【てるてるあした】 最終回と統括感想

あんたは、もっと自分の事を好きにならなきゃいけない。


もっと自分に自信を持ちなさい。


こんな良い子を育てたんだから。



自分に自信が持てない、やす子


愛される資格がない、と思ってしまった、やす子


昔を捨てたかった、やす子


私には、何の価値も無いの。


だって、わからないんだもの。


人を好きになるってことがどういうことか。


久代さんは、きっとそれを私に教えてくれようとしたのよ。


だけど私、受け取ろうとしなかった。


私は、私が許せない。


久代さんに、お礼を言う資格なんてない!



でも、久代さんは、そんな、やす子を解っていた。


そして、今ならば、照代にも、それが解る。


私は、お母さんの全部を許してあげる。


もっともっと好きになる。


側にいて、お母さんを守ってあげるから。



そして、やす子は消えていった。。。


やす子の望みは、解ってもらう事。


それが、今、叶ったから。


久代さんが亡くなってから、届いた久代さんからのメッセージ。


勉強しなさい。


目上の人を敬いなさい。


自分のためじゃなく、人のために何が出来るか考えなさい。



やはり、厳しい人だ、と思う。


そして、慶子に残された、慶子の子供の頃のファイル。


やはり、優しい人だ、と思う。


号泣する、慶子。。。


30年分の涙。


やっと、慶子の心が溶けた。


照代は、慶子と2人で暮らすため、佐々良を出る。


いつでも帰ってこられる。


いつ帰ってきても、優しく迎えてくれる。


佐々良は、そういう街だから。。。




原作は未読だったので、期待は何もなく。


3話までは、ながら見で。。。


「雨夢」のスタッフが作ると言うから、その点で期待して見たが、


それほどの感動は得られず、何よりも久代の真意が解らなかった。


同じ日に笹野館に来たと言うのに、久代は、照代には異常に厳しく、


サヤには甘い。


確かに、夫を亡くして子供を抱えているサヤは気の毒だが、


たった16歳で親に捨てられたも同然になった照代に対する、


この厳しさは何なんだろう。


そこが、どうしても納得できず、久代と言う人を


好きになる事が出来なかったのである。


久代に対する違和感はそのままだったが、


4話歌う自転車の話から、ストーリーにどっぷりハマってしまい、


佐々良の不思議な世界と人情に涙しながら、見続けた。


ここからは、すでに、ながら見では無くなった。


そして、ファンタジー世界の中に、徐々に解けていく


「やす子」の謎が関わって来て、


そして、私は知ったのである。


なぜ、久代照代に厳しいのか。


照代は甘えた子供だった。


愛される事、やってもらう事、が当然で、


自分が愛する事、誰かに何かをする事、に鈍感な現代の子供そのものだった。


それを知るように。久代は3ヶ月と言う短い期間、照代を鍛えたのである。



ドラマには、感動した。


しかし、私の心には一点、曇りかある事は確か。


久代はやはり厳しい。


照代は、母・慶子=やす子に言うのである。


私がお母さんを守る。と。


そして、母・慶子照代にしがみつく。


慶子の子供であるはずの照代は、ここから慶子を支える人となった。


たった16歳で、よ。


では、この子の心が壊れた時、だれが支えてくれるのだろうか。


照代は、もはや壊れる事はない。佐々良があるから。


佐々良が支えてくれるから。


久代に鍛えられたから。。。


そうかも知れない。


でも、だった16歳の子供が、そこまで強くならなくてはならない物だろうか。


親のために。


そこで、考える事が、もう一つある。


照代慶子は、今後2人で暮らすらしい。


では、はどうしたのだろうか。


情けない人ではあったけど、えらく慶子を愛し、


慶子を理解しているように思えたのだけど。。。


16歳の子供に課せられた負担は、できたら、この父が半分でも担ってやって欲しい、


と私は、どうしても思ってしまうのである。


何だかんだと書きましたが、今期一番、感動を貰ったドラマでした。


見終わった後は心が温かくなった。


そう。親を背負って生きていくまではしなくて良いと思うけれども、


人を見よう。人に何かしてあげられる人になろう。


人の心を考えられる人になろう。


佐々良は、そういう事を教えてくれる街。



赤い傘をさして、去っていく久代


亡くなった人は安らかに眠らせてあげなくてはならないの。


8話でのサヤの言葉を思い出す。


皆に見送られて、久代は今、安らかに旅路につく。







   


  
   



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コメントとトラックバック

  1. くう より:

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    >あんまり感動を得られない回も正直ありましたが、人間として大事なものを描いている、良い話でした♪最後は結構感動しました。

    私は4話から先は毎週のように泣きました(^_^;)

    暖かい涙と言う感じ。

    良いドラマだったと思います♪

  2. くう より:

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    >ついに、TB出来ないのが、楽天さんまでおよびました。くうさん、はPCがタイヘンなようで、私も最近壊れた時はどうしようもありませんでした。

    トラバが出来ないのは、楽天のせいです。

    ごめんなさい~(; ;)

    >リカバリーである程度修復する場合もあるようです。私はまたココログに詰問します!

