2018年1月期 オーディエンスベストドラマ賞
あなたの一票による2018年冬期ドラマベストランキング
ブログユーザー、Twitter、Facebook、Google+などSNSユーザーの投票結果による2018年1月期ベストドラマ。
投票結果を発表いたします。
総投票数727票!
本当に、たくさんのご協力をありがとうございました!
最優秀作品賞 アンナチュラル(TBS系)
脚本=野木亜紀子/演出=塚原あゆ子、ほか/出演=石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、薬師丸ひろ子、松重豊、ほか
優秀作品賞 2位 99.9-刑事専門弁護士 SEASON 2(TBS系)
脚本=宇田学/演出=木村ひさし、ほか/出演=松本潤、木村文乃、香川照之、片桐仁、マギー、馬場徹、ほか
優秀作品賞 3位 隣の家族は青く見える(フジテレビ系)
脚本=中谷まゆみ/演出=品田俊介、ほか/出演=深田恭子、松山ケンイチ、平山浩行、高橋メアリージュン、北村匠海、眞島秀和、ほか
優秀作品賞 4位 女子的生活(NHK総合)
脚本=坂口理子/演出=新田真三、ほか/出演=志尊淳、町田啓太、玉井詩織、玄理、小芝風花、羽場裕一、ほか
優秀作品賞 5位 バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~(テレビ東京系)
脚本=ふじきみつ彦/演出=松居大悟、横浜聡子、ほか/出演=大杉漣、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研、ほか
投票結果
たくさんの投票をありがとうございました。
◆2018年度1月 冬期ベストドラマ賞 投票結果
- 「アンナチュラル」(TBS系金曜22時/脚本・野木亜紀子/主演・石原さとみ) (21%, 462 Votes)
- 「99.9-刑事専門弁護士 SEASON 2」(TBS系日曜21時/脚本・宇田学/主演・松本潤) (14%, 304 Votes)
- 「隣の家族は青く見える」(フジ系木曜22時/脚本・中谷まゆみ/主演・深田恭子) (12%, 269 Votes)
- 「女子的生活」(NHK金曜22時/脚本・坂口理子/主演・志尊淳) (8%, 176 Votes)
- 「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(テレビ東京系水曜22時/脚本・ふじきみつ彦/主演・大杉漣・他) (7%, 151 Votes)
- 「anone」(NTV系水曜22時/脚本・坂元裕二/主演・広瀬すず) (5%, 116 Votes)
- 「海月姫」(フジ系月曜21時/脚本・徳永友一/主演・芳根京子) (4%, 87 Votes)
- 「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(NTV系土曜22時/脚本・金子茂樹/主演・山田涼介) (4%, 84 Votes)
- 「弟の夫」(NHKBSP日曜22時/脚本・戸田幸宏/主演・佐藤隆太) (3%, 69 Votes)
- 「トドメの接吻(キス)」(NTV系日曜22時/脚本・いずみ吉紘/主演・山﨑賢人) (3%, 65 Votes)
- 「BG~身辺警護人~」(テレ朝系木曜21時/脚本・井上由美子/主演・木村拓哉) (2%, 52 Votes)
- 「科捜研の女 Season17」(テレ朝系木曜20時/脚本・櫻井武晴/主演・沢口靖子) (2%, 51 Votes)
- 「相棒 season16」(テレ朝系水曜21時/脚本・輿水泰弘/主演・水谷豊) (2%, 46 Votes)
- 「きみが心に棲みついた」(TBS系火曜22時/脚本・吉澤智子/主演・吉岡里帆) (2%, 35 Votes)
