強い親になりなさい。
強い親っていうのはね…
自分がボロボロになっても決して子供の手を離さない親のことよ。
とんび 第4話
昭和60年。
12歳になったアキラは、母が亡くなった事故について知りたがっていた。
照雲からそれを聞いたヤスは、風呂屋で苦々しい顔をする。
何、今さら探り出してんだよ。あのバカ!
美佐子ちゃんのこと、旭に何て言ってんの?
会社に遊びに来たとき、積み荷がバッシャーンって崩れてきたってよぉ…。
そこへ葛原がやってきた。
ヤスさん、あの、たえ子さんって子供いるんすか?
ああ?えっ!?
いや、ウチの嫁がね、たえ子さんが男の人と会ってんの見て、
嫁入り前にあの子に会ってほしいとか言われてたっていうんすよ。
何だよ、それ。
離婚の原因って何だったんすか?
嫁に行った先が古い農家か何かでよ、そこの水が合わなかったとか言ってたような…
照雲たちはいい加減だと言うが、ヤスが出戻ってきたたえ子姉ちゃんに会ったのは
中学生になったころである。覚えているわけがない。
照雲と葛原に押されて、仕方なくたえ子姉ちゃんに聞きに行く。
…が、反対に言われたのは、アキラに事故の真相を聞かれたけど、
どうすればいいのかという事…。
でもさ、もうごまかすの難しいんじゃない?
このままずっとホントのこと言わないつもり?
お母さんはお前の身代わりになって死んだなんて話、かわいそうで言えるかよ。
事故のこと聞き回ってんのもかわいそうだったけどね。
結局、ヤスは娘の事を聞き忘れてしまった。
翌日、一組の父娘が、ヤスを訪ねて職場までやってくる。
たえ子の元亭主と娘だった。
実はこの子が嫁入り前に、たえ子に一目会いたいと言い出しまして。
何とか市川さんから頼んでいただけないかと。
私が言っても断られてしまって…。
いや、私が言っても同じことだと思いますけどねぇ…。
2人の必死の頼みを断ることができず、ヤスはたえ子に聞いてみた。
どんな事情があるか知らねえけど、ちょっと会ってやるくらいいいんじゃねえのか?
娘、必死だったぞ。
捨てたのに?
えっ?
私は子供を捨てたの。
捨てたって…ねえちゃんが?
婚家は古い農家で、姑には他に嫁に貰いたい娘がいたらしい。
最初から気に入らない所を持ってきて、たえ子は女の子しか産まなかった。
やれ、なまけもんの嫁は女しか産めないだの情が薄いと女しか生まれないだの言われてね、
要はいびり倒されたのよ。
夫も庇ってはくれなかった。
そして、籍を抜くなら子どもは置いて行けと言われて、たえ子はそうした。
結局、私は自分が自由になるために、あの子をあの家に置き去りにしたのよ。
だから今さらどの面下げて会えんのって話なのよ。
あの子を育ててくれた後添えさんにも悪いし、こんな話したところであの子に
いいことなんか一つもないと思うし。
「秘すれば花」っていうでしょ?やっちゃん。
たえ子は会わないと言うが、会いたいだろうことは明らかだった。
たえ子はヤスを「やっちゃん」と言う。
娘の名前は泰子だった。
会ってやれと言い続けるヤスに、たえ子はアキラの話を持ち出してきた。
あっくんだってかわいそうだったわよ。
何で今、アキラの話が出んだよ。
だって同じ話じゃない。
親のこと知りたいって子ほっぽらかしてんのはさ。
大体12年も一緒にいて、ケジメ一つつけられてないあんたに偉そうな口
たたかれたくないわよ。
その日、あちこちで母の事故の真相を聞きまわっているアキラに、ヤスは
ついに言った。
何聞いても受け止められるか?
一緒に狭い風呂に入って、ヤスは言った。
いつもよ、食べきれないほどのおかず作って俺とお前が食べんの見て…
ニコニコしてな…自分のことはいっつも後回しの…とにかく優しい人だったよ。
そんな人だったから…あの日もよ…。
あの…日もよ。
ヤスはお湯の中に顔を潜らせて、ざばーんと出て…それから言った。
あの日、お母さんはお父さんかばって死んだんだ!
