分かち合う社会は素晴らしいでしょう。
しかし、自分の権利を主張し、嫌われようと憎まれようと戦って勝ち取る。
そういう人も讃えられるべきです。
時代は決して後戻りしません。
変われないものは滅びるのです。
ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ家族を
養ってきた全ての会社と働いてきた人々には心からありがとうと言いたいです。
リーガルハイ 第5話
16年前。
有限会社「あじさい文具」は倒産寸前の中で社長を囲んでいた。
家族のように社員がみんなで支え合って来た会社。
うちの消しゴムはどこのよりもよく消えるし、三角定規はどこのよりも直角だ!
社長!もう一度みんなで頑張ろう!
会社は家族でしょ!
社歌を歌い、みんなでお別れのムードが漂う中。
田向といううだつの上がらない1人の社員が何気なく描いていたイラスト…。
それは「おやじいぬ」と名付けられた……。
16年後。
「あじさい文具」は大会社に成長していた。
社名は「AJISAIカンパニー」。
小さな事務所は巨大なビルに変貌し、社員数は膨れ上がった。
あの犬のイラストは像となって会社の玄関を飾った。
そんな中、
「おやじいぬ」の制作者・田向は相変わらず平社員のままだった。
公園のベンチで1人、ぼんやりと時間を潰す田向に、アルバイトで入社したばかりの
若者が話しかける。
キャラクターを考案したのは田向なのに特許料が全然入って来ないのはおかしいだろう。
だって社長は約束したんでしょ?何年か前の忘年会で。
忘年会?
「来年には新社屋も完成だ!ひとえに『おやじいぬ』さまさま。」
「田向君。君のおかげだ!」
「落ち着いたら、必ずふさわしい対価を支払うぞ~!」
君…どこでこれを?
俺、いい弁護士知ってます。
法廷で叫ぶ黛くん。
「キティ」「ポケモン」と並んで、今や世界中を席巻する日本の超人気キャラクター
「おやじいぬ」。
しかし、全ては16年前、小さな文具メーカーだった頃に作ったこの消しゴムから
始まったんです。
生みの親は、原告・田向さんです。
会社は彼に「創作者としての対価を支払う」と8年前に明言したにもかかわらず、
一切支払っておりません。
「おやじいぬ」のライセンス使用料などからして、相当の対価25億円を請求するものです!
じぇじぇ…おやじいぬ、「キティ」や「ポケモン」と並ぶらしい…。
こんなの?と、思うわけだが、世の中何がウケるか解らない。
ちなみに「おやじいぬ」を描いたのは脚本の古沢先生らしいです。
黛くんにこの「おやじいぬ」裁判を任せて古美門先生がどこへ行っているのかというと、
拘置所の安藤貴和のところ。
今回は私に相応しい巨額訴訟でね、最新型プライベートジェット機を買おうと思ってる。
裁判所に通うのに使うんだ。
上空8000Mでやったらすごいとか……。
えっと…どこの裁判所に通うためにジェットが必要なんだ。
古美門先生が事務所へ戻ると、1人の男性が訪ねて来ていた。
長年しがないサラリーマンをやってきましてね。
一番大事にしていたのは会社の和です。
こう見えても組合と経営陣の間に立って様々な職場環境の改善をやったりもしましてね。
ご立派なことで。
だから、劣悪な労働条件で酷使する職場を見過ごすことはできない。
つまり、ブラック企業を訴えたいと。
ブラックといえるのかどうか。ま、それを見極めたいと。
そこへ裁判から戻ってくる黛くん。
きっちりやってきたんだろうな。ぽんこつ!
やりましたよ!
でも、やっぱり25億なんて要求し過ぎです!
それ以下では私の取り分でジェット機を購入できない。
そんな物ばっか買ってどうするんですか。高所恐怖症のくせに。
どうせ 中流階級という名の貧乏人家庭で育ったアッパラパーには高尚な趣味など
理解できないよ。
悪うございましたね!
