『木』大輔は圭太と一徹(葉山奨之)に、埼玉で徹を見たと報告する。そのころ、希はケーキのテーマを考えていたが、いいアイデアが浮かばない。
『金』一徹は藍子(常盤貴子)に、徹が生きていたと伝える。捜しに行くという藍子を制した一徹は、父への思いを口にして、一人で埼玉に向かう。
『土』圭太の言葉をヒントに、希はコンクールに出すケーキのテーマを決める。一方の一徹は、手掛かりを見つけられず、能登に戻って来る。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「まれ」第25週「秒読みコンクールケーキ」 第148・149・150話
※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事をスルーする事をお薦めします!
↑もはやテンプレっす。
3話分まとめてホントーに簡単感想で。
何を言いに来たん。
…一徹君なら大丈夫だよね。
何が?
窓閉めて。
神妙な表情の3人。
表を警戒しながら窓を閉める一徹。
間を置いて、重々しく告白する大輔…。
……見かけたんだよね…
1週間ぐらい前さ。
…徹さんの事。
そ…それ……
「一徹くんなら(聞かせても)大丈夫」とかじゃなくてーーー
息子である一徹にこそ聞かせる話じゃね…。
クライアントの事務所に打ち合わせに行ったんだよね、埼玉の所沢にね。
その事務所が入ってるビルで、お父さん、掃除してた。
大輔が声を掛けたら徹だと思われる男は逃げたのだそうで。
事務所に訊ねたら清掃員は派遣で、もうその派遣事務所を徹は辞めてしまったらしい。
大輔はその話をしにわざわざ能登までやって来たのだった。
で、何で希や一徹に直接話さなかったのかというと、
圭太君さ、これ、君に任せるから。
希ちゃんやお母さんにどう話すのか。
全部自分で決めてね。
そうしようと思って来たからさ。
ということらしい。
まぁ……大人の事情的には大輔はこのドラマでは人気キャラの方なので最終回前に出しておきましょうって感じですか。
それでいいかな。
姉ちゃんの事は…圭太に任せる。
ほんでもお母さんには…先に…俺から…話さしてくれんけ。
だよねぇ…。
っていうか…2人の親なんだから弟から話聞いてもいいと思うけど~。
結婚したら婚家の親も自分の親なのだ!家族は一つ!一家の事は大黒柱たる夫に任せなさい。
みたいな感じ~~!
考えて見たら、これも、輝く女性だ、働く女性だ、地域で子育てだ、地域は家族だ…と女性を輝かす(という名の労働推奨 )ために「働く女性」以外のものを協力者にするプログラムの一環なのかも知れん。
圭太に任せて希の心労を軽くし、コンテストに専念させてあげましょう…というプログラムである。
どこまでも幸せな女性ですね…。
しかし、その陰で夫の方は仕事してるのかしてないのかよく解らない描き方になっちゃってますが、いいのか、それは。
一徹の方はダイレクトに藍子さんに徹の件を伝え、自分が所沢に行くと宣言。
知っとってんわいね!俺、お父さんが出ていく事。
お父さんや潰した会社の人に脅されとるの知っとってん。
最後の日、もう帰ってこんつもりやって分かったけど止めんかってん。
止められたがに止めんかった。
ごめん…。
お母さんも姉ちゃんも俺のせいでずうと…。
本当はお父さんも心のどっかでは止めてほしかったかもしれん。
ほやがに俺…。
これが一徹くんのトラウマである。
今さら言う事じゃないが、津村夫妻は本当に罪深い両親だわいね。
藍子さんも言ってはいたが全く一徹のせいじゃないし。
正直、徹には何も同情する余地がないし~。
なのに子どもたちはこんなに悩んでるんだもんな。
一徹くんが謝ることじゃないわ。
徹が出ていくことになったのは自業自得だし、その原因となる夢を焚きつけたのはその妻であり2人の母親である藍子だし。
金曜日、『エール!』というフランス映画の試写会に行ってきたのだが、足枷になる両親のために朝から晩まで働いている娘が初めて夢を持ち、旅立つためにぶつかり合い悩むという子離れ親離れのストーリーで……
ん?設定は違えど、これだよな、と思ったのだった。
才能を認められて夢を持った主人公が前向きになったりあきらめたり悩んだりしながら家族と向き合い、親の方も自分たちが娘に頼り切っていたことに気づいていく。娘が人に認められている姿を見てエールを送る決心をする。
決してお涙頂戴の作品ではなく、両親の脳天気さはカラっとユーモラスで、愛するべきキャラクターだから娘自身も親と離れられない様子がリアルに伝わる。家族のために朝から牧場を手伝い学校へ行き市場でチーズを売り歌のレッスンもすると…その多忙な描写と夢を目指してレッスンする描写と恋愛とぶつかり合いが時に楽しく時に切なく………ん?