- 「FINAL CUT(ファイナルカット)」(フジ系火曜21時/脚本・金子ありさ/主演・亀梨和也) (1%, 32 Votes)
- 「越路吹雪物語」(テレ朝系月~金曜12時30分/脚本・龍居由佳里/主演・瀧本美織、大地真央) (1%, 32 Votes)
- 「ホリデイラブ」(テレ朝系金曜23時/脚本・渡辺千穂/主演・仲里依紗) (1%, 27 Votes)
- 「リピート ~運命を変える10か月~」(NTV系木曜24時/脚本・泉澤陽子/主演・貫地谷しほり) (1%, 19 Votes)
- 「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(フジ系土曜24時/脚本・いずみ玲/主演・滝沢秀明) (1%, 16 Votes)
- 「賭ケグルイ」(TBS系火曜25時/脚本・高野水登/主演・浜辺美波) (1%, 13 Votes)
- 「カクホの女~神奈川県警・特命捜査~」(テレビ東京系曜20時/脚本・秦建日子/主演・名取裕子、麻生祐未) (1%, 12 Votes)
- 「明日の君がもっと好き」(テレ朝系金曜23時/脚本・井沢満/主演・市原隼人) (0%, 10 Votes)
- 「大岡越前4」(NHKBSP金曜20時/脚本・大西信行/主演・東山紀之) (0%, 9 Votes)
- 「幕末グルメ ブシメシ!2」(NHKBSP水曜23時/脚本・櫻井剛/主演・瀬戸康史) (0%, 8 Votes)
- 「卒業バカメンタリー」(NTV系月曜25時/脚本・じろう/主演・藤井流星) (0%, 7 Votes)
- 「我が家の問題」(NHKBSP日曜22時/脚本・飯野陽子/主演・水川あさみ) (0%, 6 Votes)
- 「オーファン・ブラック ~七つの遺伝子~」(フジ系土曜24時/脚本・青柳祐美子/主演・知英) (0%, 4 Votes)
- 「オー・マイ・ジャンプ!」(テレビ東京系金曜24時/脚本・根本ノンジ/主演・伊藤淳史) (0%, 3 Votes)
- 「漫画みたいにいかない。」(NTV系水曜25時/脚本・オークラ/主演・角田晃広ほか) (0%, 3 Votes)
- 「人狼ゲーム ロストエデン」(日時は放送局依/脚本・ 川上亮/主演・武田玲奈) (0%, 2 Votes)
- 「ラブラブエイリアン2」(フジ系月曜25時/脚本・三木康一郎/主演・新木優子) (0%, 0 Votes)
Total Voters: 727
コメントありがとうございました
脚本家が書きたい!と思うドラマは多分面白いドラマになるんだと思う。
キャラクターもしっかりしてて闇を抱えているはずの人たちが何気なく
普通に暮らしてて笑ってて仕事してっていうそういうのもいいなぁって思えたし。
とにかく良いドラマでした。(のんびり)
金賞:アンナチュラル
銀賞:99.9/トドメ
本棚の蔵書に備えたい的なanone
って感じかしら。 ( シャブリ)
なぜか愛しくてしかたなかったです。(olive)
キャスト、ストーリー、全てに満足!
クソッやられた〜って感じでした(笑)
2位はとなかぞ
色んなタイプの家族がいて、最終的にはみな前向きな決断でどの家族も応援したくなる愛すべき人々でした。
3位は越路吹雪物語
まだ終わってないけど、今期は朝ドラがアレだったので、
毎日のお楽しみはこっちでした。(まこ)
アンナチュラルでしょうね。
anoneも伏線回収とか上手く作ってましたが
今期はどの作品も主人公が物語をひっぱるというよりかは
その脇を固める役者が物語をひっぱる印象でした。(ikasama4)
海月姫と隣の家族は、毎週登場人物を応援しながら観てた。奈々ちゃんと大器、そしてコーポラティブハウスの住人、居酒屋いがらしの皆さんに幸あらんことを!(かえる)
リアルタイムで観て、続けてもう1回録画しているものを観て、次の金曜まで何回も何回も観続けていました!
