【陸王】第10話 最終回感想

もしも上手くいかずに全部失ったとしても、まだ死ぬわけじゃない。

この体一つ、
心一つ残っていれば、
必ずまた這い上がれる。

そのことを俺は飯山さんと茂木選手から教わった。


諦めずに挑み続ければ、必ず道は開ける。

それを大地から教えられた。

ホントの負けっていうのは挑戦することをやめた時だ。


今までも 苦しいことはたくさんあった。
みんながいたからそれを乗り越えることができた。

みんなには心から感謝してる。
家族同然だと思ってる。

だから、守りたいんだ。


こはぜ屋の暖簾と

陸王を。

【陸王】第10話 最終回感想

 
     rikuou-op

※最終回ですが、ほぼツイート貼り付けでよろしくお願いいたします。すいません、すいません。


Felix・御園が持ちかけた買収案は、宮沢社長の提携案が通らず破談となった。しかし、アトランティス小原との会話で御園は「私は大まじめに こはぜ屋さんを欲しいと思っていましたけどね」「仮に こはぜ屋さんを買収していたとしてもあなた方と取引するつもりはございませんでした」と言っており、やはり単純な悪役ではなさそう。

一方、こはぜ屋では1億の投資を条件とした提携案で様々な会社に当たっていたが当然色よい返事は貰えず。シルクレイに興味を持ってくれた企業もアトランティスの妨害によって引いて行った。大企業アトランティスによるしつこい弱い者イジメは続く。

村野に託された最後の陸王は城戸監督に阻まれ茂木の手には渡らなかった。

「今一番大事なことは、豊橋国際を迎える茂木の気持ちだ。あんた達の自己満足につきあってる余裕はない!」と、村野を一喝する城戸監督。

こはぜ屋とシルクレイをあきらめきれない御園は提携を呑むと言ってきた。「まずはシルクレイ製造機の設備資金として3億融資します。そのあとは弊社の製造計画に見合った分のシルクレイを御社に発注します。業務提携ということです。ただし融資した3億円の返済期限は5年です。」「もし5年で3億を返済しきれなかった場合は こはぜ屋さんにはウチの傘下に入ってもらうことになります。」「借金のカタに買収されるということですか?」

rikuou10-修造

「挑戦し続けよう」と、御園の話を受けて提携という形の借金を決心した 宮沢社長。

心残りは茂木の事だが、宮沢社長はもう無責任なサポートは止めようと決心していた。

それでも、茂木のことは応援する。アトランティスのR IIを履いていようが、茂木を応援しに豊橋国際マラソンに行くことにした こはぜ屋の面々である。

rikuou10-決意

一方、大地はずっと入社を希望していたメトロ電業の最終面接に残っていた。豊橋国際マラソンの日。大地は面接が終わってから駆けつけると父に告げる。

面接官に瀬古さんが……。
rikuou10-瀬古さん

レース前の茂木に、どうしてもお礼が言いたいと話しかける宮沢社長。

ここに来て思い出しました。

あの日、茂木さんが倒れても倒れても起き上がって必死に走ろうとした姿を。

茂木さんがいたから陸王に挑戦することができました。

茂木さん、ありがとう。
私の背中を押してくれて。

陸王を届けられないのは残念だけど、今度は私達がいつまでも 君の背中を押すから。


そして、あけみさんたちが願掛けして編んだという靴ひもを手渡す。

rikuou10-ヒモ rikuou10-ピエール

実は、最後の陸王は村井の手で茂木に渡されていた。

しつこくR2の性能と成績ばかりを押し付けてくるアトランティス。とにかくただ応援してくれる こはぜ屋。

茂木はついにRIIを手放し、陸王を選ぶ。そして、契約違反だと騒ぎ立てるアトランティスの2人に「もう、たくさんです」と叫ぶのだった。

確かにRⅡは陸王に勝るとも劣らない いいシューズですよ。

履く人間や条件によっては陸王以上かもしれない。

でも、技術の差は僅かでも込められた思いは雲泥の差なんです。

こはぜ屋さんは俺と一緒に走ってくれますよ。
いい時も悪い時も。

俺がこのRⅡを履いてる時だって!

