裁判が始まった。
原告・徳本の弁護人は、柊が40日間も当直していたと言う
事実を追求してきた。
聖修大学医学部産婦人科では、これが当たり前ですか?
これで良いとは思いません。
でも、現在、産婦人科医は圧倒的に不足しています。
私たちが休みを取っていては、妊婦さんたちは
お産をする事ができないと言う事態になります。
弁護士は、徳本美和子が死亡するきっかけとなった
緊急帝王切開手術の際、柊が立ち眩みを起こした事を
知っていたかと君島に質問。
君島は、その事実を知らなかった。
柊先生も想定問答はしっかりやっておかないとな。
と言う藤木医師に
その必要はありません。
私は真実を述べるだけです。
と答える柊。
血液内科の医師である柊の元夫は、昼間ケガで運ばれてきた
徳本美和子の娘の血液を見て、不審を抱いた。
縫合後、なかなか止まらなかった出血。
徳本美和子の血液は、桧口の元に残っていた。
何を調べるの?
フォンビルブラントです。
公判第2回。
この日、柊は被告として出廷した。
徳本の弁護士は、当日の緊急カイザーの必要性を疑問視する質問を
柊にぶつけてきたが、柊はそれを全て否定。
緊急オペは母子のために絶対に必要だったと主張する。
その頃、病院では、柊の元夫が桧口を呼び出していた。
徳本美和子の血液から、フォンビルブラントの症状が出たと言う。
10万人に0.5人と言われている、血が固まりにくい病気。
でも、カイザーしなければ、赤ちゃんは死んでた・・・
通常、手術の前に患者がフォンビルである事を
発見することは、まず不可能だ。
徳本美和子さんが亡くなったのは、執刀医の・・・
つまり、彼女の責任ではありません。
不可抗力です。
桧口は法廷へ急いだ。
当日の施術からは、病院側の過失を訴える事は難しいと判断した
徳本の弁護人は質問を変えた。
あなたは、そういう人なんですよね。
自分自身は責任を取ろうとしない。
貴女は美和子さんが亡くなった後、遺体のお見送りに出なかったそうですね。
産科医一同はお見送りに出たのに。
貴女、美和子さんが亡くなった後、ご主人にお会いになりましたか?
誠意を示しましたか。
優しい言葉を掛けて上げましたか?
貴女は、ご主人に美和子さんの事を早く忘れたい。
忘れて前へ進みたい、と言ったそうですね?
何故黙っているんですか?
私はご遺族の気持ちを代弁しているんですよ。
あなたは何故、ご自分の非を認めようとはなさらないんですか。
徳本美和子さんは、貴女が殺したんです。
声も出ない柊。
徳本はそんな柊を凝視していた。
裁判は、その後、桧口が徳本美和子がフォンビルブラントの
症例を抱える患者だった事を証言。
徳本は訴えを取り下げ、終結した。
徳本さんの事、忘れたいって言った事、私はまだ許してないから。
と桧口は柊に言う。
翌日、柊は出勤前に徳本の元を訪れた。
優美と生まれたばかりの子供にもフォンビルの症状がある事。
他の病院が良ければ、紹介状を書くから。と。
そして、初めて、徳本に頭を下げたのだった。
喫茶店での私の発言を心からお詫び申し上げます。
医師側に過失がなければ、遺族に何の保証もない事が
医者と患者の間の溝になっている。
と須佐見教授は言う。
確かに、そういう面はあるのだろう。
でも、それ以上に医師と患者に壁を作るのが、
診察の際の医師からの充分な説明不足や、
患者の理解不足なのではないか、と思うのだ。
そして、患者の精神的な面に目を向けない医師の言葉不足。
病院の体質や施術が徳本美和子を殺した、と言う
徳本の弁護人の言う事は間違っている。
柊も君島も誠心誠意やれるだけの事をやり、
そして手を尽くされた結果、徳本美和子は亡くなった。
ここに病院の過失はない。
しかし、徳本の心を殺したのは間違いなく柊の言葉だった。
裁判を通じて、柊は自分が自分だけの気持ち優先で行動したり
発言したりした結果、人が傷ついた事を知る。
言葉は人の憎しみを作る。言葉は人を殺す。
人は人との関わりの中で生きている。
話すこと、笑うこと、謝ること。
そんな当たり前の行動ひとつで、人は癒されたり救われたりするのだと、
