NHK朝ドラ【純と愛】第8回 感想

純（夏菜）は宿泊部長・米田（矢島健一）に騒音問題を相談するが、大得意の粕谷
（近藤芳正）は、そっとしておいて、北見（平泉成）に部屋を移ってもらえと言うばかり。
だが北見は、かたくなに移動を拒む。
再び粕谷の部屋に説得に訪れた純は、怒った粕谷に暴行されそうになるが、突然現れた愛
（風間俊介）に救い出される。

純が心配でずっと陰から見ていたという愛。
純は、人の本性が見えると言っていた愛に頼んでみようと思いつく。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「純と愛」第8話「ほんとうのかお」

　　　　

チョー簡単感想で。

騒ぐ客が手におえないと解った純は上司に訴えに行く。

うん。これが正しい判断だ。
そもそも何で千香さんは純になんか頼みに行くんだ。部署も違うのに。

しかし、携帯上司の言い分は

お前はもう何もするな！

どんちゃん騒ぎの客は大手製薬会社の総務部長で、大事な常連客らしい。
これを大事にしないと年間1億近い売り上げがパァなんだと。

まぁね…企業としては上客を逃したくない気持ちはよく解る。

でもね、何でそもそもそんな上客なら、あんな一般の狭っっまい部屋に入れてるの？

たぶん騒ぎは毎回の事なんだろうから、もっと広くてグレードが上の部屋に入れればいいじゃん。
騒いでも構わないような部屋に……。

って、この辺の事に文句言っても仕方ないですよね。
ドラマなんだから。

携帯上司は、純が案内した客の方にグレードアップした部屋に移ってもらえと。

 

それはさーーー新人の仕事じゃないよね。
上の者がお客様に頭を下げて言うべきことでしょ。

ほんっっとにひどいな、このホテル・・・

 

しかし、そこに「大変だったね」と救世主のように現れる水野。

 

きみは、サモトラケのニケみたいだね。

翼を広げて風を真っ直ぐに受けている女神。
　　　
　　　
　　　(A)by Bundestor

何で、この主人公がここでここまで上げられるのかはよく解らないけど、

イケメンのセリフは、とりあえずカッコいい。

で・・・

じゃっ、行こうか。

来たーーー！！

この水野という先輩、どうも第一印象は野心家だし、きっとやり手に違いない。

さぁ、あのうるさい客をどうやって静まらせるのか、お手並み拝見したいーーーー！

…と思ってたら、ノックしたのは何故か平泉成@北見さんの部屋の方だった……。

丁寧に頭を下げたのは良かったが……差し出したのは「無料宿泊券」。

まじすか・・・・・・

 

うるさいと苦情言ってるのに無料宿泊券とか…ないだろ。
どうせやるなら、その日の宿泊を無料にする。か、その日使えるサービス
(レストランの券)とかだよね、普通。

うるさいんだから、普通はこんなホテル二度と来ないよ。
次回の無料券なんか貰ったって嬉しくも何ともない。

まぁ、でも、そういう事情ではなく、北見さんの事情で無料宿泊券は返されました。

その間、純さんは、北見さんの「身内はいない」とか「もう来れない」とか、
そんな事ばかりが気になるようです。

お客様が閉めかけているドアを力づくで開けるとか、もう借金取り立てのヤクザの仕業。　

城たんには、本当にガッカリさせられたよ……。・泣

このホテルに対する評価はこれで完全に地に落ちた。

純を食事に誘ってる場合じゃないよね…。
千香さんがちっっ！と言うのは純に対する舌打ちらしいけど、水野に対してしろよって…。
こんな男が良いのか、あんた。

 

さて、サモトラケのニケを画像検索した純は戦う気になったらしく、
製薬会社の騒音客の元に乗り込み…襲われかけて愛に助け出されると…。

なんなのこれ！
あんたはあたしの王子様ーーー！？

 

客の方もね…いくらやりたい放題でも、傷害事件起こしたら社会的におしまいなワケですが、
これは…

やられると解っていても悪事を働く時代劇の悪役なみのベタ

って事でよろしいでしょうか。

 

愛ってすごいね。
電気消しちゃうスペックまであるんだ……。

と思ったら、これはただカードを抜いただけのようだった。　

 

しかし、「ここまで来れば大丈夫」とかじゃないよね。

いくらひどい客でも客は客だからね。
乗り込んであんな事しちゃって、大丈夫じゃないよね。

しかし、主人公はそんなことはもはやどうでもよく、北見さんの事で愛に
助けを借りようと思いついたらしい………ぇ…

 

昨日書いた通りになってきた。

つまり…主人公は相変わらず何も成長しておらず、ひどいままなんだけど、周りが
それ以上にひどくなってきたから主人公が見られるようになってきた。って事。　

 

最初はね、「大都市のシティホテルを民宿にするつもりかよ」と、思ってたんだけど、
こんなひどいホテルなら勝手に民宿化すればいいさ。

そして、宿泊客はどんどん「主人公のおかげ」で何か素晴らしい物を得ていくのですね…

あれ～この前まで見ていたドラマとあまり変わらない気が………　

まぁ…愛というスペックホルダーが付いている事が違うか。
だったら、もっと愛を前面に出してくれ……。

あ、

「サモトラケのニケ」は、愛の事なのでは・・・・・・！

 

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