タレントとしてスポットライトを浴びることに、しだいに快感を覚え始めた喜代美
(貫地谷しほり)。
草々(青木崇高)はその反動もあって、ますます落語一本にのめり込んでいく。
一方小浜では、家族の将来を心配した糸子(和久井映見)が、「秀臣(川平慈英)の会社と合併
してもらえないか」と正典(松重豊)に頼んだことで、夫婦間に亀裂が生じていた。
そんな中、久々に草々がテレビの落語番組に出演することになる。(84話)
草々(青木崇高)のテレビ番組出演は、喜代美(貫地谷しほり)が突然ゲスト出演したことで、
すっかり影が薄くなってしまった。
帰宅後、喜代美をなじる草々に、喜代美はつい口を滑らせて「生活できるだけ稼いでから
言ってほしい!」と言ってしまう。
それは2人の結婚後初の大げんかとなり、喜代美は家を飛び出してしまう。
一方小浜でも同じころ、糸子(和久井映見)が正典(松重豊)とのけんかの末、家出をしていた。(85話)
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ちりとてちん」第83話・84話・85話「出る杭(くい)は浮かれる」
※「ちりとてちん」は、2007年10月期のNHK連続テレビ小説です。
当方は当時の放送をオンタイムで見ているので感想は恐らく回顧目線になりがちです。
ご了承のうえ、ご覧くださいませ。
※レビューでは先のネタバレは控えるよう努力します。
※レビューの更新はイレギュラーで…。書けたり書けなかったりしています。
※再放送時間は月~土・午前7時15分からNHKBSプレミアムにて。
若い女性の落語家は珍しく、私はタレントとして重宝されるようになっておりました。
本格的にタレント活動するようになった喜代美。
正平が訪ねて来た時、喜代美はおりませんでした。
土産を渡して帰ろうとする正平を草々さんは引き留めます。
俺やったら、あかんか?
…え?
お……お兄さんに話してごらん。
この時の草々さんが、ちょっとカワイイ。
ですよねぇ…家族が居なかった草々さん。
喜代美と結婚した事で本当の弟が出来たのです。
正平は、恐竜の博物館の学芸員になりたくて話を聞いてもらいに来たのでした。
恐竜マニアの草々さんは、もちろん大賛成です。
そのためには博士号を取らなあかんねんけど…それは日本では取られへんねん。
ほんでえ留学したい思とんねんけど、家にはそんなお金ないでえ。
名人やったおじいちゃんに追いついて売れる箸作ろう思て、今、お父ちゃんものすごい
根詰めて仕事しとんねん。
留学の話なんかしたら「もっと頑張らなあかん」思うかもしれん。
これ以上お父ちゃんを追い詰めたない。
忙しい喜代美に心配かけたくないから、やっぱりこの話はしないで、と言って
正平は帰って行きます。
ホンマ、ええ子ですわ。この子。
正平。
いつでも来たらええし何でも話したらええ。
忙しいとか心配かけるとか気ぃ遣うな。
お前は、若狭と俺の弟やねやからな。
ありがとう。お兄さん。
こんな弟だったら草々さんも可愛いですよねぇ。
でも、何もしてやれないのは、ちょっと寂しいのかも知れません。
喜代美の仕事はますます増えていきます。
「寝床」常連さんたちも、喜代美の活躍を喜びながらも2人の夫婦仲を心配するのでした。
通帳を見て驚き、目を輝かせる喜代美。
ええんやろか?
こんなにぎょうさんのお金…初めて見たでえ。
私、10万円以上のお金が通帳に入っとんの初めてやでえ…。
そりゃあ、ええに決まってるやろ。
お前が働いた報酬やねんから。
今度、新婚旅行、行きましょう!
新婚旅行!?
当分貧乏や思て諦めとったでえ…。
それぐらいの贅沢してもええですよね!?
いや…けど、お前の金でいう訳には…。
そんなん関係ありません!ねっ、ええでしょ?