最終回が終わったいまもずっと観ています。
こんな何回も観るドラマは正直いって初めてです!(あかねこ)
ストーリー、キャスト、主題歌がすごくマッチしててここ最近ではないくらい良かった!「隣の」深刻だけどほんのりと暖かく観てて時々泣けて良かったー 「99.9」日曜の夜の憂鬱を吹き飛ばしてくれた☆今クールは私的には楽しみが多くて充実してました☆
NHKのドラマ10やプレミアムドラマも良かった!(いたちょう)
「99.9」はコネタも多く、そこまで楽しめなかったのですが、最終回の【週刊バイブス】ネタや榮倉奈々のサプライズ登場で、最終的な評価が高まりました。(ゲスト)
「アンナチュラル」がとても良かったです
毎回、綺麗事ではないリアルな現実を突き付けられた
見応えがあり考えさせられるドラマでした(ゲスト)
役者、監督、脚本、スタッフ、視聴者、何拍子もそろった素晴らしく楽しい作品でした!(くるる)
99.9はずっとみていたドラマです。続編希望です!!(さゆはる)
裁判の制度に光をあて、重いテーマでありながら楽しくみられた画期的なドラマ(ゲスト)
親父ギャグや小ネタで軽い雰囲気もありながら、過去に実際に起こった事件を思わせる内容で、日本の司法の問題点を描く、大人から子供まで楽しめて考えることのできるドラマでした。(ゲスト)
笑いの中に、日本の司法制度の危うさを怯むことなく挑んだ作品。(ゲスト)
良かった。(ゲスト)
ダジャレや小ネタが話題になりがちでしたが、司法の問題に切り込んだ社会派ドラマだと思います。続編が観たい。(ゲスト)
高視聴率のアンナチュラルと時間が重なってしまったのが凄く残念だった?
アンナチュラルも面白かったので、余計に残念だった。(POU)
性的マイノリティに堂々と光を当てた社会的メッセージが込められたNHKらしい作品でもありました。志尊淳くんの指先まで気を抜かない本気の演技に感動しました。町田啓太くん演じる後藤の誠実さ可愛さが作品に絶妙な軽やかさを与えてました。町田くんかっこいいです。総合的に言って最高1位でした。(yusway)
後藤(町田啓太さん)のその後を、ぜひ、ぜひ、見てみたい❗(Nago)
4回だけでしたが、見ているととっても楽しいのに、色々と気付かせてくれる、素晴らしいドラマでした。ミキと後藤の掛け合いが最高でした。特に、後藤(町田啓太)の演技はヘラヘラしながらもしっかりミキを見ている、すごく自然な演技で素晴らしかった。(sola)
LGBTの理解も深まり、質の良いドラマでした。主役のミキは勿論、後藤が素晴らしかった。気の利いたセリフ、スピーディな展開!そして、泣いて笑って最後に心が温まった。ミキと後藤2人の絡みをもっと見たい。(ゲスト)
ほか2作は、最終話の感触で選びました。
「家族の旅路」もエンケン、タッキーの演技がよかったです。(ゲスト)
特に弟の夫はぜひ地上波で放送して、多くの方に見て頂きたい作品だと思います。(ゲスト)
ほかは興味が持続したドラマがなかった。話題のアンナチュラルは女子的生活、LIFE!とかぶり、見なかった。
唯一見たのが「てぇへんだ」。最後まで「てぇへんだ」 を待機して見た。のでこれも選に入れた。(ゲスト)
めちゃクチャ面白かった!
後藤君最高!(ゲスト)
今回は、ジェンダーレスとか、色々な差別について、真剣に考えさせてくれるドラマが多かったかな?
