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【花燃ゆ】第35回 「孤高の戦い」感想


「薩長同盟」が成立して間もなく、幕府軍が長州に迫ってきた。美和(井上真央)のいる奥御殿でも緊張が高まる中、幕府は藩主・毛利敬親(北大路欣也)と後継ぎの元徳(三浦貴大)を広島に出頭させる命令を出す。そこで伊之助(大沢たかお)は自分が身代わりに出頭し、その間に高杉晋作(高良健吾)に戦の準備を進めるように促す。一方美和を訪ねた高杉の妻・雅(黒島結菜)が驚きの発言を…。雅と奥の動揺を抑えるために美和は…。
(あらすじ「Yahoo!TV」より引用)

    花燃ゆ大

 

花燃ゆ 第三十五話「孤高の戦い」

もうデフォですが、簡単感想で。

 

え~~慶応3年(1867年)、第二次長州征討…別名「四境戦争」のお時間です。

が、ドラマ自体は戦況映像はほぼスルー。
戦況描写というよりも、お船の中で叫んだり血を吐いたりして1人カオスを全うし、どんどん病状が悪化する高杉さんが描かれるのでした…。

そして今週も女たちのお喋りがメインに展開されまする。
ブレない…うん…ブレないって…大切っ。

毛利家奥御殿では御前様が皆々に甲冑を披露。

 

私の甲冑である。
この城に攻め入られる事も十分ありうるであろう。
その時、私は戦うつもりじゃ。
姫はどうじゃ?

 

無論、私も戦います。

おそれながら私も。

私も。

私も。

 

と、皆が御前様に同調して士気を高める中、1人、

おそれながら…。
私は逃げたいと。

と発言する美和さん。

 

姫様、興丸様をお連れし、逃げて…どこまでも逃げ延びて、危急の際にはこの身を挺して興丸様をお守り致します。
たとえ長州が焦土となろうとも、興丸様さえご無事なら毛利家は必ずや復興しましょう。

 

うーーん…
確かにそうなんですが、御前様が言ってるのはその「危急の際にはこの身を挺して興丸様をお守り致す」ところなんじゃねーの…

つまり結局はあんたも最終的には戦うんだよね興丸さまの身が危なくなって頼る人がいなかったら自分で戦って守るしかないわけで。だったら初めから「興丸さまを守るためなら私も戦います」でいいわけですよ。なぜわざわざ遠回りして「逃げるよ。最終的には戦うがな。」とか言うのでしょうか。

こういう回りくどい言い回しで他の事を言っているように見せかける所にどこかの政治のような計算高さを感じます。美和、恐ろしい子。

 

美和。
お前は諸隊の兵たちに見知りも多い。
今こそお前の力がいる。

とか言われて、山口城の見取り図を開き、どう逃げるのか説明し始める軍師美和べえ
   花燃ゆ34-2

もう、なんか…おこがまし過ぎて恐ろしいです。

なぜそのような戦術を心得ているのかというと、松陰せんせーの兵法講義を聞き齧っていたからだそうです。おにぎり握ってるだけに見せかけてこういう日のためにジワジワと知識を身につけていたのですね…知らなかったYO…。

日出様。
万一の時は長局の差配をお任せしてもよろしゅうございますか?

私に?

なぜ日出様に?

恐らく一番肝が据わったお方かと。
幕府軍相手にひるまず騒がず一杯食わせるくらいの気骨をお持ちでいらっしゃいます。

 

と、皆のリーダーにさり気なく君臨しつつも、自分を陥れようとしたお局をヨイショしておく機会も逃しません。美和…恐ろしい子…。

それにしてもこの毛利家の奥、こんな危機的状況の中でもいつも煌びやかなお衣裳で。
とてもこれから戦おうとか思っている方々には見えませぬ。

御前様の甲冑姿もついに見る事無く終わりました。甲冑姿どころか結局この人たち薙刀すら手にしなかったからね…。そんなビラビラした打ちかけ姿でどう逃げようというのでしょうか。