この裁判を通じて、柊は理解した。。。と思いたい。
桧口にはお礼を言っていたけれども、元ダンと話すシーンは無かったな。。。
個人的には、元ダンとヨリを戻すと良いんじゃないかなぁ。。。
と、思ったりしている。
優しそうな人じゃない さて、先週まさか、と思っていた通り、裁判はたった一週で終結。
先週も書いたけれども、言いたいことは心に沁みるけれども
大変忙しいドラマであります
私にとって、あまり興味も湧かない枝葉のストーリーである玉木だけど、
一週経ったら、なんと、嶋えりなと婚約してた
どういう経緯でこんな事に~。。。
カリフォルニアに2人で留学するらしいけれども、
それ以前にもっとこっちで根本から勉強した方が
良いんじゃないのかなぁ。。。
今のところ、まだまだ頼りなさ過ぎる医者っぷりですが
【キャスト】
柊 奈智 … 藤原紀香
玉木 聡 … 上地雄輔
桧口涼子 … 板谷由夏
嶋えりな … 本仮屋ユイカ
藤木敦士 … 近藤芳正
須佐見 誠二郎 … 國村隼
榎原浩史 … 中村橋之助
君島紀子 … 松下由樹
瀬川一代 … 内田有紀
徳本美和子 … 西田尚美
徳本慎一 … 八嶋智人
徳本優美 … 吉田里琴
※最近、livedoorブログさんに時々トラバが飛ばないのです。
お返しできない方は申しわけありません。
また、承認制かどうか解らないために何個も飛ばしてる場合もゴメンなさいです~
コメント
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ほんと、柊も桧口も知識も技術も豊富な医師でしたね~^^
まぁ、この症例は20万人に1人の病気と言うことだから、
事前の血液検査などでは発見できず、回避することは
不可能だったのでしょう。
現代医学の限界ってやつですね。
(それにしても、遺伝性なのかな。。。子どもが2人ともそうだなんて。
それなら、もっと高い確率で出そうな気がするけど^^;)
>早く救済制度を導入して疲弊しきっている医師たちを
>助けてあげてほしいですね。
>そんで少子化にも貢献してくれたら尚良しだわ~^^
医師不足は本当に気の毒な事です。。。
でも、かと言って国家試験を緩くしたら勉強していない人が
いっぱい医者になってしまって、恐ろしい事になるだろうし。。。
選ばれた人材だから仕方ないとも言ってられないし難しい問題よね。
せめて、そういう制度が導入されて精神的にだけでも軽くなるといいですよね。
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こちらこそ、ご無沙汰すいません~(^^;ゞ
今期は、割と暇なので、ちょっとウロウロしてるのでした^^
>水曜はこれしかないので、なんとなく見ているんですが、楽しみはこの枠の過去の出演者調べとなっております。
そっか~。。。私は結構入り込んで見てます(*^^*)
テンポめちゃめちゃなドラマですが、本筋のストーリーは
なかなか深いと思ってるのです^^
>弁護士・半海さんが何故訴訟を持ちかけてきたのか分からないうちに終わっちゃったのが残念でした。
そうそう、そういう風に何もかもが中途半端なんですよね~^^;
まあ、こういう事があると、色々な輩がハエのように
たかってきますよ、と言う一例なのかしら~^^;
>國村隼さん・・ 行列48時間でも年の差の恋・・
>そういうキャラになっちゃったのかなぁ~と、ニヤニヤするばかりでございます。
悪役からこんな役まで幅広い方ですよね^^
出演者の中で、昔、何に出演していたか調べるのに、
一番楽しい方なんじゃないですかね^^
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>もっと裁判の行方を追って行ったり
>したほうが面白いのにあの妊婦さんの
>ばめんもやたらと忙しそうな感じで
>あっという間に終わってしまったし・・・。
時間が足りないって感じなんですよね^^;
毎週毎週、始まると一話分くらい話が勝手に進んでいるような。。。
まぁ、それでも面白いから良いんだけど。