アキラはこの答えが意外だったようだ。
お父さん…お前とお母さんにいいとこ見せようと思ってよ。
休みの日に会社入れて、荷さばきして見せてたんだ。
…したら荷物、崩れてきてよ…お母さん、お父さんを突き飛ばして
自分が下敷きになって…。
僕をかばったんじゃなくて?
そんなこと…そんなこと思ってたのか?
みんな言わないのは、そういうことかなって。
残念ながら大ハズレだな。
お母さんはお父さんのせいで死んだんだ!
だから、ずっとみんなにも隠してたんだ。
言ってもおかあさんが生き返るわけじゃないしな、と笑って言うヤス。
アキラは険しい顔をして怒り出した。
ひどいよ!
お母さん、お父さんをかばって死んだのに。
それが…最期だったのに。
ちゃんと言ってあげないって。
…そういや…そうだな。
「そうだな」じゃないよ!
翌朝から、アキラはヤスを避けるようになった。
ヤスは海雲和尚の所へ行く。
和尚はアキラの方が来ると思ったと笑った。
くだらん。
旭に軽べつされたとか嫌われたとか、くだらんにもほどがある。
どこが くだんねえんだよ。
じゃあ何か。
お前は旭に嫌われたらお前も旭が嫌いになるのか?
旭が好きでいてくれたら、お前も旭を好きになるのか?
…なわけねえだろうがよ。
俺は旭がどうでもな…
ほ~らみろ。
旭がどう思おうが何をやろうが、お前はな~んも変わらんだろ。
ホントに救いようのないバカだなお前は。
何か吹っ切れたような気がして帰る道、ヤスはたえ子の娘・泰子を連れた
葛原嫁に会う。
友達のふりをして「夕なぎ」に連れて行こうとしていたのだった。
ヤスは、自分が代ってたえ子の所に泰子を連れて行った。
自分の知り合いの子だとたえ子に紹介…。
たえ子は2人に席を用意して、普段通りにみんなの相手をしていた。
郷に入れば郷に従えよ。
それができない人間は何やってもダメよねえ。
社長 商売続けるコツっていうのは
忘れることだと思わない?
一番よくないのは恨みをためることよね。
結局、何にもうまくいかなくなるし、恨んだらダメよね。恨みは時間の無駄。
他の客に向かって言っている言葉が、全部娘に言い聞かせているようだった。
このお嬢さん、もうすぐ結婚すんだと。
あら、おめでと。
ありがとうございます。
旦那に作ってやれるっつうかよ…そんなもんがいいんじゃねえか?
分かった。
ヤスは料理を注文しながら、他の客に話しかけるたえ子の言葉を聞いていた。
それは、泰子も一緒だった。
目の前に、母子だと名乗れない母子がいる。
でも、心は通じ合っているようだった。
2人の「やっちゃん」に、はまぐりの潮汁を出しながら、たえ子は言った。
二人とも、どうしてハマグリが婚礼に使われるか知ってる?
いえ。
ハマグリはね、上の殻と下の殻がピッタリ合うの。
他の貝ではこうはいかないのよ。
こんなにピッタリなんだから、最期まで添い遂げないといけないよって、
苦労があっても短気を起こさないでって。
そうなんですか。
小さいやっちゃんは子供は好き?
はい。
ああ、そう。
なら、強い親になりなさい。
強い親っていうのはね…
自分がボロボロになっても決して子供の手を離さない親のことよ。
分かった?
はい。
いただきます。
…おいしいです。これ、おいしい。
帰り道、泰子は言う。
子供を捨てるような人だって聞かされてきたんです。私。
あんな優しい人だなんて思いもしなくて…。
あのさ、あんたを置いてったのはさ…。
いいです。そこは。
そこはもう、「秘すれば花」で。
泰子は笑って去って行った。
その頃、アキラは海雲和尚と話をしていた。
お父さん…あのとき泣いてたんだと思う。
うん?
お風呂に潜ってたのは、ごまかしてたんだと思う。
そりゃ、つらいだろうな。
自分が誰かの命を奪って、生かしてもらってるなんて話をするのは。
そうだよね。
僕だったら…。
「僕だったら」?
