NHK朝ドラ【まれ】　第89回・90回　感想

徹(大泉洋)によるサプライズの審査員を迎え、希(土屋太鳳)と大悟(小日向文世)のケーキ作りの師弟対決が始まった。結果は、大悟のケーキが高評価だったのに対し、希のケーキはたった40点の評価。ただし、ふたりのケーキには決定的な違いがあり、優劣で決められるものではないと言われる。希は、大悟にはない自分のケーキの強みを知り、オリジナルケーキのオーダーを受ける決心をする。(89話)

希(土屋太鳳)は、オリジナルケーキの注文を受け、駄菓子を用いたケーキを作ることを決めた。一方、横浜で希と同居している徹(大泉洋)は、藍子(常盤貴子)に再びプロポーズするために能登に帰省。藍子と離れて過ごしたこの3年間のあふれる思いを伝える。ところが、プロポーズを受けた藍子の口から出てきた言葉は「ごめんなさい」だった。(90話)

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「まれ」第15週「下克上駄菓子ケーキ」　第89話・90話

　　　

 

2話まとめてだけど、チョー簡単感想で……。　

あ……

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事をスルーする事をお薦めします！

↑ついに出しちゃった…今期も。　

 

自分の方が旨いと言われて舞い上がるからだ。

舞い上がってた訳じゃ…。

うそつけ。
俺をたたきのめすと豪語してたんだろうが。

すみません…。

 

という事で、やはり主人公は師匠を叩きのめしたかったのである。

結果的には師匠は師匠の師匠が来日するから緊張しておかしかっただけで
(緊張が溶けたらぎっくり腰まで治ったらしい……)衰えたわけでは無かったから
まだ救われるが、この主人公は衰えた師匠を叩きのめそうとしていたわけである。

なんという恐ろしい女…
そしてなんと衰えたものに対して残虐なドラマ。

 

しかし、そんなことは無関係に話は進む…。

主人公のケーキの方が売り上げが良いのは、

「未熟さが一般受けする食べやすい味になってるから」

らしい。

つまり……

クリスマスにマ・シェリ・シュ・シュに殺到していたあの客たちも「閉店」を嘆いていた
客たちも本当は

本格フランス菓子の味なんて解っていなかった！！

 

…ダメじゃん、横浜山手よ………ぉぃ…。

要するに高級フレンチと茶漬けだ。
俺の菓子は伝統的なフランス菓子だ。
欧米人とは違う味覚を持つ日本人には食べづらく感じる時もある。

 

俺は茶漬け好きだけどね！
うまいじゃんかな、茶漬け！

 

当たり前だ。
どっちがうまいもない。好みの問題だ。

 

そうよ。
私が大悟の方がおいしいって言ったのはあくまでもフランス菓子として勝負したから。

 

それ分かる気がするー。
実は私、本格的なチョコより安いチョコの方が好き。

…あんたたちはもうスーパーのヤマ〇キのケーキを食べていればいいと思うよ…。

例の離婚されそうな客@崖の上の船越英一郎も、妻は高級菓子よりも駄菓子が
好きだと希にケーキを依頼し、悩み始める主人公であった。

「大悟のケーキが好きで、あんなケーキを作りたくて希は修業に突っ走ってきました。
でも今、ふと足が止まりました。

自分が作りたいケーキと食べる人が喜ぶケーキは同じなのか。」

 

つまり、もうマ・シェリ・シュ・シュは辞めて、マジパン幼稚園ケーキの店を能登で
開けばいいんじゃね……。

徹も藍子に再プロポーズするわけだし。
希は能登にダンナがいるわけだし。

仕事はみんな能登でしようと…

♪～じもーーとに～～かえろう～～地元で～会おう～～♪～

 

って事で……
徹が藍子へのプロポーズのためになぜかキャロットケーキを作って第90話。

まぁ…ケーキの話なのだから結びつけるのは当たり前っちゃ当たり前だが、この世界では
パテシィエも素人も何かあるごとにケーキで解決しようと試みるのだった。

再プロポーズしたものの、藍子さんから

ごめんなさい。

を食らう徹。

しかし、その「ごめん」は離婚届を出していなかった事への「ごめん」だったというオチ。

会社立ち上げに戸籍謄本などは必要ないので気づかなかったのかも知れないが…
と前向きに見なきゃダメですよね、これは…。

 