    とりあえず、その後動いているので、今のところ何もしていません。

    ある日、急に止まるのかも。。。

  3. くう より:

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    >地味なのかもしれないけど、

    >大切なことを押し付けがましくなく

    >伝えてくれた。

    >そんな気がしました。

    そうですね。

    この時間帯だからこその名作ですよ。

    次回作も楽しみです♪

  4. くう より:

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    >最終回だったので 見たけど、終わりだけ見ても

    >よく意味がわからなかったんだけど、くうふうさんがいつもこのドラマがいいって言っていた意味がなんとなくわかった。

    この回だけだとね。。。

    DVD出たら、じっくり見て♪

    ゆっくりで暖かい話だったよ。

  5. くう より:

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    PASS:
    >慶子が、娘に依存する母にならない事を祈るばかり。久代のベッドの前で号泣してたから、心を入れ替えたとは思うけど。

    >お父さんが一生懸命働いて家族の元に帰って来て、ゼロからスタートできるといいね。

    それが一番良い形ですよね。

    でも、原作では父は別れてしまうんだそうです(; ;)

    >子供たちとも見れる、良い話でした。

    >この時間帯だと、見てる子供は少ないだろうけど、

    >この時間帯で見られると言うのも、又いいもので。

    >とにもかくにも、終わってしまって、とっても寂しい。なのに充足感でいっぱいです。

    私は、この時間帯のドラマって好きなんですよ(^o^)

    スタッフが視聴率をあまり気にせず好きに作っている感じがします。

    だから名作が時々生まれるんですよね。

  6. 愛梨 より:

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    あんまり感動を得られない回も正直ありましたが、人間として大事なものを描いている、良い話でした♪最後は結構感動しました。

    父親の話が描かれてないのが残念ですが、父親も一緒に暮らせるようになってほしいなと思います。そして父親も母親の過去のことも受け入れてやってほしいな、と思います。

  7. mari より:

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    ついに、TB出来ないのが、楽天さんまでおよびました。くうさん、はPCがタイヘンなようで、私も最近壊れた時はどうしようもありませんでした。

    リカバリーである程度修復する場合もあるようです。私はまたココログに詰問します!

  8. ちーず より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは!

    私はこのドラマのスタッフの意気込みと、

    伝えようとするメッセージが大好きです。

    地味なのかもしれないけど、

    大切なことを押し付けがましくなく

    伝えてくれた。

    そんな気がしました。

    第三弾も今から楽しみにしています。

  9. SECRET: 0
    PASS:
    最終回だったので 見たけど、終わりだけ見ても

    よく意味がわからなかったんだけど、くうふうさんがいつもこのドラマがいいって言っていた意味がなんとなくわかった。木村多恵と黒川智花は雨と夢の間にでも いいコンビだったんだよね。同じ時間帯だったけど。

  10. えしゃ母 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    パソが壊れる前に、てるてるの感想が読めて良かった^^。

    原作は、サヤの話と照代の話、別々らしいから、テレビと多少なりとも違っているんだろうなと思うと、寂しくて読めないです。

    原作プレゼントには応募したんだけど、当たらなかったわ。

    慶子が、娘に依存する母にならない事を祈るばかり。久代のベッドの前で号泣してたから、心を入れ替えたとは思うけど。

    お父さんが一生懸命働いて家族の元に帰って来て、ゼロからスタートできるといいね。

    照代の成長が、たった三ヶ月だったのに、自然だった。

    周りにいた大人が、良かったんだよね。

    やす子の安心した顔にも救われました。

    久代さんを見ると、誰かを思い出したくなります。

    それが誰なのか、良く分らない。

    多分、特定の一人じゃなくて、今まで会って来た、私より年上の、私に一つでも二つでも、何かを教えてくれた人たちの、集大成のような気がします。

    久代さんの手紙には、決して上からばかり物を見たり言ったりする人ではない、オニバの人間としての優しさ未熟さが出ていて、人は死ぬまで学んでいくんだな~って感じました。

    子供たちとも見れる、良い話でした。

    この時間帯だと、見てる子供は少ないだろうけど、

    この時間帯で見られると言うのも、又いいもので。

    とにもかくにも、終わってしまって、とっても寂しい。なのに充足感でいっぱいです。