好評を博した『あなたの暮し』創刊号。
常子(高畑充希)はもっと雑誌の売り上げをのばすために、直線裁ちの講座を開くことにする。
雑誌だけで十分だと考える花山(唐沢寿明)はあまり気乗りしないが、常子は話題作りのためだと計画を推し進める。
一方、常子たちの仕事を支えたいと入ってきた水田(伊藤淳史)も全面的に協力し講座当日を迎える。
会場内に新聞記者とカメラマンを呼びこむ常子。
しかしそこで見た光景は意外なもので…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第16週「“あなたの暮し”誕生す」 第96話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
「雑誌を使い捨てにはしないという花山の考えに基づき」
「あなたの暮らし」創刊号は増刷されたらしい。
まぁ…別物だと思って見ているけれども、「暮らしの手帖」も使い捨てにするような雑誌じゃないものね。
とても丁寧で内容が贅沢で細かくて捨てられない本だ。
こういう所にも、やはり花山物語が良いよね…と思える要因がある。
小橋家の物語には丁寧も美しさも感じられないんだもの。
今度、講座を開いてみませんか?
と、花山に提案する常子。
希望者を集めて直線裁ちでの洋服の作り方を花山さんが直接指導するんです。
感心はしないな。
直線裁ちの作り方なら雑誌で十分に伝えてある。
なぜ講座が必要だと思うんだ?
お金と話題のためです。
新聞広告は効果てき面でした。そこで講座を開いてまた新聞の記事にしてもらえれば読者が増えると思ったんです。
それに講座の受講料が入れば、次号をより充実させられるかと。
社長は君だ。
任せるよ。
ちょっと引っかかるような顔をしたのに、特に声高に反対はしない花山さん。
新聞社との交渉はとんとん拍子、講座申し込みの手紙もどんどん届いて大盛況……。
…、のはずだったのに…。
時間を過ぎても受講者は誰一人として現れませんでした。
それは午後の部になっても同様で…
って事で。
ほら、このドラマ得意の意地悪暗黒エピきたーーー……。
まーー直線裁ちの掲載に文句つけてきた時点で、何かしでかすとは思ったよね。
誰もいないんじゃ、やる意味ないですもんねえ。
ねえ?アハハハハーーーー!
残念ですが、帰ります。また講座をやる時は呼んで下さい。
私はあなたたちの唯一のファンなんですから。
では。
ちなみに、この「大きな洋裁学校が切符を買い占めた」というのは史実らしい。
こちらのサイトさまにとても詳しく当時の状況が書かれている。
「スタイルブックと直線裁ち 『暮しの手帖』創刊前」昭和の「暮しの手帖」から
この記事によれば嫌がらせされたのは事実だが、宇都宮以外の講座は成功したのよね。
せっかく準備したんだし、嫌がらせされた所以外の盛り上がる絵面も楽しみたかったよね。
と思ったけれども、ここは、
社長として今後の糧にしなさい。
少し舞い上がっていたんじゃないか?
欲をかいては足をすくわれるぞ。
と言う事を戒めるためのエピだったらしいので、まぁ仕方ない。
(もっともこの家族の場合はもっと早くから色々と戒めてほしktt………)
洋裁学校にとって洋裁の知識を要さない直線裁ちがブームになる事は死活問題だ。
必死だったんだろ。皆食うに困れば何にでもなる。非難する事はできん。
恨むならこの時代を恨め。
どんな世界にだってどんな時代だってライバルもいれば嫌がらせもあるし、企業とは競争するもんだよね。
もっとも、この洋裁学校、これじゃ新聞社も敵に回したことになる気がするんだけど、そこはスルーなのかしらね…ああ、そうですか…。
そして、史実は買占めだったらしいけれども、この流れだと金はどうなるの?
