【八日目の蝉】第3話

親子の絆を認めないのがエンジェルホームの方針。

希和子は薫から引き離された生活を送る事になる。
それでも、仕方がないと思っていた。
一緒にいられる選択は他になかった。


一緒にエンジェルホームに住む事になった久美は、
希和子と薫を見て、自分も自分の子供をここに連れて来たいと願った。

ホームを抜け出すには、エンジェルさんの部屋にある
避難梯子を使うしかない。

久美は機会を窺い、逃走用の資金をエンジェルさんの金庫から盗もうと企んだ。

しかし、抜け出す所をサライに見つかってしまう。


子供をここに連れて来たいと素直に告白した久美だったが、
その要求は受け容れられなかった。


男の子はここでは育てられないのよ。

男は女の敵。この世の悪魔だからです。



思い詰めたように語るサライ。


あの女、自分の子を殺したらしい。
育児ノイローゼでね。
産まれて3ヶ月の子をマンションの窓から放り投げたらしいで。



行商のワークに行く車の中で、久美は希和子に語った。


行商のために着いた場所は久美の元夫の実家がある所だった。
久美は、希和子に頼み込んで、夫の家に子供を見に行った。

息子は久美の事を忘れていた。

しかも、夫は再婚したようだった。

後妻に連れられて久美の所へパンを買いに来た息子を見送って
久美は慟哭する。

肩を抱いて慰めるしかない希和子。



エンジェルホームに妊娠した高校生が助けを求めてきた。

家にいたら両親に子供を殺されてしまうと。



どうしてそんなに子供を産みたいの?


だって、可愛いから。


まだ産まれても居ないのにどうして可愛いって解るの?


自分の子供だったら可愛いに決まってる。


決まってないのよ。そんな事!



怒鳴りつけるサライをエンジェルさんは制した。

彼女はホームに受け容れられ、ホームで子供を産んだ。


その頃からホームの周りに入居者の家族やマスコミが押しかけるようになった。


未成年を監禁している怪しい宗教団体。


ホーム側は、誰も監禁していないし、何も強要していないと主張したが、
世間の声は大きくなっていくばかりだった。


エンジェルさんは、親族とマスコミをホームに入れ、
中を見せて納得して貰う事を決定した。

マスコミに中を曝されると言う事は、指名手配されている希和子にとって
どうしても避けなければならない事だった。


エンジェルホームは住みよかった。
希和子は、女ばかりで優しいこの場所が好きになっていた。

しかし、現実は迫っている。

希和子は薫と共にホームを出た。


逃走するタクシーの中で、薫は言う。



見て。ママ。
お月さまが追いかけて着いて来るよ!



薫にとって、初めての外の世界。

着いてくるお月さまを初めて見る薫。


希和子は遊園地に寄った。



窓枠で切り取られていない星や月。

これから私が全部貴女に見せて上げる。

この世界にある美しい物の全てを私が貴方に教えて上げる。





 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。   


高校生の出産に立ち会う3人の女。


子供を取られた女・久美。
子供を殺した女・サライ。

そして、子供を産めなかった女・希和子。

3人それぞれの涙。


みんな子供を産みたくて、みんな子供を育てたくて、
みんな子供と一緒に居たかった。


3人の女の気持ちに引きずられます。
何が彼女たちの人生を狂わせたのか。

サライは言う。
男は悪魔だと。


それは、子供を堕ろさせたり、子供を愛さなかったり、
子供を取り上げたり。。。

そういう悪魔なのかも知れません。


心に傷を抱えた人たちが住むエンジェルホームに居られなくなって、
希和子の逃亡の旅が、また始まる。


これは攫ってきた子なのだと解っていても、
希和子の痛いほどの気持ちを見ていると、
ずっと一緒にいさせてあげたいと思ってしまう。


薫は3才。

一緒にいられる時間は、もうあまり長くはないでしょう。


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【キャスト】

檀れい

板谷由夏
津田寛治

北乃きい
岡田浩暉

あき竹城
京野ことみ
坂井真紀

藤田弓子
岸谷五朗
左時枝
吉行和子 




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  1. くう より:

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    PASS:
    >私はこの子を産んで奪われた女には、全然共感しないけどーーだって・・最初のあれが強烈過ぎたからね。上手い演出だね。

    私もそう思うんです!

