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【薄桜記】- BS時代劇 – 第10回

BS時代劇 薄桜記 第10回「遠い春」 

 

    簡単感想で。

 

典膳さんは、久しぶりに堀内道場を訪ねます。

そこで、町人に成りすまし青物を売っているらしいという安兵衛の居所を尋ねます。

 

会うてどうする?斬るのか?

 

それがしは安兵衛に借りがございます。
浅野家への仕官を勧めたのは、それがしでございます。

典膳さんは自分が大変な時に長屋で世話をしてくれた安兵衛に恩義も感じており、
大切な友人だとも言います。

安兵衛が吉良家へ討ち入れば打ち首になる。仇討をくい止めたいと言う典膳さん。

恨むべきは御公儀であり、吉良家ではございませぬ。
討ち入りは筋違いでございます。

すると、自ら奥から姿を現す安兵衛。
実は、堀内道場に匿われていたのですね。

安兵衛など知らないいと言い張っていた道場の3人は渋い顔。
出てきた安兵衛は、仇討などはゆめゆめ考えていないと言いはります。

もしも討ち入ってくれば、真っ先にお前を斬る。

と言う典膳さん。

ニコニコするばかりの安兵衛。

 

一方、吉良邸では情報が外に漏れたりスパイがそこら中にいる気配が漂っています。

町中が討ち入りを今か今かと待っている状態なんですね。
つまり…吉良家はチョー悪物であり、町中の敵になってしまっているわけです。

 

吉良さまもそんな状況を重々承知。

しかし、事が落ち着いたら典膳さんと千春が一緒に暮らせる、吉良家の家臣として
召し抱える。屋敷も用意してやる、とおっしゃるのです。

遺言状に典膳さんの事をしたためてあると言う吉良さま。

わしは逃げも隠れもせぬぞ。
みっともない死に方はせぬ。

いざとなったら、典膳も千春もわしにはかまうな。

 

この吉良さまが本当に良い人なので…
今まで自分の中にあった「忠臣蔵」が完全に崩壊しそうです。

 

安兵衛は、白竿屋に典膳さんを呼びだします。

 

もしもの話…

浅野家の旧臣が吉良家に討ち入れば何となさいます?

と言う安兵衛。

当然、斬るまでという典膳さん。

 

丹下さまは吉良家の家臣ではなく、御雇いの客分にすぎませぬ。
あえて申せば金のため、仕官のためでございますな。

たわけを申すな。

世の人々は吉良家に肩入れしており、討ち入りを絶賛しております。
仇討を果たせば世間の称賛を浴び、大喝采と相成りましょう。

もしも、吉良どの首を墓前に添え、全員で切腹を果たせば、称賛の声は
波となり、うねりとなって、御公儀を脅かします。

これほど誇り高い死に方が他にありましょうや。

もしも仇討を邪魔立てする者があれば世間の怒りを買いましょう。
唾をかけ石を投げられまする。

金で雇われたとなれば、闇討ちをくう恐れもあります。
これほど無様な死に方がございましょうか。

これぞまさしく、犬死に御座そうらわず!

 

現実に典膳さんは、見知らぬ男から襲われ、これを斬っています。

吉良に味方するだけで襲われる風潮。

集団心理は恐い物です。

 

恨むべきは御公儀であると丹下さまは仰いました。
ならば仇討を邪魔立てするは、それこそ筋違い。

構えて申し上げる。
今のうちに吉良屋敷をお立ち退き願いたい。

有体に申せば、丹下さまと敵味方になりとうない。

丹下さまに犬死は不似合でござる!

 

そんな世論の怖さを知ると同時に、安兵衛と知りあいだと言う事で典膳さんは
吉良家内部に疑いの目まで向けられます。

ある日、お屋敷の絵図面が盗まれ、その疑いが千春に掛けられます。

犯人は女中のしのぶで千春さんは罪を被せられたのですが、そのくらい吉良家の内部は
全く一枚岩ではない状態なのです。

客分でご隠居から目を掛けられている典膳さんがうっとおしい吉良家の重臣たち。

守らなければならない物があるというのにこんな状態…
典膳さんは多少の嫌気がさしています。

吉良家には仕官しないかも知れぬと言う典膳さんに千春さんは言います。

 

そのお話は、春が来てからでよろしうございます。

春が来ればよいのだが。

 

吉良邸を探っていて捕えられた女中・しのぶは舌を噛み切って自害しました。

 

死に花を咲かせたな。

死ぬる事で己を生かしたのだ。

と言う典膳さんに千春さんは顔を曇らせます。

 

戦国時代の武家の女はこのくらいの覚悟でお家のために生きていましたが、
この辺りはもう泰平の世。

本来だったら女子までがこんな覚悟はしなくて良いはずな時代です。

こんな事にさえならなければ…。

逆らわず大人しく生きていれば武士だって畳の上で平和に死ねるはずの時代。

 

