昭和11年春。常子(高畑充希)は女学校最高学年の五年生となる。
クラスの同級生の大半が嫁いでいく中で、家族の食いぶちを稼ぐため、少しでも給料の高い仕事を探していた。
そんな折、新たな担任としてやってきた東堂チヨ(片桐はいり)に出会う。
「女性とはこうあるべき」という固定観念に捕われず、自分の気持ちに正直に挑戦する大切さを教わる。
一方、鞠子(相楽樹)は進学したい思いを誰にも相談できず、深いため息をつく…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第7週「常子、ビジネスに挑戦する」 第37話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…えっとね、今週からは本当に簡単に。
月日は前週から半年ほど過ぎ、昭和11年春。常子は女学校の5年生。
やっと制服を新しくしたらしい…
「お祖母さまのおかげ」らしいけど、だったらもっと早く作ってやれば……。
馬子にも衣装とはよく言ったもんだねえ。
常子ってそういう役回り枠なの?
そして、お祖母さまは道で出会った人に対してはとりあえず衣装をdisっとくのが趣味なの?
女学校では卒業したらほとんどの学生が結婚してしまうので、教室ではそういう話題で持ちきり。常子だけが仕事を探しているのだった。
学校からたった1つのタイピスト推薦枠に決まったという後藤さん。
あれっ…見た事あるよね…と思ったら、やはりご本人のツイートがあったわ。
こんなメガネだと印象が変わるね。
丸メガネ優等生の後藤さん?
一瞬でしたが気づいたかな?笑#とと姉ちゃん pic.twitter.com/2QSxGYAXiB— おの ののか (@nyonyo_ka) 2016年5月16日
白田屋の販売員が32円で岩本商事の事務員が30円で…。
そんなにお安いの?
全て男の人の半分以下じゃない。
常子さんも、いっその事職業婦人なんて目指さないでお見合いでもなさったら?
駄目駄目。
なんとかして稼がないと。みんなの食いぶちを。
だから……
清の嫁になれば一瞬でみんなの食い扶持稼げるし……
新しい先生は、東堂チヨ@片桐はいり先生~~。
では皆さん、まず床に座って下さい。
ええ。その場であぐらをかいて下さい。
戸惑って動かない生徒たち。
あなたはなぜあぐらをかかなかったのですか?
それは…お行儀が悪いからです。
なるほど。
では質問を変えましょう。
あなたは男性があぐらをかいている姿を見てお行儀が悪いと思いますか?
お行儀が悪いとは一体誰が決めた事でしょう?
皆さんは周囲の考える「女性とはこうあるべきだ」という定義を疑った事がありますか?
誰でもができる事を女性だから できないしてはいけないと決めつけてはいませんか?
その事を考えてほしくて意地悪をしてしまいました。
今日からは女だからと境界線を引かないで自分の気持ちに正直に挑戦する毎日にしていきましょう。
「元始 女性は実に太陽であった」
そう高らかに語った女性たちがいました。
この言葉の意味を皆さんと考えていけたらと思っています。
「まさにこの先生の言うとおり、常子は女だからと最初から枠を作って仕事を選ぼうとしていたのです」
…という方向に持っていくために、このエピがあることはよく解りました。
でもねーー先生。
土足教室の床では男子もあぐらかかないと思いますよ。
なぜなら制服が汚れるから!!
それよりも、家主が「お帰りなさい。今日のお夕飯、一緒に作る?」と声をかけているのに読書しながらスルーのお行儀悪さは一体どうしたもんじゃろうの~~…。
雇われ一家の身なのにご飯の支度も手伝わず遅れてくるとか……青柳の孫としての立場を回復したら、もうお嬢様気分なんだろうか。
一週目は、この子たち子供なのによく手伝うなぁと微笑ましく見ていたんだけどねぇ…。
みんな。
こんな感じの生活したいなら、もう青柳に戻って暮らせばいいと思うよ。
だから清と結婚しろと………
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
山岸 隆一 … 田口浩正
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
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>孫なら冨江さんが手伝っているのに常子が本を読んでるのだから「祖母」としては叱らないと変ですよね。
私もーー富江さんがすごく気になりますよ。
雇われ一家の娘がお嬢様みたいな態度でいるのに孫は家で働きづくめ。
自分の希望で、とはいえ…気の毒に見えてしまう。
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>よく、学校から帰ってきて制服着替えないで怒られてましたからね、私^^;。
同じく同じく!!
昭和は躾けのちゃんとした家はそういうもんだったよね。
>新調する迄に色々あっただけに、もっと制服汚さないように気を遣うべきかなと思うのでした。
かかがお祖母さまと仲直りした事で、いくらでも新調できる気分なのかしら。だから態度も突然お嬢様なのかしら^^;
>先週までの母娘劇場を見ていて、清は自分の存在価値を考えたりしなかっただろうかって思いました。
ねーー。
なぜか気になる清…。
>『トットてれび』『奇跡の人』『ベランダー』『一路』
とと姉ちゃん以外は、文句なく楽しんでおりまする。
『最後のレストラン』は、もうちょい頑張れ〜だけど。
『ベランダ―』はずっと見てないシリーズなんだ~。
「トットてれび」すごくいいよね!
