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【母になる】第8話 感想

今さら遅いけど、木野君の言う通り最低。ひどい母親よ。
昔も今も。
全然ダメね。ダメな母親。

 

よかった。

そう言ってくれて少しホッとしました。
自分がダメだと認めるところから始まると思うんで。

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母になる 第8話

 
  
  hahanaru-op

正直、地味に見る気が減退していく「母になる」である。

開始前は誘拐された子どもを育てる育ての母と、子供との時間を奪われた生みの母の葛藤…のような設定に興味が沸き、何度も書いたけれども中国映画『最愛の子』の日本バージョンになるのかしらとドラマの行く末を見守り…
 
http://www.bitters.co.jp/saiainoko/

しかし見てみた結果、誘拐された子どもを一般人が見つけて自分のものにするなどという事は戸籍法がきちんと整備されている日本では無理すぎて、それをやってのけた女はただの二次誘拐犯として見る事しかできない始末。

そんな事をやってのけた理由次第では同情出来るのでは…と、ちょっと期待したのに、不倫恋愛の末に不妊症になり世間の未婚の女への当りが酷かったからやっちゃいました。みたいな話じゃね…。

その上、その女は「私が拾ってなければコウは死んでいた」とか言い放ち、子育てにも自信満々で、自分のやらかした事にあまり反省がなく。

この人、きっと頭がちょっとおかしいんだ。
と思わなければ真っ当に見る事が出来ない状態です、すでに。

 

なのに、このドラマの作り手は、どうしても門倉麻子を

「育ての親 育ての親」大事なことだから2回言ってみた

扱いしたいのである。
これは、もう犯罪肯定ドラマ。

そして、どんどん「どーだっていいじゃんそんなこと」な方向へドラマを落として行こうとしているのです。

いや、待って。誘拐、ダメ、絶対。

結衣

広は塾にも行っていないのに成績優秀で礼儀正しく、学校での評価もすこぶるいい。

結衣は、麻子に言われた「私がそう育てた」が頭にこびりつき、自分が育てたわけじゃない事にコンプレックスを抱き、麻子からの「2年前の真実をコウに話さないでほしい」という懇願に不快感を募らせる。

広がばあばに話したと言う昔のアパートの近くのお好み焼き屋に行ってみる結衣。
そこで、算数はそこの常連客が教えたのだと知る。

ちょっと肩の荷が下りて、2年前の事は広を信じてきちんと話そうと決意。

麻子

コウは真実を知ったら受け止めきれない子どもだから、言わないでほしいと結衣に懇願。

知られたくないという自分勝手な気持ちよりも真実コウの心を心配しているようではあったが、「コウはナイーブだから受け止めきれない」という根拠は5歳の頃に連れて行った海でクラゲを恐がったという話。

子供の幼年期の思い出に浸る老母の趣がある…のはさておき、相変わらず結衣に上から子育て論をぶちかます無神経さと図々しさ。
 hahanaru8-2人

愛美

先週からいきなり出てきて何なんだろうと思ったけれども、やはりネグレクト母で、現在は血の繋がらない内縁の夫の子供を育児放棄中なのだった。

つまり、血の繋がらない子をきちんと育てた麻子上げのためのキャラである。

何? あんた達友達?
生みの親と育ての親よね?
母親の立場からすると私みたいな母親は許せないっていうところで意気投合しちゃったってわけか。

ということで、結衣と麻子をちょっと繋ぐような役割もしているのだった。

木野くんは、

母親はやり直しが利きますよ。
人生誰でもやり直そうと思えばやり直せるように、母親も子育てもやり直せます。
そう信じないと僕の仕事、やってられませんから。

信じてますからもう一度やり直してください。

と、優しく言っていたけれども、この人の場合は母親稼業よりもお仕事が好きなのだから、もう母親は辞めればいいと思うの。

いや、実際は親は辞められるお仕事ではないけれども。
この人の場合は、実の子は死んでしまい、継子は施設預かりになった。
もう実子は居ないのだから二度と親にはならなくてもいい。