あれ、うん、きっと本当は現行朝ドラもこういうのを目指していたんだろうなぁ…と思ったよ。
色々と…描ききれなかったね。
そして、感動させたがりのドンセイグッバーーーーー♪が本当にうるさい。
OPが嫌いなのは録画して進めれば済む話だが、劇伴が嫌いだともう始末に負えないんだと再確認した金曜日…。
…で、当てもなく埼玉行ったって、埼玉も広いわけだが…
所沢ロケはないんですね、そうですか。
博之の市長当選祝いの席に圭太が顔を出し、どうやらこの親子は和解したらしい。
圭太が父親に歩み寄ったのも徹を心配する希の姿を見ているからだという、ここも安定の主人公ベース。
希はコンクールへ出品するケーキのテーマを「夢」に決めた。
まずは、夢をちゃ思い出させてくれた輪島塗。
ほして夢も地道にコツコツやって教えてくれた元治さんの塩。
不退転やっちゅうて応援してくれた祭りのキリコ。
一緒に夢追うとる圭太と…家族。
土曜日は珍しくほぼケーキ作りの描写で埋まる。
…が、手元や全体像よりも顔のアップばかり。
そして時間に間に合わなくてイライラしている姿ばかり。
コンクールでは4種類のフランス菓子を5時間半で作ります。
余裕を見て5時間15分で作り終わるように何度も何度も通し練習をしております。
ってことで、工程が時間に間に合わず何度もやり直す主人公。
並行して徹を見つけるためのHPに時間を費やしイライラする一徹。
…これ、別にどうしてもコンテストまでに見つからなきゃダメなもんでもないやん…誰か死んじゃうわけじゃあるまいし時間はまだまだいっぱいあるでしょ。ま、最終回までの時間はないけどな。
つきあって徹夜しているんだか居眠りする沙耶さん。
やはり…このドラマにおいて、一生懸命仕事する=徹夜でフラフラ…らしい。
(でもって、何屋さんも普段は仕事はどうしたってくらいヒマそうで心配です…)
やっと5時間15分で完成した日。
圭太は希に言うのだった。
希…お父さんから連絡があった。
おいおい…確か、
今言うても混乱するだけや。
お父さんから連絡来るまでは言われんわ。
が、希にだけ秘密にしていた理由だったよね?
まだたった一回成功しただけなんですけど。
言っちゃっていいんですかい……。
あと一週間です……。
よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
紺谷(津村)希(まれ) … 土屋太鳳(子役期・松本来夢)
紺谷圭太(5代目紺谷弥太郎) … 山崎賢人(子役期・山崎祐馬)
紺谷匠 … 小山春朋
紺谷歩実 … 横山芽生
津村一徹 … 葉山奨之(子役期・木村聖哉)
津村(寺岡)みのり … 門脇麦(子役期・水野あやめ)
津村徹志 …髙橋來
蔵本一子 … 清水富美加(子役期・愛川あおい)
二木高志 … 渡辺大知(子役期・土屋楓)
角洋一郎 … 高畑裕太(子役期・大嶋康太)
津村徹 … 大泉洋
津村藍子 … 常盤貴子
桶作元治 … 田中泯
桶作文 … 田中裕子
蔵本浩一 … 篠井英介
寺岡真人 … 塚地武雅
角慎一郎 … ガッツ石松
蔵本はる … 鈴木砂羽
寺岡久美 … ふせえり
小原マキ … 中川翔子
紺谷かおる(4代目紺谷弥太郎) … 中村敦夫
紺谷博之 … 板尾創路
紺谷直美 … 藤吉久美子
若林キミ子 … 根岸季衣
輪島市長 … 酒向芳
新谷浩介 … 山本圭祐
マスター … 諏訪太朗
岡野亜美 … 梶原ひかり
井田和彦 … 塩山誠司
沢沙耶 … 飯豊まりえ
沢葉子 … 峯村リエ
池畑大悟 … 小日向文世
池畑輪子 … りょう
池畑大輔 … 柳楽優弥
池畑美南 … 中村ゆりか
浅井和也 … 鈴木拓
矢野陶子 … 柊子
植田弥生 … 福田彩乃
珍文棋 … 孫成順
西園寺一真 … 黄川田将也
桶作哲也 … 池内博之
桶作しおり … 中村優子
桶作友美 … 恒松祐里
桶作麻美 … 浜辺美波
ローベル幸枝 … 草笛光子
ナレーション … 戸田恵子
※スタッフ
脚本 … 篠﨑絵里子
演出 … 渡辺一貴、一木正恵、西村武五郎、他
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 高橋練
音楽 … 澤野弘之
製菓指導 … 辻口博啓
主題歌 … 「希空~まれぞら~」/作詞:土屋太鳳 作曲:澤野弘之
【まれ】
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コメント
体育会系>『まれ』第150話
テーマ決定!
それは
夢
…て
何か“まんま”過ぎ
いや、勿論
夢嫌いを宣言する希の図ぅから始まって
めったやたらと「夢」「夢」「夢」と騒いできたドラマではある
そこが上手く作られていたならば
ここで「夢」に帰結したのだと感動するところだと思うけど
そうじゃなかったからな…
寧ろ逆だったからな…(酷
だから何だか「今更」感というか
物凄く…
体育会系>『まれ』第150話
テーマ決定!それは夢…て何か“まんま”過ぎいや、勿論夢嫌いを宣言する希の図ぅから始まってめったやたらと「夢」「夢」「夢」と騒いできたドラマではあるそこが上手く…
まれ (第150回・9/19) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
第25週『秒読みコンクールケーキ』『第150回』の感想。
なお、当記事は、受信料を支払ってるだけでモノ言わぬのもしゃくな上に、8/20にクランクアップしてしまったため、本作へのほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。
楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良…
連続テレビ小説「まれ」第150回★スゲーね、やっぱり希は
連続テレビ小説「まれ」
第150回(9月19日)
圭太(山崎賢人)が輪島塗を語る言葉にヒントを得て、コンクールで作るケーキのテーマを決めた希(土屋太鳳)。一方、徹(大泉洋)を探しに埼玉に向かった一徹(葉山奨之)は、手がかりもなく能登に戻ってきた。なんとか徹に希のコンクールを伝えたい一徹は、ある作戦を考える。そんななか希は、コンクールに向けてひたすらルセットを考える。そして5時間30分…
まれ 第150回
内容
ケーキのテーマを“夢”に決めた希(土屋太鳳)
敬称略
序盤で、希が“夢”について語っているけど。
何一つ引っかからない
という。。。。悪夢。
かろうじて、家族。。。。だけか。