お前がええのやったら…。
本当は…女房の稼いだお金でなんか…という草々さんの苦しい気持ちが見えます。
けれども、ホントに嬉しそうな喜代美の無邪気な笑顔を見たら、草々さんも何も言えないのです。
小浜の家の方も苦しい事態になっていきます。
正平の部屋で大学院留学のパンフレットを見つけた糸子さん。
喜代美からの仕送りの電話を断ったものの、家計は火の車です。
伝統塗り箸に拘って根詰める職人の正典さんに金の事は言えず、糸子さんは悩みます。
せっかく申し出た仕送りを断られて機嫌を悪くする喜代美。
おおきに、喜代美。
ほやけんど、それはあんたが大事に貯金しときなれ。
お母ちゃんの言う事が最もなんだけどね。
だって、タレント活動は水もの。
仕事が無くなっていく小草若にいさんを間近に見てるのになぁ…。
とにかく、今の喜代美には周りなんか見えていないのでした。
上って行く気分、世の中に必要とされている感覚は楽しいでしょう。
このころから、私は「やっていけるんやろか」と不安を口にする事がなくなり、
草々にいさんは「勝手にせい」と強い口調で言う事がなくなってきました。
上り坂の喜代美には徒然亭のにいさんたちも軽い嫉妬を覚えるようです。
ええな。女やからて仕事があって。
喜代美が出ているテレビを見ながらぼやく四草。
僕らなんか営業の仕事がちょいちょい入る程度ですよ。
それを言うな、それを。
草々…喜代美ちゃんには言わへんのか?
ん?
「しょうもないタレント活動ばっかりしてんと、ちゃんと古典の落語やれ」って
いっつも俺に言うてたやろ。
小草若!何ちゅう意地の悪い事言うねん。
そんな事言える訳ないやろ、自分より稼いでる嫁に。
分かってるから言うたりましたぁ~。
小さい男やな!
小さい草若ですからね。
やり取りは相変わらず面白いですが、何となくヤサぐれた会話。
何より…嫌味な事を言われても、小草若に突っかかっていく勢いが草々さんにありません。
それに気づく間もない喜代美。
遅なってすいません!
もう晩ご飯食べとってですか?
いや…。
これは…まずいでしょ…。
まぁ、草々さんがご飯作れば…とも思わないではないですが、そういう人じゃないですし…。
女房は家を守るもの。
女房は夫を立てるもの。
女房はお母さん。……おかみさん…。
そういう理想が、たぶん草々さんの中でガラガラ崩れているわけです。
そんな草々さんに追い打ちをかける喜代美。
ほしたら外に食べに行きませんか?
この間プロデューサーの人に連れてってもろたお店があるんです。
美味かったでぇ、いっぺん草々にいさんにも食べてもらいたい思て…。
タクシーで行ったらすぐやでぇ、行きましょ!
喜代美ぃ…その発想は業界人やで。
見てるこっちも何となく嫉妬心湧いてくるわ。
いい、と言って出て行ってしまう草々さんに不満顔の喜代美。
なによ!喜んでくれると思たのに…。
テレビ局で小草若にいさんに会った時の喜代美の態度も何や尊大だったわ。
あっ、小草若にいさんどないしたんですか?
こんなとこで珍しい。
失礼すぎやで。
ま、小草若はズバズバ思ったこと言うからええけどね。
失礼な…。
俺かてちょっとぐらいテレビの仕事は持ってんやでぇ。
すいません。
けど、まあ、若狭ねえさんには負けますけどなあ。
喜代美は小草若にいさんに言うのでした。
私、このままでええんでしょうか?
落語がやりたくて落語家になったのに…。
俺かてそんなん思てた時期あったわ。
そやけどなあ、仕事が減ってきた今やからこそ余計に思う事があんねん。
タレント活動かて落語を守っていくためには大事な事やで。
草々やないけど落語みたいなもんちょっとでも気ぃ抜いたらすぐに廃れる。
けど、喜代美ちゃんみたいに若うて可愛いらしい子が徒然亭若狭てけったいな名前背負うて
テレビに出てくれるだけで落語家っちゅう仕事が忘れられんで済むんや。
高座に上がって落語してるもんだけが落語を守ってる訳やない。
そやから、タレント活動かてちゃ~んと誇り持ってやったらええ。な?
小草若にいさんが小草若にいさん史上、一番「にいさん」に見えた瞬間でしたわ。
なんて、ええこと言うんやろーーー!
私なんかだって、お笑い番組を見ていて、ちょっと思う事があるじゃないですか。
〇〇亭〇〇って人がトーク番組をやっていると「そう言えばこの人、本当は落語家さんなんだよね」って。
それですよね。
この人が落語やっている所も、ちょっと見てみたいなぁ、とか思ったりしません?
