雀じゃ。
以蔵は、これを描いていると喜んだがぜよ。
どうしちゅうかのう。あいつは。
何を描いているのかと妻に訊ねられた武市は、庭に目をやりながら
幼馴染みや勤王党の仲間の事を考える。
皆、どうしているのか。
収二郎が切腹になってから、武市はすっかり
萎んだホオズキのようになってしもうて。
と、弥太郎までもが言う。
勤王党は、今や行き場を無くし、その方向を見失いそうになっていた。
帝は、ほんまに戦を仕掛けて欲しいとは思うていなかった。
その一言で情勢は大きく変わった。
8月18日の政変。
長州藩と三条実美ら朝廷の攘夷派は失脚し、薩摩藩によって京を追われた。
土佐を出ちゅう勤王党の者に伝えや。
直ちに帰国せいと。
命に逆らう者は脱藩者と見なす。
この事態を切っ掛けに、容堂も動く。
土佐への帰藩命令は勝塾にいる勤王党士にも下されたが、
勝は自分の下を離れる事を許さなかった。
お前達は、今、日本のために海軍を作ろうとしている。
藩のためじゃねえ。
だから、帰るな。
武市や以蔵が心配な龍馬は、せめて以蔵を探しに京へ行きたいと
勝に許可を求めた。
もうすぐ、そこここで殺し合いが始まる。
京の町は血に染まる。
わしは耐えられんがです。
みんなが殺されようとしている時、自分だけが・・・
土佐に帰って、お前さんに何が出来る。
武市はもう覚悟してるよ。
友達だと言うんなら、遠くからそれを見守ってやれ。
お前はこれから日本のために働いてもらわなきゃならない。
俺の可愛い弟子だ。殺されてたまるかい。
容堂の城の外で、武市は弥太郎に出会う。
弥太郎は、自分は刀よりも金を信じている。
商いで身を立てるのだと武市に言った。
わしはのう、今まではおまんの事を馬鹿にしとった。
じゃが、おまんのような人間がおっても良いかも知れんな。
初めて材木を売ってみて、おまけとは物ではなくて、
人の気持ちだと言う事を知ったがぜよ。
おまんは収二郎を大殿に殺されて、悔しくはないがか。
理不尽だとは思わんがか。
わしのような人間がおっても良いと思うがなら
武市さんも好きに生きてみや。
正直に生きたら良いがぜよ。
武市は、自分は武士だから、そんな風には生きられん。と言って去っていった。
文久三年九月。静かな朝。
朝餉の食卓を妻の冨と囲んでいた武市の手が止まった。
龍馬の事を考えていたがじゃ。
あいつがおったら、どう言うだろうかと思うての。
勤王党の皆に、わしは攘夷の火は消えとらんと言ったがき。
あいつだったら、どう言ったかの。
わしは己の生き方を貫くことしかできん。
龍馬や弥太郎のようには生きられんがぜよ。
武市は冨に向き直る。
子もおらん2人だけの家だったきに
わしはいつもおまんを1人きりにしてしもうた。
すまんかったの。
これからは、二人で過ごそう。
そうじゃ。
夏が終わる前に桂浜に行こう。
秋になったら紅葉狩りじゃの。
温泉に行っても良い。
冬になったら・・・
家の戸は、さっきからずっと叩かれ続けていた。
庭に回ってきた役人が、家に踏み込んでくるのを冨は見た。
どこにも行かんと、ここで2人で過ごしたいがです。
ちくと出掛けて来るき。
武市は、そう言うと、役人に連れられて家を出て行った。
冨は戸口でいつまでもその後ろ姿を見送る。
もうね~。。。。。
泣くために見ているような回です。
可愛い弟子である龍馬を守りたい勝の嘆き。
幼なじみを放っておけない龍馬の嘆き。
龍馬に救いを求める以蔵の叫び。。。
そして、最後の朝餉の時を夫婦で送る武市。
これからは、ずっと2人で過ごそう。
外では、役人が今にも踏み込もうとしている。
夫婦には、子供がなかった。
有名な逸話があります。
藩士の吉村虎太郎が武市家に跡取りがない事を心配し、
武市に黙って富子を実家へ帰らせます。
吉村は武市を騙して次々と若い女中を送り込みましたが、
武市はその誰にも手を付けず。
吉村の策略に気付いて吉村を叱りつけ、
富子を家に戻したそうです。
夫婦仲はとても良く、武市投獄後も富子は三食差し入れし、
獄中の武市を思って土間で寝たと言う事です。
お互いを思いやる夫婦のエピソード。
朝餉の場での静かな会話が、余計切なく思われます。
今回は、弥太郎も珍しく心に響くセリフを吐いていたような。。。
武士だけれども、身分を越えて商売の道を選んだ弥太郎。
藩や身分を越えて国のために働く道を選んだ龍馬。
武市は、そういう道は歩めなかった。
とても、真っ直ぐな人だったのだと思います。
キャスト
