2017年度4月　春期ベストドラマ賞　投票結果

2017年4月期　オーディエンスベストドラマ賞

　　

あなたの一票による2017年春期ドラマベストランキング

ブログユーザー、Twitter、Facebook、Google＋などSNSユーザーの投票結果による2017年4月期ベストドラマ。

大変遅くなりましたが、投票結果を発表いたします。
総投票数2082票！

本当に、たくさんのご協力をありがとうございました！

最優秀作品賞　ボク、運命の人です。(日テレ系)

脚本＝金子茂樹／演出＝佐久間紀佳、小室直子、ほか／出演＝亀梨和也、木村文乃、山下智久、菜々緒、満島真之介、ほか

優秀作品賞　2位　貴族探偵(フジテレビ系)

脚本＝黒岩勉／演出＝中江功、金井紘、ほか／出演＝相葉雅紀、武井咲、生瀬勝久、井川遥、ほか

優秀作品賞　3位　CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(フジテレビ系)

脚本＝金城一紀／演出＝鈴木浩介、ほか／出演＝小栗旬、西島秀俊、田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三、ほか

優秀作品賞　4位　リバース(TBS系)

脚本＝奥寺佐渡子／演出＝塚原あゆ子、山本剛義、ほか／出演＝藤原竜也、戸田恵梨香、玉森裕太、小池徹平、三浦貴大、市原隼人、ほか

優秀作品賞　5位　フランケンシュタインの恋(日テレ系)

脚本＝大森寿美男／演出＝狩山俊輔、ほか／出演＝綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥、新井浩文、光石研、柄本明、ほか

投票結果

たくさんの投票をありがとうございました。

Twitterなどでもたくさんの反応、心より感謝いたします。

総評

1位は『ボク、運命の人です。』。

　

あまたあるラブストーリーの中で、「悪い人がおらず」「解決しないイヤなことが起きない」という優しさが非常に愛らしいドラマです。

「悪いことが起きない」というと単純な話のように感じられますが、問題を1つ1つ克服することが主人公の成長と恋の成功に繋がっていくという魔法のような仕組みが心地よく、どんな層の視聴者の共感も呼ぶ作りになっていました。

主演の亀梨くんは誠実味溢れるキャラクターによく合い、頑なさが次第に解けていく晴子を演じた木村文乃さんと共に可愛いカップルを見せてもらえました。

「神様」である飄々とした謎の男のキャラを演じた山下智久さんも素晴らしい。

「世界一難しい恋」も愛おしいキャラクターで楽しむ恋愛劇でしたが、金子茂樹作品は日テレが合っているように感じます。

2位の『貴族探偵』は、ミステリー小説の映像化として満足度の高い演出で、原作ファンの支持を大きく獲得したドラマです。

同じパターンを解決に繰り返すことによりナンセンスな笑いを定着させ、トリックミステリー物とブラックコメディ物との両方の側面から見どころを作る手法で視聴者を魅了しました。

「ツッコみをいれながら」を制作の方から推奨し、ツイッター実況などネットをしながら見る層も上手く取り入れたと思います。

3位の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は、国外に出しても恥ずかしくないレベルの素晴らしいアクションを披露。

金城一紀さんが描く「「テロリスト対黒い政治」の裏側を知りつつ、ひたすら職務に励む人たち」スタイルは今回も健在。

こんな国じゃないと思いたいですが、実際に色々と出てくると、ドラマと現実はそう遠くはないような気すらしてきますね。

今回も、後味よろしくないラストが印象に残ります。
　

『リバース』は、湊かなえ原作に多少の改変を加えつつドラマティックに仕上げるという、このスタッフのお仕事っぷりを今回も堪能しました。

『フランケンシュタインの恋』は、深夜帯ドラマでこの位置に入って来たのはさすが。大森寿美男さんが紡ぐ美しいセリフと切ないファンタジーがマッチした1本でした。

上位5本中3本がオリジナルストーリー脚本。素晴らしいですね。

年末総括ベスト投票への候補

投票開始時にアナウンスした通り、上位5作品を年末ベストの候補としてノミネートしようと考えております。

最終的には1年4期で20作。
そういう感じで行きたいと思っておりますので来期もまた、投票をよろしくお願い致します。
(できましたら投票告知は「いいね」ではなく「RT」での拡散を～ )

では、どなたさまも春期もよろしくお願い致します！！

個人的な2017年春期ベスト記事
https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-5645.html

昨年のベスト投票結果はこちら