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【母になる】第7話 感想

世間がマスコミが何と言おうと私が思ってたことは「生きてますように」 それだけよ!

あなたが誰からも何も言われなくて嬉しがってた頃、私は誰に何を言われようとどうでもよかった。

へっちゃらだった。

どんなひどいこと言われても、どんな好き勝手なこと言われても、そんなこと、どうでもよかった。

生きてますように。
生きてますように…。

母親だから!

あの子が生きてることだけを願ってた!

母親だから!
あの子を産んだ母親だからよ!

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母になる 第7話

 
  
  hahanaru-op

このドラマの設定として上手いんだか面倒なんだかよく解らないが、視聴者が見事に引っかかっているのが「誘拐実行犯が麻子本人ではない」ということ。

だから、麻子に同情心を抱いたり麻子を「育ての母」認定してしまっている一部視聴者は「麻子は二次誘拐犯である」事を忘れている。

おまけにバックボーンとして、古い常識に囚われた麻子の母やセクハラ社員たちが描かれたものだから、もう「そんな事があったなら仕方ないよね」みたいなムードすら流れたりしていますが……。

麻子は育ての母ですらない。
だからこの回は「2人の母の話し合い」ではない。
子供と、子供を愛したり教育したりする機会を奪われた母が、母の気持ちを理解できない誘拐犯と対峙する話です。

結衣が「子供を産めなくて可哀想」と言ってしまったからといって、それが何だというのだ。

本来なら警察に突き出してもいいはずの犯罪者を家に上げてやっているのだから、それだけでも良しと思っていただきたい。

どれだけ罵倒されてもいいくらいの覚悟で家に上がるべきでしょう。違いますか

しかも、門倉麻子は現実に

「子供が居なくて可哀想ね、と言われなくなった幸せ」を広を使って掴んでいたわけです。

結衣の言った事が図星じゃないですか。
「可哀想な自分」を慰めたいから。
広は道具だった。

そういう事です。

誰に向かって怒ってるのかって??

えっと…よく解らないな。
このドラマ、いつまで「産みの親と育ての親と母親同士」とかそういう表現を使うのだろうか。

みたいな感じで。とりあえずドラマの構成そのものに腹が立ちます。。

とにかく。

もう、何だかんだ言っても、小池さんが抜群に上手いです。
だから憎らしい誘拐犯め…と思う気持ちもついつい爆発するよね~~。
  hahanaru7-麻子

細かい感想は毎度ツイート上げですいません。

言及セリフとあらすじはツイートの間・間に追記してみたりしています。

 

西原家では、妻・莉沙子よりも夫の太治の方がママ友たちと上手く交流できるので、妻が仕事を中心にして夫は家事育児をしようという話が出来つつあるらしい。

それで家計が回るほど妻が稼いでいる、あるいは貯金が充分ならば、それもそれでいいと思うの。

確かにね。
「ママ友」だのPTAだのの女の集団は、なぜかパパの参加には甘い顔する面はありますよね。
あれは何なんだろう。
異質な者には優しくしてあげよう的な発想なのか、男だから優しくしようという気持ちが働くのか…。
パパが参加できるなら協力してもらえばいいと思うよ。
けれども、ニコニコしながら「ママはもういいよ」と言われると複雑な気持になるよね(爆)

申し訳ありません。
本当に申し訳ありません。

この9年間 、結衣さんがどんなに ひどい目に遭ったか。どんなに つらい目に遭ったか。
里恵さんから聞きました。
里恵さんが「あなたは 知らなきゃいけない、知るべきだ。知って心からわびるべきだ」と
そう言って話してくれたんです。

麻子さん…。
顔を上げてください。

麻子さんのこと今さら責めるつもりはありません。

木野さんから麻子さんの事情を聴きました。

いろいろとやりきれないことがあったんですよね。

子供が欲しいのにできなくて…
かわいそうに。

確認してもいいですか?

柏崎オートで雇っていただけるんですよね?
だって、今許してくれたんですよね、私のこと。

そういうことで いいんですよね?

明日から通いで来ますのでよろしくお願いします。
私、仕事は一生懸命やらせていただきます。

ちょっと!待って!
どういうこと?

柏崎オートで雇ってもらいたくって今日来たの?

そうですよ。

「申し訳ありません」って頭 下げたのはウソ?