坂本龍馬:福山雅治(少年時代:濱田龍臣)
岩崎弥太郎:香川照之(少年時代:渡邉甚平)
武市半平太:大森南朋(少年時代:桑代貴明)
坂本乙女:寺島しのぶ(少女時代:土屋太鳳)
坂本八平:児玉清
坂本権平:杉本哲太
坂本伊與:松原智恵子
坂本千野:島崎和歌子
坂本幸:草刈民代(登勢・二役)
坂本千鶴:大鳥れい
坂本春猪:前田敦子(少女時代:松元環季)
平井収二郎:宮迫博之(少年時代:ささの貴斗)
平井加尾:広末涼子(少女時代:八木優希)
岡田以蔵:佐藤健(少年時代:黒羽洸成)
望月亀弥太:音尾琢真(少年時代:谷山毅)
望月清平:本田大輔(少年時代:松田佳祐)
溝渕広之丞:ピエール瀧
岩崎弥次郎:蟹江敬三/岩崎美和:倍賞美津子
岩崎喜勢:マイコ/岩崎さき:野口真緒
岩崎弥之助:須田直樹/武市冨:奥貫薫
千葉佐那:貫地谷しほり/千葉重太郎:渡辺いっけい
千葉定吉:里見浩太朗
沢村惣之丞:要潤/近藤長次郎:大泉洋
陸奥陽之助:平岡祐太/池内蔵太:桐谷健太
高松太郎:川岡大次郎
中岡慎太郎:上川隆也
高杉晋作:伊勢谷友介
吉田松陰:生瀬勝久
桂小五郎:谷原章介
三吉慎蔵:筧利夫/久坂玄瑞:やべきょうすけ
伊藤俊輔:尾上寛之/井上聞多:加藤虎ノ介
大久保利通:及川光博
三条実美:池内万作
楢崎龍:真木よう子
後藤象二郎:青木崇高
山内豊範:染井将太
柴田備後:北見敏之/河田小龍:リリー・フランキー
三条実美:池内万作/坂崎紫瀾:浜田学
島村衛吉:山雄介/河原塚茂太郎:原田裕章
井伊直弼:松井範雄/金子重之輔:尾関伸嗣
那須信吾:天野義久/岡本寧浦:ベンガル
智:菅井きん
お元:蒼井優
ぎん:林侑香/さと:三宅ひとみ
志乃:及川奈央/なつ:臼田あさ美
徳川慶喜:田中哲司
朝比奈昌広:石橋凌
ジョン万次郎:トータス松本
永井玄蕃頭:石橋蓮司
小栗忠順:斎藤洋介
岩堀文治郎:松尾貴史
上野彦馬:テリー伊藤
トーマス・ブレーク・グラバー:ティム・ウェラード
今井信郎:市川亀治郎
近藤勇:原田泰造/土方歳三:松田悟志
沖田総司:栩原楽人/松平容保:長谷川朝晴
松平春嶽:夏八木勲
勝海舟:武田鉄矢
阿部正弘:升毅
西郷隆盛:高橋克実
小曽根乾堂:本田博太郎
大浦慶:余貴美子
吉田東洋:田中泯
山内容堂:近藤正臣
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コメント
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>捕らえられることを確信した上で、
>夏には・・・秋には・・・と話す武市と
>ここで一緒にいたい・・・と話す冨。
お互いを大事に思う気持ちがここにも表れているんですよね。
武市の話す内容は自分の願望でもありながら、冨を安心させるための
セリフでもあるんですよね。
だから余計に悲しいです。
>こんなに武市に見入ることになるとは・・・。
そう~。。。このドラマが始まる前、私がイメージしていた武市瑞山は
冷たくて残酷で(以蔵に毒饅頭盛った~(; ;)ひどいやつ~
だったんですが、確かにこういう一面もある人なんですよね。。。
大森さんがやってるから、余計に思い入れが強くなっちゃいます(; ;)
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朝餉のシーンが悲しくて切なくて。
捕らえられることを確信した上で、
夏には・・・秋には・・・と話す武市と
ここで一緒にいたい・・・と話す冨。
>とても、真っ直ぐな人だったのだと思います。
そして不器用な人。
こんなに武市に見入ることになるとは・・・。
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>これが“最後”なのかと思うと、切なかったですね。
>良い演出だったと思います。
私も、すごい演出だと思いましたわ~。
ウルウルしながら、冷静に「上手い」と思いましたもん^^;
今年の大河は演出が素晴らしいです。
>いよいよ、以蔵も捕まりそうなので、
>あとは龍馬がどこまで動くのか・・・
>勝には止められていましたが、彼は何かしでかしそうな予感も。
大河ですからね。たぶん何かしら主役特権な事は起きるでしょうね^^;
不自然じゃない程度にお願いしたいです~。。。
>そうそう、今回は弥太郎のシーンもなかなか良かったです。
>材木が売れて、いくらか“改心”した感じでしょうか?
