鈴愛(矢崎由紗)の片耳失聴が宣告されて以来、日に日に落ち込み、弱っていく晴(松雪泰子)。和子(原田知世)をはじめ周りの人たちはそんな晴を気遣うが、一向に元気になる気配はなかった。
鈴愛は律(高村佳偉人)と共同制作したあるものを、晴や家族に披露する。それは、聞こえなくなった左耳の中で広がる楽しい世界を表現したものだった。
時はたち、1989年。鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)は高校三年生になった……。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「半分、青い。」第2週「聞きたい!」 第12話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単感想で。
鈴愛ちゃんがバランスとれなくなってるっていうのはお母さんから聞いてたんですけど、うっかりしてしまって、配慮が足りませんでした。
平均台だよ……配慮足らないにもほどがあるよね。
晴さんがまだ話してないのかと思っちゃったくらい配慮が足らないよね。
鈴愛ちゃん、小学校3年生です。
なんとか学校でも家でもうまく助けてあげて、こちらもいじめなどないように…。
いじめ……。
ほんっっと、配慮が足らないよね!!
でも、よくよく考えれば昭和の先生は配慮なんてほぼほぼしなかったよね。
(ついでに言えば、ここんとこ、昭和の先生は「いじめ」なんか大したことに考えていなかったよね。「いじめ」という教育に関するワードもまだ無かったかも。)
そして……
この無神経さが世間そのものなんだよね。
「いじめ」ワードにすっかりナーバスになる晴さん。
晴さんにしてみれば、娘の「障害」に加えて「いじめ」。
将来の事も考えると泣くしかない。
悲劇の母である。
全然、大袈裟じゃないよ。
親が子供の将来に障害が多い予感で押しつぶされそうになること。
当然の憂いだし、当然の嘆きだ。
慰めてくれる和子さんに、思わず、律くんの喘息はいつか治るだろうと言ってしまう。
口が滑ってしまうのも人間らしい。
(「あの子、授業、聞き取れないんや。先生、なに言っとるのか分からんのや。」に思わず、晴さん、それは元から……とツッコんでしまったのは内緒だ。)
そして、その後、ちゃんと謝りに行くこと。
この性格がとても素直。
泣いてばかりの晴さんに、律と作った「こびと電動アニメーション」を披露する鈴愛。
どう?お母ちゃん、すごいやろ?
これが鈴愛の左側の世界や。
耳ん中で、こびとが踊る!
すごいね。
こんなの作るなんて……すごい。
鈴愛の左側、楽しいね。
本当に心から受け入れるのにはまだまだまだまだ長い時間がかかるに決まっている。
けれども、母は子供の気持ちを汲み、子供は母を思いやる。
雨の中、傘をさせば半分だけ音がする。
面白い!
半分だけ雨降っとる!右だけ雨降っとる!
そうか。
左、聞こえんもんねえ。
鈴愛の左側はいつだって晴れやね。
考え方。
これを楽しむことにも、きっと長く長く時間がかかるのだろうけれども。
半分 青い。
俺があいつより一足先に生まれたのは、あいつを守るためだったかなあって。
まだ名前もない頃に出会った。
1971年7月7日。
同じ日に僕たちは生まれた。
僕が彼女より少しだけ早く。
そして僕たちは高校最後の年を迎えた。
いい子役時代だったなぁ……まだまだ続いてもいい気がするけれども、そうすると先生が言っていた「いじめ」ネタとか、世間のアレコレが入って来るんだろう。そういう嫌な所をスッパリ飛ばして高校時代に入ってしまう潔さがむしろ爽やか #半分青い
— くう (@kukucoo) 2018年4月14日
きれいな詩のような懐かしさで、思い出のアルバムが満たされる優しい切ない子供時代。
しっかり心に刻んだわ。
来週からが、あっちからこっちからライバルが出てくる、この脚本家さんの本領発揮である……。
そっちよりも作家を目指すヒロインのお仕事方面と家族の物語が主軸になるといいな……。
※キャスト
楡野 鈴愛… 永野芽郁(子役期:矢崎由紗)
楡野 晴… 松雪泰子
楡野 宇太郎… 滝藤賢一
楡野草太… 上村海成(子役期:志水透哉)
楡野仙吉… 中村雅俊
楡野廉子… 風吹ジュン
萩尾 律… 佐藤健(子役期:高村佳偉人)
萩尾和子… 原田知世
萩尾弥一… 谷原章介
西園寺 龍之介… 矢本悠馬
西園寺 満… 六角精児
西園寺 富子… 広岡由里子
木田原 菜生… 奈緒(子役期:西澤愛菜)
木田原 五郎… 高木渉
木田原 幸子… 池谷のぶえ
秋風 羽織… 豊川悦司
菱本 若菜… 井川遥
小宮裕子… 清野菜名
藤堂 誠… 志尊淳
伊藤 清… 古畑星夏
朝井正人… 中村倫也
岡田 貴美香… 余貴美子
語り… 風吹ジュン
※スタッフ
脚本 … 北川悦吏子
演出 … 田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗
プロデューサー … 松園武大
制作統括 … 勝田夏子
音楽 … 菅野祐悟
主題歌 – 星野源「アイデア」
コメント
半分、青い。>『半分、青い。』第12話
子供時代は昨日で終了かと思っていたので今日もほぼ全編子供時代だったことにボーナス貰った気分(笑)ラストで、高校生姿のヒロインが映って新しい展開に期…
半分、青い。>『半分、青い。』第12話
子供時代は昨日で終了かと思っていたので 今日もほぼ全編子供時代だったことに ボーナス貰った気分(笑) ラストで、高校生姿のヒロインが映って 新しい展開に期待する気持ちもあるものの やはりちょっと寂しいな…と思ったんだけど 成長した律@佐藤健さんの顔を見たら 吹っ飛んでしまった>ぉ …ひじゅにですが何か? 「鈴愛の左側は、いつだ…
連続テレビ小説『半分、青い。』第12回
内容鈴愛(矢崎由紗)のことで落ち込む晴(松雪泰子)和子(原田知世)らは気遣うが。。。。そんな晴のため、鈴愛は、律(高村佳偉人)と。。。。敬称略↑かなり補完しています。結果から言えば。この2週間の描写からすると。ほとんど。。。母2人の物語にしか見えなかった今作。そのうえ、主人公の描写も甘く。これ、今週からの開始。いや、次週の月曜開始で良かったんじゃ?この程度の描写なら、ナレーションで補足出来た…
半分、青い。 (第12回・4/14) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式) 第2週『聞きたい!』 『第12回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 鈴愛(矢崎由紗)の片耳失聴が宣告されて以来、日に日に落ち込み、弱っていく晴(松雪泰子)。和子(原田…