岡部たかし

恋バナの続きである。 ……けれども、だいぶフラグが立ってきた。 戦争じゃなくても、人は倒れる。 喀血（かっけつ）した愛助（水上恒司）を見たスズ子（趣里）は医者を呼びに行く。診断は結核だった。なかなか診断を受け入れられないスズ子だったが、愛助...

現在のところは恋バナなのよね。 時代背景は恋には不似合いこの上ないけれど。 母や会社の思惑通り別れるべきだったか、突っ走るべきだったか、の結論は歴史が知る。 愛助（水上恒司）は母・トミ（小雪）に呼び出される。トミからは、スズ子（趣里）に会う...

五木ぴろきが脱落するのでは～～と書いたけれども、早速、本日脱落……。 しかし親子3人去っていく後ろ姿は哀愁がありながら幸せそうだったな。 戦時中も、どうぞ生き延びて、また会いたいね。 長野に巡業に来たスズ子（趣里）たちのもとに、スズ子の大フ...

芸能人と、大企業のボンの恋愛。 令和だったらオーケーだけれど当時は家柄だの学歴だののつり合いが大切で…… そして、結婚には法律的に親の同意が必要だった時代の話。 スズ子（趣里）は愛助（水上恒司）からの告白を受け、二人は交際を始めることとなっ...

村山トミから息子へあてた手紙は名文だった。 事実として吉本せいの手紙が残っているかどうかは分からいけれど……。 大坂本社の窓辺から東京の息子を思う、母の慈愛が伝わった、良いシーン。 スズ子（趣里）と愛助（水上恒司）の仲はすぐに噂で広まり、羽...

先週も書いたけれど、吊り橋状態なんだよね、これ。 戦争という生死の境の危機感でみんなが揺れているので、反対されるほど燃えてしまう。 運命の出会いだったね。 愛助（水上恒司）と坂口（黒田有）の話を聞いたスズ子（趣里）は、耐えきれずに部屋に押し...