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【それでも、生きてゆく】第4話

お父さんも、お母さんもさ、あの人たちに会った方がいいと思うよ。
15年前もちゃんと謝ってないんでしょ?

何十回も行った方がよかったんじゃない?
何百回でも何千回でも行った方がよかったんじゃない?

 

双葉の言葉は正しいかも知れない。
しかし、遺族である深見家から三崎は逃げてきた。

それが家族を守る方法だと思ってきた。

 

もう二度とあの家の人たちには会うな。
お父さん、お前のこと心配して 言ってんだよ。

お父さんたちは、あの人たちに恨まれてる。

恨んでるのとは違うよ。
あの人たちはホントのことが知りたいんだよ。

お父さんがどう思ってるのか、お母さんがどう思ってるのか
ホントのことが 知りたくて知りたくてしょうがないんだよ。

 

双葉の言う事は思い込みにしか思えなかった。

三崎は、実は文哉に会っていた。3年前。出所して働いている文哉に。

しかし、三崎は文哉に声を掛けなかった。

お父さん、家族を守るために息子を捨てたんだ。

 

そんな三崎を双葉は「ひどい。親じゃない。」と責めた。

 

息子が殺した娘の兄に喫茶店で会った。

洋貴は狂ったように責めてきた。

 

文哉は、何で亜季を殺したんですか?
自分がしたことを今、どう思ってるんですか?

分かりません。

あなた、父親ですよね?

すいません。

だから・・・すいませんとかじゃなくて。
何なんすか?

全然、何か、他人事みたいに。

 

他人事ではない。親だ。
だが、解らないのは事実だ。

しかし、自分を責めるしかないこの男の気持ちも解る。
三崎は土下座するしかなかった。

 

洋貴は「文哉を殺す」と言う。

止めて下さい、とは言えなかった。

 

文哉を探し、家族として一緒に暮らすことが親としての責任のようにも思えてきた。

 

しかし・・・

家族になる事ができるのだろうか。

この決意を妻に納得させることは、恐らくできないだろう。

 

    line    line

 

親だからって子供が何を考えているかなんて解らない。

解ろうと努力しろ、という人もいるけど、それ、一体、どんな努力なの?

親が子供の望む事とか、行動とか、全部把握してたら気持ち悪くないか?

ある日、突然、息子が殺人者になりました。

それが全てだと思う。

 

ヒドイと言うけれども、息子が人を殺したら、私も息子を捨てると思う。
それが家族を守る方法なら、捨てると思う。

それは「親である責任を捨てる」という事ではない。

死ぬまで心の中で相手の家族に謝罪し続け、死ぬまで苦しみながら生きるんだよ。
息子が家族じゃなくなることを望む親なんかいるか?

 

しかし、目の前の遺族が、そして死んだ子を可愛がっていた近所の人が
自分を責めるのはよく解る。

そうして下さい。いくらでも責めてください。
殺したのは私じゃない。でも、殺した子の親は私だ。

 

三崎駿輔の気持ちが親として痛いほどよく解った。

しかし、「どうして解らないんですか?あなた親でしょ?」と言う洋貴の気持ちもよく解る。

お互いに、答えがない事は知っているんだ。

知っていても言わずにいられない。

・・・だから、こんな2人は会わない方がいいんだよ。会っちゃいけないんだよ。

加害者家族は逃げるのが正解なのだ。一生、被害者家族の目に触れない場所に。

 

だから、両方を何とか繋ごうとする双葉がウザい・・・

 

などと、親という物、子供との関係、家族という物・・・
について考えていたところに、有りえないラストの衝撃展開

 

文哉は母の子供ではなかった・・・って・・・

そして、たぶん双葉も。

 

それなら・・・
隆美の気持ちは、よく解る。

血が繋がっていないなら、斬り捨てるのは簡単でしょ。

って言うか、よく今まで「家族」をやってきたものだ。
私だったら、事件の段階で、離婚別居するわ。
その方が逃げるの簡単でしょ。

 

血が繋がらない家族・・・血が繋がらない子供・・・

と、なると、ちょっと視聴者としては実生活から離れすぎて、共感する部分が減るかも。

 

現に思ったもん・・・

私が今日、いっぱい考えながら見てきた事は何だったんだろうかって

 

まあ、それ以前に、洋貴も響子も灯里も、物分かり良すぎて付いていけないけど。

 

文哉がトラックに積んでいたスコップが気になります。

 