僕なんか生まれなきゃよかったのにって…思うと思う。
よかったな。旭。
どんなつらい話でも、お父ちゃん、旭のためならしてくれるんだろ?
よかったな。
バカなお父ちゃんで。
うん。
アキラは翌朝、ヤスのためにカレーを作った。
ポテトサラダ?
お母さんのとは全然違うと思うけど。
何だよ急に…。
一緒に頑張ろうってこと。
えッ?
お父さん。
この世にたった2人しかいないんだよ。
いろんな人がいるけど、お母さんに命をもらったのは世界中で
俺とお父さんだけなんだよ。
だから…頑張ろう一緒に。
お母さんのために。
はぁ・・・・・。泣きました。
子どもを思う親の心。
名乗れなくても、隠し事していても、それは全部思いやり。
子どもの方も、親の気持ちは感じている。
「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」
世阿弥の「風姿花伝」の一文。
秘すれば花になる。
全て言ってしまうことが、全て見せてしまう事が本当に美しいのか。
全てを見せずに秘密として一部だけ膨らませてやれば、後はその人の考えで
いくらでも花を咲かせることができる…。
そんなような意味…だったと思います。
気持ちが通じていれば、通じたかったら、秘する所は秘した方がいい。
たえ子さんも辛い過去があったからこその深い人間性なんですよね。
この部分はNHKの前半に入っていました。
だから、この話も記憶にあります。
でも、なんか、私はこっちの方が好きだな。
TBS版はゆっくりじっくり描いているから、登場人物の苦悩や人柄が、
よく伝わる気がします。
NHK版も「秘すれば花」で、良い味わいではあったんだけど、やっぱり前後編だから
流れるように過ぎていた部分が大きいので。
さて、大人の旭の方はゲイ疑惑は払拭したものの、健介くんも周りも旭と坂本が
結婚するのかと期待してしまっている様子…。
今までのような健介との関わりを断られて、ハッキリと自分の気持ちも
伝えられない…。
ここは、伝わるのはちょっと時間がかかりそう…。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
昭和60年(1985年)3月。
アキラはお母さんの事故の真相を照雲や幸恵に聞いてまわっていた。
それを知ったヤス(内野聖陽)は本当の事は言わないで欲しいと皆に頼む。
ある日、葛原の嫁が見知らぬ男に「嫁入り前に娘と会って欲しい」と言われているたえ子
(麻生祐未)を目撃する。(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望
【キャスト】
市川安男…内野聖陽
市川旭…佐藤健 (少年時代/五十嵐陽向(3)、荒川槙(6)、福崎那由(11))
坂本由美…吹石一恵
幸恵ゆきえ…加藤貴子
照雲…野村宏伸
葛原鉄矢…音尾琢真
尾藤社長…ベンガル
市川美佐子…常盤貴子
たえ子…麻生祐未
海雲…柄本明
【スタッフ】
プロデュース … 石丸彰彦
演出 … 平川雄一朗、山室大輔、中前勇児
脚本 … 森下佳子
原作 … 重松清
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コメント
とんび 第3話、第4話 簡単感想
3話は旭に野球を教える照雲にジェラシーを覚える安男の話。<続きは本家記事でご覧ください。>※本家の記事のURLhttp://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/34-13f1.htmlこの記事のトラックバ…
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>これ、毎話泣くのがわかってるので「よし!」と気合入れなくちゃ見れないのでつい後回しになりがちですが
続きが気になるので二話連続位がちょうどいい気もしてます。(でも号泣度も二倍)
わかる!そう、毎回泣くのが解ってるので、見る前から「今日も泣く」って気持ちになっちゃうw
2話見たら2時間泣きっぱなしっすね^^;
>アキラのことを想って苦し紛れとはいえ自分を悪者にしたお父さん、不器用だけど素敵です。
うんうん。ヤスは不器用な所がいいんですよね。
俺を庇って死んだんだとか、真実は当然言えないけれども、自分のせいでとか言うのも
すごい勇気ですよね。強い父ちゃんですよ。
>子供を置いて、というのは確かに許されることではないけれどその環境下ではどちらにしても耐えても身も心も破壊されてしまったのではないかなーと思います。
私も出ていきます。戦うのも疲れるし。
ってか、そんな事になるのはダンナが全部悪いと思う( ̄Θ ̄;)
でも、裁判とかも面倒だしね…。
>さて。
肝心のアキラですが・・・
ほわわんとしすぎですね(笑)
元だんなかなー、訪ねてきてるのは?!