おかえり真知子。
ただいま、お父さん。
思わず「お父さん」と言ってから、振り返る黛くん。
そう。この男性…黛くんのお父さんだった。
首が360度回らない普通の國村さんです。
お父さんは黛くんの帰りがいつも遅く、異常に疲れていて、時々変な言葉…
「ざけんじゃねえぞ横分け小僧!」などを口走り横わけ野郎の顔を描いた
サンドバックを夜な夜な殴っている娘を見て……←そんな事やってんのか。
心配になってやって来たのだった。
取り繕うとしても今さら取り繕えない「ぽんこつ」「あっぱらぱー」「貧乏人家庭」
の暴言の数々…。
ブラック企業に認定されて、ますます暴言を吐く古美門先生。
この職場が気に入らないなら、どうぞ娘さんを連れ帰り、自宅に閉じ込め、行く当てのない
花嫁修業をばあさんになるまでやらせていればよろしい。
真知子、この人はいつもこんな感じか?
いつもはこんなものではありません。
いい年こいた娘を送迎している朝ドラ貧乏家庭のバカ親には理解できないでしょうがね!
お父さんに何てこと言うんですか!
このバカ親にしてこのバカ娘ありと言ったんだよ。
バカ親子!
…というわけで、今回はこの黛パパの授業参観のような付きまといがずっと続くのだった。
さて。「AJISAIカンパニー」に話を戻します。
田向に「おやじいぬ」著作問題で訴えられた社長は羽生くんに弁護を依頼する。
どうして羽生くんなのかというと「丸く収める」かららしい。
社長は本当に昔のままで、社員は家族…だと思っているから争いはしたくないんだね。
いつまでも文房具屋気分でいるからハイエナ弁護士に脇腹を突かれたんですよ。
と、本田。
争い事にウィナーなんていない。
誰もがルーザー。
だから、僕らは争いをやめることを主眼に置いてるんです。
と、古美門先生についてきた黛くんのお父さんに説明する羽生くん…。
ここで、いつもの美しいBGMにスッカリやられて羽生くんにホレてしまう黛パパ。
争いをせずに丸く収めたいと思っている「AJISAIカンパニー」の社長・宮内がここに
来たのも当然の流れ。
そうして、また、古美門事務所 vs NEXUS という裁判図式になる。
「AJISAIカンパニー」側としては、「あじさい文具」から一緒に苦労してきた「家族」と
争いたくなんてない。
1億と取締役の座を用意するからまた一緒に子どもたちに夢を届けよう、と田所を
説得する宮内社長。
しかし、古美門先生はそんな額では納得しない。
桁が違う!
「会社は家族」 「子供たちに夢を」
そういうくだらない妄言で田向さんは16年も騙されてきたんだ。ヘドが出る。
25億!
それ以外はない。
お金に固執し過ぎです。
取締役として会社の発展に寄与することの方が…。
その、うさんくさい笑顔を止めろ。
ゆとりの国のへたれ王子。
黛パパまで口を挟む今回。
田向さんとやら。
会社というのはね、チームワークだ。
誰か1人の力だけなんてことではない。
それが日本式経営の良さだ。
田向さんはいつも下を向いて困惑した表情。
黛くんにはそれが気になる。
とにかく早めに和解するべきです。
子供のころから「おやじいぬ」ファンだったという黛くんには、裁判にキャラクターが
巻き込まれる全国の子どもたちの気持ちも気になる。
これは、もの凄くよく解るところ…。
だって、ミッキーの著作権がどうのって話が出るたびに、ミッキーマウスが黒く見えたり
するもんね…。
しかし、ミッキーが某国にパクられたという話を聞けば、著作権は大事だとも思う。
この辺、複雑なところ。
ついでに、黛くんは今回のこの案件が元々、古美門先生が草の者・蘭丸くんを使って
田向さんをけし掛けた物だったという事も知ってしまう。
平和な職場に波風立てて何が人助けですか!
あの会社はアットホームでいい会社ですよ。
社長もいい人だからこそ、のんきに構えてただけなんです!