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※キャスト

深見 洋貴 – 瑛太
遠山(三崎)双葉 – 満島ひかり

日垣(深見)耕平 – 田中圭
雨宮 健二(三崎文哉) – 風間俊介
草間 真岐 – 佐藤江梨子
遠山(三崎)灯里 – 福田麻由子
日垣 由佳 – 村川絵梨
藤村 五月 – 倉科カナ
臼井 紗歩 – 安藤サクラ

深見 達彦 – 柄本明
日垣 誠次 – 段田安則
草間 五郎 – 小野武彦
遠山(三崎)隆美 – 風吹ジュン
三崎 駿輔 – 時任三郎
野本(深見)響子 – 大竹しのぶ

 


※コメントレスが飛びとびに行われていますが意図はございません。レスし切れず、すいません~
ちなみに、このドラマのコメントに関して「殺人」とか「殺す」とかはFC2の方でハネられますので
ご注意くださいませ

 

 

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コメント

  1. それでも、生きてゆく【第4回】フジ木10

    明かされた真実… 

    「ここのたこ焼き屋でよく、文哉とたこ焼き食べながら宿題して、たまに将来の話とかしました。そこで一緒にスニーカー買いました。あぁそこでCD借りました。当時ボクら、友達だったんで。あの~~~~、文哉、殺してもいいですか。まぁどこにいるかわ…

  2. 「それでも、生きてゆく。」第4回 風吹ジュンさん、なぜ離婚しなかった?

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    意外にも激情に駆られる事なく、静かに受け止めていたのでちょっと拍子抜けしてたら。

    今回、激しく動いたのは…

  3. それでも、生きてゆく 第4話

    「明かされた真実…」 深見洋貴(瑛太)は、遠山(三崎)双葉(満島ひかり)と彼女の家族が事件当時に住んでいた家の跡地で果物を見つける。それは、東京で2人が雨宮健二(三崎文哉)(風間俊介)見た時に、彼が残していった果物と同じ。洋貴は、文哉がつい最近ここに訪…

  4. トリ猫家族 より:

    「それでも、生きていく」 第4話 明かされた真実・・・

     文哉と双葉は隆美(風吹ジュン)の子じゃなかった・・・
    じゃあ、誰の子なんだろ・・
    駿輔(時任三郎)の態度見てたら、駿輔とは血が繋がってるみたいだよねぇ?
    駿輔の兄弟の …

  5. まこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 07af5b8e07a195e1e93130d7617e5041
    文哉が隆美の実子でないとわかった途端、
    今後どうゆう見方をしていけばいいのやらと
    ちょっと途方に暮れてま~す^^;

    文哉と双葉の実母は死別なのかしらん?それともどこかで
    生きている??? 

    今回この衝撃な事実が判明したわけだけど、
    文哉の当時の心情や、現在何を思って生きているのか等も
    今後小出しにしていくんだろうなぁ。
    出し惜しみせずに早く教えてくれ~~~とじりじりしそう・・・

  6. それでも、生きてゆく 第4話~ボート上の”満島ひかり”と”瑛太”の淡々とした会話がイイ!

    それでも、生きてゆく 第4話
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    草間ファーム。
    「ねぇ、中学の時、小学生殺したんでしょ」と健二=文哉(風間俊介)に話しかけてくる臼?…

  7. それでも、生きてゆく 第4話:明かされた真実…

    そげな複雑な事情が・・・( ̄~ ̄;) う~ん
    文哉と双葉は父の連れ子?母・隆美と血が繋がってるのは灯里だけ?
    そんなだから、文哉に対しても何となく突放したような態度だし、
    灯里が産まれる前の出来事だからと、灯里の耳にあの事件の話を
    聞かせたくなさそうというか、…

  8. それでも、生きていく~野茂、出来た……

     「人って逃げてばかりいると、命より先に目が死ぬ」
     「(向き合って)どう生きるか、どう死ぬかを考えてきた。覚悟した」

     洋貴(瑛太)と双葉(満島ひかり)は、目をそらせてきたものと向き合うことを主張する。
     両親を含めて、彼らが向き合わなくてはならないこ…

  9. Happy☆Lucky より:

    それでも、生きてゆく 第4話「明かされた真実…」

     第4話「明かされた真実…」

    JUGEMテーマ:エンターテイメント

  10. ikasama4 より:

    SECRET: 0
    PASS: aaca2594cc537c9273395c0236d5cd14
    びっくりしました
    いきなり、すごい展開になりました

