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【やすらぎの郷】第23週 第111話・112話・113話・114話・115話 感想

菊村(石坂浩二)は、明け方に見た摂子(八千草薫)と訪問者との海辺の光景を思い出す。
その日、別の施設へ移った認知症のしのぶ(有馬稲子)がやって来て、以前入居していた部屋に勝手に入り込む。
現入居者の白鳥(上條恒彦)から摂子が病気療養中だと聞くと、自分が来たのは虫の知らせだという。
その後、しのぶは摂子を見舞う。だが、摂子の反応はない。
そのため、しのぶは摂子が好きだった楽曲を歌って聴かせることにする。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「やすらぎの郷」第23週 第106~第110話

   yasuragi

皆が慕い、女優としても人間としても愛された九条摂子の最期とお別れをジックリ描いた一週間。

簡単にあらすじおさらい

第111話(月曜日) : 栄は昨夜浜辺で見た加納英吉と姫、そして2人のボディガードとして立つ川添純一郎を思い出し寝不足の朝を迎える。
その日、認知症患者用の施設に移されていた及川しのぶが行方不明になったと連絡が入る。

第112話(火曜日) : 那須の施設から5時間、及川しのぶはタクシーで郷へやってきた。
かつて自分のもので今は白鳥洋介の部屋であるヴィラに勝手に入り込んで姫の好物を持ってきたとウナギを調理し始める しのぶ。

容態を聞いてウナギが食べられないと知った しのぶは姫が好きだった『ゴンドラの歌』を歌い始める。

その日の夜、姫こと九条摂子は静かに旅立った。
 yasuragi23-最期

第113話(水曜日) : 戦後の大女優である九条摂子の葬儀は郷だけでヒッソリ行うわけには行かず、郷で荼毘にふした後、都内で葬儀が行われる事となった。

栄は涼子と優子と静かに写真を選ぶ。

葬儀で誰が弔辞を読むのか、着ていくドレスはどうするのかで騒ぐお嬢やマヤはハッピーを怒らせてしまう。

第114話(木曜日) : 皆は都内の葬儀に出かけ、留守番をしていた栄は理事長からお茶に誘われる。

姫の最期のやすらかな様子、ここまで死に臨む覚悟があったこと、全てが死に顔に表れていた話などを理事長から聞かされ、姫に対する尊敬と愛情をますます深める栄であった。

 

第115話(金曜日) : 栄は葬儀から戻ってきたマヤに、葬儀が立派だった様子や一般参列者の行いでより素晴らしくなった事を聞かされる。

その日の夜は、白鳥が奏でる葬送のトランペットが郷に響き渡った。

翌日、海岸では秀次が姫の絵を燃やしていた。
自分が描いた絵には姫の覚悟が描かれていなかったと恥じる秀次。

 
 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

死亡宣告を受けて一ヶ月。その通りに姫は旅立ったと栄ちゃんは語っていた。

実は私の父もそうで。
ネットで調べたところに寄ると、末期がん患者と老衰はその辺が割と正確に診立てられるらしく。

身内が「後一ヶ月」「後一週間」「後何日」という医師の宣告を受けて、どうせその通りに行かないだろうからと仕事の休みを取るのを躊躇する方は多いと思われるが、そこは信じて駆けつけるといいと思う。

どうでもいいようなアドバイスですいません(笑)……けれども、当時の事を色々と思い出したので。

こんなにも愛されて慕われて、夢のように旅立ったこの大女優は幸せだ。

ハッピーは怒っていたけれども、葬儀には一般家庭でも本当に様々なドラマが起きる。様々な奇跡も起きる。

それは、ここにいる私たちが勝手に偶然を奇跡だと思い込むだけかも知れないのだけれど。

約100年、地上に暮らす命が1つ消えるのだから、何か起きてもおかしくはないと思うのだ。

宇宙的にはほんのちっぽけな出来事だとしても。

「九条摂子」という美しいキャラクターに合掌。
 yasuragi23-姫

簡単な感想

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 yasuragi23-シノ

及川しのぶの行動や存在で笑わせながらも、その歌や朗読でしんみりさせられた。

「命短し 恋せよ乙女」とは、なんて姫にピッタリな歌なのかしら。

半世紀近く抱えていた戦死した恋人への想いが昇華する。

燭台のキラキラ……は、きっと、それを表した風景。

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※キャスト

菊村栄 – 石坂浩二

白川冴子 – 浅丘ルリ子
及川しのぶ – 有馬稲子
水谷マヤ – 加賀まりこ
三井路子 – 五月みどり
井深凉子 – 野際陽子
高井秀次 – 藤竜也
真野六郎 – ミッキー・カーチス
九条摂子 – 八千草薫
岩倉正臣 – 山本圭
松岡伸子 – 常盤貴子
財前ゆかり – 松岡茉優
名倉みどり – 草刈民代
菊村律子 – 風吹ジュン
名倉修平 – 名高達男
貝田英信 – 藤木孝

三角寬次 – 山谷初男
堺田俵介 – 毒蝮三太夫
原田 – 伊吹吾郎
那須 – 倉田保昭
中井竜介 – 中村龍史
宮下一馬 – 平野勇樹
中里正 – 加藤久雅
進藤秀夫 – 山下澄人
橋本忠吉 – 納谷真大
野村伊三郎 – 芳野史明
菅野平助 – 西岡ゆん
村松豊 – 福崎峻介
千倉和夫 – 森谷勇太
冲正之 – 熊澤洋幸
荒木実 – 関健介
正岡治 – 池田絢亮
田辺三郎 – 湯川尚樹
茅野大三郎 – 伊藤初雄
茅野順子(カメコ) – 長内美那子
白鳥洋介 – 上條恒彦
車いすの老人 – 倉本聰
老人の介護人 – 中島みゆき

川添純一郎 – 品川徹
加納英吉 – 織本順吉

中山保久 – 近藤正臣
侘助 – 小松政夫
玉子 – 野村麻純
犬山小春 – 冨士眞奈美
石上五郎 – 津川雅彦
松岡信三 – 柴俊夫
四宮道弘 – 向井理
榊原アザミ – 清野菜名
菊村梢 – 山本舞香
菊村加奈子 – 森上千絵
菊村一郎 – 水津聡
住職 – 坂本長利
おかみ – 福井裕子

※スタッフ

脚本 – 倉本聰
演出 – 藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
プロデューサー – 五十嵐文郎
音楽 – 島健

主題歌 – 中島みゆき「慕情」

公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginosato/

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