今回は弥太郎のセリフがリアルに武市の心に沁みた回でした。
あんな良い事言わせてもらえたのドラマ始まって以来かも^^;
弥太郎、龍馬、武市、それぞれの道でしたね。
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>↑高知に行って 龍馬博に行った時にも書いてましたわ
>本当に 愛し合っていたんですね
この時代でこんなに紳士的なご主人って言うのも
珍しいよね~^^
高知は今、すごく盛り上がっているでしょうね。
私が去年新潟に行ったときは駅のホームが大河の飾りで賑わってたわ~。
>冷静に でも本当に心の底から 二人は繋がってたんだね
子供が居なかったからこそ。。。なのかも知れません。
冨さん自身もお祖母さんの面倒を見続けたりして
出来た人だったから愛されたんでしょうね。
良い夫婦だったんだね。
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>ほんと今回は龍馬、存在感が薄かったですね(^^;)
一応、勝先生との下りがありましたが、武市夫婦に
最後全部持って行かれちゃいましたからね~^^;
>すごいですね。
>毎日、差し入れできたんですね。
>直接、会えたのでしょうか?
武市は他の勤王党士と違って上士扱いなのです。
投獄されたとは言っても、結構自由に絵を描いたりできたみたいです。
(獄中で描いた絵も残っています。)
拷問されたりもしません(ドラマはどうなるか解りませんが^^;)
面会も差し入れも自由だったみたいです^^
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>そのお富さんのお話は有名ですね。
>
>だからこそ、今回のような
>お富さんが描かれたんでしょうね。
だと思います。
来週からも献身的に面会に通う。。。はず。。。
まさか、これが今生の別れって事はないですよね^^;
>朝餉の席に取り乱すことはない
>ただ、いつまでも一緒にいたい。
>その言葉がたまらなく心に響きます。
武市の言葉は自分の望みでもあるけれども、冨に望みを
与える気持ちもあったのでしょうね。
本当に。。。そうなったら良かったのに。
>龍馬のように人の思いが分かるからこそ
>自分を信じてきた人を裏切って
>歩みを違える事が出来なかった
私、たぶん龍馬って言う人は江戸時代では変わり種だと思うのです。
まぁ、幕末だからこそ出てきた人材だとも思えますが。。。
武士と言う人たちは武市のような人が多かったのではないでしょうか。
真っ直ぐで殿様第一で、殿様が自分たちを騙すなんて
考えも及ばない。。。
融通が利かない保守派だったとも言えると思います。
だからこそ、それもまた国の宝なんですよね。
時代が違えば。。。
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>政変で都落ちとなった公卿や長州勢も無念でしょうが、あれほど忠義を捧げた大殿様からの命令で連行される武市の心情は、平静で無言だからこそ察するべき悲しさがありました。
こんなばすじゃ無かった。。。と思ったでしょうね。
そして、あきらめ。。。なのかな。
ドラマでは覚悟が決まった感じですよね。
史実では投獄されてからも何やかんやするわけですが。。。
冨さんとの別れのシーンに全て持って行かれた回でしたね。
>以蔵の前に新選組が登場とは驚き。予告では龍馬と一戦ありそうで、さらにビックリです。
私も新選組が出てきて驚き。
隊長が泰造でさらにビックリ^^;
「組!」では近藤と龍馬は親友みたいだったのに、
(あれも変だけど)ドラマ変われば、ですね^^;
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>夢を語るふたりが、もうその日を迎えられない事も承知で語った言葉。
>涙でした。
勝先生の言っていたとおり、覚悟は出来ているんでしょうね。
海に行くとか紅葉狩りに行くとか、普通に出来そうなことが
叶わない夢になってしまうなんて、本当に悲しいです。。。
>夫婦の逸話。
>とてもステキなお話ですね。
>夫婦を想う絆。最後まで富さんはいい奥さんで、武市はいい夫だった。
外でどんな事をしていようが、冨さんにとっては素晴らしい
ご主人だったことでしょうね。
>落日が近いですね・・・以蔵も含めて、毎回クライマックス的な話が胸に痛いです。
そうなんですよね~。。。今、本当にそんな感じですよね。
う~ん。。。武市と以蔵が居なくなっちゃったら、
私は何を目的にこのドラマを見るのかなぁ。。。