秘すればと言ってる場合ではないですね。
やっぱりあれ、元ダンなのかな^^;
健が演じているから、よけいに柔らかくて優しくておっとりに見えるよ。
ガツンと行くことはできるんでしょうか…。
そこは楽しみ^^
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>知ってるようで、深い意味までは知らない言葉だったけど
日本独特の情緒があっていいやねぇ~♪
古典芸能や歴史に通ずる話だからね~^^
たえ子姉ちゃんも娘も同じような物に興味があったのかな。だから、親子だと。
>たえ子姉ちゃんとヤスさんが胸にしまった真実はともかく、
アキラの場合は秘してる場合じゃないぞ~!!!
それでなくても誤解されてんのに(笑)。
だよね。秘さなくていいよね。
当たればいいんだよ。健なら失敗はない(*゚▽゚)ノ…はず。
>NHK版のたえ子姉ちゃんは演じてたのが小泉キョンさま
だったせいで、ちょっとサバサバ系に見えてたけど、
麻生さんの方はやっぱ実際に一児の母でもあるせいか
より母性が感じられたような・・・
うん。年齢もあるよね。
私は原作を知らんので、NHK番の時は小泉さんじゃ若いんじゃないかと勝手に思ってて…
麻生さんの方がそういう意味でもしっくりきた。
(しかし、実際は小泉さんも結婚する娘がいてもいい年か…若いから~^^;)
>次週からやっと健くんバージョンの少年アキラ登場!
野球部のせいか、髪がめっちゃ短かったけど、あれってカツラだったのかな?
最初はヅラで行くのかね…よく考えたら、健の高校球児はROOKIES以来2度目だ!
さすがにあの時の髪型では無理だわね…^^;
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>ここのヤスとたえ子のそれぞれの「秘すれば花」とは微妙に違うような・・・まあ、それはどうでもいいような。
まぁ、お能の事とは違いますね。
でも、「全部は話さないで。後は想像するから」という感じかな。
>徳永えりの娘さんを連れて来た時の、たえ子さんはもちろんギャラリーの3バカトリオ、特にもらい泣きする照雲がよかったですね。
そうなんですよね^^
いつものメンバーが揃ってる。揃っていて、たえ子姉ちゃんの会話は娘に向かって
しているんだと解っていながら相手して泣きながら黙って聞く。
ホント、良い人たちですよ。優しいです。
>「秘すれば花」なんて言ったって、子供を手懐けてってやり方は姑息だし、言わなきゃわからないですよね。
そっか…あれは計画的手段なのか。私はまたほぼ善意。「双葉」の話にのっとって、
ほぼ善意、ちょっと打算…なのかと^^;
坂本さんの所に先に来ていたのは誰なんでしょうか。
案外、兄とか弟とかそんな程度…じゃないかな^^;
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>想像力が少ない人や、理解に欠しい人にも、主題というか、伝えたいことは、ちゃんと伝わってないといけないよ!ということらしく、
先に言った、要点は的確につたえるは微妙にちがったような・・・
う~ん…「いけないよ」は、ちょっと違うかな^^;
どちらかと言うと、想像力を働かせてもらうようにするために全ては見せるな、という
解釈だと思います。
>来週の展開が待ち遠しいような、きてほしくないような・・・・
ミンミンさんは原作をお読みになっているんですよね。
そっか。来てほしくないような展開になるのか…。
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>なるほど~そういう意味か・・・
美しい言葉だね・・・(`;ω;´)
能の事だからね~、想像力を働かせて見せよという事だよね。
うん。美しいね^^
>たえ子姉ちゃんと娘、ヤスと旭の思い、
秘しても、通じ合うところはちゃんと通じ合っていたもんね。
そうだね^^まさに言葉通り。全部聞かなくても秘して察することができる人たちだよね。
>由美を訪ねて来た男性って、やっぱり元の旦那様なのかちら・・・
って、来週から旭、佐藤健くんだよねヽ(*´ェ`*)ノ
大人になった旭も映るから、なんか不思議な感じだけど・・
たのしみだわ~
私も健が楽しみだ~(*゚▽゚)ノ
そして、健が来たなら断らないだろ、避けないだろパパだと思われてもいいじゃん…
とか思って見てたw
元ダン役は誰だろう。
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>小説はト書きで、心情を丁寧に説明されてありますけど
ドラマで表現する時の難しさが、かなりあったエピソードだとも思います。
海雲さんの存在の大きさがここでも生かされていて、いいかんじです
よく原作付き、原作付きと言いますが、文字の世界を映像化するのもまた
大変なお仕事だと思うのですよ。
このスタッフの仕事は丁寧で、脚本家の森下佳子さんの情緒豊かな表現力には
いつも感動させられるので、本当にこのスタッフの「とんび」で良かったと思っています^^
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コメントありがとうございます^^
ほんと、良い話ですよね。
毎回泣かされます。
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こんにちは!