社員もいいヤツばかりだから文句は言わないだろうと高をくくっていたんだ。
要するにまぬけなんだよ。
田向さんは正当な権利を主張しているだけだ。
証人尋問。
NEXUSは、元々の田向の社員としての能力を突いてきた。
ボーっとしていてミスも多く、営業時代は会社に損害を与えたこともあるという。
その額は1000万ほどだと証言する古参の社員・水野。
では、その1000万を差し引いた24億9000万円ならお支払いいただけるわけですか?
いや「おやじいぬ」は、みんなで育てたものなので…。
最初に描いたのは誰ですか?
田向君です。
1を2に、2を3にするのはそう難しいことではありません。
しかし0から1を生みだすのは凡人が100人集まっても不可能です。
必要なのは、たった1人の天才によるひらめきであり、田向さんこそそのほんの一握りの
天才です!
そして「忘年会は業務の一環なのか」という点。
「落ち着いたら必ず相応しい対価を支払うぞ~!」
と、8年前に酔って宮内社長が言った言葉は業務ではないので、請求は認められない
とNEXUS・磯貝。
それに対して、無礼講の席で社長が言った言葉も社員は命令の一環として受け止めている事を
反対尋問で証明する古美門先生…。
さて。
裁判の間に裏で多少の(?)工作をするのは古美門先生の常套手段だが、ゆとり王子・羽生くんも動いている。
裁判が始まってから、田向さんの妻子は嫌がらせに悩まされていた。
社宅だからね…色々やられそうだよね~。
私も娘も今の生活に不満があるわけじゃないんです。
娘も会社に内定をもらっていますし。
娘は小さなころからAJISAIカンパニーが大好きなんです。
主人はどうしてあんなふうに変わってしまったのか…。
嘆く奥さんにポカポカ太陽の日差し推しの王子。
ご主人の怒りや悲しみの矛先は、実は会社ではなく別の所にあるんじゃないでしょうか?
ご主人をないがしろにしてはいませんでしたか?
知らず知らずのうちにご主人のプライドを傷つけてはいませんでしたか?
男は愛する家族にさえ尊敬されていれば…。
満たされるものです。
かくして、妻子が誕生日でもない田向さんの何年分かまとめバースディパーティを
している所にやってくる北風悪魔弁護士。
お父さんのおかげで私たち平穏無事な生活が送れてるのに。
お父さん、私たち今のままでも充分幸せだよ。
だから裁判なんてもう やめよう………
そう~説得するように微笑みのペテン師にたらし込まれたわけですか?ふ~。
向こうは焦ってるんです。このままやれば負けるから。
25億円、必ず手に入ります。
貧乏ったらしい庶民感覚など、もうお捨てなさい。
ご主人は一握りの天才なんです!
みすぼらしい社宅にもしみったれた会社にももうしがみつく必要はないんです。
古美門先生は言うのだった。
AJISAIカンパニーはすでに崩壊に向かっています。
まっ…実際には向かっているというよりも向かわせているんだけどね。
その頃、蘭丸くんはAJISAIカンパニーにまだ潜り続けていた。
そして、田向さんと同じようにこの会社で何か生み出したのに特別な報酬を貰っていない
社員たちに悪のささやきをしていたのである。
「あにげーたー」シリーズ考えたのって栗田さんなんですよね?
ってことは、もし田向さんが勝ったら栗田さん的にもおいしいっすよね。
だって「あにげーたー」だって結構売れたわけでしょ?
そりゃ、「おやじいぬ」の25億とはいかなくても2億や3億は…ねっ?
この社員たちが自分の利益欲しさに田向さんに有利な証言を始めたものだから、
裁判はたちまち古美門側の有利に傾くようになってきた。
イチローが何十億という年俸をもらっても誰も文句は言いませんよね?
でも、それを会社でやろうとすると大変な抵抗に遭う。
出るくいは打たれる。そういう文化なんです。
社員の一人一人がアーティストのはずなのに。
だから私は戦わなければいけない。
私はキャラクターライセンス界のイチローだから。
今までおどおどして全く口を開かなかった田向が、ピシッとしたスーツを着込んで
髪もカッチョ良くセットし、雑誌のインタビューに答える瞬間に流れる「水戸黄門」
オープニングのイントロ音楽。♪~ちゃら~~~~♪
じ…実は~この時まで田向さんが野村将希さん@飛猿だと気付いていなかった…。
(予告の段階では佐戸井けん太さんだと思っていた)
ええっっ…だって、あまりにもダサくてムキムキ感もなく、小さく見えたんだもん~。
恐るべし野村将希~。ってか、リーハイのメイクスタッフ。
「おやじいぬ」の人気が急落しているのはご存じですよね?
