2023年下期朝ドラ「ブギウギ」感想

競争するわけでも戦うわけでもなく、「楽しむ」ことを決めたスズ子を羽鳥先生も大野さんも応援する。恐らく、視聴者も。愛子（このか）は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を休みたいと...

旧友は耳の痛いことも言ってくれるし、背中も押してくれる。駆けっこするために、手を引っ張ってもらいたい時もある。楽しまなくちゃ……。水城アユミ（吉柳咲良）に「ラッパと娘」を歌わせてほしいと頼まれたスズ子（趣里）は、困ってしまい結論を出せずにい...

水城アユミに『ラッパと娘』を歌わせて、司会者が母・大和礼子とスズ子の関係を情感たっぶりに紹介すればいいだけの話だと思うんだけど。日本人が好きな人情物語で年を閉めるとか、良い余興だと思うのだが……。スズ子（趣里）のもとに、誘拐未遂事件を犯した...

『ブギウギ』世界は現在、昭和31年らしい。(愛子が今9歳で昭和22年生まれなのだから、当たり前か……)NHKが初めてテレビ放送を開始したのが昭和28年。まだ一般家庭にはあまり購入されていないとはいえ、スターはテレビで見られる時代になっていた...

いつも「あなたは黙ってて」と麻里さんに怒られる羽鳥先生が、スズ子の共感を得る回。音楽が人に与える影響について悩むよりも、今のままで楽しんで歌っていく。それしかないっていうこと。誘拐犯が捕まってから、愛子（このか）は３日間も学校を休んでいた。...

昨日はタケシがいなかったから、ここにはぜひ出てきてドタバタしてほしいと思っていたんだよね。希望が叶った(笑)誘拐の電話がかかってきた翌朝、スズ子（趣里）は愛子（このか）に、学校を休むようにと言う。しかし、友だちと遊ぶ約束がある愛子はどうして...