そういう事ですよね。
落語をやっていなくても、看板背負ってテレビに出いる人たちのおかげで、落語は
忘れられないでいられる。
小草若、解ってるなぁ。
実はこの日、同じ局で「上方四方百界」いう落語の番組の収録がありまして。
何と、草々にいさんが出ていたのでした。
喜代美はその事を知っていましたが、草々さんに話す事が出来ず。
スタジオの隅でそっと旦那さんの収録を見守ります。
堂々と「二人ぐせ」を演じる草々さん。
それを見る喜代美も嬉しそう。
しかし、ここで思わぬことが起こります。
マネージャーが見学している喜代美を見つけてしまうのです。
そや。このあとトークコーナーあんねん。若狭も出えへんか?
え?
ええがな。面白い面白い。
奥さんが偶然通りかかったようなノリでな出たらええねん。話、通しとくから。頼むで。
いやいやいや…あの…。
芸能界はノリが大事やで!
これは~~~…まずいで…。
ここで出て行ったら、草々さんのこの番組への出演も喜代美がお膳立てしたと思われるやん。
妻に貰った仕事だったとか草々さんに思われたら…どんなに面倒なことになるか…。
しかし、新人の若狭に断る術はなく。
トークコーナーに入って、古典落語について真面目に語る草々さんの話を遮る司会者。
ん?あそこに誰か…。
あれ奥さんちゃいますか?
ああ…はあ…。
この時の…2人それぞれの気まずそうな表情。
最近ちょいちょいテレビで見かけますよ。
あっ、どうぞどうぞ!どうぞこちらへ。
しずしずとステージに進み出る若狭。
草々さんの固まった顔。
さっきは「二人ぐせ」いう噺をやってもらいましたが、あれですか?
今ぐらいの時期になるとお互いの癖が気になったりしますか?
…どうですか?若狭ちゃん。
しかも、こんな話題…空気読め司会……。
私は草々にいさんがすぐ「勝手にせえ」言うのんが気になってぇ、草々にいさんは私が
すぐ「やっていけるんやろか」って言うのが嫌や言うとってです。
ほやでぇ「1回言うたら100円の罰金や」言うて……。
オホホホホッ!さすが落語家の夫婦やなあ。
「二人ぐせ」を地でいってますがな。
もう一度言う……空気読め、司会者…………。
当然…。
家に帰ってからこの件で揉める夫婦でありました。
俺は…俺の落語を聴いてもらいとうてあの番組に出たんや。
何で邪魔すんねん。
邪魔て…。
お前が出てきた途端、落語の番組やのうてバラエティーになってしもうたやないか!
どない思てんねん!
ほんでもああいう話かってせんと落語も聴いてもらえんやないですか。
そんな事はない。
ええ落語してたら必ず客はついてきてくれる!
好きな事だけして…落語だけして生きていけると思とってんですか?
…何やと?
バラエティーで名前売んのかって落語の宣伝です!
芸もないのに落語家名乗ってタレントみたいな事してる奴が落語の値打ちを下げるって
言うてんねん!
ほんな事、生活できるだけ稼いできてから言うて下さい!
おおおおおぉぉぉ……言うてしもた……。
これだけは言ってはいけなかったのに。
いや…喜代美も言っちゃいけない事は解っていたわけです。
言い分…どっちも解らなくないんですよね…。
いや、2人の気質を考えたら、って事ですよ。
そら、今は稼ぎは少ないかもしれん。
けどいつか師匠みたいになる。
その日まで何ぼ貧しいても一緒に頑張っていける。
…そういう女と俺は一緒になったつもりやった。
けど、違うかったみたいやな。
お前はおかみさんみたいにはなられへんのやな。
うううぅぅぅ…これも言ってほしくなかった……。・泣
前も書いたけどぉ…それは妻にとって「ぼくのママはねぇ」って言われているのと
同じ感覚です。
つらいよねぇ…。
私におかみさんを求めんのはやめて下さい!
何か、もう私…草々にいさんとやっていけるんやろか。
…「やっていかれへん」思うのやったら勝手にせえ。
ほうですか!
ほな、そうします!
