山内一豊の妻の名は、まつ である。
。。。と言ったら、大河をご覧の方々には「千代でしょ！」と
文句を言われそうだが、実際は、どちらか解らないと言うのが真相です。
大体、歴史上の女性は名前が残っていない事がほとんどで、
多くの女性達が「～の娘」「～の母」「～の妻」「～氏」などと記録され、
正しい名前が残っている女性は希なのです。
山内一豊の妻は「見性院」と言う落飾後の法名だけが正確に記録されています。
（一説では、幼名を「まつ」、成人後を「千代」と言ったとも言われています）
この夫婦に関する事は伝説の域を出ない物が多く、かの有名な信長の馬揃えのための
千代のヘソクリによる名馬購入話と言うのも史実かどうかは解りません。
また、ヘソクリの出所も「父、若宮氏から」とか「母、若宮夫人から」とか
「一豊の母が出した」など千代のヘソクリと関係なくなってしまうような話まで諸説があるようです。
今日のドラマでは「叔父、不破氏」から頂いた事になっていました。
また、この馬揃えの時期、一豊はすでに七百石の城主になっており、
馬くらい買えたのでは。。。と言う話もあります。
名馬を購入して出世したとあったら、同僚のやっかみもあろうが、
これが「いや、妻がヘソクリを出してくれて。。。」となると
「出来た奥さんだ」と言う事になり、やっかみも無くなる。
そういう一豊の処世術を表すエピソードでは。。。
と、永井路子氏は、著者の中で言っておられました。
案外、そんな所かも知れません。
そんなこんなを辿っていくと、「なんだ、一豊の妻の内助の功って嘘なんじゃん」
と言う話になってしまいそうですが、一豊の妻が書に長け、裁縫の才能もある
賢夫人であった事は事実です。
晩年、養子である忠義に、山内の事を案じ忠告するような手紙が残っているようです。
さて。。。
ドラマの千代は、ついに一豊と祝言を上げる事ができました。
この千代さんは、子供時代に両親を戦で亡くし、苦労してきたようですが、
その割に周りの人々の愛情には存分に恵まれてきたように思えます。
子供の頃は両親に、亡くなってからは、一豊の母に、不破の叔父・叔母に。
そして、この時代に珍しくお互い望んでの結婚。。。
今日は、それぞれの愛情あふれる場面に思わずホロッとした時が多かったです。
コメント
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トラバありがとうございます♪
大河。。。と言うよりも、歴史土台のホームドラマ感覚で見てます。
今のところ。。。
＞個人的には上川隆也さんの演技が毎週見れるので、得した気分なんですけどね。
私も!
上川さんが毎週見れる。。。♪そこが楽しみの１つだったりします♪
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こんばんわ。ＴＢさせていただきました。
今思うと、フィルム撮影の頃の大河は良かったような気がします。でもまだまだ始まったばかりなので、今後に期待しましょう。個人的には上川隆也さんの演技が毎週見れるので、得した気分なんですけどね。
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＞あの金子で・・そうだったの。
＞全然知らなかった。勉強になります。
貧しいのに、ずっとあのお金をヘソクリとして貯めておいて、
馬揃えの時に夫を助けるためにパッと出した。。。
と言う逸話があるみたいよ(^.^)
＞今週は、とうとう結婚まで行きましたね。
＞早くてびっくり。残りをずっと内助の功を見せ続けてくれるの？これもしっかり勉強しなくて・・・
そうそう、もう結婚しちゃって。。。
この先、１１ヶ月どうするのか、ちょっと心配しちゃうね。
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あの金子で・・そうだったの。
全然知らなかった。勉強になります。
今週は、とうとう結婚まで行きましたね。
早くてびっくり。残りをずっと内助の功を見せ続けてくれるの？これもしっかり勉強しなくて・・・
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＞半兵衛、やはり自分の病気のことを知って、
＞千代のことをあきらめたんでしょうね･･･。
＞いやはや、たしかに気の毒です。
あまりにあっさりとあきらめて、一豊に千代を薦めるから、
何か見逃したエピソードでもあったかと思ったくらいです(^^;)
この半兵衛は結構好きなので、長生きしてほしいなぁ。。。
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半兵衛、やはり自分の病気のことを知って、
千代のことをあきらめたんでしょうね･･･。
いやはや、たしかに気の毒です。
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＞時代物、最近とんと読んでません～。
＞というか、本から離れ気味です・・・・。
私も最近は、ほとんど読んでませんよ～(+_+)
ネットの時間が長くなったからな～。
＞＞ひとりの歴史上の人物に興味を持つと関連図書を次々と読み漁るのが私の読書癖です。
＞
＞この感じ、良く分ります。
＞でも↑此処まで読めない。くうふうさん、勤勉だわ～。。
勤勉って言うか、凝り性(?_?)