そんな時代でも、死に場所を求めている典膳さん。
そして、安兵衛。

「意味のある死」なんて求めている人間は、現代の世の中にはいません。
だからこそ、本当に考えさせられてしまう。

「意味のある死」を考える事は、「意味のある生」を考える事にもなるからです。

 

次回は最終回。

今までと違う視点から見る事が出来る吉良家というのも新鮮で…
とても面白くなってきた所で終わるのは残念だな。

もう少し長く回数取っても良かったと思うんですけど…。

 

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

堀内道場にきた丹下典膳(山本耕史)の前に、行方不明だった堀部安兵衛(高橋和也)
が現れる。
吉良を恨むのは筋違いだと安兵衛に諭す典膳に対し、一度は同調する安兵衛。
一方、千春(柴本幸)は、吉良上野介(長塚京三)の計らいで侍女になり、典膳の
そばにいることがかなう。
再び、典膳と会った安兵衛は吉良の警護から身を引くように懇願する。

しかし典膳は「討ち入ってくれば、まずはそなたを斬る」と伝えるのだが・・・。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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【キャスト】

丹下典膳 – 山本耕史
長尾千春 – 柴本幸
堀部安兵衛 – 高橋和也

お三 – ともさかりえ
丹下ぬひ – 檀ふみ
白竿屋長兵衛 – 高嶋政伸
千坂兵部 – 草刈正雄
高木敬之進 – 葛山信吾
富樫頼母 – 石丸幹二
お豊 – 藤本泉
瀬川三之丞 – 石垣佑磨
後藤七左衛門 – 徳井優

長尾龍之進 – 忍成修吾
長尾権兵衛 – 辰巳琢郎
お菊 – かとうかず子
富子 – 萬田久子
浅野内匠頭 – 春日俊彰
瑤泉院 – 小島慶子
吉良義周 – 市川知宏
小林平八郎 – 矢島健一

紀伊国屋文左衛門 – 江守徹
堀部弥兵衛 – 津川雅彦
吉良上野介 – 長塚京三

 

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【関連記事】・陽だまりの樹- BS時代劇 – 第8回

【薄桜記】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話


コメント

  1. 薄桜記 第10回「遠い春」簡単感想

    公式サイト遠い春。春が来ればいいのだが。<続きは本家記事でご覧ください。>※本家の記事のURLhttp://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/10-ea4e.htmlこの記事のトラックバックURLhttp://app.co…

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >もう2回くらいあると思っていたのですが、
    ついに次回が最終回なんですねぇ…。

    あと2回くらいあってもいいですよねー。
    もう少しジックリとこの辺見たかったです。

    >実はちょっとネタバレを読んでしまって、どうなるのか知ってしまった(汗)
    見なければ良かったと後悔。

    あらら…^^;でも、どうなるのか知りたいお気持ちは解ります。
    ただ…悲劇だと聞いているので……違うのかな…。
    いや、言わなくていいです!!( ̄∇ ̄;)

    「忠臣蔵」関連はずいぶん読みましたが、じつは吉良家目線の物に接するのは初めてなのです。
    自分の中で、吉良が正当化されることを避けてきたせいもあるかもしれません。
    これが終わったら、吉良家庇護サイドの話をもっと読んでみようと思います^^

  3. BS時代劇「薄桜記」第10回〜典膳「春が来れば、良いのだが‥」

    BS時代劇「薄桜記(はくおうき)」
    第10回「遠い春」

    大詰めを迎えて、いよいよ隅から隅まで内容のある『薄桜記:第10回』でした。
    セリフの一行一行すべてにゾクゾクします。
    −◆−…

  4. BS時代劇『簿桜記』 第十回 遠い春

    『遠い春』

    内容
    上野介(長塚京三)の吉良家の警固を始めた典膳(山本耕史)
    そんななか行方不明だった安兵衛(高橋和也)の消息を知る。

    ある日、堀内道場を訪れた典膳は、堀内(…

  5. BROOK より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >次回は最終回。

    もう2回くらいあると思っていたのですが、
    ついに次回が最終回なんですねぇ…。
    実はちょっとネタバレを読んでしまって、どうなるのか知ってしまった(汗)
    見なければ良かったと後悔。

    たしかに吉良家視点での忠臣蔵になるので、
    展開が楽しみですよね。
    吉良も悪い人には描かれていないので…♪

  6. BS時代劇「薄桜記」第10回

    討ち入り近し…

    詳細レビューはφ(.. )
    http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201209140004/

    NHK-BS時代劇「 薄桜記 」オリジナル・サウンドトラック濱田貴司 ポニーキャニオン 2012-08-22売…

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