そんななか、ただただ深夜に爆笑しまくれる漫画みたいにいかないは最高でした。(めい)
最近、ドラマに超若手が多くなったせいかイマイチ楽しめません。
そんな中、たまたま見た弟の夫が思いのほかよかったです。
バルトさんの演技が日本語上手でない外国人的リアリティがあったし
ほんわか優しい気持ちになれました。 (white)
Twitterなどでもたくさんの反応、心より感謝いたします。
総評
1位は『アンナチュラル』。
『空飛ぶ広報室』『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』など主にTBSで良作ヒットを飛ばしてきた野木亜紀子さんのオリジナル脚本を『Nのために』『リバース』などTBS金10枠のヒットメイカー・新井順子Pと塚原あゆ子演出が作り上げる……という、改めて考えると女性スタッフの多い作品だったのですね。
その出来栄えは、クールにして惨酷。大胆だけれども緻密。温かさを残しつつ漂う寂寥感。
女性スタッフだから少女漫画~~などという感覚の一切ない、骨太なサスペンスであり、医療ミステリーであり、お仕事ドラマでした。
最近のヒットドラマは「一話完結」だから何チャラというような話がネット上で浮いていましたが、事件自体は独立した完結ものでも、ストーリーとして登場人物の心理を揺さぶる繋がりを作っていく仕組み。
決してお涙頂だいに納まらないキャラクター個々の物語の深さに最後まで魅入らさせられました。
法医学ドラマの金字塔たる作品になったと思います。
2位の『99.9-刑事専門弁護士 SEASON 2』は、シリーズものドラマとして安定の2期。
弁護士と検察との対峙を描いた「SEASON 1」から、今回は裁判所の裏事情も入れ込む法制度の闇へ。
「法」という誰もが頼って生きている物が、私たちを裏切りにかかってきた時、一体、何を頼ればいいのか。99.9%の有罪判決を引っくり返す爽快感は健在。個人的には1期目よりも引き込まれた続編です。
飄々とした出だしから希望のある悠々とした曲調へ変化するテーマの劇伴も、深山のキャラクターをそのまま表したようでドラマとマッチ。
斑目法律事務所メンバーのノリの良さも健在で楽しい。榮倉奈々さんが抜けた分を新キャラの尾崎・木村文乃さんがしっかりサポート。落ち着いて頼もしいパートナーとして溶け込みました。
3位の『隣の家族は青く見える』は、一見ファミリードラマの趣ながら、しっかり社会派ドラマ。
妊活、ジェンダー問題、働き方改革と世間体、子育てと親子問題……様々な問題を抱えた家族が1つの敷地で暮らすコーポラティブハウス。
こういう形態の集合住宅がある事を初めて知りました。
個々のテーマはドラマで映画で語られてきた物であり目新しさはありませんが、それらが1つの物語の中で群像劇的に進行していく。とっ散らかった印象になり勝ちなその手法が上手く融合し、しかも主人公夫妻がなおざりにならない非常に上手い作りでした。
かなり深刻な問題を取り扱っているにも関わらず、物語が負の方向へ傾くとカラッと楽しいことが起きたり温かい風が吹いたり。その塩梅もとても上手かった。キャラクターの愛らしさも手伝って、楽しくて優しいドラマとなりました。
不妊治療のことや、パートナーシップ宣誓など厚生労働省タイアップドラマだったのですが、説教臭さも皆無でしたね。色々とお勉強させていただきました。
4位の『女子的生活』も、『隣の家族ーー』の一部と同じくジェンダー問題を扱うドラマでした。
職場としては恵まれて、たまに嫌な視線を受けても飄々とやりすごす主人公ですが、将来に悩み、過去に悩み、不安の中で生きている。
そこに飛び込んできたフラットな青年・後藤と接する内に、人と深く関わって生きていくことは救いなのだと気づいていくんですね。
温かくて良いドラマでした。
他に『弟の夫』でも同性婚が、『海月姫』では女装男子が扱われ、性別からフリーになっていく時代の変革を感じられるクールとなりました。
『バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』は、開始前はとにかく劇中劇の「しまっこさん」が楽しみで。
開始前は、最終回をこんな気持ちで見終る事になるとは思ってもいませんでした。
もっとも、キャストの皆さん、それに大杉漣さんご本人もきっとそうですよね。まさかこんな最終回になるとは思っておられなかったはず。
今でも信じられないし、だからドラマで描かれた通り、あの島の家に漣さんは残っていて今でも島おじさんをやっていると思うのです。
そう思わせてくれたこのドラマが最期の作品になった事は、私たちファンにとっても幸せなことでした。ありがとうございました。
年末総括ベスト投票への候補
投票開始時にアナウンスした通り、上位5作品を年末ベストの候補としてノミネートしようと考えております。
最終的には1年4期で20作。
そういう感じで行きたいと思っておりますので来期もまた、投票をよろしくお願い致します。
(できましたら投票告知は「いいね」ではなく「RT」での拡散を~ )
では、どなたさまも春期もよろしくお願い致します!!
個人的な2018年冬期ベスト記事
https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-6033.html
https://dramablog.cinemarev.net/best-drama-awards