「やっていけるんやろか」「勝手にせえ」が、微笑ましい笑い話ではなくなって、
こんなに最悪な会話の中で出てきてしまった……。
冷たい気まずい空気に押されて喜代美は部屋を飛び出したのでした。
一方…。
実は、小浜の和田家でも家出騒動が起きていました。
糸子さんがついに正典さんに、
「秀臣さんの会社と合併してくれ」
と言ってしまったのでした。
秀臣さんが、わしにした事はお前も覚えとるやろが。
「堂島百貨店からの注文や」言うてわしを騙し討ちして…
「伝統若狭塗箸はただの看板や。商売の道具や。」言うたんやぞ。それを…。
守られへんやん。
何やと?
こねしてここで一人お箸作っとったかて、お父さんから受け継いだお箸、
守り通されへんやん。
このままやったらお父ちゃんの体が心配や!
正平の将来が心配や!
こうして、糸子さんは家を出て行ってしまったのでした。
行先は「魚屋食堂」。近場やな。
そして、喜代美の方はもっと近場の「寝床」で荒らぶっていたのでした。近場やな。
正平から電話を受けて、草々さんは和田家の有り様を知ります。
正平、お父さんに言うとけ。
うん?何?
女は男のロマンを分からん生きもんや!
「気にせんと己の信じた道を突き進め」てな!
何というタイミングの何という似たもの親子……。
「二人ぐせ」を聞かせてくれと師匠に言われて、草々さんは師匠の前で演じます。
よかったで。
ありがとうございます。
ていうか、俺もこのネタを冷静に聴ける年になったっちゅう事かいな。
はい?
若い時演ってた時もあんねんけどなあ。
いっ時、どうしても演んのがつらい時期あってそれっきりや。
演んのがつらい時期?
結婚したばかりの頃。
師匠は「一杯飲める」、おかみさんは「つまら~ん」が口癖だったようで。
いや…師匠は今も口ぐせだけど。
「え?こんな女やったかいな?」と思う事が結婚してからちょいちょい出てくるようになった。
お前もそうなんとちゃうか?
…一緒になって何ぼ貧しいても同じとこ向かって歩いていけると思うてました。
けど…よう分からんようになりました。
何を今更悩んでんねん!
大晦日に「お前が好きや」「私も好きです」て、3日後に結婚ておかしいやろ?
…!……けど、師匠も盛んに進めはったやないですか!
あの壁とっぱらって2人の間に障害がのうなったと思たら、そら大間違いや。
あの壁がのうなって見えへんかったもんまで見えるようになってくる。
ええ事だけやのうて悪い事もな。
ええか?分からんようになったんとちゃうで!
分かってへんねや、最初から。
お前も若狭も、お互いの事を。
たぶん…ドラマを見てるもんが思うてた事を、ずばり言ってくれた師匠の言葉。
勢いで一緒になったからねぇ…。
「お互いの良い所しか見ていない」どころか、ほんの一部分しか見ていない。
って程度ですから。
まぁ…師匠も結婚を焚きつけた1人ですけどね。
やらせてみて様子見て指導する…
師匠のやり方は落語と同じでした。
喜代美の方は奈津子さんの所に転がり込んで、小次郎おじちゃんに話をします。
私、なん悪い事したんやろか?
一生懸命働いてえ、お金稼いでえ。
何をあんな責められる事をしたのやろか?
ほやのう…。
嫁が稼がんいうんやったらともかく稼ぐさけ、腹立ついうんは一体
どういう理屈なんやろうのう?
おっちゃんにもさっぱり分からんわ。
さすが小次郎おじちゃん、基本はニート。
でもさぁ…こういう考え方は気楽でいいですよね。
今の喜代美には、ホント温かい言葉ですわ。
だって、喜代美にはどっちが稼ぐかなんて拘りはないんですもん。
どっちが稼いだっていい。2人で笑って暮らせれば。
一生懸命お金稼いでおいしいもん一緒に食べたい思ただけやのに。
一緒に旅行しよう思ただけやのに。
腹立つ!腹立つ!腹立つ!
笑うのが見たかっただけなんやのう。
喜代美は草々君が「おいしいのう。楽しいのう。」言うて笑う顔が見たかった
だけなんやのう?
草々くんかて同じなんと違うんこ?
え?
喜代美に笑てほしいてええ落語家になろうと思ってただけと違うんこ?
次の日。
喜代美はオムライスを作るのでした。
この前、私、ペラペラ卵のオムライスだと書いてしまいましたが、違いますわね。すいません。
トロッと卵のオムライス。
今までとは全く違うテキパキした手際の良さ…。
これは~…やっぱり心から食べさせたいと思って作れば違うんかなぁ…。
しかし、それを持って部屋に行くと、草々さんは留守。
…留守どころか、荷物がない!