「奇跡の人」もレビューしたいのになぜか書けない病…(;_:)
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>もう本当にこの人たちの森田屋での立ち位置が解らんです。
土スタで秋野さんが「『気に入った!』の時から常子は孫みたいに思ってる」とおっしゃってました。
孫なら冨江さんが手伝っているのに常子が本を読んでるのだから「祖母」としては叱らないと変ですよね。
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昨日、今日と仕事から帰ってきて観たのだけれど、
土曜日に今週分の予告を見ても、何のワクワク感もなく、その通りなスタートに。
私も、制服のまま夕飯を食べる常子には違和感。
よく、学校から帰ってきて制服着替えないで怒られてましたからね、私^^;。
新調する迄に色々あっただけに、もっと制服汚さないように気を遣うべきかなと思うのでした。
先週までの母娘劇場を見ていて、清は自分の存在価値を考えたりしなかっただろうかって思いました。
所在無げで、もともとあんな子だったんだろうか、
青柳家で暮らしてる間に、あんな風になっちゃったんだろうかって、
清の事の方が、くうさんとは違うかもしれないけれど、
私も色々気になっちゃって。老婆心^^;。
『トットてれび』『奇跡の人』『ベランダー』『一路』
とと姉ちゃん以外は、文句なく楽しんでおりまする。
『最後のレストラン』は、もうちょい頑張れ〜だけど。
胡坐と太陽>『とと姉ちゃん』第37話
少女時代が終わる―という、先週最後のナレーションからして今週から第二部に入るのかと思われるけど何だか相変わらずだなあ良い意味でも悪い意味でも―と言いたいけど悪い意味しか…
胡坐と太陽>『とと姉ちゃん』第37話
少女時代が終わる―
という、先週最後のナレーションからして
今週から第二部に入るのかと思われるけど
何だか相変わらずだなあ
良い意味でも悪い意味でも―
と言いたいけど
悪い意味しかない様な気がするなあ>こらこら
…ひじゅにですが何か?
「今日も全力で走らないといけないか」by鞠子
↑妹達の面倒を見るどころか迷惑かけっ放しの常子の図…
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>着替えや寝食忘れて本を読む感覚もわかるわかる。
青柳の家に戻っているなら、お嬢様でそれでイイと思うんですけどね~。だから戻れよと^^;
>照代さんや冨江さんに声かけられてるのに返事もせず、食事に遅れたのに先に食べ始めるー。
これが一番、常識知らずだと思いました。
というか、もう本当にこの人たちの森田屋での立ち位置が解らんです。
森田屋の人たちもいつの間にかお友達のように馴れ馴れしくなってきた使用人一家に戸惑いの半年間だったのではーー^^;
【とと姉ちゃん】第37回(5/16月)感想&土曜スタジオパーク感想
今回、最初に月日が飛んで、昭和11年春になりました。 どの位、月日が飛んだのでし
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新しい価値観に触れてまわりがいつもとまるで違ったように見えるってとこはいいと思いました。
着替えや寝食忘れて本を読む感覚もわかるわかる。
…なんですが。
そこにいたる描写がね。うるさいことはいいたくないのだけど。
先生からお借りした大切な本をぞんざいに扱っているように見えてしまう、おばあさまに作っていただいた制服を着替えもせずに食事する、照代さんや冨江さんに声かけられてるのに返事もせず、食事に遅れたのに先に食べ始めるー。
ひとつひとつは小さなことなんだけどその小さな「ムカッ」が積み重なって物語に入っていけません。
美子ちゃんがかつおぶしを削るお手伝いしているのがほほえましかったし、
コロッケあげている描写ほんとおいしそうで食の描写はすきです。
とと姉ちゃん (第37回・5/16) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第7週『常子、ビジネスに挑戦する』『第37回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
昭和11年春。常子(高畑充希)は女学校最高学年の五年生となる。クラスの同級生の大半が嫁いでいく中で、家族の食いぶちを稼ぐため、少しでも給料の高い仕事を探していた。そんな折、新たな…
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>そんなに清が好きかぁ!?
何かもーー好きとかそういう次元ではなくて、息子のように見守ってしまうーートンチキすぎて(爆)
>せっかく先週、まかない料理を教えてもらう場面を丁寧に描いたのに。
そうなんですよね。
そもそも住み込んで働かせていただいている身なので、食事くらいは作ろうよと…
今の小橋家の森田屋での立ち位置がまるで解らんです。
まるで贅沢な親戚の子がただ一緒に住んでいるみたい^^;
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って、ようは彼の立ち位置が不明瞭なままって事でしょうか。
せっかく先週、まかない料理を教えてもらう場面を丁寧に描いたのに。
常子も基本は君子さんと同じお嬢様気質なのでしょうか。
外的要因が無くなると素が出てくる?
人の性根はおいそれと変わらぬものなのか。