私的には、よその火事の病院から患者を引き受けたり、
スイミングの屋根が落ちて患者が運ばれてきたりした
バタバタした第3話が不要だったような。。。
あんな事やってる所に、もっと話を詰め込めば良かったのに~。と思っちゃう。
玉木の話は、柊と何らかの関わりがあるに違いないと
個人的には思ってるんですが。。。
さて、残りの話数で詰め込めるエピソードなのか^^;
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>玉木関係では
>先週「夜中に電話しないで」と助産師木村が
>叱責していたと思ったら
>今週はもう「ドクターえりなとの留学」です。
>若いって眩しいのでございます。
一週間、タイムワープした気分ですわ。
先週は木村の物だったのに今週はえりなの物と。。。
しかし、仕事は出来ず。
彼の何に女性陣は惹かれるのでしょうか^^;
マジンカイザーは存じません~。。。
あれ、でもグレートマジンガーは知っているのでした。
>八嶋智人も好演でしたが
>半海一晃の「なんとなくいやな感じの弁護士」も
>結構楽しかったのでした。
そうですね~^^憎らしいほどハマってましたわ。
八嶋さんは、久々に入れ込んだ演技を見た感じ。
良かったです^^
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難しい病気を発見できてるし
本当に仕事のできる医師でしたよね。
このハードな状態でさえなければ注意深く観察して
もっと早く徳本さんの遺伝病だって発見できてたのかもしれないです。
そう思ったら、元凶はこの厳しい状況の医療界を作り許してる国なのかもしれません。
早く救済制度を導入して疲弊しきっている医師たちを
助けてあげてほしいですね。
そんで少子化にも貢献してくれたら尚良しだわ~^^
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お久しゅうございます。
ギネね・・。
水曜はこれしかないので、なんとなく見ているんですが、楽しみはこの枠の過去の出演者調べとなっております。
裁判がもう少し盛り上がると思ったのになぁ~。
弁護士・半海さんが何故訴訟を持ちかけてきたのか分からないうちに終わっちゃったのが残念でした。
國村隼さん・・ 行列48時間でも年の差の恋・・
そういうキャラになっちゃったのかなぁ~と、ニヤニヤするばかりでございます。
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本当にそう思いますよ。
玉木の恋愛云々よりも
もっと裁判の行方を追って行ったり
したほうが面白いのにあの妊婦さんの
ばめんもやたらと忙しそうな感じで
あっという間に終わってしまったし・・・。
そういうところをじっくりとやるべきなんじゃ
ないかなぁ?
と思っていたりします。
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本筋とは関係のないところで
話がどんどん展開するギネ。
面白すぎますな。
玉木関係では
先週「夜中に電話しないで」と助産師木村が
叱責していたと思ったら
今週はもう「ドクターえりなとの留学」です。
若いって眩しいのでございます。
キッドとしては
カイザーと聞く度に
マジンガーZの発展系である
スーパーロボット・マジンカイザーを
連想していたのに
今回、カイザー・グレードA発言に
えーっ、グレートマジンガーもかよっ
と無関係に妄想したことを
ここで密かに告白しておきます。
八嶋智人も好演でしたが
半海一晃の「なんとなくいやな感じの弁護士」も
結構楽しかったのでした。
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>裁判の台風と流産チックな展開、いつの間にやらの婚約・・・と一話見逃してしまったのかと思ったくらいです(^^;
そうそう、一週変わると、その間に色んな事が起きてるんですよね~!
