京都の今井家の立派な店の様子を見て改めて感心するあさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)。はつの、お母はんの力も大きい、という言葉にあさも深くうなずく。そしてあさは祖父、忠政(林与一)と碁を打つ。碁を楽しみながら忠政は大事な話をあさにする。その後、忠政が静かに息を引き取る。涙を流すあさ。そして今井家は、明治政府の仕事を受けるために東京へ引っ越すことを父、忠興(升毅)は決心する。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第8週「京都、最後の贈り物」 第44話
※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)
今日はきっと全日本大号泣の朝だったんだろうなって思った……
けど、人間、色々と人生経験すると時に物事を見る目が変わるという面があるわけで……
ほんの3ヶ月ほど前に親の臨終をガッツリ最期の一息まで見てしまった身としては、こういう綺麗な臨終シーンはシラーーっと見るしかないのだった。スイマセンスイマセン冷めた感想で。
何せ親の最期に立ち会った時の自分の気持ちが「これからはドラマや映画の見方が変わるわ…」だったもんで…(こんな娘でスイマセンスイマセンぃゃ、ああいう時って色んな思考がグルグルしちゃって…付き添いで徹夜してたし~)早速、その「違和感」第一号を体験したって感じ…。
まぁ…ドラマはドラマ!ファンタジーですからっ。
主人公の大切な人の死だしね。
しかし、近年は朝ドラでも大河でも臨終シーンはあえて描かず、匂わせる映像で時を過ごさせたりしているのに、ずいぶんベタにやったなぁ…というのはホント思う。(実は元々ベタな臨終シーンが苦手)
だから、はつに掛ける特別な言葉があるだろうかと身を乗り出したのだが、
お前は優しいお子や。
人に優しいできるのはなぁ、強い者にしかできひん。
お前やったら大丈夫や。きっと大丈夫や。
…だもの。
「人に優しく出来るのは強い者」とは、イイ言葉…ではあるけれども、はつのような立場になったら強くならざるを得ませんよね?
ドラマはドラマだからこういう姿勢なんだろうが、やはり私は「はつに冷たい今井家」の印象を捨てられない。今井家のはつ対応については今も「同情するなら金をくれ!」と思いながら見ています。(個人的にも色々ありまして~~)
しかし、はつも言ってるよね。
銀行は両替屋と違て、主な仕事は金銀の両替やない。
仰山金を集めてその金を貸す事によって儲けを得るんや。
仰山金を集める力がなければ作る事はでけへん。
お金だすか…。
うちにはもう関わりのあれへん話や。
こういう所に、チラッとはつの毒を感じる。
もっと見たいんだよね…本音のこの人が。
前から度々書いていて、もう、しつこいと思われそうだが、私にはどうしても史実のモデルの人の身の上がこのキャラに被ってしまうのである。
史実の春さんは嫁ぎ先の没落後、25才で亡くなっているのだが、実家や豪商三井一族から助けもなくどんな気持ちだっただろう。三井の史料にも浅子さんの書き物の中にもこの姉についての記述はほとんどない。
あ、史実通りに描けということではありませんよ。
ドラマなのだから、この先も生かすわけなのだから、本来ならお家を潰す必要はなかったし、妹を助ける実業家の姉とかそういう設定にも出来たわけで。
もっと両親も祖父もこの長女を可愛がったり大切にする設定にも出来たわけで。
脚本の大森先生が史実の人の事を知らないはずはなく、なのにこの描き方っていうのは……
もしかしたら史実の人の恨み節をほんのちょっとでも埋め込もうとしてあげている?
…とか思ってみたり……。
あ、だから、はつ対応の描き方に不満があるというわけではなくて~。
ただ興味がある。←これな。
加野屋ふゆ問題は、字が読めなかったせいで「にしに」という文を「しに」と読んで泣いていたのだと判明。
グンマーから新しい日本を造りたい女が飛んで来るで……。
で、思った通り、よのさんから目を付けられるのだった。
よのさんよ…誰でも良いのか…あさ以外なら芸者でも奉公人でもいいのか…。
ふゆ。あんた、まさかおあさ様の旦那様によからぬ気持ち持ったりしてまへんやろな?
何か困った事があっても旦那様に相談するやなんてとんでもない事だす。
これからは必ずうちか番頭はんに言いなはれ。
うめ姐さん、さすがのカンの良さでおま。
ってか、ふゆちゃん、ほんのり恋してるとしたら可哀想だよな~。
亀助さんも可哀想だよな。
よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
白岡千代 … 小芝風花
白岡正太郎 … 木内義一
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄
福沢諭吉 … 武田鉄矢
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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【あさが来た】
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コメント
さようなら>『あさが来た』第44話
さようなら、お祖父ちゃん
泣けはしたけれども
極度の悲しみとか虚無感みたいなのがなくて良かった
…ひじゅにですが何か?
「『何でどす?』て聞かれたら、ちゃんと教えてあげんやで」by忠政
あさに「柔らかい力」を教えてくれた、お祖父ちゃんは
今度はこんな言葉を残してくれた。
やがて、あさが教育事業に関わっていくことを示唆?