    血の繋がらないのだとしたら
    よくもまぁこの15年間を暮らせてきたものです

    離婚はしてはいてもそっから先はねぇ

    そう考えると
    隆美の闇は響子の抱えるものとそれに匹敵しそうです

    それと被害者家族が加害者家族を許したとしても
    ご近所の方々がそれを許さないっていう

    この15年間、このご近所の方は普通に暮らしていただろうに
    何故、そこまで責めるのか

    まぁそれが世間なんでしょうけど

    何か釈然としないものを感じました

    でもって、今回は最後に双葉に同情しました

  11. fool's aspirin より:

    「それでも、生きてゆく」第4話

    双葉と文哉は誰が生んだ子…?!洋貴は文哉の父・駿輔に会い、土下座されるが気持ちはざわつくばかり。一方、駿輔は洋貴に会ったことをきっかけに文哉の行方を探そうとするが、隆美に激しく拒絶され、意外な事実が判明する!

  12. あひる より:

    SECRET: 0
    PASS: 7600af336209e962c20f57ecdcd6bd68
    第一話を見て、今自分が見るのはあまりにつらいな…と思ったのですが
    第四話の今日まで何か…見てしまいました。

    もちろんこんな経験をした訳ではありません。
    ただ、大切な人を失ったり
    家族の事がわからなくなったり
    血のつながり、家族のつながりを否定したくなったり
    そんな今までの出来事が溢れてきてしまい
    ちょっとしんどいなあって思ってしまったくらいです。

    双葉のような人、意外に現実にいたりします。
    もちろん、ドラマのような設定はなかなか現実には無いので、
    性格というか、ウザさという意味で。
    その行動が、その言葉がどれだけ周りを傷つけ、巻き込んでいるか
    本人には自覚があるのでしょうか?
    本人は良い事をしている、正しい事をしていると思っているのでしょうか?
    それとも、自己満足、自分の気持ちが楽になるのでしょうか?
    双葉や、そういうウザい事をする人に、聞いてみたいです。
    いや、やっぱりいいかな、聞かなくて…二度と会いたくないと思うから。

    でもこういう人も、物分りの良い人も、登場しないと話が進まないのだろうし、
    そんな風にはふつーならんだろとか思っても、設定自体がふつーじゃない訳で…
    いまいちついていけない部分と薄っぺらく感じてしまう部分があったりするのに
    何気ないシーンで急に号泣するなどの不覚もおかしているので
    今後は、録画しておいて、気持ちが元気な時に見ることにします。
    やはり文哉の心の闇は気になるので…。

  13. なぎさ美緒 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    設定が無茶ですよね。

    これで双葉も・・・になると、視聴者はついていけない面がありますよね。

    でも、本当みんな物分りがよくて、誰も反対しないのかって展開なのが気になるし、何より洋貴が心を許しすぎじゃないかなぁと・・・。

    ひとまずこの親子関係の秘密が分かるまでは静観です(><)

  14. ドラマ「それでも、生きてゆく」 第4話 感想「明かされた真実…」

    家族とは、親子とは----------–?

    ちょっと意外な方向へ進んできた今作。

    双葉の行動がちょっとイラっとすることはあるけど、まさか・・・の展開で、先が読みにくくなってきたかも。

    でも、今回は加害者側の家族のあり方を見せてくれたのね。

    ちょっと駿輔の気持…

  15. ドラマ「それでも、生きてゆく」第4話感想…

    家族とは、親子とは----------–?ちょっと意外な方向へ進んできた今作。双葉の行動がちょっとイラっとすることはあるけど、まさか・・・の展開で、先が読みにくくなってきたかも。でも…

  16. それでも、生きてゆく 第4話

    洋貴の姿を見るや
    どこまでもひたすらに謝る三崎文哉の父

  17. それでも、生きてゆく 第4話

    『明かされた真実…』

    内容
    洋貴(瑛太)と双葉(満島ひかり)は、双葉の。。。事件当時の家を訪ねる。
    そこで、ある果物を見つける。
    それは先日、文哉(風間俊介)を見かけた場所にあった果物。
    ここに来たのでは?と、、、洋貴は推測するが。。。。

    釣り船屋に帰ると…

  18. それでも、生きてゆく #04

    『明かされた真実…』

  19. NelsonTouchBlog より:

    それでも、生きていく四話感想

    子供時代に妹を殺された兄・瑛太と、兄が幼い女の子を子供時代に殺害した妹・満島ひかり。このふたりの交流が、ようするに、被害者と加害者の家族を、鉢合わせさせることになっていく・・。という物語。ずっと見てましたが、感想は今回が初です。
    こういうえぐるような内…

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