本サイトにはプロモーションが含まれています

【やすらぎの郷】第61・62・63・64・65話(第13週) 一週間まとめてあらすじ感想

摂子(八千草薫)は菊村(石坂浩二)を相手に、戦争のドラマの取材を受けるリハーサルをする。
摂子にとって、出撃前夜の特攻隊員との食事は思い出したくないつらい過去。
菊村は、取材に来る俳優・四宮(向井理)がそれを質問したときのことを尋ねる。
程なく、菊村は名倉(名高達男)の元に届けられたドラマの台本を読む。
それは戦争経験者の心情を無視した絵空事の悲恋物語となっており、菊村の胸に怒りと悲しみが込み上げる。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「やすらぎの郷」第13週 第61~第65話

   yasuragi

井深涼子こと濃野佐志美がお蔵入りにした『散れない桜』がドラマ化という形で世に出てしまう事となり、やすらぎの郷事務局と栄は小説のモデルとなった九条節子の気持ちを量って対策を練る。

しかし、当の九条・姫は、ドラマの出演が決定した人気若手俳優・四宮道弘がインタビューにやって来る話にただウキウキしていた。

簡単にあらすじおさらい

第61話(月曜日) : シノとの想定問答集をわざわざ作って、また真夜中に栄のヴィラを訪れる姫。

想定問答集の中身は姫の身の上話ばかりで、栄は困惑する。

その内、姫はなぜ自分はシノが好きなのか語り始めた。
大戦中、アッツ島戦に送り込まれて亡くなった千坂監督を姫は慕っていたのだと言う。

シノはその生まれ変わりだと主張する姫。
 yasuragi13-栄姫

 

第62話(火曜日) : 栄が「出撃前夜の特攻隊員との食事会の事をシノが聞いて来たら答えるか」と尋ねると、明らかに顔色が変わり不機嫌になり、けれどもシノには会いたいと考え込んでしまった姫。

栄は図書室で、出撃前の特攻隊員を女優が激励に行くなどという事が本当に行われていたのか調べたが、史料の何ページかは何者かによって破かれていた。

栄は『散れない桜』を原作としたドラマの脚本を手に入れるが、その内容の軽さに怒りで涙が出てしまう。

第63話(水曜日) : 栄は入手したドラマの台本を井深涼子にも見せる。
涼子も酷い脚本に怒りをあらわにした。

「今のテレビはドラマ的に面白くて視聴率が良ければいいという趣向でドラマ作りをしているが、戦争体験者にとっては「こんな軽いものだと思われる」という傷が残る。」と、ドラマ化を妨害したい気持ちが抑えきれない栄。
 

第64話(木曜日) : テレビ局と四宮の都合で、インタビューの日が突然やってきた。
若手イケメン俳優の来訪に沸きあがる郷。
シノは無口で覇気のない若者で、高名な脚本家であるはずの栄のことも知らなかった。

特攻隊員の激励の話は姫には絶対に伏せるようにテレビ局のプロデューサーに言い聞かせ、ついにシノと姫の「世紀の対面」が実現する。
 yasuragi13-対面

 

第65話(金曜日) : 姫はシノとの対面を喜んでいたが、肝心のシノは全く口を聞けない若者だった。
痺れを切らして自分からアレコレ質問し始める姫。

しかし、対面に付き添っていた栄にヒデさんからの電話が入ると、シノは急に顔を輝かせて栄に付いてきた。

ヒデさんのファンで尊敬している、と、信じられないほどベラベラ喋り出すシノ。

その日、栄はヒデさんから完成した1枚の絵を見せられる。
それは犬山小春の肖像画だった。

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

太平洋戦争が終わって70年を超えた。

アッツ島は初めて国民に敗北が知らされた戦い。
北アメリカのその地は気候が厳しく、精神を病んだ兵も続出したという。
17日間に渡る激しい地上戦の末、2600人余りの日本兵は全滅した。
捕虜となったのはわずか29名。生存率は1%.

70年の時を経ても姫が大切に持ち続けた爪の持ち主は、そんな遠い島で亡くなった人だった。
 yasuragi13-つめ

その生まれ変わりがシノだと思い込んだ根拠は「カン」だと言う。
再び会いたかった思いが、思いこませたのかも知れないし。

「あの人。ちょっと失礼だったわ」と笑っていた姫を思うと、そういう部分も含めて何処か似ていたのかも知れない。

「人気があって筆力はある」「軽い」「哲学がない」「戦時ものについては保守的な意見を言って体制派から可愛がられている」という作家が誰を示しているのかはよく解らないけれども、(ツイッターではМ田さんの名前とか挙がっていたけれども(笑))誰が書いたにしたって当時の人たちの生きた悲しみは表現しきれないに違いない。

栄ちゃんが書けばいいのにね。

週ラスト、ヒデさんが描いた小春の肖像画の美しさに涙腺が緩む。

この人も、戦時を超えて生きてきただろうに人生の最後に「豊かで平和な日本」に負けたんだね。

世界に出て独りで戦った女優へのヒデさんの弔い。
  yasuragi13-小春

簡単な感想

日々の感想はツイッターを拾います。

 yasuragi13-姫

  yasuragi13-涼子

 yasuragi13-シノ

今週は木曜に中島みゆきさんと倉本聰せんせいがカメオ出演(笑)
遊びますよねぇ。
 yasuragi13-みゆき

やすらぎの郷の住人たちも視聴者もさんざん待たされたシノ@向井理 出演、後ろの2日間だけで、あっと言う間(爆)

今後も再登場はあるのかな。
『散れない桜』の今後次第かしら。

再放送

通常再放送は BS朝日 毎週月曜~金曜日 朝7時40分~8時。

前週分の無料配信は「TVer」

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村


 

 
※キャスト

菊村栄 – 石坂浩二

白川冴子 – 浅丘ルリ子
及川しのぶ – 有馬稲子
水谷マヤ – 加賀まりこ
三井路子 – 五月みどり
井深凉子 – 野際陽子
高井秀次 – 藤竜也
真野六郎 – ミッキー・カーチス
九条節子 – 八千草薫
岩倉正臣 – 山本圭
松岡伸子 – 常盤貴子
財前ゆかり – 松岡茉優
名倉みどり – 草刈民代
菊村律子 – 風吹ジュン
名倉修平 – 名高達男
貝田英信 – 藤木孝

中山保久 – 近藤正臣
侘助 – 小松政夫
玉子 – 野村麻純
犬山小春 – 冨士眞奈美
石上五郎 – 津川雅彦
菊村梢 – 山本舞香
菊村加奈子 – 森上千絵
菊村一郎 – 水津聡
住職 – 坂本長利
おかみ – 福井裕子

※スタッフ

脚本 – 倉本聰
演出 – 藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
プロデューサー – 五十嵐文郎
音楽 – 島健

主題歌 – 中島みゆき「慕情」

公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginosato/

コメント

  1. 【やすらぎの郷】第13週感想と第14週ネタバレ粗筋(7/3~7/8)

    -【第13週(6/26~6/30)感想】第13週(6/26~6/30)、遂に、シ

  2. やすらぎの郷に、中島みゆきと倉本聰

    一瞬、勘違いかと思ってたけれど、やはりご本人のゲスト出演だったのですね。車椅子に乗った倉本聰を中島みゆきが押して、画面を横切っていき、思わずびっくり野際陽子のプロ根性にも頭が下がったのでした。また、偶然とはいえ、訃報の流れた週に出まくってて、よけいにジーーン

タイトルとURLをコピーしました