聡文堂で働くはな(吉高由里子)に、福岡の蓮子(仲間由紀恵)から電話がかかって来た。
娘の結婚式で東京に出てくる蓮子と再会する約束をし、喜びでいっぱいになるはな。
それは蓮子も同じで、ご機嫌の余り記者・黒沢(木村彰吾)に大量のネクタイを贈ろうとするが、
黒沢に断られる。
再会の日、いつもよりおめかししたはなが、6時の約束に間に合うよう会社を出ようとした時、
突然、宇田川(山田真歩)がやって来て…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「花子とアン」第12週「銀座のカフェーで会いましょう」 第70話
ちょー簡単感想で~…。
蓮さまからのお電話に沸き立つ はな。
蓮さまの方も、もうニコニコ。
あのね、私、東京へ行く事になったの。
本当に!?
東京にいる間に是非会いたいわ。
私も!是非是非!
じゃあ、近くなったらまたお知らせするわね。
もう今から楽しみで眠れそうにないわ!
私もよ!
では、ごきげんよう。
ごきげんよう。
電話の前で足を曲げて舞台調にご挨拶。
ホクホクする蓮子さまの後ろに立つ伝助。
「ごきげんよう」か。
お前のそげなごきげんさんな声は久しぶりに聞いたばい。
嫌味と言うよりも、ちょっと寂しそう。
お気の毒ですわ。哀愁漂うデン。
蓮子さまのお家では冬子さんの嫁入り支度。
結局、見合いは成立して女学校には行かんのか。
誰かしゃんは二度も婚礼ば経験しちょるとに、ちっとは嫁入り支度ん手伝いばしちゃっても
よかろうにねえ。
と、嫌味タラタラのタミ。
お母様はこの結婚にず~っと反対なさっちょるき。
ちょっと寂しそうな冬子さんであった。
なかなか素直に育っている感じやん。
史実の人は継子を東洋英和女学校へ編入学させているし、養子も取っているのだが…
このドラマはそこはバッサリ捨てて昼ドラ王道をゆくらしい。
記者の黒沢にネクタイなんぞプレゼントしようとして拒否られる蓮子さま。
私、ジャブジャブお金を使う事に決めたの。
新興成金の妻らしくね。
湯水のようにお金を使ってもあなたの心の空洞は埋まりませんよ。
黒沢は、蓮子さまがこのまま逃げ出してしまうのではないかと心配するのだった。
大げさね。
東京で私に許された自由な時間はたった一晩。
腹心の友に会って、たわいないおしゃべりをして…それだけよ。
私にはここ以外に戻る場所なんてどこにもないんですもの。
寂しげに微笑む蓮子さまなのだった。
いよいよ昼ドラっぽくなってまいりました。
はなの方は、相変わらず宇田川女史に執筆を掛け合っているものの罵倒されるばかり。
そうこうしている内に、もう蓮さまとの再会の日が~。
はなが「大切な人と逢い引き」と聞くたびに、ちょっと顔色が曇る村岡さん。
蓮さまとのお約束10分前。
待ち合わせは、もちろんあのカフェーでございます。
席に案内して、
ご注文は?
と訊くのはもちろん かよでございます。
ああ…紅茶を。
かしこまりました。
あっ、セイロンティーにしてちょうだい。
えっ?
セイロンティーを。
……かしこまりました。
首をかしげながらカウンターへ戻る かよ。
「せーろんてえ」って…。
店の人も誰も「せーろんてえ」を知りません。
この後の かよの行動が……ほんっっと理解に苦しむわ。
よりにもよって、かよは、あのいつもカフェーにたむろしている社会主義弁論野郎
たちに「せいろんてぃ」とは何か訊きに行くのだった。
ブルジョアか…。
ひと目、蓮子さまを見るなりそう言う宮本龍一。
そんなこんなの内、約束の時間に間に合うように編集部を出る はな。
そこへ、ちょうど宇田川女史がやって来るのだった。
ま、あまりにもウキウキしているもんだから、絶対に何かあるとは思ったけどね。
こうして、約束の時間は回ってしまう。
はなちゃん、お仕事忙しいのかしら…。
心細げにつぶやく蓮子さま。
そこへ かよが「せーろんてぇ」を持って来る。
ひと口口を付けて、ペッと言う感じの蓮子さま。
これはセイロンティーとは全く違う飲み物ね。
…そうですか…。
香りも味もまるで違います。
コーヒーを水で薄めたもののようだけれど…。
そんなはずは…。
かよ、そんなはずは…じゃねーよ…。
宮本龍一がわざわざ蓮子さまの席まで嫌がらせしにやって来る。
ここには気取った紅茶なんかありません。
「新興成金の奥方にはわざとまずいコーヒーでも飲ませて追っ払え」と僕が
言ったんですよ。
私の事、ご存じのようね。
筑豊の石炭王、嘉納伝助夫人・蓮子さんでしょう?
まっ…さすが有名人。
ってか…あんた、ただの客でしょう。
何の権利があってそんな指示を店に出せるんだよ。
お客にまずい物出して追っ払えという変な客の指示に従う店も変。
客の注文内容を他の客に訊きに行く かよも変。
そして、他人をブルジョワとか言っているクセにカフェーに入り浸ってるこの男も変。
しかし、
「はなが約束の時間に遅れなければこの2人が出会う事もなかったのに。」
というナレの声に従えば、かよはキューピッドという事になるのだった…。
こんな出会いから、どんな風に親密になるのかよく解らないが、「反発からの燃える恋」
は、少女マンガのお約束でございます。
しかしさ~…あの黒沢さんって、どういう位置の人なんだろ。
これじゃ当馬キャラもいいところ…。
つまり、朝市のポジ……。
そして、東京恋愛編に入ってから かよ株だだ下がり……。
ではでは、ごきげんよう~。
※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。
よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)
安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)
葉山蓮子 … 仲間由紀恵
村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太
村岡平祐 … 中原丈雄
宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾
村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜
ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮
木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和
一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎
ナレーション … 美輪明宏
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平
原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/
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コメント
花子とアン 第70回
内容
突然、蓮子(仲間由紀恵)から電話が入ったはな(吉高由里子)
東京に行くことになったと言う。
10年ぶりの再会。。。。
敬称略
この作者。意地でも蓮子を描きたいようだ。
確かに、オモシロ味はあるんだけど、
本格的に“主人公の物語”が動き出したという…
せーろんて>『花子とアン』第70話
もうアカラサマなまでに
カフェでばかり話が進行
まあ、これも朝ドラ“お約束”の一つだし(諦念?)
それより何より週タイトルが
『銀座のカフェーで逢いましょう』だなんて
自虐もしくは開き直りって感じで
本来なら私的にはニヤリとしちゃうところなのに
全然そんな気になれないのは何故だろう何故かしら?
…ひじゅにですが何か?
「花が約束の時間に遅れなけれ…