NHK朝ドラ【半分、青い。】第9回(第2週水曜日)　感想

晴（松雪泰子）と大げんかの末、家を飛び出した鈴愛（矢崎由紗）。行くあてもなく、たどり着いたのは律（高村佳偉人）の家だった。

和子（原田知世）から連絡を受け、鈴愛を迎えに来た晴は、律の口から自分に隠し事をした鈴愛の真意を聞く。娘の思いやりに心を打たれ、鈴愛と晴は母子の絆をより一層深めることに。

翌朝、鈴愛が耳の不調を訴える。貴美香（余貴美子）の紹介で、名古屋の大学病院で精密検査を受けることになり…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「半分、青い。」第2週「聞きたい！」　第9話

　　　

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。

簡単感想で。

口裂け女が流行った時、下校時刻に校長先生からの放送が入ってな……。

「みなさん。口裂け女なんていません。口裂け女なんて嘘です。安心して下校しましょう。」

「小学校かよ！！！」　と、一斉にズッコケた私たちは当時すでに小学生ではありませんでした。はい。

しかし、まぁ、そのくらい社会現象だったことは事実。

ただ、あぁ……今日もネタぶっこんできたねーー←(冷)くらいの反応になっちゃったのも事実(笑)

 

お母ちゃんに叱られて、居座る場所は律の家。

ほんと、優しそうな(いや、実際に優しいんだろうけど)両親。

 

鈴愛ちゃんはお母さんの大事な大事な鈴愛ちゃんだから、ちょっと貰えないかな。

とても大事に思ってるとは思えない。
クッキーも焼かない。髪も編んでくれない。

マナちゃんなんかお母さんがいっつも編み込みしてくれてカワイイ。

お店忙しいから。

鈴愛ちゃん、聞いた事あるでしょ？

晴さん、命懸けで鈴愛ちゃんを産んだよ。

腎臓の病気あって怖かったし、分娩室まで……あっ、赤ちゃんを産む部屋ね。そこまで宇太郎さんお父ちゃんを付き添わせたって武勇伝貴美香先生に聞いた事ある。

 

そのせいで、私は待合室で律を産んだんだよ……とは言わない(爆)

ああ、そういえば、晴さんの腎臓の病はどうなったんだろうか。

生活は普通そうだけれど……。

 

あっ、俺そろそろ。
部屋に戻ってマーブルマシンの続き…。
鈴愛も見るか？

と、突然中座する律である。

何事かと思ったら、

気を付けないと、母ちゃんの「いい話」は長い。

あれ「いい話」か？

聞いてて分からなかったの？

 

将来的にこの人がお姑さんになった時に、これ、生かされるのかしら。

とりあえず……朝ドラで、泣かせっぽい「いい話」が長くないのは助かる(笑)

律はやはり頭の良い子じゃ。

そして、あまり感情豊かじゃなさそうに見えて情もある。

 

ブッチャーはいつも鈴愛の名前の事をからかうんだ。変な名前だって。

お母さんの付けてくれた名前だから、鈴愛はお母さんに言いたくなかったんだ。

と、晴さんに説明してくれる律。

おまけに、

でも、おばさん。ここからはここだけの話なんだけど…。

ここだけの話？

ブッチャーは鈴愛の事がちょっと好きなんだ。

ええっ！そうなの！？

うん……僕の読みでは。
だから、からかう。
名前をからかうのは理由が欲しいだけ。

 

いや、私的には、たぶん、ブッチャーが好きなのは律の方だけど？？

 

でもね、ほら、母親的には、自分の娘を虐めている相手は実は好きだから虐めちゃってるんですよ、と言われれば悪い気はしない。

晴さんの対ブッチャー感情も緩くなる。

律の友達フォロー、賢いね。

 

それを解ってか解らずか、晴さんも言う。

律君、賢いね。

 

だから、おばさん。鈴愛を怒らんといて。

 

でもね、どんな理由があろうが、あんなものを投げたらいかんよね。

先生も「目をそれた」と言っていたけれども、そういう可能性もあるわけで。大ケガさせていたら「好きだから」「お母ちゃんのためだから」じゃ済まない。

そういう所は、やはり叱っていかなきゃね。

 

たしかに鈴愛は優しい子。

 

けれども、

あんまりケンカしんといてな。

 

と言う前に、じいちゃんや父ちゃんからも、そういう肝心な話はきちんと注意させてほしかったね。

そもそも「叱る」ことを「ケンカ」とか言い出したのは平成文化だよね。

そして、子供にちゃんと注意する「叱る」と「ケンカ」がゴチャゴチャになり始めてから大人の位置が低くなったんだよね。

この時代はまだそういう時代ではないと思うんだよなぁ……。

 

なんて、言っている場合では無く……。

 

鈴愛の耳鳴りを診せたところ、

これね、うちじゃなくてちゃんと専門の病院行った方がいいわ。

と、貴美香先生から言われてしまう晴さんである。

 

子供が近所の医者では済まない大病にかかる。

親にとって、これほどつらいことはない。

 

そして、ついに……

わたるんだ！！(いや、こっちの話……)
　

 

……じゃなくて……

 

その時点で、鈴愛の左耳はもうほとんど聞こえませんでした。

 

つらいナレーション。

音楽も無くて。
静かな語り。

こういうシーンで、静かな引っ張りがセンスいい。

　　
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※キャスト

楡野 鈴愛… 永野芽郁（子役期：矢崎由紗）

楡野 晴… 松雪泰子
楡野 宇太郎… 滝藤賢一
楡野草太… 上村海成（子役期：志水透哉）
楡野仙吉… 中村雅俊
楡野廉子… 風吹ジュン

萩尾 律… 佐藤健（子役期：高村佳偉人）
萩尾和子… 原田知世
萩尾弥一… 谷原章介

西園寺 龍之介… 矢本悠馬
西園寺 満… 六角精児
西園寺 富子… 広岡由里子
木田原 菜生… 奈緒（子役期：西澤愛菜）
木田原 五郎… 高木渉
木田原 幸子… 池谷のぶえ

秋風 羽織… 豊川悦司
菱本 若菜… 井川遥
小宮裕子… 清野菜名
藤堂 誠… 志尊淳

伊藤 清… 古畑星夏
朝井正人… 中村倫也

岡田 貴美香… 余貴美子

語り… 風吹ジュン

※スタッフ

脚本 … 北川悦吏子
演出 … 田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗
プロデューサー … 松園武大
制作統括 … 勝田夏子

音楽 … 菅野祐悟

主題歌 – 星野源「アイデア」

公式サイト　https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

【半分、青い。】
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