気づけばいつも隣で走ってくれてました。

俺はこれからもこはぜ屋さんと一緒に走りたいんです!

rikuou10-陸王 rikuou10-増田さん rikuou10-ゴール

豊橋国際マラソンで優勝した茂木がインタビューで陸王を宣伝してくれた直後から、こはぜ屋には問い合わせが殺到。生産が追い付かないほどの事態に。

メトロ電業に内定を貰った大地は こはぜ屋で仕事を続けたいと父に言うが、社長はそれを拒否する。

ありがとう。

だが、お前はメトロ電業へ行け。

ウチはあまりにも零細で足らないことだらけだ。
どうすればいいのか俺にはノウハウがない。

この3年間、ウチで働いてきたお前だからこそメトロ電業に行けばウチに足りないことが何なのか、きっとそれが分かる。

そこで思う存分働いて、ウチでは得られない知識や経験を蓄積してきてくれ。

世界を見てこい。大地。

そして、その大きさを俺達に教えてくれ。

rikuou10-親子

竹内涼真@茂木くんが紛れもない純粋で善良なヒロインであり、我らはヒロインを取り合うシューズ関係者の乱を見て来たのだった。

足が故障して、今まで面倒見て来てくれた殿から見捨てられた茂木姫が、こはぜ屋の殿に救われる話である。

しかし、こはぜ屋は弱小国なのでいつ捨てられるか解らない不安の中で、茂木姫は元の殿からの寵愛にも揺れつつ、結局、自分がどんなに苦しい時にもとにかく応援だけはして寄り添ってくれた こはぜ殿を選ぶのであった。

自分の利を捨ててでも誰かを応援する。欲を捨てて愛を与えれば巡り巡って自分に戻ってくるという昔からある人情物語。

それが、熱く熱く真面目に描かれてきた3ヶ月だった。

無骨なドラマだけれども、そこがいいんだ。「いいんだ」って思えるドラマなのだから、それでいいだろう。


出演する役者さんたちも、みんな真面目に笑顔で真っ直ぐにこのドラマを応援している姿が見えて、こっちも自然とそれに乗っかっていく形になった。

私は昔から役所広司さんが好きで大好きで。
映画も数々見て来たけれども、連ドラで拝める貴重な機会だと思ったので、ますます応援に熱が入っちゃって(笑)

真面目で不器用で単純で可愛い町工場の親父。ああ、力が入り過ぎない演技、すごく良かったと思ったなぁ。

カホコで好きになりすぎた麦野くんから、すっかり茂木へと変わった竹内涼真くんも。

このスタッフのドラマでは2作目の参加。
守りたくなり応援したくなる透明感。

山崎賢人くんの演技も、とても良かった。最近の作品では一番好き。


『ルーズヴェルト・ゲーム』も好きだったけれども、このスタッフの熱い熱い作品はスポコン物と親和性が高いかも知れない。

応援して盛り上がって、寂しいけれどもスッキリさっぱり幸せな気分で終了する。スタイリッシュとはほど遠い、こんなドラマもたまには好きです。


買収の危機からこはぜ屋の暖簾と社員が守った宮沢(役所広司)!フェリックスの御園(松岡修造)は宮沢との交渉は決裂したものの、「陸王」というシューズ自体には新たな可能性を感じ、ある意外な提案を宮沢に持ちかける。

そんな中、RIIで豊橋国際マラソンのリベンジマッチに挑む茂木(竹内涼真)。

全身全霊の想いを込めて、チーム「陸王」は茂木への最後の「陸王」を贈ろうとし…

今夜、大感動の最終回を迎える!!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)