そういう人生もあるだろう、と思う。
 hahanaru8-木野

西原家

広に告白してアッサリふられた繭ちゃん。

話したくても「母廃業」した莉沙子は傍におらず。

パパは母になるって言ったろ?
話してごらん、何があった?
どうした?まゆまゆ。

この西原家。
「母親は仕事よりも子供の側に」という立ち位置なのか「父親は「母になる」ができるのか」という立ち位置なのか、まだハッキリ定まらず。

できたら父も母になれるって立場であってほしいけど。

今時の子は失恋したらママにお話しするんですかね。
私が中学生だった頃はそんな話を母親としたことは全くなかったけど。
(ウチは息子しかいないが、息子たちはそんな話全くしてくれないけど(笑))

そう考えると今時のママの役割って本当に大変だな(笑)

コウ

単体で見れば、今回のコウは狂言回し的立ち位置でとても面白かった。

スマホでいつも誰かと連絡を取っていて、陽一が来ると隠す。
相手は当然、麻子だと思っていた。

2年前の話を知りたがっていたが、結衣が悩みに悩んでやっと打ち明けると、

そう。そうなんだ。
そっか。分かった。

カラッとした感じだけれども、以前もそうだったようにわざとカラッとした感じの芝居をしているんだろう…と、思わせて。

翌日は学校をサボって。

デート。
 hahanaru8-コウ

 

スマホの相手もたぶん彼女だよね。
屈託なさ過ぎて笑える。

 

こんな総評です。

あと2話くらいだから最後まで見続けるつもりだけれども、誘拐の件が徐々にうやむやになっていく違和感が気持ち悪くて。

結衣(沢尻エリカ)の元に、自分と広(道枝駿佑)のことが記事になるかもしれないと麻子(小池栄子)から電話がくる。
もし2年前の事件を広が知ってしまっても、今は嘘をついてほしいとお願いされて困惑する結衣。
そんな中、麻子は愛美(大塚寧々)が柏崎オートに取材目当てで近づこうとしていると知り、あとをつけて行く。
しかし、その先で見たのは、育児放棄状態で部屋に放置されている愛美の息子、リュウ(間中斗環)の姿だった。
木野(中島裕翔)は、今は亡き親友の母の行動にショックをうけ、愛美を問い詰める。
ところが全く悪びれない様子に木野は…。

一方、2年前の事件を広に話すべきか迷う結衣と陽一(藤木直人)は、昔、広が麻子とよく行ったというお好み焼き屋を訪れ、自分達の知らない広の話を聞く。
そこには未来への大切なヒントが隠されていた。

同じ頃、広は繭(藤澤遥)から好きだと告白される。
しかし心の中には別の女の子の存在が…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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※キャスト

柏崎結衣 … 沢尻エリカ
柏崎陽一 … 藤木直人

門倉麻子 … 小池栄子

柏崎広 … 道枝駿佑 (子役期:吉武歓)
木野愁平 … 中島裕翔
緒野琴音 … 高橋メアリージュン
西原太治 … 浅野和之
西原莉沙子 … 板谷由夏
西原 繭 … 藤澤遥 (子役期:宝辺花帆美)
田中今偉 … 望月歩
柏崎里恵 … 風吹ジュン
上牧愛美 … 大塚寧々

※スタッフ

脚本 … 水橋文美江
演出 … 中島悟
プロデュース … 西憲彦、櫨山裕子、秋元孝之

音楽 … 得田真裕
主題歌 … 安室奈美恵「Just You and I」

コメント

  1. 水曜ドラマ『母になる』第8話

    内容突然、広(道枝駿佑)の担任・柿田から呼び出しを受け、学校へ駆けつける結衣(沢尻エリカ)成績が良く、数学コンテストに出ないかという話だった。 そんななか、麻子(小池栄子)から連絡がある。雑誌記者に追いかけられているという。もし、2年前のことを広が知る事になっても、嘘をついて欲しいと。 木野(中島裕翔)に事情を伝える結衣、陽一(藤木直人)広ならば、受け止めることが出来るかもしれないという木野は、判断を2人に任せるのだった。そんな折、木野は、柏崎オートを訪れた上牧愛美の行動に。。。。 敬称略 もう、.…

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