まぁ、籠城もしていたわけだし立場はだいぶ違いますが質素な会津の照姫さまが懐かしい…。
   花燃ゆ35

 

その頃…
このドラマ的にヒロインと共に大活躍しなければならない仁せんせー…じゃなかった義兄の伊之助さまは幕府との交渉のために広島藩に向かい、時間稼ぎののらりくらり答弁を疑われて捕まってしまいます。

これが伊之助さま的「命をかけての戦い」らしい。

つまり…

高杉はお船の中で、美和さんは奥でこの戦を采配し、伊之助さまも戦っているよと。そういう回なのでした。

そんな中、戦いよりも女の面子の方が大切な高杉の妻・雅が美和さんの所に愚痴を吐きにやってきます。

おなごがおりました。
旦那様にお妾がおったんです。
どうしても側におりたくて下関まで出向き人づてに聞きました。
主人は、もうずっとある芸妓と一緒におると。

こんな事、ほかの誰にも話せません。
私は一人家で…。なのに、あの人はこんな裏切り…。

 

それなりにバタバタして大変な時なのに何を言ってるんだこの女は…と、さすがに自由な毛利家奥御殿の美和さんも顔色を曇らせます。

それにしても、雅さんってやはりいつの間にか銀姫のお付きを辞めていたのですね。表向きは若が生まれて忙しいからと増やした人員なのにさっさと居なくなり、愚痴だけは吐きに来るって図々し過ぎませんかね。 てか、子どもはどうしたよ…。

 

美和さんは世子さまから高杉の病の事を聞き、

どうも肺をやられておるらしい。
本人の望みもあって、まだこの件は内密にと。

もし今、晋作に何かあれば長州軍は総崩れとなるやもしれぬ。
興丸の事、重ねて頼む。

 

と、高杉がどうにかなったら後を頼むね…と長州の今後を託されています。ぉぃぉぃ…

沈みがちな空気の中で杉家の秘術「世話ぁない」を皆に伝授し、杉家の父の形見である種を銀姫さまに蒔かせる恐れ多い女中・美和さん。

もうこうなったら毛利家は美和さんの物です。

種を撒きながら雅さんにも説教する美和さん。

自分も久坂の女の存在を知った時はショックだったと。

でも…思ったんです。
あの人は命を散らしていたんやと。

きっと高杉さんも今頃命を散らすように戦っているんでは…。

兄に託され、久坂たちに託され…もうずっと重い荷物しょって。
結局一人なんやないかって…。
誰とおっても一人。

やから、せめて信じてあげてつかぁさい。
あなただけは帰りを待っていてあげてつかぁさい。

 

ということで…

「命を散らしているから浮気くらい我慢しろ」

という論理がここで成立したのでした。

ぃゃ…
この時代的には女の1人や2人…ってところで、これでいいんだろうけどさ、平成女時代劇としては、いいのこの結論。 

 

しかし、この不要としか思えないエピで感じ入ったのは、やはり井上真央さんの演技の達者さでした。

下手な役者がやっていたらたぶん、何言ってるんだこの女としか思えないどうでもいいセリフの数々を夫もおらず子どももいないこの若い名女優の演技で本当にわざとらしくなくそう見せるのだから…

この人が主演である事が間違いなくこのドラマを救っているのだなぁとしみじみ感じます。

 

四境戦争が長州軍の勝利で終わり、高杉はまさに魔法を使い切ったようなやつれっぷり。

伊之助さまは無事に解放されましたが、どういう経緯で解放されたかは知る由もありません。たぶん魔法の力で解放されたのでしょう。

美和さんは御前様からお召を受けます。

 

初めてお前に会うた時、なんという者が奥に参ったのかと私は思った。
しかし今は…。
この奥も変わらねばならぬ時である。
より寛容に、そしてしなやかに…。
そう美和に教えられた気が致す。