こちらも二話連続でやっと昨夜視聴しましたー。
これ、毎話泣くのがわかってるので「よし!」と気合入れなくちゃ見れないのでつい後回しになりがちですが
続きが気になるので二話連続位がちょうどいい気もしてます。(でも号泣度も二倍)
今回はまた泣けましたー・・・
たくさんの想いが詰まった回でしたねー・・・
アキラのことを想って苦し紛れとはいえ自分を悪者にしたお父さん、不器用だけど素敵です。
出戻りのおねえさんもそんな過去が・・・と思う重い過去でしたね・・・子供を置いて、というのは確かに許されることではないけれどその環境下ではどちらにしても耐えても身も心も破壊されてしまったのではないかなーと思います。
さて。
肝心のアキラですが・・・
ほわわんとしすぎですね(笑)
元だんなかなー、訪ねてきてるのは?!
秘すればと言ってる場合ではないですね。
次もまた号泣の予感でホントコレ、見終えると大満足ではあるのですが泣きすぎて疲れます(^^;
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世阿弥の解釈は、能はもともと象徴的なものなので、全部を表現せず、残りは観客の想像力に委ねよ、という意味だと思います。まあ、あからさまに何でも表現していてはダメだということなんでしょうが、ここのヤスとたえ子のそれぞれの「秘すれば花」とは微妙に違うような・・・まあ、それはどうでもいいような。
確かに、原作やNHK版で、昭和パートは知ってる話ですが、じっくりやってくれるのはいいですね。徳永えりの娘さんを連れて来た時の、たえ子さんはもちろんギャラリーの3バカトリオ、特にもらい泣きする照雲がよかったですね。
ヤスの「告白」も風呂場で潜りながらで、旭が和尚にヤスが泣いていたんじゃないかと勘ぐってみせるところもよかった。
現代編は、ほんとにこちらの想像の斜め上の方へ行ってくれるので、楽しみです。「秘すれば花」なんて言ったって、子供を手懐けてってやり方は姑息だし、言わなきゃわからないですよね。ヤスの子供なので、案外アホなのかと思っちゃいました。それが分かって、大雨の中旭は坂本さんに「告白」しに行ったみたいだけれど、坂本さんの所に先に来たのは別の人みたいなので、今後の展開が気になります。
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知ってるようで、深い意味までは知らない言葉だったけど
日本独特の情緒があっていいやねぇ~♪
たえ子姉ちゃんとヤスさんが胸にしまった真実はともかく、
アキラの場合は秘してる場合じゃないぞ~!!!
それでなくても誤解されてんのに(笑)。
そうゆう鈍さが、やっぱヤスの子だねぇ~ったくと
微笑ましくもあるんだけど、もどかしい!
NHK版のたえ子姉ちゃんは演じてたのが小泉キョンさま
だったせいで、ちょっとサバサバ系に見えてたけど、
麻生さんの方はやっぱ実際に一児の母でもあるせいか
より母性が感じられたような・・・
和尚も連ドラほど出番はなかった気がするので、
やはりじっくり描かれる事でより感情移入してまうわー。
とは言え、原作も含め、どっちのドラマも味わい深くて好きだー!