でも、臨終の…
さようなら>『あさが来た』第44話
さようなら、お祖父ちゃん泣けはしたけれども極度の悲しみとか虚無感みたいなのがなくて良かった…ひじゅにですが何か?「『何でどす?』て聞かれたら、ちゃんと教えてあげんや…
【あさが来た】第44回「祖父の死」感想と第7週関東視聴率最高
先週(第7週)「だんな様の秘密」の関東の週間最高視聴率24.8%(11/10火)
あさが来た (第44回・11/17) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第8週『京都、最後の贈り物』『第44回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
京都の今井家の立派な店の様子を…
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>いよいよというときは話ができなくなり、意識もなくなるからとその前に時間を作って一人一人をベッドのそばに呼んでお話をするというのがありました。でもこれは現実にはなかなか難しいですね。
死の時期って本当に予測不可能ですもんね^^;
死期を医師から宣告されても1人1人ベッドに呼んで話をした後で何ヶ月も何年も生きちゃう可能性もあるわけで^^;(そうなったら結構恥ずかしい…)
>なんとなーくもやもやするのは借りに来たのがあさだったら断らなかったような気がしちゃうからです。
史実では浅子さんは借りに来て借りて帰ったのだそうです(笑)それも頭にあるから余計モヤモヤしちゃうのかも!(春さんが史実で借りに行ったかどうかは定かではありません)
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私も数年前に祖父を亡くし最期に立ち会ったのでわかります。ドラマのように亡くなるのは理想ですよね。
あと、なんだったか、アメリカの本で見たのですけれど(「さよならエルマおばあさん」という本です)、いよいよというときは話ができなくなり、意識もなくなるからとその前に時間を作って一人一人をベッドのそばに呼んでお話をするというのがありました。でもこれは現実にはなかなか難しいですね。
みんなで集まって一人一言ずつ、はつにも言葉かけがあってよかったです。
なんとなーくもやもやするのは借りに来たのがあさだったら断らなかったような気がしちゃうからです。
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>本日は私のためにお集まり下さりまして
こういうユーモアを最後まで失わないキャラクターは素敵ですよね。
心の豊かさを感じますわ。
ウチも3ヶ月前の父の臨終が初体験でした。
祖父母は子どもの頃に亡くなり、後は主人の両親も母も健在なので…。
みんなに挨拶して死んでいくってのは理想ですよね。
ドラマとしては素晴らしいのだと思います。
(実際には臨終は意識が無くなるものなので喋ってポックリってことにはなかなかね^^;)
>はつ自身は穏やかな暮らしに満足しているようですが、「大店になることができた」(久太郎)のなら、今井家は何かできないのかなと思います。
ドラマ的にはもしも三井の力で立ち直ったらあの家は今あんなに仲良しじゃないだろうし、お菊さんの性格も変わらなかったんでしょうね。
私が言っている事はドラマとモデルごちゃ混ぜで意味解らないな~と我ながら思います(笑)
でも、なぜか、はつに関してはそうなっちゃうんですよね。
史実の春さんに凄く同情している自分がいて~。
「独眼竜」はもちろん見ておりますが(あれは大河の名作)、そうですねぇ…あんな溺愛っぷりは、むしろ戦国では珍しかったと思います。
あれと比較したらどんな親でも昔はクールでしょうね^^;
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>こうして見ると、はつも結構、日に焼けてましたか。
本来はあささんよりも はつさんの方が日焼けしているわけですよね(笑)
>臨終シーンではつがスルーされる展開でもあるのか冷っとしました。
私も!!!
スルーはされなかったけれども掛けられた言葉は貧しい生活に満足しろって話で…
ストーリー的にはこれが美しいのでしょうが1人モンモン…^^;
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> ほんの3ヶ月ほど前に親の臨終をガッツリ最期の一息まで見てしまった身としては、
そうだったのですか。
両親とも健在で未体験ですが高齢です。綺麗事では済まないだろうことは想像できます。
今井家の皆が呼ばれての場面でおじいちゃんの第一声、少しの間をおいて笑いがこみ上げてきました。あの場面に私がいたら平静を装えたかどうか。こういうユーモアは好きです。
> 「はつに冷たい今井家」の印象を捨てられない。
はつ自身は穏やかな暮らしに満足しているようですが、「大店になることができた」(久太郎)のなら、今井家は何かできないのかなと思います。他の時代劇などで娘の嫁ぎ先が没落するという例を見たことがないのでよくわかりません。「独眼竜政宗」で最上義光が娘の駒姫を懸命に助けようとする場面が思い浮かびましたが、はつの件とは状況が違いますしね。(「独眼竜政宗」をご覧になっていなかったらすみません)
> 加野屋ふゆ問題は、字が読めなかったせいで「にしに」という文を「しに」と読んで泣いていたのだと判明。
うめの立ち聞きて何度目だろうと思っていたら、前に出てふゆに問いただしました。出るべきところは出る賢い人です。
あさが来た 第44回
内容
10年ぶりに、京の実家・今井家に戻ってきたあさ(波瑠)はつ(宮崎あおい)
あいかわらずの繁盛ぶりに驚くふたりは、
母・梨江(寺島しのぶ)の凄さを感じ取る。
そんななか、あさは、祖父・忠政(林与一)と碁を打ち、
直後、皆を集めるようにと。。。。
敬称略…
「あさが来た」 第8週 京都、最後の贈り物 第44話
「あなたは・・・・」はつ(宮崎あおい)
「お二人さん方、お久しぶりですな!」五代
「五代様!」あさ(波瑠)
出たよ・・・神出鬼没の妖精さんが・・・
も〜あさだけを守っ …
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こうして見ると、はつも結構、日に焼けてましたか。
ちょっと訂正…。
臨終シーンではつがスルーされる展開でもあるのか冷っとしました。
しかし銀行の説明シーンで父親が釘を刺す前に
「あさ、出過ぎた事してるで」と表情で語っているのは、さすが。
「あさが来た」第44回★バンク
連続テレビ小説「あさが来た」
第44回(11月17日)
京都の今井家の立派な店の様子を見て改めて感心するあさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)。はつの、お母はんの力も大きい、という言葉にあさも深くうなずく。そしてあさは祖父、忠政(林与一)と碁を打つ。碁を楽しみながら忠政は大事な話をあさにする。その後、忠政が静かに息を引き取る。涙を流すあさ。そして今井家は、明治政府の仕事を受けるために東京へ…