ウソじゃないですけど。

私のこれまでの話分かったようなこと言ったのは?

あぁ、かわいそうだなって。

はぁ?

そっちも私が子供ができなくてかわいそうって言ったじゃないですか。
そういう感じです。

 hahanaru7チュウタ

そっちも私が子供ができなくてかわいそうって言ったじゃないですか。

を聞いた時に、ああ、この女、自分と結衣が同等だと思っているんだな、とよく解った。

コウは自分が育てた。「育ての親」の気分に浸ってるんだなって。

「産みの親」である結衣は、子供を失ったのに誘拐犯の親から金を受け取ったとマスコミに騒がれ「可哀想」。

同情できる対象だったから、あんなに長々と丁寧に同情の内容を喋っていたわけだ。

なのに、結衣に「可哀想」と言われて、一気に自分だけ貶められた気がした。
だからあんな態度になったのだと。

とても解りやすいし、顔つきがガラっと変わる小池さんの演技が本当に凄い。

結衣を「可哀想」にしたのは自分自身なのに、その自覚がないの。

厳しくコウを育てたのに結衣が台無しにしたと実の親のように怒る。

結衣は広を厳しく育てる機会も奪われたのに、それが解っていないの。

ちゃんと、それを伝えた結衣。

「私は親で、あんたは育ての親ですらない」

…これを一応理解して去っていくことになったはず、の麻子だけれど。

あの記者だか何だかが変な口添えをして、また麻子に「母親としての変な自信」が芽生えてしまうんだろうなぁ…と思うとイラっとする(笑)

大塚寧々の今さらの参入もどうなの…。

「色々な母」を描きたいのだろうけれども、(そもそも麻子は母ではないし!)個人的には莉沙子夫婦の子育て話もあまり要らないと思ってる派なんで。。その上新たな案件をぶっこまれると、ますます面倒な印象になってしまう。

象徴としては、

失いかけた子どもが戻って来たけれども母に成りきれない結衣。
子供という自分勝手な幸せを手放さなくてはならない麻子。
かつて子供を失った上牧愛美。

そして子どもが存在するのに母親やめます?…な莉沙子。

という感じなのかも知れないけれども。

それよりも、広の心を含めて結衣の件だけを丁寧にやればいいのではーーと、ついつい思ってしまう私が居るのだった。

ましてや、今さらのマスコミ、ほんと要らない。怒.gif

迷走しないといいんだけど。

麻子(小池栄子)と話し合うため、一緒に食事をする場を設けた結衣(沢尻エリカ)。
同じ母親としてわかりあいたいという結衣を木野(中島裕翔)は心配するが、陽一(藤木直人)と広(道枝駿佑)を釣りに送り出した後、麻子を家に迎える。
麻子は、里恵(風吹ジュン)から結衣達が今までどれだけ苦労をしたかを聞かされ、低姿勢で謝罪する。
結衣も麻子の身に起こったことを考えると責める気持ちはないと、謝罪をうけいれる。
しかしその場がうまくおさまるかと思ったその時、無意識に発した結衣の一言で、麻子の態度は豹変し、壮絶な戦いへ。

一方、二人の間に立ち会っていた莉沙子(板谷由夏)も、悩みを抱えていた。
西原教授(浅野和之)から、自分が母の代わりをやるので母親業をやめていいと宣言されたのだ。
思う存分仕事をしていいと言われ戸惑う莉沙子だったが…。

そんな中、広達と一緒に釣りに行った木野は、柏崎オートで意外な人物と運命的に再会する。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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※キャスト

柏崎結衣 … 沢尻エリカ
柏崎陽一 … 藤木直人

門倉麻子 … 小池栄子

柏崎広 … 道枝駿佑 (子役期:吉武歓)
木野愁平 … 中島裕翔
緒野琴音 … 高橋メアリージュン
西原太治 … 浅野和之
西原莉沙子 … 板谷由夏
西原 繭 … 藤澤遥 (子役期:宝辺花帆美)
田中今偉 … 望月歩
柏崎里恵 … 風吹ジュン
上牧愛美 … 大塚寧々

※スタッフ

脚本 … 水橋文美江
演出 … 中島悟
プロデュース … 西憲彦、櫨山裕子、秋元孝之

音楽 … 得田真裕
主題歌 … 安室奈美恵「Just You and I」

コメント

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