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※キャスト

宮沢紘一 – 役所広司
宮沢大地 – 山﨑賢人

宮沢美枝子 – 檀ふみ
宮沢 茜 – 上白石萌音

安田利充 – 内村遥
仲下美咲 – 吉谷彩子
水原米子 – 春やすこ
西井冨久子 – 正司照枝
橋井美子 – 上村依子
正岡あけみ – 阿川佐和子
富島玄三 – 志賀廣太郎

有村 融 – 光石研
江幡晃平 – 天野義久
飯山晴之 – 寺尾聰
飯山素子 – キムラ緑子

茂木裕人 – 竹内涼真
城戸明宏 – 音尾琢真
平瀬孝夫 – 和田正人
立原隼人 – 宇野けんたろう
加瀬尚之 – 前原滉
内藤久雄 – 花沢将人

川井 – 佐藤俊彦
水木 – 石井貴彦
端井 – 安藤勇雅

毛塚直之 – 佐野岳
吉田 – 山本涼介

小原賢治 – ピエール瀧
佐山淳司 – 小籔千豊
村野尊彦 – 市川右團次

坂本太郎 – 風間俊介
大橋 浩 – 馬場徹
家長 亨 – 桂雀々
ポスターモデル – 山本里菜
広樹 – 緒形敦

レース解説者 – 増田明美
マラソン実況 – 初田啓介(TBSアナウンサー)
サイラス・ジュイ – サイラス・ジュイ
藤井 – 内場勝則
矢口 – 井上肇
スポーツショップ店員 – 原アンナ

ナレーション – 八木亜希子

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
脚本協力 … 吉田真侑子
演出 … 福澤克雄、田中健太
プロデュース … 伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎

音楽 … 服部隆之
劇中歌 … Little Glee Monster「Jupiter」










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コメント

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4件のコメント

  • くう
    2017年12月31日 5:18 AM

    紫花浜匙さん

    >何十年と沢山のドラマを見て来た私達には、筋書きは見えてしまうのだろうけど、
    王道を知らない世代もいるし、

    それですよね!!
    ずっと見ている方は「このスタッフ、いつも同じ手法」と思っていても、そこからドラマを見始める人もいるんですよね。

    今回、とても良かったと思いました。やはり、製造過程やシューズの特性の説明などは丁寧で、ちゃんと書いているという安心感のあるドラマでしたよ。

    最後まで感動させてもらいました。スポーツと情熱って、やっぱりいいね!!

  • くう
    2017年12月31日 5:06 AM

    巨炎さん
    ほとんど女っ気のないドラマだったので(おばちゃんっ気はあったけど(笑))茂木くんがヒロインってことでいいでしょう、これは(笑)

    >心地よい言葉だけを言う人では無かったし
    姫を託せる殿を自分の目で見定めた。

    監督はイイ人でしたよね。厳しくも選手の事が第一!!

    毛塚くんは、最終回で良い人味が出てきましたね。
    意地悪なワケでは無くて、純粋に自分にも人にも厳しいってことですかね。

  • 紫花浜匙
    2017年12月28日 5:40 PM

    暫くドラマを見ていなかった次男が、久し振りに全話完走したドラマでした。
    何十年と沢山のドラマを見て来た私達には、筋書きは見えてしまうのだろうけど、
    王道を知らない世代もいるし、
    自分達も子供から大人になって親になって、毎回新鮮に感じられた素敵なドラマだったと思う。
    真っ直ぐに生きられるって、素敵だね〜。

  • 巨炎
    2017年12月28日 12:23 PM

    >茂木姫
    朝ドラ、カホコと作品を重ねるごとに可愛くなっているから否定できん…。
    当分、上り調子でしょうね。

    姫の父が陸上部の監督か。
    心地よい言葉だけを言う人では無かったし
    姫を託せる殿を自分の目で見定めた。
    反面、大橋や手塚は終盤の描かれ方を考えれば序盤を何とかしてほしかった。

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