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>どちらも、来るべき時は近いことを感じつつ、叶うはずがない夢を語り合い、
>すぐに帰ってくるかのように装いながら玄関で別れる…
普通の家族の普通の朝ご飯の中に踏み込んでくる足音が
印象的でしたわ。
2人にとっては悪夢のように通り過ぎて欲しい出来事だったでしょう。
ついに来てしまいましたね~。。。
悲しい。。。
>いよいよ新選組登場。本筋にどこまで絡んでくるのでしょうね。
たぶん、あまり絡んでこない気がします。。。
「組!」ファンのためのサービス?とも取れました^^;
(どうせサービスなら、あのメンバーを揃えて欲しい。。。(*^^*)
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武市と冨の旅行計画に涙でした・・・。
そんな大事なシーンに役人が来てしまい・・・
これが“最後”なのかと思うと、切なかったですね。
良い演出だったと思います。
いよいよ、以蔵も捕まりそうなので、
あとは龍馬がどこまで動くのか・・・
勝には止められていましたが、彼は何かしでかしそうな予感も。
そうそう、今回は弥太郎のシーンもなかなか良かったです。
材木が売れて、いくらか“改心”した感じでしょうか?
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>夫婦仲はとても良く、武市投獄後も富子は三食差し入れし、
>獄中の武市を思って土間で寝たと言う事です
↑高知に行って 龍馬博に行った時にも書いてましたわ
本当に 愛し合っていたんですね
冷静に でも本当に心の底から 二人は繋がってたんだね
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レビュー前半に龍馬の話ありましたね。
失礼しました(^^;)
私の方が少ないかも?(笑)
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おお!
今回は龍馬の話が全然ないですね。
私も少しだけでしたが・・・(^^;)
ほんと今回は龍馬、存在感が薄かったですね(^^;)
>武市投獄後も富子は三食差し入れし、
>獄中の武市を思って土間で寝たと言う事です。
すごいですね。
毎日、差し入れできたんですね。
直接、会えたのでしょうか?
愛ですね♪(^^)
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そのお富さんのお話は有名ですね。
だからこそ、今回のような
お富さんが描かれたんでしょうね。
朝餉の席に取り乱すことはない
ただ、いつまでも一緒にいたい。
その言葉がたまらなく心に響きます。
>武市は、そういう道は歩めなかった。
>とても、真っ直ぐな人だったのだと思います。
龍馬のように人の思いが分かるからこそ
自分を信じてきた人を裏切って
歩みを違える事が出来なかった
それが余計にたまりませんね。
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政変で都落ちとなった公卿や長州勢も無念でしょうが、あれほど忠義を捧げた大殿様からの命令で連行される武市の心情は、平静で無言だからこそ察するべき悲しさがありました。
富とふたりの会話は、聞いているのも辛いけど、当人たちには永遠になったと信じたいです。
龍馬と勝の言い合いは、お互いの気持ちがわかっているので、少し救いもありましたが。
以蔵の前に新選組が登場とは驚き。予告では龍馬と一戦ありそうで、さらにビックリです。
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夫婦の最後の「ふたりで」って言葉がものすごく切なかったです。
夢を語るふたりが、もうその日を迎えられない事も承知で語った言葉。
涙でした。
夫婦の逸話。
とてもステキなお話ですね。
夫婦を想う絆。最後まで富さんはいい奥さんで、武市はいい夫だった。
落日が近いですね・・・以蔵も含めて、毎回クライマックス的な話が胸に痛いです。
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今回はどの場面よりも、武市夫妻の朝餉が胸に迫りました。
どちらも、来るべき時は近いことを感じつつ、叶うはずがない夢を語り合い、
すぐに帰ってくるかのように装いながら玄関で別れる…
最初からわかっていたことだけど、ついに来たかと悲しくなりました。
いよいよ新選組登場。本筋にどこまで絡んでくるのでしょうね。