それだけじゃない。
田向さんをまねて訴訟を起こす社員が後を絶たない。
特にクリエーティブ部門はもうめちゃくちゃだ。
田向、この額で勘弁してくれ。
このままじゃ会社が持たない!
頼む。このとおりだ!
田向さん、会社をめちゃくちゃにして子供たちを失望させて、そうまでして25億
欲しいですか?
あなたにとってそれは 本当に幸せなことですか?
AJISAIカンパニーは、裁判の間も度々和解交渉してきていた。
NEXUSでみんなから責められるように言われて困り果てた感じの田向さんが痛々しい。
そんな田向さんを見ている黛も「正しいこと」は何か迷い続けている。
そんな時、ついに羽生くんは「最終兵器」を探し出して打ち立ててきた。
「おやじいぬ」の絵を田向よりも先に書いたと思われる当時のパート社員だ。
彼女は自分の家の犬を描いたと言う。
その絵を元に「おやじいぬ」を描いたに違いないと言われても何も言わない田向。
結局、その絵は16年前よりももっと後に描かれた物だとすぐに古美門先生が
証明して終わった。
羽生くんの策略は敗れたのである。
ニヤニヤした笑みを崩さない羽生くん。
最終弁論。
AJISAIカンパニーは、古き良き日本企業の美徳を今なお持ち続けている会社です。
個人個人が権利を主張し合うのではなく、お互いを思いやり分かち合う。
宮内社長はそういう社風を大事にしたかったんです。
このまま奪い合う社会を加速させるのか、分かち合う社会を取り戻すのか、
この裁判はそういう裁判です。
これに対して、古美門先生は自分自身ではなく、黛くんに任せたのだった。
分かち合う社会は素晴らしいでしょう。
しかし、自分の権利を主張し、嫌われようと憎まれようと戦って勝ち取る。
そういう人も讃えられるべきです。
時代は決して後戻りしません。
変われないものは滅びるのです。
ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ家族を
養ってきた全ての会社と働いてきた人々には心からありがとうと言いたいです。
以上です。
※※※
最終弁論は、授業参観席…じゃなくて、傍聴席でこの裁判を見続けてきた父親に対する
言葉でもあった。
黛パパもずっと「古き良き日本の会社」で働き続けてきて日本を支えてきた人なんだよね。
そして、父親として新しい日本を描く娘と決別する子離れの時でもあったわけだ。
パパとしては、娘は「古き良き…」を支持する羽生くん側であってほしかった。
けれども、娘は「変わっていく日本」を助ける側に回った。
でも、最後の一言は黛くんらしい思いやり。
喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ家族を
養ってきた全ての会社と働いてきた人々には心からありがとうと言いたいです。
この言葉は古美門先生だったら絶対に出てこなかっただろう。
どちらが正しいか…という事ではなく、考えさせられる内容だった。
輪を尊び、輪があるからこそ上手く仕事が回っていく…というのも会社のあるべき姿だし、
個人的には正直、能力だけで人を切ったり上げたりする社会はあまり好きではない。
個人プレー優先になったら、コンクリートのような冷たい社会が出来上がる。
他人に無関心になり、助け合おうという気持ちが無くなり、そんな社会では対応できない
人間が山になって捨てられていく。
一部の天才が生きやすい世の中は、多くの凡人にとっては生きにくい世の中になるのである。
けれども、能力に見合ったものが評価されず、なあなあな人間関係の中に埋もれる社会も
もちろん嫌だ。
なあなあな人間関係、なあなあな仕事ぶり、なあなあな仲良しごっこ…。
そんな企業では当然誰もがぬるま湯に浸り業績も上がらない。
そして、そんな輪の中でもはじき出されれば当然生きづらい人々は出来ていく。
だったら、個人プレーが見つめられて他者と関わらない中でも評価される世界の方がいいのかも。
答えが見つからない問いの中で、田向さんと黛くんの気持ちが理解できる。
本当に実際、「個人のために戦って勝ち取る人」が日本の新しい姿なのか…
というのは、よく解らない。
もしかしたら、また喜びも悲しみも分かち合う…「古き良き」が懐古されて復活し、
そっちが新しくなる可能性もある。
だって、このドラマだって結局、最後はそうなるのだ。
裁判後。「あじさい文具」の跡地に足を向けた田向さんは、辞任した宮内元社長と会う。
自然と集まってくる昔の社員たち。
みんなで口ずさむ「あじさい文具」の社歌。
いい消しゴムが作りたいんだよ。
また始めてえな!