    子供を奪われた恵津子だって、今頃すごく後悔していたり

    死にたいほどの思いで毎日を過ごしているのかも知れない。

    でも、そこら辺、全く描かれず、とにかく最初の印象だけが

    残っているので、希和子に同情するしかないんですよね。

    視聴者がそう思うようにわざと持って行ってるんでしょうが。。。

    > だけど・・あの子には、同情してしまう。

    そう、子供に罪はありませんもの。

    実の親は酷い人たち、育ての親は誘拐犯。

    真実を知る年齢になったら、衝撃は大きいでしょう。

    >実母に同情したり、感情移入することが難しいのが、このドラマの不思議な所だと、想う。

    やっぱり、それは描かれないからだと思うのです。

    今回、やっと父が顔を出したので、次回辺り母も出てくるかも知れません。

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >そんな三人の女性が

    >「母親」になった女性を前にして

    >それぞれの思いに向かい合う姿は印象的でした。

    みんな「子供」に関して複雑な事情を抱えた人たちです。

    出産シーンはそれぞれの思いで立ち会った事でしょうね。

    >そういう人達が集まっているとこって

    >自分の痛みが分かってくれるから

    >希和子らが居心地がいいと思うのも納得です。

    そうですよね~。。。

    しかも「男は敵」だと来てる。。。

    だから女だらけなのね。

    何だか納得してしまいました。

    >個人的に二十歳になった薫がいる時間に

    >サライや久美はどうしているのかが

    >見てみたくなりました ̄▽ ̄ゞ

    みんなその後が気になる人たちです。

    先週のおばさんのその後も気になるんだけど。。。

    原作では描かれているのかしら。

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >うっかり半分に逃しました>。<

    >くうさんのお陰で分かったわ^^

    端折りレビューだけど、お役に立てて良かったわ^^

    >本を買ってきました

    >今第2話くらいのところ読んでます

    原作は、もっと細かいんだろうね~。

    この原作は凄く好評らしいし、私もドラマが終わったら

    読んでみたいわ~。

  4. くう より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >恵津子はどうなってるんだろ?って気になりつつも

    >この2人の時間を少しでも長くしてあげたいと思ってしまう・・

    恵津子の方はまるっきり描かれないよね~。

    全6話だから端折られてしまってる感じがする。

    他にも色々と描き切れてない事は多いかも。

    >胡散臭いホームだったけど、女たちにとっては救いの場だったし、サライがその後どうなったのか、気になるな~

    たぶん、このホームの事はこれっきり描かれないんだろうね。

    先週の一晩泊めてくれたおばさんのその後と一緒で。

    う~ん。。。もう少し書いてくれてもいい気はするよね~^^;

  5. くう より:

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    PASS:
    >怪しい団体といわれるホームが実は優しい場所であることを知ってるから

    >みんな逃げてくるんでしょうね。

    みんな、どこでこのホームの存在を知ったんでしょうね~。

    外側から見たら、確かに怪しいわ。

    でも、行き場のない女性にとっては限りなく優しい場所よね。

    >しかし「男は悪魔」って強烈過ぎましたね。

    >確かに男によって傷ついた女たちばかりですからね。

    結局、あまり語られなかったけれども、サライさんは夫と

    何かあって子供を手に掛けてしまったのかしら。

    >とりあえず夜の観覧車は綺麗で思わず夢のようだと言ってしまう気持ちもわかりました。

    >次は何でしょうねえ!?

    次は、とりあえず「海」ですよね、きっと^^

    久美の紹介で頼ることになった場所で、上手くやっていければ良いんだけど。

  6. マママゴ より:

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    PASS:
    と、つくづく主役の女性に共感してしまう。

    けどけどーー

    私はこの子を産んで奪われた女には、全然共感しないけどーーだって・・最初のあれが強烈過ぎたからね。上手い演出だね。

     だけど・・あの子には、同情してしまう。

    生まれてすぐ誘拐され、誘拐犯を、『母』だと勘違いしたまま・・5年もの月日を過す。

    それがどんなことなのだろう?

    どんな結果を引き起こすのだろう?

    と考えると怖い。

    生まれてすぐの数年間で、人は殆ど全ての人格を作り上げると、いわれている。心理学を持ち出すまでもなく、『3つ子の魂、百までも』と言う諺もある。

    大体、3つぐらいでその基礎的な人格が出来、その後数年かけて、人格形成を粗作り上げる。

    この子が、5歳過ぎまでこういう環境の下に過すということが、後々の彼女にどんな影響が出るのか?と想うと末恐ろしいような気もする。

    まぁ。実母もとんでもない女なので、そういい環境でもないかな?と想ってしまう。

    実母に同情したり、感情移入することが難しいのが、このドラマの不思議な所だと、想う。

  7. ikasama4 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    子供という存在が「母親」の資格であるという

    ものではないんでしょうけど

    サライは自らの手で「母親」の資格を放棄し

    久美は夫達によって「母親」の資格を奪われ

    希和子は不倫相手から「母親」の資格を奪い

    そんな三人の女性が

    「母親」になった女性を前にして

    それぞれの思いに向かい合う姿は印象的でした。

    そういう人達が集まっているとこって

    自分の痛みが分かってくれるから

    希和子らが居心地がいいと思うのも納得です。

    個人的に二十歳になった薫がいる時間に

    サライや久美はどうしているのかが

    見てみたくなりました ̄▽ ̄ゞ

  8. SECRET: 0
    PASS:
    うっかり半分に逃しました>。<

    くうさんのお陰で分かったわ^^

    本を買ってきました

    今第2話くらいのところ読んでます

  9. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >これは攫ってきた子なのだと解っていても、

    希和子の痛いほどの気持ちを見ていると、

    ずっと一緒にいさせてあげたいと思ってしまう

    そうなんだよね~

    恵津子はどうなってるんだろ?って気になりつつも

    この2人の時間を少しでも長くしてあげたいと思ってしまう・・

    5年半一緒にいたらしいから、あと少しだね。

    胡散臭いホームだったけど、女たちにとっては救いの場だったし、サライがその後どうなったのか、気になるな~

  10. エリ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    といわれるホームが実は優しい場所であることを知ってるから

    みんな逃げてくるんでしょうね。

    しかし「男は悪魔」って強烈過ぎましたね。

    確かに男によって傷ついた女たちばかりですからね。

    せっかく居心地よく過ごせたのに

    希和子と薫の二人の時間は本当に少ないようです。

    >この世界にある美しい物の全てを私が貴方に教えて上げる。

    という希和子でしたが

    どんなモノを見せてくれるんでしょうね。

    とりあえず夜の観覧車は綺麗で思わず夢のようだと言ってしまう気持ちもわかりました。

    次は何でしょうねえ!?