北条政子に凝った時は、１０冊以上買ったり借りたり
しまくりました(^^;)
今は、そこまでの興味の対象がないなぁ。
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＞確かにメジャーではないから、何でもアリってのはありますよね。
＞今後もどんな展開が待ち受けているのやら。
＞
＞ある意味楽しみです！
＞
＞それに、それはそれで、歴史に興味を持つ人が増えてくれればいいかな～と、おおらかな目で見るようにしています（＾＾）
私も！
こういうドラマで歴史に興味を持つ人が増えるのは
とっても嬉しいです(^.^)
今年はキャストも豪華だし、出演者目当てで見た人が
本でも読む気になってくれたら、輪が広がりますよね～♪
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コメントありがとうございます(^.^)
＞色々と逸話があるみたいですね。
＞歴史を紐解いてみるだけでも、面白い気がします。
史実かどうかはわからないけれども、ドラマ的には、
ほのぼのした感じが好きです。
まぁ戦国だから、ほのぼのばかりはしていられないわけですが、
期待して見ていこうと思っています(^.^)
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＞歴史上の人物って後からいろんなものが付いて伝わるところも多いから、どこまでが真実かは想像の世界だよね。
史実かどうかはわからないけれども、実際にいた人たち、
だから事実だったかも知れない、ってところが歴史のロマンだよね(^.^)
＞私は、まったく知らなかったから、さらな気持ちで見ています。
＞何故か長男も今回はじっくり見ているよ？！
私も「山内一豊の妻」にま興味があったけれども一豊自体には興味なかったし、
これの原作も知らないので、興味深く見てます(^o^)
ウチの子らは、ご飯食べながら、ながら見。
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前田家は、繁栄した一家だったので資料はいっぱい残っているみたいです。
前田まつは、確かに、まつと言う名前だったらしいです(^_^;)
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＞そうそう、私もウルウル来たわ。どこまでが史実なんだろうね、もし、ほんとにそうなら、すごい大恋愛よね。
昨日の話には、史実は何もないような気がするね(^^;)
結婚したと言う事だけが史実。。。かも。
＞なるほど、これだけ本を読んでるから書けるのね。
女性史おたくです(^^;)v
＞まつってさ 前田利家の奥さんでしょ。って最初思ったんだけど、
＞「内助の功で有名な山内一豊の妻 」
＞って言うだけで 大河が始まってから 千代ってみんな認識したんだよね。山内一豊自体がそんなに有名な武士でもないから やっぱり資料がないのね。
あまり、ちゃんとした資料は残っていないと思うわ。
でも、地元では「ヘソクリ伝説」で有名な二人だから
伝説はいっぱいあるみたい。
今でも市民に愛されている夫婦なんだね。
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時代物、最近とんと読んでません～。
というか、本から離れ気味です・・・・。
＞ひとりの歴史上の人物に興味を持つと関連図書を次々と読み漁るのが私の読書癖です。
この感じ、良く分ります。
でも↑此処まで読めない。くうふうさん、勤勉だわ～。。
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くうさん
いつもありがとうございます！
焼け死にますよね～。
あんなことしてたら。
でも、絵になりました！
確かにメジャーではないから、何でもアリってのはありますよね。
今後もどんな展開が待ち受けているのやら。
ある意味楽しみです！
それに、それはそれで、歴史に興味を持つ人が増えてくれればいいかな～と、おおらかな目で見るようにしています（＾＾）
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こんにちは、はじめまして。
感動創造さんのブログからお邪魔させていただきました。
色々と逸話があるみたいですね。
歴史を紐解いてみるだけでも、面白い気がします。
来週以降も楽しみですね。
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歴史上の人物って後からいろんなものが付いて伝わるところも多いから、どこまでが真実かは想像の世界だよね。
私は、まったく知らなかったから、さらな気持ちで見ています。
何故か長男も今回はじっくり見ているよ？！
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それは、マツイなア。前田犬千代の妻は、まつですよね。
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くうさん
＞千代が法秀尼に挨拶するシーンとかウルっとした（； ；）
＞この時代に親も認める両思いで結婚なんて幸せよね♪
– – – – –
そうそう、私もウルウル来たわ。どこまでが史実なんだろうね、もし、ほんとにそうなら、すごい大恋愛よね。
なるほど、これだけ本を読んでるから書けるのね。
まつってさ 前田利家の奥さんでしょ。って最初思ったんだけど、
「内助の功で有名な山内一豊の妻 」
って言うだけで 大河が始まってから 千代ってみんな認識したんだよね。山内一豊自体がそんなに有名な武士でもないから やっぱり資料がないのね。