めっそうもない事でございます。

そなたは開戦の折、まず興丸の事を思い奥を守る策を考えてくれた。
おかげで奥座敷は薬袋でいっぱいじゃ。

美和。
そなたを中臈に任ずる事に致す。

 

という事で、美和さんのレベルがUPしました。

ついでに、ここで家名断絶となっていた久坂家の再興も許されたと…
まるで久坂家再興もヒロインのおかげさま…みたいになってますが…。

実際には久坂家は慶応元年に再興を果たしており、久坂が生前に迎えた養子・米次郎が継いでおります。で、その後で美和さんが毛利家に興丸さまの教育係として雇われると…そういう流れをこうしたのは、まぁ…文字通り全部ヒロインのおかげにしたかったからなんでしょうね。

そこまでしなきゃならんのかな…。

そもそも山口城(山口屋形)には奥御殿などなく、美和さんは銀姫さまが暮らす五十鈴御殿にお勤めだったのですが、それも言っちゃったら元も子もないですよね、そうですね。[emoji:i-232]

 

NHK大河は別に史実を描かなくてもいい…と言われればそうなのかも知れません。

例えば、同じ時代の敵方を描いているのでついつい比較しちゃいがちな『八重の桜』だって全く史実通りなんかでは無いですよね。

けれども、会津藩というものがどういう立場でこの戦に関わるようになったのか、彼らはどういう義があって戦いぬいたのか、ヒロインはどんな思想で育ちどう変わっていったのか、そういう点は丁寧に描かれていたと思っています。

ホームドラマ部分はそれを描くためのエピソードであって無駄にホンワカシーンを描くためのものではありませんでした。つまり、ちゃんと当時の時代背景を視聴者に伝えるドラマだったと思うわけです。

 

このドラマはどうだろう。
作り事だらけのエピソードはどう見ても平成頭で、当時の背景が描かれているとは思えません。

ヒロインを前に出すための無理やりすぎる正義エピソード…そこまでして無名の女性を「輝く女性」に仕立てなければならないんでしょうか。

再来年の大河ドラマが柴咲コウ主演で『おんな城主 直虎』に決定しました。(←このタイトルが「おんな」とか平仮名になっている時点でもうイヤな悪寒が……)

まぁ…また研究されている史実が少なそうなマイナーな所を持ってきたよね…とは思いますが、井伊直虎が戦国時代にあって正式な女領主であったことは事実です。

『八重の桜』の新島八重さんが女ながら銃を持って戦ったことも事実です。

「輝く女」を主人公にしたかったら、やはりそういう所から題材を持ってこないとキツいと思うわけです…。

本当に女主人公で大河をやらなきゃならないんならば、いっそもっと遡れば男を翻弄したり呪い殺したりして女性が大活躍ていた時代もあったわけだが……そういう輝き方じゃダメなんでしょうか(ぃゃダメだろう……) 

 

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※キャスト

杉文 … 井上真央(子役期:山田萌々香)
吉田松陰 … 伊勢谷友介(子役期:板垣李光人)
小田村伊之助 … 大沢たかお
久坂玄瑞 … 東出昌大

杉百合之助 … 長塚京三
杉滝 … 檀ふみ
玉木文之進 … 奥田瑛二
杉梅太郎 … 原田泰造(子役期:石津侑輝)
杉寿 … 優香(子役期:香音)
杉敏三郎 … 森永悠希(子役期:山田瑛瑠→大橋律)
杉亀 … 久保田磨希
玉木彦助 … 冨田佳輔
杉豊 … 信太真妃(子役期:梅崎音羽)
吉田小太郎 … 中野遥斗
久坂久米次郎 … 大西統眞(幼少:太田琉星)