消しゴム1つからね。
そして、田向さんは言うのだ。
あの…資金なら多少あります。
この人たちが新しく立ち上げる小さな会社は、たぶん「古き良き」日本の会社だろう。
古いものを何でも捨ててしまったら、文化も風習も歴史も…みんなチリになって消えてしまう。
私はこの人たちを応援したい。
…でもさ……。
それを微笑んで見ている羽生くん。
これが僕らの勝ち方だ。
なんか…裁判は勝ったのに、羽生くんが勝ったようになってるのはなぜ~~!?
黛くんがパパから教わった
「よっ… 酔っぱらっちゃったなあ。
どっ…どこかで休んだ方がいいのかもぉぉ。」
にも紳士的に家に送る…で、片付いちゃったし~。
羽生くんって…本当に天使なの?
とりあえず羽生くんが微笑んでいると視聴者がイラッとするという…
視聴者にとっての悪魔ではある。
以前も書いた気がするけれども、今期は安藤貴和という長い案件を1つ抱えてのストーリーだし、
1話1話ではなくて、1クールという長いスパンで見よう…という覚悟は出来ている。
たぶん…黛くんがやけに成長した感じになっている事も、羽生くんが勝ったような感じに
なっている事も、最終回までには…あるいは最終回にはスッッッッッキリ!するような気がするのだ。
古美門節はスッキリしてこその物である。
だから今は……笑っとけ。
今回、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)が扱うのは、著作権侵害問題。
16年前、零細文具メーカーの「あじさい文具」は、倒産の危機にひんしていた。
しかし当時、30歳の田向学(野村将希)が、何気なく落書きで書いた犬のキャラクター
「おやじいぬ」が空前の大ヒットとなり、現在では社名も「AJISAIカンパニー」に変え、
巨大なビルにオフィスを構えるほどに急成長を遂げた。一方、古美門法律事務所には珍客が現れる。
男は、長年勤めた会社を定年退職したが、現役のころ職場環境の改善に取り組んできたため、
人権を無視した職場を看過できないと古美門に訴える。
てっきり、ブラック企業を訴えたいという依頼かと思った古美門は、帰ってきた黛をいつもの
ように罵倒する。
しかし、その男は黛の父親の素夫(國村隼)だった…。会社が大きくなった現在でも、「おやじいぬ」の生みの親で、会社を復興させた功労者の田向は、
社内の部署をたらい回しにされるなど、冷遇されていた。
田向自身も、その温厚な性格から、会社からの処遇に反発したり、「おやじいぬ」開発の対価を
求めるなどせず、淡々と職務を全うしていた。しかし、そんな田向に金になりそうと目をつけた古美門は、黛には内緒で加賀蘭丸(田口淳之介)を
田向に接触させる。
蘭丸は、あらゆる手法で田向をたきつけ、会社を訴える決意をさせる。
案の定、会社側の弁護士は、羽生晴樹(岡田将生)だった…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
古美門研介 … 堺雅人
黛真知子 … 新垣結衣
服部 … 里見浩太朗
加賀蘭丸 … 田口淳之介
羽生晴樹 … 岡田将生
安藤貴和 … 小雪
本田ジェーン … 黒木華
磯貝邦光 … 古舘寛治