座席分の受講料は払って帰ってよ、おばさん…。警察呼ぶよ。
よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
相田良輔 … 兒玉宣勝
富樫隆彦 … 笠原秀幸
花山三枝子 … 奥貫薫
関元 … 寺田農
長澤 … 飯田基祐
村野(中田) 綾 … 阿部純子
田所 竜子 … 志田未来
銀太 … 中島広稀
三宅 … 有薗芳記
工藤せつ … 西尾まり
平塚らいてう … 真野響子
水田国彦 … 筧利夫
南大昭 … 上杉柊平
赤羽根憲宗 … 古田新太
村山健太郎 … 野間口徹
酒井秀樹 … 矢野聖人
国実恒一 … 石丸幹二
水田たまき … 吉本美優
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
星野 武蔵 … 坂口健太郎
田畑 … 谷田部俊
根本 … 杉山裕之
下宿のおばさん … 大島蓉子
木戸 稔 … 白洲迅
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
東堂 チヨ … 片桐はいり
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
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そうーー事実だったらしいですよ。
と言ってもドラマみたいに闇雲にハガキ出して嫌がらせしたわけでは無く、お金を捨ててでもという必死さでやった計画みたい。
スタイルブックはそのくらいの脅威になっていたんですね。
>戦後の周りの人たちの服装と、常子たちの恵まれた服装に、
実際もそうだったのかも知れないけど、なんだか違和感があって。
貧困の度合いが良くわからない。
そう、この人たち恵まれているのよね。
なのにその自覚がない……
と、思っていたんだけれども、取材する中で自覚していくのかしら^^;そうであってほしいわ。
>朝ドラの普通の主婦役でも、事件起こしそうな奥貫さんに気が休まりません^^;。
木村多江さんと甲乙つけがたい薄幸女優枠ですもんね~。
常子と花山さんが見つめ合うたびに奥貫さんが駆け込んできそうでドキドキ……
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買占めは本当だったんですか。ぃやな事しますね〜。
ただ、花山も常子も、洋裁学校に対して、もうちょっと物の言い方ってのがあったと思うのよね。
でも、確かに、最近は以前より面白くなってきました。
親子4人の今までの暮らしぶりも、
ドラマだというのに、軸がはっきりしなくて、
戦後の周りの人たちの服装と、常子たちの恵まれた服装に、
実際もそうだったのかも知れないけど、なんだか違和感があって。
貧困の度合いが良くわからない。
地に足が付いていないドラマだな〜と思っていたから、
出版社を立ち上げて、ここん所、ようやくしっくりくるように。
朝ドラの普通の主婦役でも、事件起こしそうな奥貫さんに気が休まりません^^;。
とと姉ちゃん (第96回・7/23) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第16週『“あなたの暮し”誕生す』『第96回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
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好きな人がいること第2話 & 女たちの特捜最前線第1話 & 営業部長 吉良奈津子第1話 & とと姉ちゃん第16週(7.18-23)
・好きな人がいること第2話
夏向(山﨑賢人)と結婚式用の料理やケーキ作りに奮闘する美咲(桐谷美玲)、
だが好意を寄せている千秋(三浦翔平)の前でどじょうすくいの恰好をさせられた上、
千秋が高月楓(菜々緒)とキスしているのを目撃してしまう。
失意の美咲を夏向はクルーザーに誘う。
次男、クルーザーから突き落とすなよ(笑)。
意地悪な性格はともかくそれはダメだ。
でも若い子たちが一生懸命生きてる…
講座>『とと姉ちゃん』第96話
イライラする恋なんて嫌だなあ(^^;)
…ひじゅにですが何か?
「お金と話題のためです」by常子
↑この台詞が生きるか否か…で
これまでドラマが積み重ねてきたものが分かるよなあ
チラリ調べてみたところによると
直線裁ちの講座を開いたことも
それを洋裁学校の関係者に妨害されたことも
一応は事実らしい。
ただ、実際に洋裁学校が行ったことは…
講座>『とと姉ちゃん』第96話
イライラする恋なんて嫌だなあ(^^;)…ひじゅにですが何か?「お金と話題のためです」by常子↑この台詞が生きるか否か…でこれまでドラマが積み重ねてきたものが分かる…