これは本当にびっくりですわ。
一週見逃したっけ?と私もいつも思います^^;
>もちろん、本当は過失はないけれど子供二人を看続ける、ということでの取り下げなのでちゃっかり感はぬぐえませんが。。。
病院は奇異の目にさらされ、徳本さんは傷をえぐられ。。。
で、何も良い事ないのよね。裁判なんて。
確かにチャッカリだけど、こういう形で和解できて
良かったと思いますわ。
柊の元ダンはお手柄でした^^
>来週あたりヒグチと何かありそうでしたね。
>榎原はあの時君島だ、っていうと思ったのですが・・・言えなかったのか、そんなことはないのか・・・。
私も榎原先生は君島先生だと思ってた^^;
そっか。。。言い出せなかったって可能性も。。。あるかな^^;
>どちらにしても来週もまたえええ?!いつそんなことに?!なことがありそうですね(^^;
また一週タイムスリップしちゃうのかしら^^;
>ホント、じーんとくるところもあるにはあるのですがジェットコースター過ぎて詰め込まれすぎてベクトルがわかりづらくて、オチすら読めませんね・・・。
>とかいいつつ来週も見ます(笑)
オチは案外、何て事なく。。。かも知れません。
それか、誰か主要人物に大変な事が起きる、のが
この脚本家だったりして(^^;ゞ
でも、面白いんです。だからのめり込んじゃう♪
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>徳本さんを怒りに走らせたのも
>その心をどうにか落ち着けたのも
>
>全ては言葉
>そして、その言葉に相手に対してどれだけ
>思いを込めるかって事だったんでしょうね。
訴訟なんて、そんなものなのかも知れません。
どんな裁判でも被告人の態度や心情や反省の度合いによって
被害者の気持ちは変わります。
柊の暴言がなければ、この裁判は起こらなかった。
私だったら、頭下げられたくらいで納得できませんが、
徳本さんは本来優しい性格の良い人ですからね。
心の傷が早く癒されればいいな、と思います。
>そういえば
>裁判になるまで2ヶ月があっという間だったり
>瀬川先生の妊娠9週目がいつのまにか
>20週目になっていたり
ダラダラしたドラマは見苦しいもんですが、このドラマの場合は
描くことが多すぎて回数が追いついていない感じですよね^^;
>結局、尽くしてくれる看護師よりも
>出世しやすい院長の娘を選んだって事ですね
>
>なんか、ムカツきます# ̄▽ ̄
私もムカつきますわ~(-_-;)
でも、玉木はしっぺ返し食らうような気がしてるんです。
まぁ、そこまでこのドラマにエピソードが入りきるかどうかは
解りませんが、キッドじいやが予想している事が現実になる。。。
と私も予想してます^^;
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こんばんは!
ウルトラスーパーびっくりしました(笑)
というか、ここまでドラマについていけないくらい裏の展開が多すぎるっ!と思うことはあまりないかもです(汗)
ましてやシリアステイストなので余計に。
まあ、だからいや、というよりえええ?!とひたすらびっくりした、というだけなのですが・・・。
裁判の台風と流産チックな展開、いつの間にやらの婚約・・・と一話見逃してしまったのかと思ったくらいです(^^;
裁判、本当にやむやでしたね。
病院側からしてみたらなんかこう、ホントにやりきれない幕切れですよね。争わないに越したことはありませんが、きちんと正しいことが立証されていないままの「取り下げ」って!と。
もちろん、本当は過失はないけれど子供二人を看続ける、ということでの取り下げなのでちゃっかり感はぬぐえませんが。。。
来週あたりヒグチと何かありそうでしたね。
榎原はあの時君島だ、っていうと思ったのですが・・・言えなかったのか、そんなことはないのか・・・。
どちらにしても来週もまたえええ?!いつそんなことに?!なことがありそうですね(^^;
ホント、じーんとくるところもあるにはあるのですがジェットコースター過ぎて詰め込まれすぎてベクトルがわかりづらくて、オチすら読めませんね・・・。
とかいいつつ来週も見ます(笑)
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そうですねぇ。
徳本さんを怒りに走らせたのも
その心をどうにか落ち着けたのも
全ては言葉
そして、その言葉に相手に対してどれだけ
思いを込めるかって事だったんでしょうね。
全能感から一応回復した
柊は相手の弁護士に言われた事で
初めて自分が徳本さんになんて言葉を言ったのか
そのことを強く感じたのでしょうね。
そういえば
裁判になるまで2ヶ月があっという間だったり
瀬川先生の妊娠9週目がいつのまにか
20週目になっていたり
パタパタと時が流れていきますね。
でもって
玉木先生が嶋さんと婚約するとは意外でした。
結局、尽くしてくれる看護師よりも
出世しやすい院長の娘を選んだって事ですね
なんか、ムカツきます# ̄▽ ̄
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>奈智先生の言葉一つが裁判にまで持ち込まれてしまいましたね。
>まぁ弁護士がどんどん話広げて有らぬ疑いまで掛けていくのもまた解せないですけどね。
弁護士は仕事でやっているので、あらぬ事まで出してきますが、
仕事だと解っていても憎らしいですよね(>_<)
決定的に過失ではなかったと言う理由が出てきて良かったと思います。
でも、きっかけは柊先生の言葉なんですよね~。。。
これで反省した、と思いたいです。
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奈智先生の言葉一つが裁判にまで持ち込まれてしまいましたね。
まぁ弁護士がどんどん話広げて有らぬ疑いまで掛けていくのもまた解せないですけどね。
徳本家にしても今後この病院を利用していく事になるだろうし、和解できたようで良かったです。