三木長一郎 … 生瀬勝久
沢地君江 … 小池栄子
井出孝雄 … 矢野聖人
醍醐実 … 松平健
鮎川光 … 佐藤隆太
玉川たま … 谷村美月
イノセントボーイ猪野 … 三宅弘城
熊井健悟 … 塚地武雅
熊井ほのか … 美波
西平なつ … 佐藤仁美
東山冬海 … 猫背椿
西平紀夫 … 山本修
西平紀明 … 橋本智哉
東山 弘 … 千葉ペイトン
東山弘夢 … 佐藤瑠生亮
チャンプ … ティム
黛 素夫 … 國村隼
田向 学 … 野村将希
田向美絵 … 佐藤直子
田向百合子 … 大村美樹
宮内 … 冨家規政
水野 … 越村公一
笠井 … 梅沢昌代
※スタッフ
脚本 … 古沢良太
企画・プロデュース … 成河広明
プロデュース … 稲田秀樹、山崎淳子
監督 … 石川淳一、城宝秀則、西坂瑞城
音楽 … 林ゆうき
主題歌 … 「SLY」RIP SLYM
オープニングテーマ … 「Re:」9nine
公式サイト(終了) https://dramablog.cinemarev.net
【送料無料】リーガル・ハイ DVD-BOX [ 堺雅人 ] |
【送料無料】スペシャルドラマ「リーガル・ハイ」完全版 [ 堺雅人 ] |
※「Twitter」やってますです。
【 リーガルハイ 】2012年「リーガル・ハイ」 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
コメント
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>あのおやじいぬキャラクターの生みの父って
古沢せんせなの!?文才だけでなく、絵の才能も
あったとは恐るべし!!!
何かでそう見た気がするよ~(*´艸`*)
お茶目だよね~^^
>で、あたしも最初は野村さんと気付かなかった・・・
メガネもいっつも曇ってたし、キモいオヤジにしか
見えなかったという(笑)。
すごい変わりようだったよね。
そうそう、眼鏡曇ってたんだよね!
あたしゃ、あの音楽がかからなければ最後まで気付かなかったかも。
リーハイも野村も恐るべし^^;
>今回の裁判も人情としては羽生側の意見に賛同なんだけど、
日本って権利関係に疎いばっかりに日本古来のものまで
外国に特許取られてややこしい事になったりする事も
多々あるから、もう少し意識しないといけないのかな~と
古美門の意見に頷いちゃった。
確かにそうだわ~。権利関係。
それに、会社で作った物は個人の物ではないだろうけれども、それに見合う報酬は欲しいよね。
>そして、そんな古美門の思いを受けつつ、自らの思いも
補足しての黛くんの最終弁論が確かに素晴らしかった♪
うん。古美門先生の意見を十分理解した上で自分の弁論を述べた黛くん、良かった^^
でも、やっぱり今期、黛くんが出来すぎで恐い^^;
あのOPもさ…最後にはやはりキックは外されなければならないと思うんだよ。
きっと最終回には「何か」ある^^;
>はっ!彼は宇宙人なのか!?ってスターマンちゃうw
首も回らないw
定年退職した國村さんが働いてたのはスーパーの
惣菜部門でもないw
あーースターマンだから國村パパが一目ぼれしちゃったのかなぁ!