毛利敬親 … 北大路欣也
毛利都美子 … 松坂慶子

銀姫 … 田中麗奈
園山 … 銀粉蝶
潮 … 鷲尾真知子
鞠 … 石橋杏奈
日出 … 江口のりこ
志乃 … 高橋由美子
国島 … 白石加代子

桂小五郎 … 東山紀之
周布政之助 … 石丸幹二
椋梨藤太 … 内藤剛志
椋梨美鶴 … 若村麻由美
松島剛蔵 … 津田寛治
宮部鼎蔵 … ビビる大木
長井雅楽 … 羽場裕一
山県太華 … 藤田宗久
来島又兵衛 … 山下真司
内藤一馬 … 田中仁
来原良蔵 … 松本実
福原越後 … 西岡秀記
井上聞多 … 石井正則
白石正一郎 … 山本譲二
中原復亮 … 堀井新太

毛利元徳 … 三浦貴大

高杉晋作 … 高良健吾(子役期:山崎竜太郎)
吉田稔麿 … 瀬戸康史
伊藤博文 … 劇団ひとり
入江九一 … 要潤
野村靖 … 大野拓朗
前原一誠 … 佐藤隆太
寺島忠三郎 … 鈴木伸之
品川弥二郎 … 音尾琢真
赤禰武人 … 阿部亮平
山縣有朋 … 永岡佑
松浦松洞 … 内野謙太
入江すみ … 宮崎香蓮
吉田ふさ … 小島藤子
吉田イク … 芳本美代子

梅田雲浜 … きたろう
小野為八 … 星田英利
山根文季 … 平田満
内藤一馬 … 田中仁
井上雅 … 黒島結菜
小田村志乃 … かたせ梨乃
金子ツル … 麻生祐未
高須久子 … 井川遥
福川犀之助 … 田中要次
富永有隣 … 本田博太郎
大深虎之丞 … 品川徹
吉村善作 … 日野陽仁
高須 糸 … 川島海荷
辰路 … 鈴木杏
金子重輔 … 泉澤祐希

 

間部詮勝 … 堀部圭亮
石谷穆清 … 橋本じゅん
沖田総司 … 賀来賢人
近藤勇 … 中村昌也

金太郎 … 大河内浩
黒川嘉兵衛 … おかやまはじめ
長野主膳 … 祖父江進
山田浅右衛門 … 松本真司
井伊昌子 … 吉沢梨絵
徳川慶喜 … 森慎太郎
徳川家茂 …

井伊直弼 … 高橋英樹

西郷吉之助 … 宅間孝行
阿久根 … 山崎潤
島津久光 … 江口直人

三条実美 … 上杉祥三
尾崎三良 … 緋田康人
鷹司輔熙 … 小須田康人
三条西季知 … 大槻修治
近衛忠熙 … 瀬川菊之丞

坂本龍馬 … 伊原剛志
梅田雲浜 … きたろう
沼崎吉五郎 … 佐藤二朗
幾松 … 雛形あきこ
宮部鼎蔵 … ビビる大木
平六 … 春風亭昇太
吉川経幹 … 寺十吾
古高俊太郎 … 小久保寿人

スポールディング … クリス・ダーバル
ウィリアムズ … マーク・チネリー
タウンゼント・ハリス … リー・ロングショー
ヒュースケン … ヨヒアム・ヨンケーレ
トーマス・グラバー … ジョン・オオクマ

 

語り … 池田秀一

※スタッフ

脚本 … 大島里美、宮村優子、金子ありさ
音楽 … 川井憲次
題字 … 國重友美
制作統括 … 土屋勝裕
プロデューサー … 堀之内礼二郎
演出 … 渡邊良雄 、末永創

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/

 

 

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コメント

  1. 珍大河『花燃ゆ35』と史実◆高杉晋作と長州海軍

     珍大河『花燃ゆ34』と史実◆久坂玄瑞と高杉晋作の続きです。

    NHK大河ドラマ「花燃ゆ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2クリエーター情報なしバップ

     まあ、いまさら、どや顔美和さんの奥パートはどーでもいいのですが。
     まず。
     だいたいそもそも、なんども言っ…

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    今期の大河、脱藩しちゃった方が多すぎて切ないっすよーー!
    何よりも実況が盛り上がらないです。
    「どんな大河でもとりあえず完走する藩」はブチブチとツッコみながら見ているのでお勉強にはなりますが(笑)