次週からやっと健くんバージョンの少年アキラ登場!
野球部のせいか、髪がめっちゃ短かったけど、あれってカツラだったのかな?
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秘すれば花の解釈の補足ですが、
やはり能の演目の芸道論からの言葉で、
想像力が少ない人や、理解に欠しい人にも、主題というか、伝えたいことは、ちゃんと伝わってないといけないよ!ということらしく、
先に言った、要点は的確につたえるは微妙にちがったような・・・
深い言葉です
来週の展開が待ち遠しいような、きてほしくないような・・・・
ドラマ「とんび」 第4話 あらすじ感想「本当のお母さん」
秘すれば花----------!!
「ゲイって嘘だよね?」
「それは-----–そんな風に見えてました?」
じゃぁ嘘でいいのかと思いきや、なんと旭はそれを否定しないで、それでいいと言い…
ドラマ「とんび」 第4話 あらすじ感想「…
秘すれば花----------!!「ゲイって嘘だよね?」「それは-----–そんな風に見えてました?」じゃぁ嘘でいいのかと思いきや、なんと旭はそれを否定しないで、それでいいと言い出したのだ…
とんび 第4話
『本当のお母さん』
内容
由美(吹石一恵)に問われ、ハッキリと答えなかった旭(佐藤健)
だが、旭は「秘すれば花」と。。。笑顔で帰っていく。
“全てを伝えないからこそ、より深…
日曜劇場 「とんび」 第4話
今回は、子供の頃の旭とヤス、そして大人になった旭の『秘すれば花』・・・の物語。
由美(吹石一恵)からゲイ疑惑の真偽を尋ねられた旭(佐藤健)でしたが・・・
ゲイのま …
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>全てを見せずに秘密として一部だけ膨らませてやれば、後はその人の考えで
いくらでも花を咲かせることができる…。
なるほど~そういう意味か・・・
美しい言葉だね・・・(`;ω;´)
今回も、よくできた内容だったよ。
たえ子姉ちゃんと娘、ヤスと旭の思い、
秘しても、通じ合うところはちゃんと通じ合っていたもんね。
しかし、由美の方もまんざらではないようなのに・・
お互いを思うからこそ、うまくいかない時もあるのね・・
由美を訪ねて来た男性って、やっぱり元の旦那様なのかちら・・・
って、来週から旭、佐藤健くんだよねヽ(*´ェ`*)ノ
大人になった旭も映るから、なんか不思議な感じだけど・・
たのしみだわ~
とんび 第4話
第4話「本当のお母さん」2013年2月3日 ヤス(内野聖陽)は、11歳のアキラ(福崎那由他)が自分に内緒で照雲(野村宏伸)や社長(ベンガル)らに母・美佐子(常盤貴子)の事故の真相に
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秘すれば花、の言葉の解釈ですが。
たしかに、何でもかんでも言ってしまわないほうがいいということですが、ここぞという時は、要点を的確にちゃんと伝えないと!と、いう意味もふくんでいたと思います。
そういう意味を含めて、夕なぎのシーンはみごとでしたね
小説はト書きで、心情を丁寧に説明されてありますけど
ドラマで表現する時の難しさが、かなりあったエピソードだとも思います。
海雲さんの存在の大きさがここでも生かされていて、いいかんじです
秘すれば花 ~ とんび
ドラマ「とんび」
もう見るのやめようかなぁ~。なんて思いながら見た今回。
不覚にも泣けた(笑)
母としてのたえ子(麻生祐未)さんの心情。
旭に優しい嘘をつくヤス(内野聖陽
とんび #04
『本当のお母さん』
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いやぁ~泣かされますね。
良い話だなぁ
とんび 第4話
旭(佐藤健)は、由美(吹石一恵)からゲイ疑惑を問われます。
言葉を濁して去って行く旭は「秘すれば花」だと言っていました。
会社で由美の姿を目で追う旭は、同僚の六川(内
とんび 第4話「本当のお母さん」
第4話「本当のお母さん」
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