意思が疎通できちゃうのかも^^;
SECRET: 0
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>このまま古美門の言うように権利ばかり主張して利益優先の社会になってしまうのは、日々、そういう理論で動いている射会に身を置いていると、本当にめちゃ疲れるんですよ。
解ります…。
しかし社会って成長して来るとアメリカ的になっていくもんなんですかねぇ…。
個人主義は気楽だし実力優先は正しい評価だとは思うのですが、やはり
冷たいですよね。
一長一短だよなぁ…と思いますわ。
みんな助け合いでみんな同じ…だと、出来る人からは不満が出るのは当然だし…難しいですね。
>羽生君が微笑んでいると、もうほんわか癒されオーラに包まれてしまいます~。すでに羽生君マジックにかかっている私(←騙されやすい・・)です~。
これは、、すごく参考になるご意見ですわよ^^
羽生くんに癒される方もいる…キャラクターとして確立しているわけですよね。
私は実は羽生くんは黒さを隠しているのだと思っているんですが…
これを認められる視聴者がいるのだから、このままのキャラで最後まで爆走するのかも。
楽しみにしています~(*´艸`*)
《リーガル”ハイ”》☆2-05
それは16年前。小さい文具メーカーが資金繰りに困って、社長が皆に頭を下げると、社員に頭を下げると、『会社は家族』の社訓を出された。あじさい文具の社歌でかえって元気づけられた。
そんな輪に加わらない田向は、伝票に、イラストを描いていた。
それが『おやじいぬ』の始まりだった。
『リーガル・ハイ 第2シリーズ』第五話
新シリーズでもやっと出て来た水戸黄門俳優。
久々に見たなぁ野村将希。
全然変わってなかったけど、特命係長みたいになってて驚いた。
変化が見た目だけなのはちょっと残念だっ …
リーガルハイ 第5話
vol.5「権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!」2013年11月6日 今回、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)が扱うのは、著作権侵害問題。16年前、零細文具メーカーの『あじさい文具』は、倒産の危機にひんしていた。しかし当時、30歳の田向学(野村将希…
「リーガルハイ 第2期」第5話
第5話「権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!」
視聴率18.3%
SECRET: 0
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あのおやじいぬキャラクターの生みの父って
古沢せんせなの!?文才だけでなく、絵の才能も
あったとは恐るべし!!!
で、あたしも最初は野村さんと気付かなかった・・・
メガネもいっつも曇ってたし、キモいオヤジにしか
見えなかったという(笑)。
今回の裁判も人情としては羽生側の意見に賛同なんだけど、
日本って権利関係に疎いばっかりに日本古来のものまで
外国に特許取られてややこしい事になったりする事も
多々あるから、もう少し意識しないといけないのかな~と
古美門の意見に頷いちゃった。
そして、そんな古美門の思いを受けつつ、自らの思いも
補足しての黛くんの最終弁論が確かに素晴らしかった♪
顔を合わせれば文句ばっかだけど、
今クールの黛と古美門の連携、何かいいよねー。
そんな中、ニヤニヤ・・・ではなく天使の笑顔?な羽生くんが
何か不気味だよぉ~(笑)。
はっ!彼は宇宙人なのか!?ってスターマンちゃうw
首も回らないw
定年退職した國村さんが働いてたのはスーパーの
惣菜部門でもないw
「リーガルハイ 2」第5話★黛(ガッキー)の父・素夫(國村隼)登場!
「リーガルハイ 2」第5話
権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判
ドラマ冒頭。
倒産の危機にひんしている零細文具メーカーの『あじさい文具』で宮内社長が「みんなすまない。うちみたいな小さな文具メーカーが生き残っていける時代じゃないんだ。」と社員に頭を下げています。
ベテラン社員・水野が「なんでですか!? うちの消しゴムはどこのよりよく消えるし、三角定規は どこのより直角だ…
リーガルハイ 第5話:権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!
酔っ払っちゃった。どこかで休みたい。(。-_-。)ポッ
父・素夫@國村隼にそそのかされた際には、そんなに乗り気ではなさそうだったのに
黛ったら・・・
だけど、勇気を振り絞った黛のこの言葉に対する羽生の反応!
家まで送るよってアホか(笑)どこまでも人たらしな好青年
だ…
「リーガルハイ 2」 第5話 権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!