そして引き出しから、婚姻届……。
↑実は昨夜ここに「離婚届」と書いていた自分…。
つまり、意外とこの先も覚えてないらしい。
要所要所の感動シーンは覚えているのに、人間の記憶って恐ろしいほど曖昧!
「離婚届」じゃ先の話が繋がりまへんもんね。
離婚届だと思っていたから…
「芸能人知りませんから言えませんが、芸能人夫婦の離婚って、こんなモンなのかも知れません。
とてもリアルに感じられてしまいました。」
なんて書いていた。恐ろしい。
(コメント、ありがとうございました)
テレビ番組のトークコーナーに喜代美が引っ張られてしまったのは、喜代美にとっては
不可抗力だと思うんですよ。
新人だし、出ろと言われたら断れる立場じゃありません。
つまり、不運…。おふこうさんですわ、まさに。
仕事もね、喜代美自身がガツガツ取りに行っているわけでは無いので、
どうしようもないんですよね。
それに、やはり水ものですから必要とされている内に稼がないと。
この辺は草々さんの我慢のしどころだと…個人的にはそう思うのです。
しかし、草々さんも救われますよね。喜代美の実家には。
自分と似た物の、伝統を伝えたい頑固おやじがいてぇ…理解しあえるでしょう。
壁を取っ払ったせいで出来てしまった壁。
これを乗り越える力が夫婦にあるか…試される切っ掛けの週でした。
来週もまた、お付き合いくださいませ。
よろしければ→【2014年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
和田喜代美→青木喜代美/徒然亭若狭 … 貫地谷しほり(少女時代:桑島真里乃)
徒然亭草若(三代目) … 渡瀬恒彦
徒然亭草々 … 青木崇高(少年時代:森田直幸)
徒然亭草原 … 桂吉弥
徒然亭小草若 … 茂山宗彦(少年時代:榎田貴斗・森川翔太)
徒然亭四草 … 加藤虎ノ介
木曽山勇助/徒然亭小草々 … 辻本祐樹
吉田志保 … 藤吉久美子
和田糸子 … 和久井映見
和田正典 … 松重豊
和田小梅 … 江波杏子
和田小次郎 … 京本政樹
和田正平 … 橋本淳(少年時代:星野亜門)
和田正太郎 … 米倉斉加年
和田清海 … 佐藤めぐみ(少女時代:佐藤初)
和田友春 … 友井雄亮(少年時代:小阪風真)
和田秀臣 … 川平慈英
和田静 … 生稲晃子
野口順子 … 宮嶋麻衣(少女時代:伊藤千由李)
野口幸助 … 久ヶ沢徹
野口松江 … 松永玲子
野口春平 … 斉藤勇人/新岡澪
野口順平 … 斉藤隼人/新岡塁
熊五郎 … 木村祐一
咲 … 田実陽子
磯七 … 松尾貴史
菊江 … キムラ緑子
徳さん … 鍋島浩
お花 … 新海なつ
緒方奈津子 … 原沙知絵
原田緑 … 押元奈緒子
鞍馬太郎 … 竜雷太
万葉亭柳眉 … 桂よね吉
土佐屋尊建 … 波岡一喜
万葉亭柳宝 … 林家染丸
土佐屋尊徳 … 芝本正
柳宝の弟子 … 林家染左、林家染吉
烏山 … チョップリン西野
原田颯太 … 中村大輝(少年時代:河合紫雲)
音大の教授 … キダ・タロー
あわれの田中 … 徳井優
横山たかし・ひろし … 本人
五木ひろし … 本人
ニュースキャスター … 浅越ゴエ
竹谷修 … 渡辺正行
堀田由美子 … 和田はるか
高島恵 … 中井飛香
北川沙織 … 村上佳子
語り – 上沼恵美子
※スタッフ
脚本 … 藤本有紀
演出 … 伊勢田雅也、勝田夏子、井上剛、菓子浩、三鬼一希、吉田努、櫻井壮一
制作統括 … 遠藤理史
音楽 … 佐橋俊彦
テーマ曲・ピアノ演奏 … 松下奈緒
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【ちりとてちん】第1週~第3週、
19 20 21 22 23・24
25・26 27・28 29 30
31・32・33・34 35・36
37・38 39・40・41 42
43 44・45 46 47 48
49 50 51・52 53 54
55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66
67 68 69 70 71 72
73 74 75 76 77
78・79
80・81・82 83・84・85
コメント
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>ちりバカ症状に付き合わせてしまって、ほんとごめんなさいーー
いやいや、私もあれ草々さんだとしか思えませんでしたわ~。
似過ぎですよね…
ちりバカ症状も解ります。
