【コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON】第2話　感想

思い出した。

愛情がないわけじゃないのよ。
あなたもフェローを育てようとしてる。

そのやり方が正しいとは思わないけどね。
どんなに正しいことでも言い方を間違えれば相手は傷つくわけだし。

あと、もう一つ思い出した。

黒田先生に「よくやった」って言われたとき、すごく嬉しかった。

信頼できる上級医からの「よくやった」ってフェローにとっては魔法の言葉。
悩みも疲れもその一言で吹き飛ぶ。

　
　

コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON　第2話

　
　　
　　

簡単感想で。

 

藍沢も戻ってきて人数と技術的には効率が良くなったはずの救命だが、なかなかそう簡単にはいかない。

何せ今期のフェローたちはヘリで酔っちゃうし、技術的にも模型での練習から前へ進まない段階。
　　

 

その上「指導係」のはずの藍沢はマイペースにお口が悪い。

 

いやぁ、藍沢来てからの救命空気悪過ぎ。

と、愚痴る藤川。

フェローなんて罵倒されて育つんだからさ。
藍沢なんかほっとけばいいんだよ。

とは、通って来た道はみんな同じ派な緋山。

フェローは大事に育てなきゃいけないの。
うちの人手不足を解消するには彼らを一人前にするしかないんだから。

と、甘いお母さん、白石。

それで治療が遅れたらどうする。
「あいつら指導してたので死にました」って患者の家族に説明するのか？

と藍沢。

 

みんなブランクがあるので、それぞれの性格設定を忘れてるみたいだけど…

そうよ！ああいう人だった！
　

 

もう！どうしてみんな こうなの？
あんな怖かったっけ？

あんなだったよ。
　　

 

みんなーーー再放送見た方がいいんじゃない？。

 

まぁ、藍沢がフェローに厳しくするのも(藍沢的には別に特に厳しくも無いんだと思うが)イヤミのような事を言っちゃうのも、ちょっと解る気がする。

だって…職場で泣いちゃうし…。
今日もゆとりですがなにか。
　

 

「親の心、子知らず」ということわざがある。
確かに そうだ。
「親にはなっていないけど、今はその心がすごく理解できる。」

「毎日思うから」
「教える者の気持ちを教わる者は分かってくれているのだろうかと」

という白石のモノローグでもあるように、今期は全体的に親子の話なのね。

 

今回はずばり妊娠した17歳の娘と、頑固な父の物語だったし(案外簡単に片付いたけど)。

三井先生と橘先生の息子の物語でもあるし。

 

藤川と冴島の子供の話でもある。

子供を産む産まないで揉めるのって、男の方が堕ろせと言うクズな話が多い気がするけれども、よくよく考えたらこういう例もあるんだなって。

あんなに喜んでいる藤川だけれども、冴島は迷っている。

女性側の身体と精神に負担が掛かる事だから、男性側としては無理に産めと言ったらDVに近いことになるし、かと言って女が勝手に産む産まないを決めてしまうのもどうかと思うよね。

パパって可哀想な存在だよね。
男女どちらも妊娠できればいいのに。

来週は、冴島の身体に何か異変が起きるらしいけれども、できたら無事に産んでほしいなぁ。

命を救う現場で働く人に胎児は命じゃないような事は言ってほしくない。辛い。

 

フェローと藍沢・白石たちの関係も…親子に近いことになるのだろうし。

ここと藤川たちの子供の問題をどれくらいエピソードに絡めて行けるかが今回のストーリーの肝になる気がする。

 

だから、藍沢のことが好きらしいJKとか、これから緋山の相手になる人が出て来るらしいんだけど…そういう恋愛に寄ったエピは…ほんと、いいから……。。

そして、安藤政信、一話に1回かよ…。…
　

 

とりあえずは強制的に谷に落とされる獅子方式で、横峯はちょっと前へ進んだ。
　

 

「よくやった。」

という言葉を横峯に送る藍沢。

 

もう一つ思い出した。

黒田先生に「よくやった」って言われたとき、すごく嬉しかった。

信頼できる上級医からの「よくやった」って、フェローにとっては魔法の言葉。
悩みも疲れもその一言で吹き飛ぶ。

 

藍沢が、それを覚えていてこの言葉を口にしたのかどうかは解らない。

けれども、染みついているんだね。
みんな。黒田先生に育てられた記憶が。

 

藍沢が好きで脳外に通っているという天才ピアニストのJKは、脳に腫瘍があるのだと言う。

 

小脳に腫瘍がある。
手足の動きをつかさどる様々な中枢が入り組んでいてできれば触りたくない位置だ。
今日の検査で3.5ｃｍを超えていた。

不条理だ。

 

誰もなりたくて病になるわけではなく、どんな才能があっても病によって全て奪われる。

この不条理を描くことで、命の尊さを描くドラマでもある。

2話も良かったので。
このまま進んでほしいな。

藍沢耕作(山下智久)が救命救急センターに戻って1週間が経過した。
しかし、白石恵(新垣結衣)と藍沢のフェローへの指導方針などを巡るぶつかり合いは、緋山美帆子(戸田恵梨香)や藤川一男(浅利陽介)もへきえきするほど。
特に横峯あかり(新木優子)への藍沢の指導の厳しさは、センターを円滑に回したい白石にとって許しがたいものだった。
白石は藍沢の復帰を願ったことを早くも後悔し始める。

そんな折、開放骨折の患者、宮本望海(古畑星夏)が救急搬送される。
17歳の望海は妊娠していることがわかり、駆けつけた父の勉(平山祐介)はHCU(高度治療室)でほかの患者が寝ていることも顧みず大声で娘をしかり始める。
出産を望む望海に勉は大反対しているのだ。

妊娠で悩んでいるのは、この親娘だけではなかった。
藤川は冴島はるか(比嘉愛未)の妊娠を知ったものの、本人から話してくれないため聞くこともできずに思い悩んでいた。
藤川は、そのことをうっかり白石や緋山に話してしまう。そこには藍沢もいた。

藍沢は人体模型を使って胸腔ドレーンの練習をする横峯を見つけ、ICU(集中治療室)に連れていく。

意識がない患者を最高の練習台と語り練習を促す藍沢の考え方についていけず、横峯はついに泣き出してしまう。
そばでは灰谷俊平(成田凌)が震える腕を必死で押さえていて白石は救命センターの現状に頭を抱えてしまう。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

　　
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※キャスト

藍沢耕作 … 山下智久
白石恵 … 新垣結衣
緋山美帆子 … 戸田恵梨香
藤川一男 … 浅利陽介
冴島はるか … 比嘉愛未

名取颯馬 … 有岡大貴
灰谷俊平 … 成田凌
横峯あかり … 新木優子
雪村双葉 … 馬場ふみか

早川正豊 … 伊藤祐輝
鳥居誠 … 岩井拳士朗
広田扶美 … 下垣真香
橘優輔 … 歸山竜成
梶寿志 … 寺島進
西条章 … 杉本哲太
三井環奈 … りょう

新海広紀 … 安藤政信
橘啓輔 … 椎名桔平

※スタッフ

脚本 … 安達奈緒子
演出 … 西浦正記
プロデュース … 増本淳

音楽 … 佐藤直紀
主題歌 … 「HANABI」Mr.Children