すみれ(渡邉このみ)は余命いくばくもないまま一日だけ退院した母のはな(菅野美穂)と最後の時間を過ごす。
はなが娘たちのことを思って作った刺繍(ししゅう)を見て感動するすみれ。
はなに将来何になりたいかを聞かれたすみれは「思いを伝えられるようなべっぴんを作れる人になる」と約束する。
8年後、女学生になったすみれ(芳根京子)は、母との約束通りに刺繍を続けていた。
すみれが服にいれてくれた刺繍を見た友人たちは…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「べっぴんさん」第1週「想(おも)いをこめた特別な品」 第5話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
今日も泣いた。
もちろん、お母さんが死んでしまう前の話なのだから企画としてはあざといはずなのに、ちっともそう思えないのね。
ナレの中の人は物語的にはずっと生きていくわけで、幽霊と言えば幽霊設定。
はなさんが庭を走り回る幼い子どもたちをテラスから見て、
いくつになっても何十年たっても忘れないでほしい。
私がこんなに あの子らを愛してたいう事…。
思い出してほしい…。
と涙をこぼす気持ち…。
この世に心が残る気持ち、しんしん沁みてきた。
こんな可愛い頃の子供たちを残したら、親は誰だって幽霊になってしまうやろ。
それはもう、母としての責任感とかそんな偽善的なものではなくて、子供たちの成長を見たいという純粋な未練だよ。
それが伝わるから五十八さんも最後には心強く言うのだ。
任しとけ。
私らにとってあの子らは特別。
べっぴんさんや。
タイトルきたぁぁ……
とか言ってる場合じゃないほど泣けて仕方なかった。…
元気で力強い ゆりも、思いがなかなかまとまらない すみれも、
大丈夫。
私ら視聴者が見守っていくからね~~!
と、まんまと誓ってしまいそう。
お母様。
私…私な、もろうた人がうれしい思うてくれるような想いを伝えられるような、そういうべっぴんを作る人になりたい!
ヒロインが母にそう誓う。
その過程が丁寧に情緒的に甘やかに語られた少女時代だった。秀逸。
私は天国へと旅立つ事になりました。
残される者は寂しいものです。
でも旅立つ者は知っているのです。
これからは大切な人たちを見守ってゆける事を。
そして昭和17年。
すみれは女学校の5年生。
人から喜んでもらえる、「思いを込めたべっぴんを作る人」の片鱗を見せている。
これぞ、丁寧。
お母様との夢の中でのお別れは、寂しくも美しいシーンだった。
上品なドレスにも、海外ドラマのようなロケーションにもコスプレ感がない。
これも、このドラマの凄いところ。
※キャスト
坂東すみれ … 芳根京子(子役期:渡邉このみ)
坂東五十八 … 生瀬勝久
坂東はな … 菅野美穂
坂東ゆり … 蓮佛美沙子(子役期:内田彩花)
井口忠一郎 … 曽我廼家文童
坂東トク子 … 中村玉緒
坂東長太郎 … 本田博太郎
坂東節子 … 山村紅葉
坂東静子 … 三倉茉奈
田中紀夫 … 永山絢斗(子役期:玉山詩)
小澤勝二 … 田中要次
村田昭一 … 平岡祐太
村田琴子 … いしのようこ
岩佐栄輔 … 松下優也
田中五郎 … 堀内正美
佐藤喜代 … 宮田圭子
野上潔 … 高良健吾(子役期:大八木凱斗)
野上正蔵 … 名倉潤
麻田茂男 … 市村正親
小野明美 … 谷村美月(子役期:坪内花菜)
多田良子 … 百田夏菜子
田坂君枝 … 土村芳
高西悦子 … 滝裕可里
ナレーション(語り) … 菅野美穂
※スタッフ
脚本 … 渡辺千穂
演出 … 梛川善郎、新田真三、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 三鬼一希
音楽 … 世武裕子
主題歌 … Mr.Children「ヒカリノアトリエ」
コメント
巨炎さん
>子役時代、第一週のラス1話残して終了は尺の水増しをしないと評価すべきか
そうあるべきエピソード通りに構成しているのだと、そのまま受け取りました。
意外とすんなり移行できている方だと思いました^^
モンペが豪華で金持ちっぷりが窺えますね(笑)
もんぺ>『べっぴんさん』第5話
子役時代が終了さあこれからが正念場ですぞ!>ぉ…ひじゅにですが何か?「またね」byはな一日だけ帰宅してきた、お母さん。お母さんにとっては、あの家で過ごす最初で最後の日…
もんぺ>『べっぴんさん』第5話
子役時代が終了 さあ これからが正念場ですぞ!>ぉ …ひじゅにですが何か? 「またね」byはな 一日だけ帰宅してきた、お母さん。 お母さんにとっては、あの家で過ごす最初で最後の日。 家族にとっても、あの家で彼女と過ごせた特別の一日。 今迄、一部しか映らなかった家の中は 豪華だけど、あまり明るさは感じられなかった。 でも、今日は …
子役時代、第一週のラス1話残して終了は尺の水増しをしないと評価すべきか
出だしから構想力に不安があるというべきなのか…。
セーラー服もいきなりモンペ(前作との差別化?)
べっぴんさん 第5回
内容五十八(生瀬勝久)は、余命幾ばくもないはな(菅野美穂)を、一日だけ退院させ、家族と過ごさせる。五十八、ゆり(内田彩花)すみれ(渡邉このみ)への想いを語るはな。「ゆりとすみれをお願いします」「任せとけ」はなは、2人への想いをこめて作った刺繍を。。。。。 8年後、すみれ(芳根京子)は。。。。 敬称略 あ。。。まだ、金曜だったね。 今回の話が、土曜だと思っていたので、ひと安心。 だが、それ以上に、ひと安心したのは、 物語を中途半端に描いての…
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べっぴんさん (第5回・10/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』(公式) 第1週『想(おも)いをこめた特別な品』『第5回』の感想。 なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。 すみれ(渡邉このみ)は余命いくばくもないまま一日だけ退院した母のはな(菅野美穂)と最後の時間を過ごす。はなが…