックだのラインだのあるから大変だよね。
記者が張り込まなくても一般人が芸能人情報を拡散してくれるもん。

 

どうでもいいような顔してるけど、安倍さん、あなたもよ。

大丈夫です。

あなたは時の人なの。
街中に目があると思わなければいけません。
外でごはん食べる時も…。

外食しません。

お友達とお買い物する時も…。

友達いません。

通勤途中でさえ…。

電車乗りません。

それじゃ聞くけど、あなたが佃島のスナックに夜な夜な出入りしているって噂はなんなの？

自宅です。

 

淡々と答える晴子と怒りでエキサイトしていく蘭に笑った。　

ホント、武井さん苦手なんだけどね、いいわ。この役。

 

で、暗い予兆はラストに持ってくる……。

ぇ…晴子って蜜代さんの娘なのかな…。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ストーカーの存在に怯える女性の周りで連続放火事件発生!
だが女性は一向に被害届を出そうとしない…。
被害届を出させたい豪太は晴子とともに真相究明に!
茜にも謎の男から頻繁に連絡が…。

身に覚えのない男の存在に不安と恐怖を募らせる。
巧妙に仕掛けられたトリックとは!?

(あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

よろしければ→【2013年4月期・春クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表

　　
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【キャスト】

安倍晴子 … 武井咲
青木豪太 … 大倉忠義

三雲三平 … 佐々木蔵之介

橋本 茜 … 佐々木希
原口 蘭 … 笛木優子
遠藤 … 丸山智己
八木 … 川島潤哉

亀岡 巧 … 高知東生
蜜代 … 壇蜜

古谷黄子 … 内藤理沙
土屋みどり … 野村麻純
加原 陽一郎 … 近江谷太朗
染谷 … 野間口徹
中島 … 鈴木伸之
澄乃 … 梅舟惟永
岩本 … 河野直樹
黒沢 … 西田奈津美

 

【スタッフ】

プロデュース … 中川慎子、山本喜彦
演出 … 片山修、植田尚、田村直己
脚本 … 大石静

公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/otenki/

 

 
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