田向さんが欲しかったのは、自分の力を発揮し仲間と共に働いていると実感できる場所。
「これが僕らの勝ち方だ」って羽生は言っていたけど、田向さんや宮内達が、この境地に到 …
SECRET: 0
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アップありがとうございます~!今回も面白かったです~。
もう、今期はリーガルハイで決まりだな!みたいな^^
今回は黛君の最後の言葉にほろりとさせられました。
>ただ、喜びも苦しみも分かち合い、がむしゃらに働き、この国を発展させ家族を
養ってきた全ての会社と働いてきた人々には心からありがとうと言いたいです。
これは本当に日本人だから、日本国内にいるからこそ感じれる良い言葉だと思いました。このまま古美門の言うように権利ばかり主張して利益優先の社会になってしまうのは、日々、そういう理論で動いている射会に身を置いていると、本当にめちゃ疲れるんですよ。精神壊します><~。なので、今回はストーリーからは、ずれるかもしれませんが「あじさい文具」さんにすっごく癒されました~。ああ、古き良き時代の日本企業っていいなあと思いました^^思わず最後はほろり^^
>とりあえず羽生くんが微笑んでいると視聴者がイラッとするという…
視聴者にとっての悪魔ではある。
実は私は逆でして・・><;;すみません^ー^;;ごめんなさいっ!羽生君が微笑んでいると、もうほんわか癒されオーラに包まれてしまいます~。すでに羽生君マジックにかかっている私(←騙されやすい・・)です~。ホントに羽生君みたいな人がいたら、真っ先に騙される奴です、私って><;;なぜか羽生君が古美門を言い負かしている所でテンションあがる私です~。完全に羽生君(もとい岡田君の笑顔)にやられてます~。今は毎週羽生君の笑顔&古美門をギャフンと言わせる場面が楽しみで見ています^^;;すみません><;;;
羽生君というより演じている岡田さんが気に入っちゃったかも^^です。失礼いたしました^^;;;
リーガルハイ2 第5話
16年前、倒産寸前だったあじさい文具の従業員・田向(野村将希)は、社長が他の従業員たちと嘆いている時に、何気なく犬の落書きを描いていました。
しかし、それが「おやじ犬」と言うキャラクターとなり、空前の大ヒットとなります。
おかげで倒産寸前だったあじさい文具は、あじさいカンパニーと社名変更して急成長を遂げます。
一方、田向は温厚な性格ですが、どうも仕事が出来ないらしく、あちら…
リーガルハイ(2013) 5話
今回、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)が扱うのは、著作権侵害問題。16年前、零細文具メーカーの『あじさい文具』は、倒産の危機にひんしていた。しかし当時、30歳の田…
リーガルハイ 第5話〜分かち合う社会か? 奪い合う社会か?
リーガルハイ2は現在のさまざまな社会問題を提起してくれるが、今回は<日本型経営>と<アメリカ型経営>。
日本型経営は、社員は家族で運命共同体。
多少賃金は安くても終身雇用で、年功序列、出来が悪くても一生面倒をみる。
アメリカ型経営は、会社と個人は…
そういうことをやってもいい年頃のエーデルワイスの花言葉は純潔(新垣結衣)
「エーデルワイス」と言えば映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)の一曲である。 時は第二次世界大戦の前夜、ドイツによるオーストリア併合を哀しむ一人の男が祖国オーストリアの象徴として高貴な白い花「エーデルワイス」の可憐さを歌いあげるわけです。 父から子供たちに向けて歌うことで・・・親子の絆
リーガルハイ #05
『権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!』
「リーガルハイ」第5話
25億円…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201311070004/
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リーガルハイ(2期) #05 感想
Vol.05
「化石時代のシーラカンスは
二度と口を出さないでいただきたい!」
と、黛パパにも古美門の口撃は絶好調(笑)
今日はおやじいぬ裁判でした(・∀・)
リーガルハイ 第2シリーズ (第5話・11/6) 感想
フジテレビ『リーガルハイ 第2シリーズ』(公式)
第5話『権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!』の感想。
古美門(堺雅人)は、会社員の田向(野村将希)の代理人として、彼が勤務する文具会社にライセンス使用料25億円を請求する。16年前、倒産寸前だった同社は、田向が考案したキャラクターがヒットして、今や世界的企業に成長。だが、田向には対価の支払いも昇進もなかった。一…
リーガルハイ 第5話
第5話
JUGEMテーマ:エンターテイメント
リーガルハイ(2)第5話
『権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!』
内容
16年前、倒産の危機に瀕していた“あじさい文具”
だが田向学(野村将希)が何気なく書いた犬のイラスト“おやじいぬ”が、
世界的に大ヒットし、、、いまでは大きなビルを構えるまでになった。
しかし田向自身…