    >額田王や持統天皇とかやってほしですけど。。。さすがに古過ぎ?笑

    奈良以前は衣装などの考証が正確に行えないのでNHK大河ドラマではやらないのだと聞いたことがあります。
    けれども今でも充分に考証メチャメチャなんで別に…(略
    『天上の虹』原作で一作見たいですよね~~。

    >てか、大河が男女交互になるなら、朝ドラも主演を男女交互にしないのかなーとか思ったり。

    男子主役の朝ドラは常にクドカン脚本でお願いしたいです(≧▽≦)

  3. 大河ドラマ「花燃ゆ」 #35 孤高の戦い

    第2次長州征伐。
    本格的に幕府軍が到来しますが、高杉はその直前に喀血・・・。

  4. 花燃ゆ 第三十五回

    『孤高の戦い
    「孤高の戦い〜夫の裏切りと愛の間で奥御殿も揺れる」

    内容
    幕府による長州征討の軍が、長州藩に迫っていた。
    圧倒的な兵の差ではあったが、長州では武士だけで無く、農民達も立ち上がり、
    その士気は高かった。とはいえ、準備自体が。。。。
    そんななか…

  5. 三瀬川世にしがらみのなかりせば君もろともにわたらしものを(井上真央)

    勝負事は終わってみなければわからないという言葉がある。 人生という勝負はかならず「死」で終わるので・・・ある意味、ドローと言える。 最後から二番目の徳川将軍の正室、和宮は「(当時の)今上天皇の妹であり、将軍の妻であるという立場さえなければ・・・夫と一緒に三途の川を渡りたいものだ」と第14代征夷大将軍

  6. 【花燃ゆ】第35回プチ感想と視聴率「孤高の戦い」

    「孤高の戦い」 【第35回の視聴率は9/1(火)追記予定】 高杉役の高良健吾さん

  7. 昼寝の時間 より:

    花燃ゆ #35「孤高の戦い」

    公式サイト 「薩長同盟」が成立して間もなく、幕府軍が長州に迫ってきた。美和(井上

  8. rino_o より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちはー☆ツイッターでいつもお世話になっています。
    大河はとうの昔に脱藩しましたがww くうさんのブログで内容を把握し続けている状態です(=▽=)
    確かに、遡った方が「活躍する女性」が描きやすいですよね。
    額田王や持統天皇とかやってほしですけど。。。さすがに古過ぎ?笑
    平安時代ならエピ持ってる女性なんていっぱいいましね!!

    てか、大河が男女交互になるなら、朝ドラも主演を男女交互にしないのかなーとか思ったり。
    若手イケメンはいっぱいいるんだし、青春群像劇とか視聴率とれそうなのになー。

  9. 花燃ゆ 第35回「孤高の戦い」〜その名は輝いて、後の人たちはもてはやす、長州一の英雄だと

    「言うてあげて下さい。あなたはやり遂げた、英雄だと。
     語り継ぐその名は輝いて、後の人たちはもてはやす、長州一の英雄だと」

     美和(井上真央)が雅(黒島結菜)に言った言葉だが、おそらく夫・久坂玄瑞(東出昌大)に対する言葉でもあるのだろう。
     美和は亡き夫…

  10. NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第35回「孤高の戦い」

    孤高の戦いってタイトルはまあ分かりますけど、副題が凄いですねええ。夫の裏切りに奥御殿もゆれる?つまり高杉ご夫婦の問題ですよねえ?いやいや~、一藩士の家庭内のいざこざでどうして奥御殿が揺れるのでしょうか~?

  11. 大河ドラマ「花燃ゆ」吉田松陰の妹35晋作は命を懸けて幕府軍との戦いに勝利し長州を見事に救った

    大河ドラマ「花燃ゆ」第35話は薩長同盟が成立した直後に幕府が長州討伐の為に大軍を送り込んできた。幕府軍が10万と言われる中で長州軍はわずか6千と数の上でか圧倒的不利な …

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