私は…何のCMだか忘れたけどトリートメントのCMで何の関係もなく俳優でもない
カリスマ美容師の人の声が草若師匠に聞こえて仕方なかったという…
病ですな、ほんま( ̄∇ ̄;)
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>CMってあんまりジックリ見ていないのですが、今日は反射的にテレビの画面を見ちゃいましたw
Twitterでいただいた情報では、あれは小草若=茂山宗彦さんの弟の逸平さんらしいです。
私も「そうそう」が「草々」にしか聞こえまへん(爆
すみませんすみませんm(__)m ちり愛を通り越して、ちりバカになってるかもーーー_| ̄|○ 「そうそう」って聞くだけでピクッとし、この声は小草若!?ってことはもう1人は草々!?って。。。 考えたらBSでこっそりやってる再放送をCMネタにするわけないですよね。。。アホです、私、ほんとに。
ちりバカ症状に付き合わせてしまって、ほんとごめんなさいーー
これからもレビュー、楽しみにしてます!!
SECRET: 0
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今日はありがとうございました(^^)/
>確かにそうでした! その後の小草若さんのあまりに良い話で、喜代美のこの態度のこと忘れてました。細かい脚本、改めて素晴らしい。。。
あの時は尊大と言うよりは、もう自分の悩みに入り込んでいて人の気持ちなんか
構ってらんないって感じだったのかも知れないですね…今から思うと(>_<)
>ところで、最近流れている「スカパー!」のCMなのですが、ナレーション、草々と小草若じゃないかなと思っているんですが、もし気づいたらチェックしてみてください! もしかすると、私のちり愛からの妄想かもしれないんですが⬅︎重症σ(^_^;)
CMってあんまりジックリ見ていないのですが、今日は反射的にテレビの画面を見ちゃいましたw
Twitterでいただいた情報では、あれは小草若=茂山宗彦さんの弟の逸平さんらしいです。
私も「そうそう」が「草々」にしか聞こえまへん(爆
SECRET: 0
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>テレビ局で小草若にいさんに会った時の喜代美の態度も何や尊大だったわ。
確かにそうでした! その後の小草若さんのあまりに良い話で、喜代美のこの態度のこと忘れてました。細かい脚本、改めて素晴らしい。。。
ところで、最近流れている「スカパー!」のCMなのですが、ナレーション、草々と小草若じゃないかなと思っているんですが、もし気づいたらチェックしてみてください! もしかすると、私のちり愛からの妄想かもしれないんですが⬅︎重症σ(^_^;)
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ありがとうございました~!
気づかずずっとUPしてるところでしたわ。
(いや、今日の分を見たらイヤでも思い出して訂正せざるを得ませんわね^^;)
私、再見組ではあるのですが、毎日見ていて本当~に初見状態の忘れっぷりなんですよね。
だから毎日かなり新鮮です(爆
取り急ぎ、御礼まで!(^^)/
SECRET: 1
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ちりとてのレビュー、いつも楽しみにしています!
僭越ながら、、、、
喜代美が見つけたのは離婚届ではなく出し忘れていた婚姻届です。あの驚いた顔が紛らわしいのですが、あれは「あっ」ぐらいの、抑えた演技の方が良いような。。。もしくは、わざとの(離婚届と思わせるような)演出かもしれませんが。
心の動きとしては、小次郎おじさんに本質的なことを言われ一番大事だったことを思い出し反省する→心をこめてオムライスを作る→誰もいない部屋で婚姻届を見つけ、あれだけ嬉しかった婚姻届を出しに行くことすら忘れていた自分を思い、さらに反省する、ってことだと思っています。
個人的には、草々さんにも反省する要素がいっぱいあり(特におかみさんと比べるところ!)、喜代美だけが悪いわけではないので、その後の「私を捨てないで~」発言はイラッとしたのですが。。。 最初に本質的なことを思い出したのが喜代美で、その後草々さんも同じく思い出していく、という流れだと思うと、まぁそんな発言も許せるかなぁ、と自分をなだめてます(苦笑)
それでは、、、、これからも楽しみにしてます!