家族の件があんなこんなで解決したら、次は榊原さんの依頼で作った駄菓子ケーキ～～。

何これ…駄菓子！？

と、驚く妻・美里@藤田朋子。

ひでぇ……………。
　　

 

えっ？離婚なんて考えてないけど。

だって家計簿に挟んで離婚届を用意してるじゃないか。

違うわよ！
あれは妹が旦那さんの誕生日にドッキリを仕掛けたいから預かっててくれって。

えっ？ドッキリ？

 

悪趣味ですね。←（浅井）←ずばり的確でしょう。

 

頂きます。わあ～。
ん！　おいしい～～！

 

この奥さんが庶民的なものが好きなのに自分が理解しなかったから……
…というのも結局はこのダンナの思い込みだったわけですよね。

普段駄菓子が好きでもケーキは別かも知れないし。
高級フランス菓子店で駄菓子がいっぱい刺さったケーキなんか出されて…何だかな……。

この件は、各々が美味しいと思った物を食べればいいのよという結末に終わったのだった。

 

そもそも、ケーキというのは特別な食べ物だと思うんですよ。
毎日食べてるなんていう高級高カロリー思考の人なんてなかなかいないわけで。

その「特別」にまで駄菓子を食べたいって人はあまりいないと思うんですよね。

「特別」のためのケーキ。
「特別」のためのマ・シェリ・シュ・シュなんじゃないのかな。

つまり本当に本当に高級菓子が要らないって人はケーキ自体を食べる必要がないんだよね。

よって、普通に考えればマ・シェリ・シュ・シュでシェフよりも主人公のケーキの方が売り上げが
上がるという事態は主人公の腕がそこまで上がったと考える方が自然だと思うんだが…。

よく解らない結論。

 

どう？老いぼれだと思われた気分は。

みんな甘いわね。
本当の老いぼれは細かい細工は見えないし手は動かないし味が落ちるどころじゃないわ。

でも老いる頃には引き継いでくれる子が現れてる。

それが職人の救いね。

 

うっわーーーーー………
ウチの孫に店譲れやって言ってるように聞こえる……
なんという恐ろしい一家でしょう……。

 

ネットにシュ・シュのケーキのネガ書き込みが上がり、明らかに一子の仕業なわけだが…
来週はそれで埋まるのか…あーあ……。　

 

　　　　　　　

 

　　
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よろしければ→【2015年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

　　
※キャスト

紺谷(津村)希（まれ) … 土屋太鳳（子役期・松本来夢）

津村徹 … 大泉洋
津村藍子 … 常盤貴子
津村一徹 … 葉山奨之(子役期・木村聖哉)
桶作元治 … 田中泯
桶作文 … 田中裕子

紺谷圭太 … 山崎賢人
蔵本一子 … 清水富美加
津村(寺岡)みのり … 門脇麦
二木高志 … 渡辺大知
角洋一郎 … 高畑裕太

蔵本浩一 … 篠井英介
寺岡真人 … 塚地武雅
角慎一郎 … ガッツ石松
蔵本はる … 鈴木砂羽
寺岡久美 … ふせえり
小原マキ … 中川翔子
紺谷弥太郎 … 中村敦夫
紺谷博之 … 板尾創路
若林キミ子 … 根岸季衣
輪島市長 … 酒向芳
新谷浩介 … 山本圭祐
マスター … 諏訪太朗
岡野亜美 … 梶原ひかり

池畑大悟 … 小日向文世
池畑輪子 … りょう
池畑大輔 … 柳楽優弥
池畑美南 … 中村ゆりか
浅井和也 … 鈴木拓
矢野陶子 … 柊子
植田弥生 … 福田彩乃
珍文棋 … 孫成順
西園寺一真 … 黄川田将也

桶作哲也 … 池内博之
桶作しおり … 中村優子
桶作友美 … 恒松祐里
桶作麻美 … 浜辺美波

ローベル幸枝 … 草笛光子

ナレーション … 戸田恵子

 

※スタッフ

脚本 … 篠﨑絵里子
演出 … 渡辺一貴、一木正恵、西村武五郎、他
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 高橋練
音楽 … 澤野弘之

製菓指導 … 辻口博啓

主題歌 … 「希空～まれぞら～」/作詞:土屋太鳳　作曲:澤野弘之

 

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